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アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )/2046


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681: 赤の女王 [×]
2017-12-14 10:10:30



>ステイシー

(/昨日は寝落ちを失礼いたしました!短い時間ながらステイシーさんとの素敵な時間を楽しませて頂きました!またお時間が合いましたいつでもお越しくださいませ!)



682: 赤の女王 [×]
2017-12-14 10:40:20



>交流受付停止中/新規プロフは随時募集


※本日交流受付は14時過ぎ頃から行う予定です。※


>新規アリスについて
・迷い込むアリスの国籍や時代は問いません。
ですので、元過ごしていた時代が日本の明治大正時代でも、将又、アメリカンカントリーの時代でも、お好きな時代、お好きな国をお選びください。
・伴って、仕事の有無、業種も問いません。
名医のいる精神病棟の個室に過ごす富豪のお嬢様でも、その町々の医者に通う見世物小屋の住人、闇医者に通う暗殺業まで年代問わず受け付けています。

>不思議の国について
・電子器具に纏わる物は置いてありません、そもそも存在していないアナログな国です。
上記設定により、現代から迷い込むアリスにとっては不便かも知れませんが電話も無くある連絡手段は手紙のみ。

ある程度の自由の利いたキャラメイクを受け付けております。
質問事項のみでもお気軽にお声掛けくださいませ。


◆12月1日~12月25日までクリスマスイベント開催中◆
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/491


■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1

■提供キャラクター/住処/仕事■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■優遇/冷遇■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/4

■特設ページ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html

■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/62655


683: 赤の女王 [×]
2017-12-14 14:14:06



>一名の男性アリス、一名の交流の少ない女性アリスの交流受付開始 / 新規プロフは随時募集



これより交流の受付を開始いたします、お暇のアリスは此処へ迷い込み下さいませ。
※レスが遅い事、もしかすると交流後直ぐに闇落ちしてしまうかもしれないことをご了承くださいませ。


※もし前回からの交流希望の場合は前回のレス番号を(>No,〇〇)と表記して頂けると助かります。



◆12月1日~12月25日までクリスマスイベント開催中◆
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/491


■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1

■提供キャラクター/住処/仕事■
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html

■優遇/冷遇■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/4

■特設ページ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html

■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/62655



684: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 15:19:32



( / こんにちは。前回の交流から未だ一週間と少し程度しか経過していない上、イベント期間中既に2度お邪魔させて頂いた身ですので、交流の少ないと言う条件に当て嵌るかどうか少々自信が無いのですが…声を掛けさせて頂きました。条件から漏れている場合はどうかご遠慮なく仰って下さいませ、また出直しますので!まだ迷い込んだばかりの新参アリスの為、誠に勝手ながら国中の皆が集まるクリスマスパーティーと言う催しに託けて、ひとりでも多くの住人様と知り合ってみたいと考えておりまして…空想好きの娘と致しましては、3人の兎さんの内どなたかと交流出来ればと思います。それでは、ご検討を宜しくお願い致します。)



685: 赤の女王 [×]
2017-12-14 15:35:26


>オルガ

黒兎:(元より人付き合いとは極限まで避けて過ごしているのだ、人の集まるこのシーズンの息苦しさとは強いもの。子供染みた、と言ってしまえば其処までであるがそれでも避けて通りたい物である。黒色のスーツの中には濃紫のベスト、黒色に細いストライプの入るシャツと紫色のネクタイを。顔を覆うような髪型もこの場に至っては顔が露出するようなオールバックを。意を決して立食会場に向かい、出入り口の辺りで賑わう声を耳にすればその音の騒がしさに窮屈な思いを。息が詰まるような感覚に視線は這う様に床を舐め、じんわりと冷や汗を。人混みの多さに立ち眩みにも似た体調不良を起こせば人の少ない廊下へ逃げる様に足を向け、ずるり、身体を滑らせるように壁に止しかかり頭を抱え)

三月兎:(アッシュがかる水色のスーツに濃紺のシャツ、ボルドーのネクタイと胸ポケットから覗く様にネクタイと揃えたボルドーのハンカチを。普段は特に気にする事無い髪をこの時期ばかりは確りと整えて爪にもスカイブルーのネイルを施した姿。久しぶりと言うにはさして時間を開けていない友人の双子と共に壁に沿い談笑を、時折アリスに話しかけられる双子を見れば彼らが普段どれ程までに仕事を抜け出してアリスを連れ回っているのかが分かると言う物。メイドに囲まれる様に女王が姿を現せば"女王へプレゼントを渡して来なきゃ""お前は無礼だから僕の後に続いて渡せよ"""ちょっと行ってくる""と声を揃え女王の元へ姿を消してしまった。一人残されればコピーしたような双子の姿を見送り壁の花となり)

(/いえいえ!お越し頂き有難うございます…!それでは黒兎と三月兎を出してみるので絡みやすい方を選んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します…!)



686: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 15:59:46




>黒兎

(突如として日常から切り離されて迷い込んだのは不思議の国、それもクリスマスパーティーの真っ最中と言うおまけつき。空想を日々の楽しみとし、周囲の大人が"非現実的だ""夢は夢だ""そんなものはありっこない"などと幾ら口を揃えて思い描いた幻想を否定しようとも、いつの日にかそんな幻想の中へ飛び込んでいけるに違いない――そう信じて暮らしていた幼い心には、これ以上に無く魅力的な出来事で。楽しげな賑わいに包まれた立食会場では、たっぷりと蜂蜜を溶かし込んだココアと用意された御馳走の数々で腹を満たした。空腹から解放された事で会場内の食べ物への関心が薄れると、忙しなく転々とする興味の対象として次に選ばれたのはしんしんと雪の積もる庭園。肩から斜めに掛けたカバンのベルトを両手でぎゅっと握り締めながらひとり立食会場を抜け出し、トコトコと庭を目指して駆けてゆくその道すがら、ふと視界の隅を掠めた人影に足を止め。何やら具合の悪そうな様子、傍に寄って下から顔を覗き込むように首を傾げつつ声を掛けて。)
"Ça va?(大丈夫?)"

( / ご親切にお2人の兎さんを呼んで下さいましてありがとうございました…!じっくりと悩んで、今回は黒兎さんに声を掛けさせて頂きます。此方こそ宜しくお願い致します。/こちら蹴って下さいませ。)




687: 黒兎 [×]
2017-12-14 16:17:40



>オルガ

(必要以上に陽の当たらない己の部屋に籠り、資料を眺め静寂の中暮らすことが己にとっての日常である。少なくともワイワイと笑い語り明かし食べ飲みする事は避けて行きたいことなのだ。言い訳のような信念を言い聞かせる様に脳内で繰り返していると近付く人の気配にも気づくのが遅れ。覗き込むような距離感にて現れたその姿をギョと目を剥き驚く様に見開いてから口を一の字に確りと結んで生唾をゴクリと音を立てて飲み込み。ズルズルと顔の上を滑らせるように当てていた手を下せば「構わなくて結構だ、」返事をするための声は最初の音が乾いた喉のせいで意識せずとも上擦って、コホンと喉慣らしの咳込みを一度行ってから愛想の無い返事を行って。顎を引き、普段ならば長い前髪が暖簾の様に垂れる角度で一瞬ばかり相手に向けた視線の先を再び床に向けて。顔に降りかからない前髪の代わりに垂れた耳で視界の端を狭める様に鬱屈とじめじめした空気を纏いつつ「……人に酔った、」"だから少し一人でいれば落ち着く、問題なんて無い"と暗に張り詰めるような説明を短く添えて、顔を左から右へ一度揺らすことで彼女がこの場を立ち去る様に促し)



688: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 16:37:19



>黒兎

(具合が悪そうだったから。声を掛けたそもそもの理由はそこにあった筈が、俯き加減の顔色を窺おうと真っ直ぐに相手の顔を見上げていた瞳は既に別の物へ向けられている。ぺたりと垂れた黒い兎の耳、実際に触れてみるまで確信は持てないが恐らくは造り物ではなく確かに血の通った本物のそれを目の当たりにして、強烈に興味を惹かれたのだ。「わぁ……」と小さな感嘆の声を漏らしながらぱちり、と瞬きを。その間、どう見てもあまり好意的とは思えぬ反応を見せる相手の素振りからは気がそれてしまっていた所為で、"立ち去れ"と言わんばかり、左から右へと顔を揺らすその静かな拒絶の仕草を受けるまで嫌がられている事に気が付かなかった。直接"あっちへ行け"と言われた訳では無いにしろ、幼いながらに何か感じ取るものはあったようで「ふぅん?」とあっさりそんな相槌を打ち。不思議そうな顔をしたままで居るのは、問題ないと言う相手の様子がとても問題ないようには見えなかったから。もう少し察しの良い娘ならば早々に相手の前から姿を消してやれたものを、肝心な所で空気の読めない性分。何やら良い事を思いついたような素振りで「あっ」と小さく声を発するや否や唐突に相手の前を離れて少し先に見える庭の方へ。それから時間にしておよそ数分後、小さな両手に何やら白い塊を抱えて再び舞い戻ってきたかと思えば「じゃあ、これ置いていくね。こんな寒い所でひとりじゃ寂しそうだもン。人じゃないから良いでしょ?」と一方的な言葉を添えつつ、相手の足元に小さな雪だるまを置いて。)




689: 匿名 [×]
2017-12-14 16:44:00


指名 / ドードー鳥
登録・無登録 / 登録

名前 / クルト・バルシュミーデ
年齢 / 20y
性別 / ♂

性格 / 口調や態度が決して良いものとは言えず、どちらかといえば攻撃的。人と関わる事が嫌というわけではない。根は案外しっかりしていて常識のある行動はとれる方。プライドが異様に高く、少し己を否定されると直ぐカッとなってしまう。あまり他人に執着しないせいもあってか、少しでも信頼を置くとその人物にはかなりの独占欲を抱く。

容姿 / 焦げ茶色のサッパリとしたショートヘアで、吊り気味眉。切れ長の目であり青混じりの緑の瞳。牙にも似た八重歯が生えている。細身ではあるが筋肉はしっかりと付いている。身長177cm。動きやすくカジュアルな服装を好み、ダメージジーンズをよく着用。

備考 / 精神病棟へは週1~2のペースで通っている。普段はフリーターであり、複数のアルバイトを掛け持ちしている。


薔薇…?
( もう飽きるほど見た精神病棟の出入り口。これから何度見る羽目になるのだろうか、等と先行きを鬱陶しく思いながら靴を履き替えており。もはや内容も代わり映えしなくなった本日の診療が終わり、いつもの通り帰路へ着こうと扉を開けば、途端に激しい目眩に襲われその場で立ち止まり。ぐるりと回る視界に混乱しながらも次第に落ち着いてきた為にゆっくりと正面を向くと、明らかに先程とは違った景色が見え。そこには一面に広がる真っ赤な薔薇があり、あまりの眩さに双眸細くして。遂に本当の意味で頭が壊れたのかと思いつつ、一応目元を擦ってみるも様子は変わらず、誰かしら居ないものかと辺りを探し )


( / 以前から此方のトピ内容にとても興味を持っておりました。もし合わないようでしたら潔く諦めますので、一先ずご精査ください… )




690: 黒兎 [×]
2017-12-14 16:54:17



>オルガ

___。(それ以降は沈黙のみ、世辞にも口上手とは言えない己では人に嫌な気をさせない当たり障りのないコミュニケーション等取れるはずも無く(そもそも、それが出来れば人の多さに体調不良など起こさないのだが)相槌の後に庭へ駈け出したその背をぼんやりと見届けて、其の儘数分、呼吸を整える様に静寂に耳を傾けていればチカチカとした視界も落ち着きを取り戻していて。再び戻ってきた小さな姿に面をくらい、足元に置かれた小さな雪だるまもそうだが、何よりも小さな体に少しばかり積る雪が痛々しく眉間に皺を刻み両目をギュウと瞑る事数秒。再び瞳を開けば「直ぐに溶ける、」髪に積る雪を指先でパッと払い落としてから足元に置かれた雪だるまを救う様に拾い上げ「お前は温かな所へ行け。俺のせいで風邪を引いたとなれば気分が悪い」少し持ち上げただけでも骨を凍らせるように冷たい雪だるま、それを初対面の己の為に態々作られたとあれば賞味嬉しくない筈が無い。折角の雪だるまが溶けてしまわないように、庭へと足を進ませて。数歩進んだところで足を止めれば少しばかり振り返り「……、」感謝の言葉を伝えようと唇を動かすが声は出ず、正しくはこんな場面に相応しい言葉が見付からない。再びキュ、と口角を結べば振り返った顔を正面に戻して雪の降る庭園へ足を進ませて。しんしん、と雪が降り積もる庭の一角に貰った雪だるまを置けば形が崩れてしまわないように場所は確りと薔薇の下、冷たい風と人の声の届かない静かな空間に"ふー"と肺の中の酸素を吐き尽くすように深い呼吸を一度行って)



691: 赤の女王 [×]
2017-12-14 17:00:24



>クルト

(/先ずはこのように主得のトピックに興味を持って下さり参加希望を出して下さったこと有難うございます。プロフの確認を取らせて頂いたのですが、プロフの不備が無い中伝えにくいのですが……、今回は相性の方を考慮させて頂きたく思います。貴方様に良縁が有ります事を願っております!有難うございました。)



692: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 17:15:44



>黒兎

小さいけど、可愛いでしょ。オルガの手作り。(子供は風の子元気な子とはよく言ったもので、身体の芯まで冷やしに掛かるような寒さも、痛いほどの雪の冷たさも何ら苦にならない様子だった。寧ろ、初めに想定していた物よりもずっと満足のいく出来栄えに仕上がった雪だるまを褒めてくれと言わんばかりに、求められてもいない物を勝手に押し付ける形となった事は棚にあげて自信満々に笑ってみせる。渡す物は渡してさっさと居なくなれば良いものを、感想を欲しがる幼心は今一度その場に留まって両目を瞑る相手の顔をじっと見詰めた。やがて再び開いた瞼の奥に覗く、気品のある紫の瞳を覗き込んでいる内に伸びてきた手に「わっ。」と驚きの声が漏れ。薄らと髪の上に積もっていた雪を払ってくれた指先を嫌がる事はなく、てっきりこのまま放っておかれるものとばかり思っていた雪だるまを拾い上げる動作を何処となく嬉しそうに眺める。どうやら、相手が自作の雪だるまを気に入ってくれたのだと勘違いしているらしい。温かい所へ行けとだけ言い渡して歩き出してしまうその背中を暫しぽつんと立ち尽くしたまま見詰めていたが、自分の目的はもうあの立食会場には無いのだ。しんしんと雪の降り積もる庭にこそ、今の自分が欲しがるものが待っている。そう思えば相手の言う事にも従う事が出来ず、結局はこっそり相手の後を追いかける形で庭園へと辿り着いた。今度こそ余計な世話は焼くまいと、声は掛けずに相手の横を通り過ぎたのが彼女なりの気遣いだったのか、白い息を吐きながら駆ける姿はさくさくと積もった雪の上に足跡を残しつつ雪の中へ。折角粧しこんでいる事などとうに忘れ、雪にまみれながらぽふんとその柔らかさの上に大の字になって倒れ込むと「ふふっ、雪のベッド!こんなに積もってるの久しぶりに見たな。」と満足げで。)




693: 黒兎 [×]
2017-12-14 17:26:43



>オルガ

(雪だるまを運んだだけの指先はそんな僅かな刺激にすら色を赤くし、ヒリヒリとするような痛みを訴える。それを思えばこそ雪だるまをこの数分の間に作ったあのアリスは手の平全体が痛い事だろうと憂いに思う。今頃は温かい部屋でその手を温めていれば良いが、と不器用は不器用なりにマイペースですらあるその思いを胸に抱き。__それも束の間、きゃっきゃと燥ぐような幼子特有の甘さと弾けんばかりの明るさを持った声が届くと耳先を揺らす様にピクリと動かして、まさか、と瞳を凝らしその声の元を探ると捉えた姿とは堪らずに身を乗り出してしまう程の衝撃で。少し触れただけでも寒い雪の上で寝そべるとは、信じがたい程に己の中の常識には有り得ない事。キリリ、と下唇を噛み締めて意を決するように駆け足で近寄って満足げなその顔にバサリと被せる様に己の羽織っていた上衣を被せ「……俺は中に入れと言った筈だ」顔を隠してしまえばいくばか話しやすい、それでもまだ少しばかり一定の距離を保ちながら寒さで普段よりも背中を丸くしながら叱咤にも似たその一声を掛け)



694: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 17:47:42



>黒兎

"Whaou!(わあ!)"(大人の言う事は守らなければならないと、他の多くの子供がそれを分かっているように、少なくともその程度の常識は持ち合わせているつもりだった。然しながらそれは、あくまで自分も納得して守らなければならないと思う時だけ、などと生意気この上ない持論の持ち主であった事が災いし、悪いことをしていると言う意識は欠片も無い様子。人間の体温ですぐに溶け始めてしまう雪の上、じっとしていると体が濡れてしまうからと寝返りを打った所為で、雀斑の散った鼻頭にも寒さで赤らんだ頬にも雪がくっついている。こんな有様でも本人は楽しくて仕方が無いようで、表情は屈託の無い明るい笑顔に満ち、大きく開けた口からは無邪気さそのものと言った笑い声が零れた。そんな風に全身でこの雪の積もる庭園を楽しんでいたからこそ、思い掛けずぱさりと顔の上に被さった物には小さく声を上げる。上から降ってくる叱咤の声の主がつい先程雪だるまをプレゼントしたばかりの彼であると分かれば、少し厚めの布一枚を隔てた事でもごもごとくぐもった様な声のまま「だって、オルガは寒くても平気だもン。こうやって遊んでたら、体はすぐポカポカになるんだよ。だから、中に入らなくたって良いんだもン。」との返事を。それからむくりと起き上がり、顔に被さっていた相手の上衣からきちんと雪を払ってからそれを差し出しながら、何とも小生意気な台詞と共に笑いかけ。)
お兄さんもひとりで大丈夫だったから、オルガに"あっち"って言ったんでしょ。オルガはそんな事言わないけどね。




695: 黒兎 [×]
2017-12-14 18:07:36



>オルガ

(子供子供と侮るなかれ、会話下手の己なんかよりも次から次へ銃弾の様に達者な返事が返ってくる。すると抗う言葉はテンポよく生まれる事は無く、結局は言葉に詰まる様に口角を結んで沈黙を生む事しか出来なくなってしまう。人酔いも落ち着けば先ほどよりも冷静さを取り戻した思考が出来るはずなのに、それでも口で勝てる気は更々である。被せた上衣が差し出されればそれを受け取らずに、己も大概だが目の前のアリスもまた大概な性分らしいと腹を括り溜息を。「……薔薇は人を迷わせる。アリス一人で遊ぶ場所じゃない___俺の目の届く範囲で遊べ」"それを羽織るのも条件だ"と傍にいる事を条件に生意気な台詞に対峙できているかはわからないが外にいる事を許可し。傍にてしゃがみ込めば身体を丸め腕を組む様に暖を取り「時間今から10分の間だ」懐より普段持ち歩く懐中時計を取り出して剰えタイムリミットまで作り上げる。白い息を短く吐き出してから躊躇いを持ちつつも「雪だるまの分の感謝だ。これ以上は城に戻らせる」先ほど傍に置かれた雪だるま、それに対して冷たい物を持ったはずなのに胸は不思議と温かかった。陰鬱さの滲む捻くれた物言いではあるが、先の行為が嬉しかったのだと言う事を仄めかして伝え)



696: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 18:26:25



>黒兎

(小生意気なガキめ。などと思われてしまってはそれまでだが、生憎人から受ける評価など殆ど気にも掛けない、そんな図太い性格をしていた。それでも未だ幼い子供である事に変わりはなく、怒鳴り声のひとつでも浴びせられれば流石の口達者ぶりも多少は落ち着きそうなものだが、相手からの反論が無いとなれば尚拍車が掛かってしまう。とは言えあくまでそう言う性格なのであって、悪気は無いのだと言う事を示すように相手を見詰める眼差しや向ける表情は純粋無垢な幼子のそれであり。受け取って貰えなかった彼の上衣は"あれ?"とでも言いたげな顔で差し出されたままだったものの、次いだ言葉を耳にして漸くその理由を察すると、瞳を大きく開きながらぱあっと表情を明るくさせて。ぶかぶかの上衣をさっと羽織り、余った袖をぐいと捲り上げる。タイムリミットは10分、やりたい事だらけの自分には些か短い時間だが、それでも城の中へ強制的に連れ戻されるよりずっと良い。「"Merci!"(ありがと!)」と、元気の良い一声と共に足元の雪を掬い上げると掌の中に小さな雪玉を拵えた。「ふふっ、嬉しかったんなら素直にそう言えば良いのに。そしたら、オルガも嬉しかったよ。次はもっと大きいの作るから、見てて。」と、それを積もった雪の上に落とし、両手でころころと転がしながら成長させてゆく。ずり落ちてくる袖をその度に捲り直しつつ、宛ら子犬のように辺りを駆け回って)



697: 黒兎 [×]
2017-12-14 18:41:53



>オルガ

(開催中のパーティに顔を出さずに雪の降る寒空の下で雪遊びをするアリスを眺めている、とは誰が予想できただろうか。喧しい占い師ですら当てる事は出来ない未来では、そんな事を頭の片隅に楽しい楽しいと全身で表現するように雪にじゃれるその姿を伏せ目がちの眼で時折盗み見て。器用にも彼女の手により少しずつ大きくなる雪玉を見ればサイズの合っていない上衣のせいで多少縺れながらも上手い事作られる雪だるまに表情は変えないまでも感心するように「雪を確り触ったのは久しぶりだった、……お前は随分手慣れたものだ」触ったと言えど雪だるまの場所を移動する短い時間のこと、外の空気を味わう為に窓を開いて指先に一瞬で溶けてしまう雪に触れる事は有っても骨が痛いと沁みる程に確り触れたのはここ数年では無い事。今とて悴む様に冷たい指先が不思議ですらあり、ギュ。ギュ、と何度か拳を握り指先を動かして。慣れない人混みのパーティに参加するよりも、雪の中でひっそりと過ごす今の時間の方が居心地がいいと思うのだから己の人嫌いも重傷な物、冷たい手を温める代わりに頬杖を付き己とは対照的ですらある元気な姿を最初こそ盗み見る程度だったのに自然と眺める様に目が追掛けて)



698: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 19:00:56



>黒兎

(初めは掌の上にちょこんと乗る程度の大きさだった雪玉も、ふんわりと柔らかい雪の上を幾度も転がされる内に少しずつ大きくなり、いつの間にか大振りのスイカ一つ分程度にまで成長した。10分と言う限られた時間の中で完成させるとなると、あまり極端な大きさにしていては間に合わない。雪を纏わせるだけでなく時折ぺちぺちと手で叩いて硬さを持たせた雪玉を「よいしょ、」と抱え上げると、寒そうに体を丸める相手の目の前にそれを下ろして「これ土台ね、あと何分?」と言い終わる頃にはもう既に頭の製作に取り掛かっており。指先まで赤くなり、悴んだ手を時折擦り合わせればはーっと息を吹きかけて温める。痛い程の冷たさも、それで十分凌ぐ事が出来た。思えば、ふわふわとした兎の耳をもつ彼に惹かれ、本来あのまま独りで静かに心と体を休める事が出来た筈の所を無理矢理こんな寒さの中へ連れ出しておきながら、今やすっかり気持ちは雪だるまに集中している。今はただ、雪遊びがしたいと言う気持ちが8割、彼に雪だるまを見せてあげたいと言う気持ちが2割。散々駆け回って出来上がった2つ目の雪玉を土台の上に乗せ、とんとんと上から叩いて固定すると「出来た出来た、どう?」と得意気。徐に斜め掛けの鞄の中から、水玉の包み紙に包まれた大きめの飴玉ふたつを取り出すと、包みを解いた葡萄味のその飴玉を目玉よろしく雪玉に埋め込んで)
ふふふっ、ほら見て!おじさんの目と同じ色だよ、オルガこの色好きなンだ。




699: 黒兎 [×]
2017-12-14 19:11:45



>オルガ

(少しずつだが確実に大きくなっていく雪玉を、小さな体で懸命に作って行く相手の姿を、眺めるのは不思議と苦では無い。ある程度の大きさを持ち目の前に置かれた"土台"に目を向けながら、続ける様に懐中時計に視線を移す、時間は丁度十分を回ったところ。熱中している姿を見た上で此処までだと言う程野暮なことを告ぐことが出来ないのは、単純に雪だるまの出来上がりを己もまた楽しみにしているからで。愈々完成した大きな雪だるま、急ピッチで作った相手の手は己のそれと比に成らない程痛みを訴えているのだろう、そんな思いからスルリと瞳を細め。細めた瞳が再び開かれる切欠は得意げな物言いでは無く、紫色の飴玉が雪だるまの目として埋め込まれたからで。そんなサプライズには喉を鳴らす様にく。と小さく笑い声を落とし「丁度時間だ、中に戻るぞ」褒める言葉も気の利いた言葉も一つとして出ない、が、代わりに笑い声を落とした際には片方の口角がゆるりと持ちあがり、それも数秒で再び重たげに落とされる。「黒兎。」寒さに縮こまっていた体を起こし立ち上がれば肩に積る雪を払落し、その際に小さいながらその単語を。「おじさんでは無い、黒兎だ」開いていた懐中時計を閉じてから懐に戻し、名前と呼べるものではないが此処での己の呼称を伝え)



700: オルガ・シャンテカイユ [×]
2017-12-14 19:32:17



>黒兎

誰にも壊されませんように。もし誰かが壊したら、ちゃんとバチが当たりますように。(とうに過ぎた約束の時間を告げないと言う小さな心遣いの存在には無論気づいていないが、それのお陰でこうして雪だるまを完成させる事が出来た。口も無ければ鼻も手も帽子も無いが、それでも円い飴玉の目をもつその雪だるまは自信作。丸いフォルムの頭を撫でるように掌で触れながら、一体どんな"バチ"を想定しているのか定かではないがこっそりと誰にともなくそんなまじないを。寒さの中、呆れて放っていくでもなくきちんと自分を待ってくれていた相手への感謝の気持ちを今一度伝えようと振り返ったところで、相手の表情に現れた小さな変化に瞬いた。暗く、陰鬱そのものと言った顔ばかりが印象に残っていた彼の何処となく笑みに似たその口角の上がり方。何だか少し得をしたような気分で、ついにんまりと口元に笑みを乗せると「なぁんだ、ちゃんと笑ってくれるんだね。ありがと。」と、すぐに落とされてしまったが、確かに持ち上がっていた口角を指の先でちょん、とつついて。今度こそ大人の言いつけを守ろうと、きちんと納得した上で城へと戻るべく歩き出す。"行こう、おじさん"と声を掛けるよりも先に、自分が此処でアリスと呼ばれるのと同じように、恐らくは相手にとっての呼び名であろうその単語を聞き取れば「うん。じゃあ行こう、黒兎。」と言いかけた言葉をそっと訂正して贈り、相手と並んで歩き出して。)


( / 素敵な時間を過ごさせて頂く内、思いの外時間が経っておりました。長時間に渡りお時間を頂戴致しまして、感謝感謝です。本当に素敵な時間でした!交流も丁度キリが良く、背後もこれより少し席を外す為、そろそろ失礼致しますね。またお時間の合う時が御座いましたら、宜しくお願い致します。本日はどうもありがとうございました。)



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