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アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )/2046


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1481: 花籠 冥 [×]
2018-02-13 22:44:40




>ムカデ

アリス___それって私のこと?(修復、と呼ぶには些か粗末な仕上がりの其れを掌の上に乗せたままゆらりと立ち上がり、次の行き先を決め兼ねて仕方無しに視線を彷徨わせ始めた頃。不意に耳を掠めたのはガサゴソと葉の揺れる音と此方へ近付いて来る足音だ、それが分かった瞬間とほぼ同時に現れた異形の姿に思わずぱちりと瞬きを一つ。けれども、恐れはしなかった。投げ掛けられる出迎えの言葉に首を緩やかに右へ傾けつつ一歩二歩と近付き、およそ感情と呼べるものの存在がやけに薄く感じられる彼の表情をじぃと見詰めて。当然、彼を人間か或いは人間と近しい存在であると仮定した場合通常の3倍の本数を備えた腕にも興味を抱かずにはいられなかったようで、内2本の動きをゆったりと目で追い掛ければ「そう、ありがとう。」とあっさり頷き。どうやらあまりに突然の出来事である為か現実味が未だ薄く、夢か何かだと思っているらしい。手招きをしていた手をするりと捕まえる様に右手でやんわりと握り締めたかと思えば「ねぇ、ひとつ貸して。6つもあるならひとつくらい、良いでしょう?」そう言ってくすくす、と笑い)




1482: ムカデ [×]
2018-02-13 23:27:57



>花籠

__(突然かけた声にも関わらず、怯える事も無く逃げる事も、泣くことも無い。増してやフワフワとした耳や尻尾を持つ兎や猫でも、人間味らしい姿をした双子やジョーカーではない、世辞にも見た目から人の良さなど感じさせない己である。愛想は無いのに、腕は多い、とてもじゃないが逃げられても変な事ではない。にも拘らず、すんなりと受け入れた様子で剰え手招いた腕をするりと掴むその度胸を"へんなの"と失礼にも第一印象として思ってしまって。とは言え、掴まれた腕を払う事なく"どうぞ、"なんて短い返事を返してから彼女を連れる様に再び歩みを再開して。数歩分ほど黙ったまま歩みを進めたかと思えば、横に並ぶ彼女の事をチラリと一瞥、余り口が上手ではないからか国の彼是を説明するには力不足な気がして中々言葉が喉を通らずに掛けかけた声を飲み込むと言うのを数度繰り返し。城が大分大きくなる頃に「アリスは、――何処かのクニからこの国に迷ってきたひとの呼称。あと、アリスはみんな、次の女王候補として選ばれて此処に連れて来られた。」一番最初に尋ねられた"アリス"と言う単語に纏わる説明を説き、「連れて来られたら、もう帰れない。」下手な希望を見せる前に、先に告げるのは一度来てしまえば滅多なことが無い限り元のクニに変えれた試しの無い事実。「でも、アリスは衣食住が保証されるから。しんぱいしなくて平気」いきなり連れて来られた国での不安は計り知れないと、他のアリスが懐かしむ様に迷い込んで来たばかりの頃を思い出していたのを思い出し、その不安を解くべく補足を添えて)

(/早速娘様の登録を行わせて頂きました…!付きましてイメージイラストをホームページに掲載させて頂きましたので、イメージと違うなど有りましたら遠慮なくお伝えくださいませ…!)


1483: 花籠 冥 [×]
2018-02-13 23:45:26




>ムカデ

(握り締めた手は何処かひんやりとして人間味の薄さを一層強めたが、かえってそれがあくまでもこの出来事は夢であると認識しようとする頭を手助けしているようで。明晰夢か何かだと思えば、何が居ても何が起こっても怖くはない。逃避的な発想があればこその冷静さを保ったまま、寧ろ今の此の非現実を楽しむくらいのつもりでのんびりと歩き出し。初めは手と手を交差させる様にして繋いでいた手も、いつの間にか指先を絡める様にして確りと結び付きを強めていた。する、する、と指の腹で彼の手の甲を撫でてみせたのは何しろ6本もある腕、そのひとつひとつに確りと神経は通っているのか、感覚は伝わるのか、それを確かめたいという好奇心の表れで。あくまでも自分は夢の中に居るとそう思い込む頭では彼が説明すべき事柄をどの様に切り出すべきかと頭を悩ませているなどとは知る由も無く、ふらふらと辺りを彷徨い右やら左やらはたまた上やら下やらを眺める視線は時折彼の横顔を見る。そうこうしている内に漸く掛けられた声に反応する様に今度は視線だけでなく顔ごと隣の彼を見上げれば、良い事も悪い事も含めた其の説明を一先ずは最後まで口を挟む事無く聴き終えた所で「ふぅん。」と一言発して。それから徐に未だ手の中にあった薔薇へと視線を落とし、花弁を留めるまち針の先へ少し強めに指先を押し当てる事で其のちくりとした痛みを確かめれば「流石にちょっと驚いた。別に残念だとは思わないし、怖いとも思わないけど。夢じゃなかったんだね、この場所もそれからあなたも。」と今更ながらに呟いて)

(/イメージイラストの方を早速拝見させて頂きました。何とも可愛らしく描いて頂きまして有難う御座います、とても嬉しいです!イメージ通りでしたので、是非ともあのままでお願い申し上げます。本当に有難う御座いました。)




1484: ムカデ [×]
2018-02-14 00:06:22



>花籠

(繋ぐ手は女性であることを差し引いたとしても直ぐに折れてしまいそうな細さ、華奢な作りをしていた。ほっそりとした指先が手の甲を撫でれば囁かな刺激がどうにも擽られているようで、視線の先に追いかけるように目が動く。驚かなかった第一の理由が解き明かされるように、夢という選択肢を上げられれば彼女にとってそれがいい事なのか、悪いことなのか、どちらかが分かりかねるが故に言葉に詰まり。鮮やかな赤ばかりの地で、風を含みふわりと靡く黒色だけが何処までも綺麗で作り上げてしまった沈黙の間ですら暇にはさせない。癖がなく、さらさらとした黒色は彼女が物珍しい東洋のアリスである事を示している。不意に呼ばれた″あなた″という呼び名に小さな動きで頭を左右に揺らしてから「ムカデ。」とまずは短く呟いて、繋ぐ手のひらをくい、と少しだけ引き寄せれば「俺、ムカデだから」多少の前後が見られたが己の呼び名を教え、「困ったことがあったら教えて、できる範囲で力になる」″アリスは俺が見つけたアリスだから″付け加えの言葉を添えつつ城に滞在する期間は短くとも彼女を放置するほど薄情でも無い。白の入口を広くように扉を支えて、ふと振り返りみた彼女は顔立ちの愛らしさは勿論だが、矢張り何よりも艷めく黒が目に焼き付いた。素直に抱いた感想を述べることが出来たのならば、悶々と燻ることなく消化出来るのかもしれないが。それが出来なければ「東洋のアリス、珍しいから。ちょっかいかけられないように気をつけてね」構いたがりの多いこの国での生活を注意し、「部屋に案内するね」触れる手は矢張り細く心許ない。そんな腕を自分なりに気をつけながらリードするように引いて「もし迷ったら__トランプ兵かメイドに聞けば案内してくれるよ」顔を合わすなり挨拶なり会釈なりを行う彼らを紹介しつつゆっくりとした足取りで城を進み。)

(/ご確認ありがとうございます!イメージと合っていたようで安心致しました!恐らくまたお借りすることと思いますので、イメージと違うなどあれば都度教えて頂けると嬉しいです!/蹴り推奨)


1485: 花籠 冥 [×]
2018-02-14 00:31:23




>ムカデ

___すごい、ちゃんと伝わってる。(ちらちらと盗み見る程度に送っていた視線は今や彼の反応を見逃すまいと真っ直ぐに向けられ、手の甲を撫でられる感触の元を探ろうと彼の目が動き出すのを見るやいなや、くふ。と小さく笑みが零れ。面白い物を見付けた、言葉に代わってそんな思いを主張するかの様に改めて繋いだ手を確りと握り締めれば「今度、6つ一度に触らせて。」なんて、冗談とも本気ともつかぬ言葉を口走り。正直な事を言えば、仮に此処が紛れも無い現実であり自分は既に元の場所には戻れない運命にあったとして、何ら困りはしないと思っていた。どの道戻ったとしても待っているのは人殺しの末路、捨てられぬ理由など有りはしない。まして『選ばれた女王候補』などと素敵な響きの言葉まで耳に入っているとなれば尚更で。そんな野心は未だ心の内側にそっとしまい込んだまま、感情とは縁遠い無機質さをもつ一方で少なくとも人並みに親切な言葉を投げかけてくれる其の声にすぅ、と双眸を細めて微笑めば「それで腕がたくさんあるんだ、面白い。宜しくね、ムカデさん。私は冥。」とごく簡潔ながら自身の名前も添えて挨拶を。此処に住まう人々、そして自分と同じく選ばれた人々が一体何処からやって来たどんな人々であるかを未だ何も知らない以上、意図せず自分の容姿が彼の目を惹いている事には気がついていない…或いは気がついていないフリをしていたが、何気ない助言の中にこの国の様相を知るひとつの手掛かりを見つければ「ふぅん、そうなんだ。」と簡単な相槌を打ち。宛らレディーファースト、とでも言うべきか当然ながらこの地に慣れぬ自分を丁寧に案内してくれる彼の振る舞いに「ムカデさん、見掛けに寄らず優しいね。優しい人って好きだよ、私。」ぽってりとした唇に緩めの笑みを乗せながらそう告げて)




1486: ムカデ [×]
2018-02-14 00:56:06



>花籠

面白いこと無いよ、それでも良いなら(ただ本数が多いだけ、彼女が二本の腕を自由に扱い感覚が有るのと同じで全部を同時に触った所で何か変化が有る訳ではない。それでも良いなら、と前置きを忘れずに置いた後に"どうぞ"と勿体ぶる事無く約束をするように許可を渡し。ただ、彼女の小さな手を思えば僅かに頭を傾けて「でも、アリスの手はちいさいから。難しいかも」数が多いだけじゃない、一端の男であるのだから筋張る手は一つ一つが大きい。自由な一つの手をグーパーと握って開いてを数度繰り返せば「できるかな」と単純な疑問を持つように続け。教えられた彼女の名前、その名前を続けて呼ぶことは阻まれる。寧ろ咎める様に人差し指を立ててそれを彼女のふっくらとした唇にそっと宛がえば名を繰り返すことを強制的に止め「ここでのきみはアリス」"しー"と息をひそめて。優しいと誉め言葉を受けて嫌な気などする筈も無く、単純にも照れくささと共に嬉しさを感じて「――どーも」折角受けた優しいをそんな事ないと否定するのは出来ず、ほんの僅かにだが口元に笑みを浮かべ。暫し歩けば到着した一つの部屋の前にて足を止め、扉を開けば「今日からここがアリスのための部屋、自由に使っていいし、アレンジしてもいい」勝手に女性の部屋に入るのはと言う思いからか扉を支えたままで)



1487: 花籠 冥 [×]
2018-02-14 01:15:12




>ムカデ

面白かったら儲け物。でも、別に面白くなくたって良いの。ただね、触ってみたいだけ。(あっさりと許可を渡してくれる彼の声には心成しか満足気に目元を緩め、彼からしてみれば一体何が楽しいと言うのだろうと首を傾げたくなっても不思議ではない様な言葉を平然と返して。彼がごく普通の、身の回りにも居そうな人間の男性であったならばきっとこんな風には思わない。詰まる所珍しい物には触れられずには居られない、異質な物こそ触れたくなると言うごく個人的な嗜好による要求に他ならず。出来るかな、との言葉には口元に片手を添えつつクスクスと笑い「試してみないと、分からない。」と片目を瞑ってみせて。確かに先程から自分は名前を聞かれるでも無く、さも当たり前の様に"アリス"と言う名前で呼ばれてはいたがてっきり名乗ればきちんと其の名で呼んで貰えるものとばかり思っていた。何故ならば、其れが自分の暮らしていた場所での常識だったからである。どうやら此処には此処の常識があるらしい、柔軟な思考は其れをすんなりと飲み込む事を選んだ様で「そう。じゃぁ、此処での私はアリス。」と承諾の意味も含め彼の言葉を復唱する様な形で呟き。此処に来て始めて無機質だった彼の表情に何らかの感情の色が宿るのを見れば、やんわりとした笑みを浮かべる表情をそのままにじぃと彼を見詰めて。然しそれ以上の会話が始まるよりも先に辿り着いたのは此の城で自分の為に与えられると言う部屋。案内されるまま足を踏み入れ、繋いだ手は解かぬままについ、と引いて彼にも入室を促せば「有難う、ムカデ___ねぇ、どうせなら此処で少し休憩していかない?私、まだあなたの名前しか知らない。もう少し知りたいの、ムカデのこと。」そう言って彼の方を振り返り、そう容易く考えを読み取らせてはくれそうもない表情の裏側をまるで覗き込もうとでもしているかの如く真っ直ぐな眼差しを送り)


(/本日は夜遅くまでのお相手を有難う御座いました。非常に素敵なお時間を過ごさせて頂く事ができ、改めて貴トピへ参加出来る嬉しさを噛み締めております。名残惜しさを感じつつ、本日はそろそろお暇させて頂く時間となりました。また交流受付の書き込みをお見掛けしました際には、立ち寄らせて頂けますと幸いです。今夜も冷えますのでどうぞ暖かくなさって下さいませ、お疲れ様で御座いました。)




1488: 赤の女王 [×]
2018-02-14 11:24:37



>花籠

(/昨夜は遅い時間までのお相手をありがとうございました!途中での寝落ちを失礼いたしました…!とても楽しい時間を有難う御座います!またお時間が合いましたらぜひお越しくださいませ。花籠さんとお話出来ることを楽しみにしております!)

1489: 赤の女王 [×]
2018-02-14 11:53:20


>常連アリス女性二名、男性二名募集、新規アリス男女一名ずつ募集 / 新規プロフは随時募集

これより本日の交流受付を行わせて頂きます。
新規のアリスも積極的に募集しておりますので、お気軽にお声かけを頂けると嬉しいです。
何方か様とお話しできることを期待して長時間待機しておりますので、お気軽にお声がけ下さいませ。


相談、希望、質問だけでも大歓迎ですので、お気軽にお声掛下さいませ!
※もし前回からの交流希望の場合は前回のレス番号を(>No,〇〇)と表記して頂けると助かります。

■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1

■提供キャラクター/住処/仕事■
提供:http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
住処/仕事:http://alice123.hanagasumi.net/maps.html

■優遇/冷遇■※2/11追加※
http://alice123.hanagasumi.net/yuuguu.html

■特設ページ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
※2/11登録済みアリス全員のイメージイラスト更新(一部差し替え)/一ヵ月無言のアリスを登録解消させて頂きました※

■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626550/
※プロフの変更、息子様娘様の詳細などありましたら此方へどうぞ

■イベント概要■
限定イベント:http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1098
※限定イベントは本日までとなっております※
常時イベント:http://redrose.nari-kiri.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/event
もし宜しければ話のネタとしてイベントをお使いくださいませ。


1490: 赤の女王 [×]
2018-02-14 17:11:54



>常連アリス女性二名、男性二名募集、新規アリス男女一名ずつ募集 / 新規プロフは随時募集

引き続きのんびりと本日の交流受付を行わせて頂きます。
何方か様とお話しできることを期待して長時間待機しておりますので、お気軽にお声がけ下さいませ。
交流枠を計6名までと多く作っておりますので、もしお時間の合ったアリスがいらっしゃいましたら遠慮なくお越しくださいませ。(パラレルワールドにつき、交流住人の被りも問題ありませんので悪しからず。)


相談、希望、質問だけでも大歓迎ですので、お気軽にお声掛下さいませ!

※もし前回からの交流希望の場合は前回のレス番号を(>No,〇〇)と表記して頂けると助かります。



1491: エンリケ・ルアノ・アスタルロサ [×]
2018-02-14 19:14:08



(/先日は夜分遅くまでのお相手をありがとうございました。バレンタインイベントも本日で終了と言う事で、せっかくチョコレートも買いに出掛けた所でしたのでもしよろしければ続きからのお相手をお願いしたく…まだお時間の都合が合いそうでしたら、お返事をさせて頂ければと思っております。)



1492: 赤の女王 [×]
2018-02-14 19:18:06



>エンリケ

(/お越し頂き有難うございます…!是非是非、お時間の許す限りお相手をして頂けると嬉しいです…!22時頃くらいまでお返事が少し遅くなってしまうかもしれないため、もし大丈夫でしたらどうぞ宜しくお願い致します…!)



1493: エンリケ・ルアノ・アスタルロサ [×]
2018-02-14 19:46:30



>ユニコーン


(相手からのスキンシップに対しては当初からあまり目立った抵抗はしなかったものの、初めの内はどうしても居心地の悪さを感じてしまいがちだった。それは相手個人に対する意識ではなく、恐らく誰にされても同じ事であった筈で。つまりは、それだけ人との関わりに対する強い苦手意識をもっていたのだ。それが今では、こんな風に腕を絡めて歩く事さえ苦にはならなくなっている。照れ臭くて到底言葉には出来そうもないが、少なくとも此処へ来る前の己には無かったものを与えてくれるきっかけとなった相手の存在には心の奥底でひっそりと感謝をしていて。そんな心の動きを確りと仏頂面の裏に隠したまま、少し先に見えてきた菓子店を目指してのんびりと歩いて行く。ぬいぐるみの使い道が決まるのは恐らくまだ先の話になるだろうと何となく予想はしつつ、何処と無く悪戯な気配を纏う相手の返事には「…お前には相談しねえ。」と肩を竦めて。程なくして本来の目的地であった菓子店に到着すると、ふわりと漂って来る甘い匂いに満たされることとなる。店主が相手と親しげに会話する様子を傍観するに徹底し、それこそ会釈のひとつもしないまま声を掛けられる隙を与えまいと店内を眺めてしまう辺り、まだまだコミュニケーション能力は未熟なようである。2人の短い会話の最中にもある程度目星をつけておいた甲斐あって、あまり待たせる事もなく3つのチョコレートを手にとった。ひとつは今隣に居る相手に、もうひとつはいつも美味い食事を提供してくれる彼に、そして最後のひとつは自分の為に。「食えない味…ねえよな。」と、既に選んだ3つのチョコレートは手提げ袋の中へ入れられる最中。今更過ぎる質問を顔を背ける相手へと投げ掛けつつ、会計を済ませて)


(/ありがとうございます…!それでは、お時間の許す限りお相手をお願い致します。早速、続きからお返事をさせて頂きますね!背後様のご都合に合わせてご無理の無いよう、のんびりとお付き合いいただけますと幸いです…!/蹴り可)



1494: ユニコーン [×]
2018-02-14 19:57:17



>エンリケ

(久しい顔出しに加えて、アリスを連れての来店であれば興味を持つなと言う方が難しいようで。暫し歓談をするように近状だの彼の同居人に対する愚痴だのに花咲かせる時間を設け。ふと支払いを終えた彼より向けられた質問に耳を傾けると緩い動きで毛先を靡かせるように頭を左右に揺らして否定を示し「チョコレートならよっぽど奇抜じゃない限り好きだよ」自分の好きな物なのだからと押し付ける事無く確認を取ってくれる、何よりもその思いが嬉しくて。同時に、彼を連れて来たばかりの頃であれば持ち掛けられることの無かっただろうその気遣いだと思えばこそ、その恩恵に当たるのは己が特別なのではと錯覚を持ち優越に近い思いをこっそりと胸に抱き。チョコレートの購入が終われば「まだ少し寒いねぇ。__バレンタインが終わればもう少し暖かくなるかな」ちょん、とした手提げ袋を手首に掛けぶら下げながら首を撫でた冷たい風に合わせてふぇくしょと情けないくしゃみを一つ。もとより直ぐに体調を崩す軟弱体質だからか、くしゃみを引きづり"うー"と身体を震わせるおじさんくさい動作を伴って「帰ろっか」に、と口元に笑みを浮かばせて手提げ袋を持たないもう片方の手を彼へ差し出せば少しだけ頭を傾けて)



1495: エンリケ・ルアノ・アスタルロサ [×]
2018-02-14 20:20:42



>ユニコーン

…なら良い。(ふんわりと柔らかな質感の毛先が靡くのをついぼうっと眺めてしまうのは、己が密かに彼の髪を気に入っているから。返事を聞くなりふいと視線は相手から逸れ、相変わらずの素っ気無い一言のみを返して手提げ袋に詰められたチョコレートを受け取る。好みについて簡単に尋ねはしたものの実際選んだチョコレートが気に入って貰えない展開など予想もしておらず、ほぼ確信に近い形で脳裏には己からの贈り物に喜ぶ相手の表情が既にぼんやりと浮かんでいた。揃いの手提げ袋を手にした2人、後は暗くならない内に銀河の塔へと帰るのみ。基本的に暑さにも寒さにも強く、体調を崩す事など滅多に無い丈夫な体をもつ身であればまだまだ去ってはくれない寒さにもあまり動じていない。これからの時間、きっと気温はどんどんと下がっていくだろう。それを予感させる冷たい風に吹かれ、放っておけば風邪っぴき姿を己の目の前に晒しかねない様子の相手を黙って数秒見詰める。"こいつは俺みたいに丈夫じゃない"、体調を崩した姿を見た事がある訳ではないが何となくそう感じた。そうなると、次の行動はもう決まっている。差し出された手を取らない代わりに着ていたジャケットをさっと脱げば「…着てろ、風邪引かれたら困る。」と、相手の返事は待たずに半ば強引にそれを受け取らせて。少し肌寒いが別に何て事はない、ポケットの中へ両手を突っ込むと"帰るぞ"と言わんばかりにさっさと歩き出し)



1496: ユニコーン [×]
2018-02-14 20:50:46



>エンリケ

(差し出した手は特に違和を持つこと無く彼と繋ぐ事が出来ると思っていた。だからこそ手が繋がれなかった事にまずは驚いて、次ぐ行動には更なる驚きを。瞳を大きくすると手の内にあるジャケットと己を待つことなく先に進んでしまったその背中を数度繰り返すように何度か見返して。寒さは平等、己が寒いならば彼だってまた同じく寒いのだ。いやいやいや、とジャケットを抱いたまま追い付くように早足で隣に並び「だーめ。風邪引いたら困るでしょ」それが彼の優しさだと知ればこそ突っ返すのは些か言葉に詰まるのだが、それと比較しても彼が体調を崩す方が問題である。″にー″と口角を持ち上げて眼を細める得意がる笑みを表情に浮かばせると「ありがと、気持ちだけ貰う」彼の優しさを問答無用に受けれる己とは、と思うだけでその笑みが浮かんでしまう。″ほら着なさい″と態とらしく世話を焼く振りを見せながら彼の肩へジャケットを掛けて「___アリスが優しくしてくれたから、寒くないや」嘘じゃない、胸が温まる思いでくすくすと軽やかな笑い声を上げて。きっと彼は否定をするだろうし、若しかしたら返事さえ返さないかもしれない。それでも良いのだ、と腕を伸ばせば幼くも大きな背丈を持つ彼の頭へ腕を伸ばし「ホントかわい」外に向けて跳ねる毛先を撫でるように指先で髪に触れ独り言のようにぽそりと呟いて。)



1497: エンリケ・ルアノ・アスタルロサ [×]
2018-02-14 21:11:21



>ユニコーン


(渡したジャケットを羽織った相手が追い付いて来るとばかり思っていた。少しも寒くないと言えば嘘になるが、かと言って己にとっては何ら問題にならない寒さである。銀河の塔に戻ってから温まりさえすればそれで良いと簡単に考えていただけに、ジャケットを腕に抱えたまま近付いて来た姿には"何で"とでも言いたげな様子で眉を寄せて。ポケットの中へ突っ込んだ両手はそのままに、ジャケットを突き返されても受け取ってやらないつもりでいたのだが、暖かさを確保出来る筈の術を敢えて手放そうとする相手のその行動が己に対する思いやりがあってこそのものであると分かれば考えも変わり。再び己の肩へ戻ってきたジャケットを大人しく羽織ったままにしておく事にし、その代わりとでも言うべきか「風邪引いても世話はしねえからな…俺は。」と、己の優しさに対する相手の評価が照れ臭いのかそれを隠すように素っ気なく言い放って。おそらく自分でも気がついていない、仮に気がついたとしても認めようとはしないだろう。それでもひとつ確かなことは、心の何処かに"格好つけたい"と思う若さ故の見栄があると言う事。強く、優しく、頼れる男だとそんな風に思われたいと言う願望が根っこにあるのかも知れない。優しく髪に触れる手、いっそ聞き流してしまうべきかと思うような独り言染みた言葉にすっと目は細められ、ふとポケットの中に突っ込んでいた左手を出す。帰り道はまだ少し続く、先程繋いでやれなかった手を今度はこちらから捕まえてみようか。相手の手が己の頭から離れる前に左手でそっと捕まえてそのまま握り締めたかと思えば「…嬉しくねえ。」と前を向いたまま呟いて)



1498: ユニコーン [×]
2018-02-14 22:15:07



>エンリケ

(言葉だけは素っ気無くとも不器用な彼なりの気遣いが滲むのは、先ほど繋がれることの無かった手が今確りと繋がれているからで。そんな不器用な優しさがついからかいたくなってしまうが懸命に抑え込み、自らも指を折り曲げ確りと握り返し手の平より感じる温もりを堪能し。「本当はねぇ、二、三日したら家から出てくと思ってたんだ。__何だかんだ言って城の過ごしやすさは他の何処と比べたって比じゃないから」今でこそ彼が共に居る生活が当たり前のようになっており、彼のいない暮らしが今ではもう記憶の遠い所にあるような感覚で。だからこそ呟くように告げれば懐かしむ様に"くすくす"と笑みを零し「今じゃすっかりウチの子だね」食欲旺盛で美味しそうに沢山食べる彼の様子を見れば、自分もそれを食べたいと言う思いになり、今までと比べて食事を確りと取るようになった気がする。自由奔放に外を出歩く彼を過保護に一々咎めたりはしないが、心配しないなんてことは無く、ひっそりと心配してはそれと無く外を出歩くことが増えたのも彼の影響だろう。繋ぐ手をゆらゆらと小さく揺らし「今更違う場所に行くって言っても素直に賛成はできない、なぁ」彼との暮らしがすっかり馴染んでいる、彼のいる生活が楽しいからこそ依存や執着の薄い己だって急に手離すのは難しい。誰も出るなんて言っていないが先に釘を刺すようにそんな事を告げて、見えて来た塔にパッと手を離せば少し早歩きで先に部屋に入り彼を迎える様に扉を開き「おかえり、」とすっかり我が家である彼への挨拶を告げ)



1499: エンリケ・ルアノ・アスタルロサ [×]
2018-02-14 22:35:41



>ユニコーン


(そっと重ね合わせた掌から伝わるのは温もりばかりではなく、とくんとくんと脈を打つ相手の鼓動の存在も感じられた。此処へ来る前の、此処でこうして銀河の塔での暮らしを始める前の己を思えばこんな風に誰かと手を繋いで家路につくなんて事は想像も出来なかっただろう。確かな変化を感じているのは己もそして相手も同じ事。今じゃすっかり、改めてそう言われると妙に照れくさいような気持ちがして、相手の言葉はきちんと聞こえているのに視線は不自然なまでに真っ直ぐ前方へと向けたまま「…気に入ってる、それなりに。」と銀河の塔での暮らしに対する素直な意見を述べ。出て行くなんて選択肢は、実を言えば最初から有りはしなかったのだ。何となくほっと落ち着く空間、美味い食事、良くしてくれる同居人達、出ていこうと思う理由は己にとって何一つ見当たらなかった。何より、己の暮らしの拠点として今の場所を選んだ時、相手の存在そのものも理由のひとつだった。此処へ迷い込んで始めて出会い世話を焼いてくれた、そんな相手が居る場所に何か安心感のようなものを見出していたからこその選択。言葉にしないだけで、今でもその思いは変わっていない。だからこそ、釘を刺すような言葉には「行かねえよ。」とある程度の自信をもって答え。2人で帰って来たのは紛れも無い"我が家"、それを確かめるように銀河の塔を見上げつつ開かれた扉を潜れば「ただいま。」と帰宅の挨拶を返して)



1500: ユニコーン [×]
2018-02-14 23:01:12



>エンリケ

___、("気に入っている"と伝えられた空間に己も関与している、その事実が何だかとても嬉しくて"そっか"と短いながら呟いてから満足げに眼をゆるりと細くし。彼が不器用であることは共に生活する中で十分知っている、今も真正面を向き此方に目を一切向けない事が尚の事いま告げた言葉が本当だと訴えているようで。加えて、何処にもいかないと言うその言葉に調子づく気持ちに至れば戻って来た挨拶がとても自然にストンと胸に落ちる。折角のチョコレート交換なのだから、今日はとことん甘いものを用意しようと企みつつ「ココア、__ココア淹れて」繋いでいた方ではない、冷たい手を彼に向ければ彼の頬をつう、と一撫でして甘ったれる様に強請り。外とは違い暖かい空気を感じつつ足は自らの部屋ではなく彼の部屋へ、螺旋状の階段をかつんかつんと上り「バレンタインだもん、甘やかしてよ」"ふふ、"と含むような笑い声で続けるのは全く関係ない行事を理由にしたただの我儘で、許可も無く彼の部屋の扉を開けば"お邪魔しまーす"とマイペースな挨拶を告げて先に入ってしまって)



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