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〆 取り扱い説明書/30


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自分のトピックを作る
■: 常連さん [×]
2017-11-23 17:47:17 


持て余すほどの殺意の取り扱い説明書
・博士の弟子になります
・術を身に付け好機を狙います

(/待ち人ありです)



1: 博士 [×]
2017-11-23 18:07:45


(/トピ立てお疲れ様です。先程声をかけさせていただいた者です!
参加許可ありがとうございました。
性癖に刺さりまくる募集に参加でき幸せです!笑
どうぞよろしくお願いいたします。)

2: 弟子 [×]
2017-11-23 18:23:49


(/お優しいお言葉ありがとうございます!こんなにも早くお相手様が見つかるなんてと夢見心地です…
某トピで記載した通りに舞台をヨーロッパ方面にしたいと思っているのですが、時代設定にお好みなどありますでしょうか?
あとはpf作成にあたって萌萎などありましたらお教えください!)



3: 博士 [×]
2017-11-23 19:12:21


(/ヨーロッパですと、19世紀あたりなどが好きなのですがいかがでしょうか?もしくは現代でもやりやすいかなーと思うのですが主様の好みもお聞かせください!

萌は 利発、どこか影がある、強がり、などです。萎えは極端に冷たいなどでなければ特にありません。
博士についても萌萎ありましたら教えていただけますでしょうか。)

4: 弟子 [×]
2017-11-23 19:55:35


(/弟子個人としましても19世紀好物です…薄暗い世界観にピッタリですよね、そうしましょう!

なるほど!では組み込ませて貰います!
こちらの萌は冷徹非道…と言いますか、容赦のないタイプでしょうか。萎は自虐しすぎるタイプですかね…基本的にどんな息子様でも大丈夫です←

先に弟子のpfを置かせていただきます、改善点や不備がありましたらなんなりとおっしゃってください。一応年齢は15ということにさせていただきますね!


名前/エド(エドワード)
性別/女
年齢/15y
容姿/金髪碧眼に色白の肌という少々裏にいるには目立つ容姿。髪の毛は猫っ毛で男の子のように顎のラインで切り揃えており、前髪も目にかからない程度に揃えている。身長は150cm程度。黒いズボンと白いシャツ、黒いジャケットという完全に喪服スタイルが普段着。名前のように男の子のような格好が多い。
性格/元の生まれが裏に関わっていた家だからか無駄に肝が座っており基本的に感情の起伏が大きくはない。強がりで意地でも博士についていく。自分の名前が男物なのも女だと行きにくいだろうという親の配慮だと理解しており、あくまでも裏で生きる覚悟を決めている。
その他/昔から少々物覚えが他の人よりも良い。ただし適応されるのは死んでいる人間や現場の状況など資料となりえるものに対してであり、生きている人間には適応されず生身の人間で覚えているのは博士の顔と近所のお店の人程度。



5: 博士 [×]
2017-11-23 22:35:12


(/あまりにステキなお弟子さんで今から始めるのが楽しみです…!ありがとうございます!
博士のプロフも出来上がりましたのでご精査よろしくお願い致します。)


名前 ジャック・アルバーン
性別 男
年齢 26

容姿 身長180cm、すらりと手足が長くインドア派なため必要最低限の筋肉。くるくるとカールする癖っ毛はブルネット。襟足は短く、横は耳につくくらい。前髪は下ろせば目元が隠れてしまうくらいの長さでオールバックのようにゆるく後ろへ流している。瞳は淡いグレーの混じったブルー。唇は薄い。黒縁の丸い眼鏡をかけている。
清潔な白いシャツにダークブラウンのベストとパンツといったシンプルな格好を好み、外出時にはクロックコートを羽織りハットをかぶる。研究中は白衣。

性格 神経質で冷徹、完璧主義者。合理的で計算高く頭の回転が早い。常に知識欲に支配されておりその知識は多岐に渡る。一方で自由奔放で他人を振り回す傾向があり、そのため一人で過ごす時間ばかりの人生を送ってきた。大学院卒業後、小さな看板を構えた研究所を持ち日夜怪しげな研究に明け暮れているが全く金にならない研究なので殺しの依頼で生計を立てている。




6: エドワード [×]
2017-11-23 22:45:00


(/なんて素敵な博士様…ありがとうございます、舞い上がっております…!
早速始めさせていただきたいのですが、スタートは出会って(というよりはエドの両親が殺されて)から1ヶ月程度経ったある日、依頼が入ってきた前提でロルを組んでもよろしいでしょうか?
他にお好みのスタートがございましたら是非ご提案のほど…!)



7: ジャック [×]
2017-11-23 23:06:22


(/ 恐縮です!素敵な案ですね。ぜひその案でよろしくお願い致します!
依頼内容は背後会話で相談しつつ適宜という形でよろしいでしょうか?)

8: エドワード [×]
2017-11-23 23:31:21



(/はい!ありがとうございます!それから、エドの住処なのですが研究所の一室をお借りしてもよろしいでしょうか…?
そして早速今回の依頼内容なのですが…何にしましょう。
エドとしては将来的な勉強になりそうな相手が好ましいので快楽殺人系の相手だとやる気が…ふふふ)


(研究所内に備え付けてあるポットで勝手にお湯を沸かし白いカップをまたも勝手に使い珈琲を用意する、そして完成した安全な珈琲片手に向かったのは出入口である扉の前。隙間風、その原因となっているのは扉の隙間に挟まっているA4サイズの茶封筒。宛名は無し、ガサガサと鳴る中身はおそらく数枚の写真と情報の書かれた紙だろう、空いた手にその封筒を掴めば研究所内を見回し雑に声をかけて)博士、いらっしゃいますか?封筒が届いてました、お持ちしますので返事をしろ…ください



9: ジャック [×]
2017-11-24 03:00:48


(/かしこまりました! 快楽殺人鬼がターゲット、ということで会っておりますでしょうか? となると依頼人は快楽殺人鬼に身内を殺された人などでしょうか)


…ああ。ここにいるよ。
( 心ここに在らずといった様子で気のない返事をすると研究所の資料室にしている一室からヌッと這い出すように出て。“どうでもいいが君は家主を敬おうという気は無いのか?”と、連日の徹夜でクマのできた目でエドを一瞥するとそうぼやいて。なんと彼女は珈琲を飲んでいるではないか。芳しい香りが暫く食事を摂っていない事を思い出させる。エドから茶封筒を受け取るとペーパーナイフで几帳面に封を開け中身を確かめる。 )
どうやら仕事のようだ。君も一緒に来るんだ。いいな?
(有無を言わさぬ高圧的な態度で相手を見おろしそう言って)

10: エドワード [×]
2017-11-24 03:48:15



(/はい!そう解釈していただければと思います。依頼主もその方が展開しやすいでしょうし、そうしましょう!ご提案ありがとうございます。相手の獲物はイレギュラーに鉈なんていかがでしょうか)


十分に敬っていますよ、おはようございます。この珈琲、まだ一口も飲んでいないのでよろしければこのままお渡ししますが(相変わらず不健康な見た目の博士は細く白く大きな手で封筒を受け取ればその場で開封した、几帳面なところはあの日の鮮やかな殺し方からも明らかではあったが。両手で冷えた指先を温めるようにカップを持っていれば頭上から降ってきた声に顔を上げその言葉を受け止める、断る理由もなければそんなつもりもない、逃げる気も無い、と目を猫のように細め)早速獲物の捕まえ方を練りましょう、博士。データの暗記ならお任せ下さい…いっぱい学びたいので喜んで同行しますとも




11: エドワード [×]
2017-11-24 23:15:32

(/あげ)

12: ジャック [×]
2017-11-25 13:33:48



ほう、 頼もしい事だ。では早速だが少々頼まれて貰おうか。この男に関する情報をもっと集めて欲しい。新聞の記事でも噂話でもなんでも構わない。ま、すぐに集まるだろうな。どうやら有名人のようだから。
( 茶封筒の中身に目を通すとその書類と写真をエドに渡してそう言って。書類には一人の男の名前が書かれていた。“ベニー・マイルズ”と言う名の藪睨みで人相の悪いその男は近頃紙面で度々見かける指名手配犯そのひとで。しかしその書類には肝心なマイルズの居場所は書かれていない。)
要するに俺たちは警察より早く奴を見つけて始末しなければならないという事だ。無茶な仕事だと言わざるを得ないね。……お言葉に甘えて珈琲はご馳走になるとしよう。
( エドのカップをひょいと片手で攫って悪戯っぽく目を細めて笑って。)


(/すみません遅くなりました…。鉈、良いですね! とりあえず名前を出してみました。今後の流れは情報収集→ターゲットの位置を特定→仕事という流れでいかがでしょうか?)

13: ジャック [×]
2017-11-25 13:35:44


(/なぜか下げにチェックを入れてしまっておりました。失礼しました!あげます!)

14: エドワード [×]
2017-11-25 14:27:54


無茶な仕事でもやるおつもりの博士の元に直ぐに情報を並べてみせます、任せてください。ちゃんと〝取って来い〟ができたら御褒美に珈琲と苺のミルフィーユをください
(書類に書かれた名前は有名人、裏でも表でも有名人なのだから有力な情報となるのは数少ないだろう、デマも多そうだ。書類の内容はすべて覚え写真は1枚だけ胸元のポケットへ、何枚も持っていては警察に見つかった時に厄介だ。ふいに軽くなった手からは温かかったカップが消え失せ、それに釣られるように顔を上げては博士に御褒美を強請っては向かうは玄関。…ベニー・マイルズ、可哀想に、博士に追われるなんてとほんの少し同情の念すら浮かぶ)
3時間で戻ります、それまでにそのだらしの無い顔をどうにかしておいてくださいね
(振り返りそれだけ告れば駆け出すように街へと繰り出す。新聞と雑誌の買い占め、新聞社への聞き込み、それからあとは賭博場と酒場と色恋溢れる巣窟。子供が踏み込むには少々厄介だとしても、博士と自分の身の上にある肩書きを使えばなんてことはないだろう)


(/いえいえ!名前からもう早く捕まえたくてウズウズしています…。
そうですね、流れはそうしましょう、ありがとうございます!
とりあえずエドを情報収拾に駆り出しましたので博士はどうしましょう?3時間後くらいに飛ばしていただいても、博士も別の作業に移っていただいてもエドは大丈夫です!その後じっくり居場所を特定して追い詰めましょう…ふふ)



15: ジャック [×]
2017-11-25 21:10:45


…だらしのない顔。
( エドの去ったあとの研究所はどこかがらんとして。閉められた扉を見つめ、そう呟くと片手で自分の頬を撫でる。玄関横にかかる小さな鏡に目をやればそこには髪はボサボサで目の落ち窪んだどこかやつれた自分がいて。シャワーでも浴びるか、とエドの淹れた珈琲をすすりながら部屋の奥へとふらふら歩いて行く。

シャワーを浴びて新しいシャツに袖を通し、仕事に取り掛かり始める。
机の上に今朝の新聞を開けば件の殺人鬼の見出しは直ぐに見つかって。ざっと内容に目を通すとソファに深く腰掛け足を組み、考えをまとめようと物思いに耽る。
現時点で被害者は四人、年齢性別職業に共通点はなく共通しているのは鉈のようなものが凶器であることと犯行時間帯、そして決して大きくは無いこの街で起こったこと、だ。犯人の目星がついていて指名手配までされているのに捕まらないのには理由がある。彼が文字通り“消えてしまった”からだ。目撃情報から犯人が彼であることをつきとめた警察が彼の家に踏み入った時、既にそこはもぬけの殻だった。しかしその後も被害が続いた事から彼がこの街に留まっている事は確かなのだ。
…と、いま手元にある新聞から分かる情報はここまでだ。あとはエドの掴んだ情報だけが手がかりとなる。もうじき彼女は帰ってくるだろう。不意に“珈琲と苺のミルフィーユを”と言っていたのを思い出してふふ、と小さく思い出し笑いをして。実際の年齢より随分としっかりしているから普段忘れがちだがエドはまだ15の少女なのだ。両親をこの手で殺した自分が彼女を喜ばせてやろうと思うのは、自分がもう狂ってしまっている証なのだろう。シガレットケースとマッチに手を伸ばすとソファに身を沈めて紫煙をくゆらせて)

(/ 探偵物やサスペンスみたいなロルはとても楽しいですね!探偵物と違って完全に悪役ですが笑 力を合わせてジワジワ追い詰めてやりましょう!
とりあえず家にある情報だけでざっくりした概要をまとめさせていただきました。あとはエドちゃんが 探してきてくれた情報と合わせてターゲットの居場所の目星をつける、という形でいかがでしょうか。)

16: エドワード [×]
2017-11-25 22:14:24


ただいま、戻りました。少し遅くなってしまって…ああいや、ちゃんと情報は調べてきましたよ博士。
(行った先はまず酒場。有力な情報と酔っ払いの戯言とを聞き分けると〝今現在新聞に載っている情報はほぼ正しい〟ということらしい。ついでに手に入ったのは被害者リスト。次に向かった先は新聞社、〝情報は昨夜のものが最新〟らしく更新はされていなかった。次は賭博場。警察が嗅ぎ回っているのは唯一の居場所とされていた元住処の近くと現場周辺らしい、指名手配犯がその近くにいるようなことはないだろう…なんて考察。最後に向かったのは…まあ、身についた香水の匂いが証明してくれるだろう。手に入った情報、とも言えないそれはただ一言「小さい子が夜に歩くなんて襲ってくれと言うようなものだ」という言葉のみ。手近な本屋で雑誌と新聞を買えばそのまま博士の元へと戻り、時計を見れば3時間から10分オーバー、扉を開け第一声が上記)
博士、被害者リストを酒場で手に入れました。おそらく、ですが封筒を置いていったのはこの被害者の遺族の中の誰か…かもって、思って
(どさどさとテーブルに置いた雑誌、博士が望むなら何だって情報を差し出そうと相手からの質問を待つように踵を揃え姿勢を正し)


(/書けば書くほど文章が長くなってしまってごめんなさい!削減しなければ、削減…
目星になるかは分かりませんが情報はもってきました、何なりとご質問下さい!提案し合いながら展開を進めていけるので楽しいです…凄く)



17: ジャック [×]
2017-11-25 23:27:32


なるほど、なるほど。良い子だ。
( 3時間を少し過ぎた頃、エドが情報を持って帰ってきた。被害者リストに目を通すとにっ、と笑いわしわしと彼女の金色の髪を撫でて。そのときふわりと鼻孔をついたのは甘ったるい女物の香水の香りで。“君、遠出しすぎじゃあないかね”と愚痴をこぼすものの、情報を集めてこいと言った手前あまり強く言えないのは確かだった。顎に片手をやり考え込むように雑誌と新聞に目を通して)
依頼者が被害者の遺族であるという推理は恐らく正しいだろうね。さすがは俺の助手だ。…一つ、気になる事がある。一番新しい殺害現場へ行こう。帰ってすぐですまないが一緒に来てくれ。
( 咥えていた煙草を灰皿で揉み消すとエドの持ち帰った被害者リストを丁寧に折りたたんで羽織ったクロックコートの胸ポケットにしまってそう言い。エドの被害者リストによれば最後の犯行は2日前の深夜から早朝にかけてで、被害者は若い街娼だったらしい。朝に発見された女は見るも無残な姿であたりは血の海だったとか。あれから雨は降っていないし運が良ければ犯人の痕跡を見つけられるかもしれない。)
今夜は現場を見たら仕事は終わりとしよう。優秀な弟子に報酬を渡さなければならんからな。店の指定はあるのか? まだ閉まっていないといいんだが。

(/ ありがとうございます! 質問しようと思ったのですが話の流れから博士から出てきたのが店の事だけでした…笑 現場に行ってから二、三質問をしようと思っております! そのあと喫茶店でミルフィーユを食べつつ少しほのぼのとしたやり取りをするのはいかがでしょうか? 結局事件の考察で殺伐としてしまう可能性は大ですが…!
ほんと、背後で展開を決めつつ進められるのは楽しいですね。今後ともよろしくお願いします!)



18: エドワード [×]
2017-11-26 00:00:16


っ、遠出も何も情報収集の仕方は博士が教えてくださった方法で…そういえば私の様な子供が襲われる可能性もリストから有り得るようですね。女、子供を狙っているのなら新しい被害者が女性だったのも頷けますし、近辺でしか行動していないあたり存外簡単に見つかるかもしれません
(大きな手が髪を掻き乱せばどこか嬉しそうな様子、傍から見ればただの大人と子供だろうが実態は殺人者とその遺族。新聞と雑誌の内容に目を通した博士の言葉、推測も認めてもらえればついて行くのは当然だと言いたげに髪を手櫛で直しつつ後を追う。
犯人の痕跡があったのなら、そこからは簡単だ。立て続けに起きる事件と派手な殺害現場、自己顕示欲の強い子供のような犯行。まるで〝俺を見てくれ〟とでも言いたげな、スマートなあの日の博士の犯行とは程遠い。現場へ向かえば仕事は終わり、報酬にと切り出された話に表情は素っ気ないまま声色だけは嬉しそうに答え)
気になっているお店があります、色々なミルフィーユが売っていて煙草屋と服屋の間の小さい店で。ピスタチオとか、勿論苺もあって_


(/良いですね、折角ですからせめて最初はほのぼのいきましょう…せめて、最初は、せめて!!
こちらこそよろしくお願いします!素敵な博士にそわそわしてしまいます、背後様もお優しい方で良かった!犯人を追い詰めつつのんびり展開していきましょう!)

19: ジャック [×]
2017-11-26 01:34:11


あぁ…そうだな。俺が教えたやり方だ。十分過ぎるくらい上手く情報を集めてきたと言えるよ。ただ…、いや、なんでもない。良くやってくれたね。
( そこで言葉に詰まらせて。その後に続けようとした言葉に自分でも驚いたからだ。『何かあったら君一人じゃ身を守れないだろう』なんて、そんな事この口から言えるはずもなく。彼女の身に何かあれば今後復讐される事もなくなり、かつ自分の手を汚さずに脅威を排除できるというのに。自分は何故彼女の身を心配したのだろうか。情でも湧いたというのか。 この自分が? 不可思議な感情を持て余しながら現場へと向かい )


噂通り酷い有様だな。
( 事件現場となった細い裏通りは未だ血痕があちらこちらに飛び散っていた。流石に遺体は回収されてこの場にはないが、惨劇を想起させる跡は至る所に残っている。念入りに血の飛び散り方を観察する。ふと、傍に吐瀉物の跡のようなものを見つけて )
ふむ…。血痕と同じくらいの経過時間だな。やはりと言うべきか…、まだ仮説に過ぎないが。エド、ここを見てくれ。地面に直線的な血痕があるだろう。これは鉈を落とした跡だ。何箇所かあるね。犯人は何回も手を滑らせて凶器を落としたという事だ。それから壁の低い位置にいくつか血の手形がついている。手の大きさから犯人の物なのは明らかだ。そしてこの吐瀉物…。場数を踏んだ犯人が遺体の損傷を見て吐いたとは考えられん。これらの痕跡から分かるのはベニー・マイルズが重度のアヘン中毒である事、だ。
( 普段より五割増し程饒舌になる。冷静で落ち着いた口ぶりだがその場を楽しんでもいるようで。まるで面白い玩具を見つけた子どものように目を輝かせて推理を続ける。 )
アヘンの症状は不眠、吐き気、悪寒、発汗、下痢、手足の疲れ、けいれんだ。過剰摂取で心疾患と呼吸困難も引き起こす。鉈を何回も落としていたのは手のだるさとけいれんのため。低い位置に手形があったのは心臓の痛みにうずくまって胸を押さえていたから。吐瀉物は激しい吐き気があるから。
写真付きで堂々と指名手配までされて市民の目撃情報すら寄せられないという事はそれなりの場所にいるという事だ。加えてアヘンの影響で痩せて顔つきが変わっているのだろうね。エド、他の事件現場はどこだった?それぞれの場所から一番近いアヘン窟に奴は潜んでいるはずだ。

( つらつらとそこまで言ってしまうと、どうやら気が済んだようで )
さ、大体の目星がついた事だしそろそろ店へ行こうか。煙草屋と服屋の間と言ってたか? 道案内は任せたよ。


(/ 勝手にガンガン進行させてしまって申し訳ないです…!素敵な博士だなんて光栄なお言葉を頂いてしまったので調子に乗りました! エドちゃんの、クールなのに甘いもの好きなギャップが可愛くて仕方ないです笑 ほのぼのパートも楽しみにしております。)

20: エドワード [×]
2017-11-26 02:00:43


(急に言葉を詰まらせる博士は非常に珍しい、内容に深く踏み入ることは無くただそれだけのことだと言い聞かせるように現場へ向かう博士のあとを追って進む。
人目につかない裏路地はパッと見でも殺人にはもってこいの場所。警察が入ったとはいえ流石に昼間からこの場所を片付ける気にはなれなかったのだろうと同情してしまうほどに、そこは鉄臭く汚れている。
残念ながらこんな状況に吐き気を覚えるような子供ではなく、その理由は目の前の博士が自分の親を殺す様をまざまざとベット下から覗き見ていたからであるが…今はいいだろう。
珍しく饒舌な博士の指した箇所をマジマジと眺めてはその説明を頭の中に叩き込んでいく。楽しいゲームだと言わんばかりの博士には、まだ慣れない。その上けろりとまるで現場にいることを忘れるかのような言葉には流石に驚きを隠せずに)
案内します…近くのアヘン窟についてもお店で絞りましょう、博士。コーヒーも美味しいと評判らしいって、煙草屋のおばさんが言ってました
(取り繕うように「あっちです」と指しつつ表通りへ戻る道を行く。血は乾いていたし、きっと博士の足跡も私の足跡も残ってはいないだろう、どこにも触っていないし警察に嗅ぎ回られることもないはずだ。服も汚れていないから表に出ても怪しまれやしないだろうと…まあ子供の身でこんなに香水の匂いを撒き散らすのはいかがなものかとは思うが。
少し歩いた先、目に入った店を指さして「あそこです」と口を開きかけてから…ふと脳裏を過ぎったことを)
博士、アヘンはいくら下町に出回っているとはいえ無償ではありません。被害者から金品を盗んだにしても娼婦相手では限度があるでしょう?
その上、あれだけの症状が出ていては逃げ延びている今がおかしい…大体、普通なら血塗れで窟に戻ってきた時点で支配人が気付くはずで…

(/こちらこそ多少強引に進めてしまって申し訳ないです!ほのぼのパートに入るというのに娘が殺伐としていて…苺のミルフィーユで大人しくなると思いますので…!
今回の犯人なのですが、動き回る時間帯は夜2~3時あたりで犯行時刻もその程度というていでいかがでしょうか?)



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