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アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )/2046


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381: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 14:26:00



>レオナルド

___(庭の手入れを怠らない生真面目な庭師の蜥蜴の目を盗み、煙を空へ狼煙のように立てながら悠々と庭園を進む。器用に溜め込んだ煙で輪を作れば形が崩れるのを時折眺め片手に持つ扇子を使い風を送れば綺麗な輪を歪な形に変化させ降ろした視線は見慣れぬ姿をバチリと抑える。「……。」僅かに頭を傾けば見慣れぬその姿を観察するように暫しの間追いかけて、他に誰も住人を釣れていない事から彼が新たに迷い込んだアリスだと察する。釣りあがり歪に歪む口元は宛ら先ほど崩した輪のようで、短くなった煙草の吸殻を携帯する灰皿に落としてから扇子を使い顔の半分を隠し、漸く姿を現して「到着が遅かったなあ!アリス。随分鈍間な奴だ、」目を剥くように大きく開きその姿を確りと捉えればくつくつと喉を鳴らして笑い声を、頭の片隅では本日の己の占い結果を思い出して良い事が起きると言うその結果に添う拾いものに満足を。距離を詰めれば深い夜の様な瞳を覗き込み「不思議の国に迷い込んだのは初めてかあ!そうだろう、そうだろう!__哀れ嗚呼!哀れ。一度迷い込んだら二度と元のクニに戻れぬぞ」アリスの拾い主になるとは物珍しいことも有る物だ、大きく開いていた瞳を今度は品定めでもするように厭らしく細めて。語るのは突然の状況の支えになんてなりやしない意味の解らない適当な言葉ばかり、「会いたかった、アリスは何人いたって足らんのだ。」品定めの結果はお眼鏡にかなったらしい、飼って且つ失礼なその値踏みの果てに「よくぞ参った、不思議の国へ」広げたままの扇子の先をピシリと彼へ向ければ歓迎の言葉を述べた後に「今日の俺は機嫌がいい、めんこいアリスを拾ったのだ。__赤の女王の元まで連れて行ってやろう」確認も反応も一切に気にする素振り無く次から次へと話を進めてしまえば"ついて来い"と命じる様に歩みを進ませて)

(/それでは早速侯爵夫人にてお迎えに上がりましたが、相性が合わないや他の住人が良い等有りましたら直ぐに変更しますのでお気軽にお伝えくださいませ!どうぞ宜しくお願い致します!)



382: トゥイードルディー [×]
2017-11-21 14:41:17


>ルチア

俺はアリスと違って仕事が好きじゃ無いからね(勤務地が己の仕事に誇りを持ち真摯に向き合う人物が多い城だからこそ己のように仕事を嫌い逃げる人物は悪目立ちする事も重々に承知であり、本日の事を語る彼女にゆるりと頭を左右に揺らせば「今日はアリスのお供だから大丈夫、アリスがいるなら堂々と仕事だって言えるから誰にも叱られない」サボリも常習犯になると様々な抜け道を発見しだすようで、寧ろ彼女のお陰だと言う様子で胸を張り。想定通りに同居人のイメージをミスリードする事が出来ると笑いを堪えるのが大変で、ぴくぴくと動きそうになる表情筋を懸命に抑え込み飽く迄も平生を保ち「___そう、凄く派手。でもってご飯を食べてくれないから紫色でガリッガリ」困りものでしょ、と同意を仰ぐように加えた情報を与えて。次に彼と彼女が出会った時にはどんな事になるのだろうと未だ見ぬ未来絵図に思いを馳せ。何が欲しいかをリストアップし教えられると腕が鳴るという物で何度か頭を縦に揺らしたのちに「先ずはぬいぐるみだね、__あっちに沢山のぬいぐるみを扱うお店が有るよ」欲しい物がたくさん在るならば仕事を抜け出しては多く並ぶ店で時間を潰すお陰で場所や取扱品を把握する己が良く役に立つと己惚れつつ案内を行って。見えて来たのは様々な大きさのぬいぐるみやキーホルダーなどを取り扱うショップで、店先に並ぶ黒色の子犬のぬいぐるみを手に取ると「これとかアリスみたい」くすくす、と笑い声を零し人懐っこく元気な姿にぬいぐるみの題材を重ね「アリスって犬みたいだから」と理由になっていない補足を添えて)

(/お越し頂き有難うございます!続きから出お返事を返させて頂きますね…!)



383: レオナルド [×]
2017-11-21 15:00:25


>侯爵夫人

ミスター。残念ながらオレの名はアリスじゃない。(色鮮やかに咲き誇る赤い花弁達に気を取られる内に背後から掛けられた喜色混じりの男性の声音に背筋を正してそちらに向き直り。見慣れぬ衣服に身を包んだ小柄な男性の姿をまじまじと見つめ―同世代か年上か、何れにせよ年下という訳ではなさそうだ─口許の笑みは絶やさぬまま、旧友と相対したかの様な気安さで仰々しい言葉を紡ぐ相手の出方を静かに窺う。生と死が隣り合わせの仕事柄、他者の気配を察知することにはそれなりに長けているつもりであったが、どうやら久方振りに目にした美しい景色に浮かれすぎていたらしい。紫と翡翠、涼やかな目元と視線を交わせながら、支離滅裂な問答に瞬きを一つ。「不思議の国」「アリス」「赤の女王」おとぎ話を準える様に、すらすらと淀みなく紡がれる言葉は此方に反論の隙すら与えないが、精神疾患持ちにはよくあること。恐らく、病院に入院中の患者か自分と同じように通院中の患者だろうと勝手に目測を付け、先を行こうとする彼の肩を軽く叩き、叶うならその手首を柔く掴んで、歩みを引き留めようかと)あなたは病室に戻った方がいいんじゃないのか?なんならオレがエスコートしよう。美人には優しくしないとな。

(/勿体ない御言葉恐縮です。こちらこそナチュラルにセクハラ紛いの言動を繰り広げる胡散臭いイタリア人がお世話になります…!侯爵夫人様の身振り手振りにドキドキの背後は失礼いたしますが何か御座いましたらお気軽にお申し付けくださいませ/レス不)


384: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 15:19:35



>レオナルド

__アリス、お前が見猿聞か猿を貫くならば俺は言わ猿として口を縫い付けてしまおうぞ(呼び名が違うと文句を付けるのは迷い込んできたばかりのアリスに有り勝ちのこと、寧ろ彼がたった今舌の根も乾かんその内に迷い込んで来たのだと証明をしているのである。在らん事か、逆に説く様な言葉を受ければ我先にと彼の腕を掴み迷路のような薔薇を二つほど曲がり「そら、その眼孔は節穴か。かっぽじってよーく視ろ。医者も病室も在れも之も何も此処には無いんだよ__馬ァ鹿めが!」誘導したのは大きな城が一瞥できる道、ドーンと構える大きな城をこれ見よがしに見せつければ最後の一言は意地くそ悪く顔付すらくしゃりと歪めて吐き出すように。再度扇子で顔の半分を隠しては「物の始まりは説明を聞かんと恥を知るだけ、理解するまで余計な事は黙ってろ。___他所から紛れ込んだお前ら人間は皆皆アリス。アリスは時期女王の候補で在り、我が国の女王は身体を患っている。」最初こそ己の説明を戯言と決めつけた彼に対し鼻で笑いながら嫌味を一つ、続けるのは夢うつつ宛らの適当話にしか聞こえない内容で。掴んでいた手首を手離せば意地くそ悪くほくそ笑み、肩を持ち上げ頭を傾げ「それとも、俺の話が妄言だと言うならば。お前の語る病室とやら見せて貰おうか」くつくつ、と喉を鳴らしてせせら笑いを。"さぁ、いずこ__?。"嗚咽込上げる程の恋薔薇の香りの中で周囲を見渡せば澄ましたように顎を引き彼を確りと見据えて返事を待ち)



385: レオナルド [×]
2017-11-21 15:45:14


>侯爵夫人

……ジーザス。(腕を捕まれても抵抗を見せなかったのは彼から殺意や敵意を始めとする自分を害そうとするような明確な敵意を感じなかったから。彼のペースに足並みを合わせ、敷地を歩む内に病院の中庭がこんなに広大な筈がないと目を背けていた現実に否応なしに気付かされる。卸したばかりの白いシャツの下、背筋をひやりと伝ったのは先の読めぬ未来への緊張か興奮か。先程の己の問答に少しばかりお冠らしい彼に些か強引に手を引かれるままに生垣の間を一つ、二つと曲がり、辿り着いた一本道。頭上に広がる晴れやかな青空よりも、深く濃い青色を有した瞳に飛び込んだのは、立派な城であり、呆然と吐息を零して。ようやく自分が居る場所が通い慣れた古臭い精神病院ではないと認識するも、彼の話を全て鵜呑みにすることは出来ず。しかしながら、この場において、現状を打破するには、相手の存在が必要不可欠だ。甘い芳香が辺りを漂う、薔薇の園の中、勝ち誇った笑みを浮かべる男性に眉尻を下げて)──非礼は詫びよう。だが、オレはさっきまで本当に病院に居たんだ。煙草を吸おうと、ちょっと中庭に出ようとしただけで…。ええっと、つまり、ここは、一体?


386: ルチア [×]
2017-11-21 15:54:26

>トゥイードルディー

ディーのお仕事ってやっぱり大変?何が面白くないの?
(前に語られた相手の仕事内容を思い出しつつ、コテンと首を左へと傾げ。興味の無い勉強を嫌々学ばなければいけない感覚だろうか、それとも単調な作業への飽きるような詰まらない思いからだろうか。何が相手をそうさせるのか興味津々といった面持ちで疑問を投げ掛け。抜け道を胸を張って告げられた言葉につられ、口許を隠すように片手を宛ながらクスッと笑みを溢しては「そうなんだ!なら遠慮無く今度は私から誘ってもいい?私ね、遊園地やディーの家以外にもこの近くにあるキノコのカフェとか、ハイキングに最適だって教えてもらった涙の湖とかも行ってみたくってさ」ふと先日お世話になった赤の騎士に教えられた場所を思い出しては、あれもこれもと気になる場所は次々と頭に浮かび上がり。「ね、いいでしょ?アリスは友達と遊べて、ディーはお仕事休めて、どっちもハッピーだと思わない?」相手も自分も楽しく過ごせるならそれが一番であると主張しては、甘いお菓子でもねだるかのように相手の赤紫色の瞳をじーっと見つめ。相手が笑いを堪えている事に露程も気付かないまま、飼い猫の現状にうんうんと同意するように頷き返し「それは心配だねぇ。……あ!なら市販の物よりお城のコックさんにお願いして猫ちゃんが食べられそうな物でも貰ってくるね。食べなきゃ元気出ないし、一緒に遊べないもんね!」紫色の猫が居るのかと想像上の猫の容姿に付け加えては、それは大変だと知恵を絞り。ハッと閃いては、実際に会った事は無いがお城のコックならば食べやすい物を作ってくれるかもしれないと、期待を胸に思い付きをそのまま口から落とし。「流石ディー、頼りになるね!」要望を伝えれば自分よりも此処を訪れ遊び慣れているのだろう。幾多の店が立ち並ぶ中、迷いの無い足取りには囃し立てるような声を送ってはその後を嬉しそうに着いて行き。目的の店に到着しては"わあっ!"とまた歓声を上げ瞳をキラキラと輝かせ、様々な動物や人形がずらりと並ぶ様に視線をあちこちに巡らせ。そんな中子犬を自分に例えられればそのぬいぐるみに視線の矛先を向け「そうかな?ふふ、何だか嬉しいかも。犬も好きだし、じゃあその子にしようかな」一度は首を捻るも、そのぬいぐるみの顔を見つめれば不思議と親近感を抱いては早々に購入を決め。「ディーは……猫かな!身軽で自由で、遊びに行ってはふらっと帰ったり、また突然どっかで楽しい事を見つけては遊んでたりしてそう」相手の真似をするかの自分もと探し始めては、黒猫のぬいぐるみを手に取り相手に掲げるように見せ。猫を飼っていると聞いたからだろうか、自分の中にあるイメージと共に伝えては"どうかな?"と相手の反応を待つように顔を向け)

387: ルチア [×]
2017-11-21 15:59:34

(/此方の返信が抜けており、申し訳ありません。ありがとうございます!またゆっくりなペースになってしまうかもしれませんが宜しくお願い致します。では背後は失礼致しますね)

388: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 16:13:48



>レオナルド

___。(大人気無く張り合いを見せつけた現状の中で漸く此処が彼にとって当たり前の世界じゃ無いと言う事を理解して貰えば満足だと口角を持ち上げてから引っ張る為に掴んでいた手を離して。からから、とまるで愉しむかのような愉快を表に出した笑い声を上げれば「何故わからん、此処は不思議の国だと説いただろ」この場所が何なのか、何故如何してが蔓延るような彼へ受け入れろとでも言う様にその一言を先ずは言い切り。一拍の間、酸素を吸い込みじっくりと肺に落とす。そんな間を作り上げた上で疑問に満ちているだろうこんがらがる糸を解くように「お前が何処から紛れて来たかは知らんが、この国に呼ばれたならば諦める他無いぞ。」脈略も無く希望も無い、そんな現実を突きつけて。「我が国は率いてくれる存在無くして生きて行く事が出来ないのだ。女王陛下無くして生きて行く事が出来ん、だから次の女王が必要としている。」箇条書きの様な理論は何処までも身勝手其の物で、相手の都合など一切合切お構いなしである。だからこそ、哀れだと感じる気持ちが全くの嘘だと言う訳じゃない。困ったように瞳を細めると「アリス、お前はこの国に選ばれた事を運の尽きとして此処で生きていくしか無い」パシン、と開いていた扇子を閉じてその先を彼に向けてから再び城へ。「だが案ずることは無い、住む場所も食べる物も全部用意しよう。アリスが不自由な生活を強いられることは有っては為らん」アリスと呼ばれる存在がどれ程までに重要なのかを濁しながら貴重であるからこそ大事に扱う旨を述べれば「___名乗り遅れた、俺の事は侯爵夫人と呼べ。遊園地のしがない占い師だ、丁度城に向かう所でお前を見つけた。――この出会いを大事にするとしよう。女王の元まで連れて行ってやる」今更過ぎる己の情報を一つ二つと教え与え、本性かどうかは分からずとも人当たりの良さを感じる相手へ片手を差し出し挨拶代わりの握手を待ち)



389: トゥイードルディー [×]
2017-11-21 16:36:19



>ルチア

―――大変、面白くない、……難しい質問だなぁ。(相手から送られる疑問に対して一度自己解釈を行うべく考える間を作り上げて繰り返すように先の言葉を綴り。自分に与えられた仕事が嫌いと言う訳ではないが、心から好きだと言えるほどでもない。ううん、と唸り考えた後に「嫌いじゃないけど、仕事をすることと何処かに遊びに行く事を天秤に掛けたら仕事が負ける、って感じ」結局のところただ怠惰で在ると言う事を尤もらしく理由づけているだけなのだが、そんな考えも相手から向けられる提案の前ではもうどうでも良い。様々な場所の提案に頷きを数回「アリス、君は頭が良いね。そうだ、そうすれば良い」"ふふ"と息を零して小さな笑い声を共に「やる事一杯だ、アリスも忙しくなるね」と承諾したことを示すように歯を見せるように笑みを浮かべて。市販物じゃ無くてコックの作る料理、と、言う事はライオンが作った手料理を食べられるかもしれない。そんな気持ちのままに前以てライオンにも話を通しておこうと考えを張り巡らせて最終的に考えが至るのは相手と言う人間の性格の優しさで「アリスって優しい子だね」微笑ましさすら感じれば先ほど乱してしまった髪型を整える様にポンポンと頭を何度か撫でる様に触れて。似ていると持ちかけては同じように似ていると戻された猫のぬいぐるみに目を向けて「へぇ、俺が猫かぁ。……ダムの方がもっと猫みたいな性格なんだよ」掲げられる猫のぬいぐるみに目を向けながら「ダムって言うのは俺の双子の兄弟なんだけど、俺よりもっと気分屋で神経質」同じような黒猫のぬいぐるみを手に取って「会ったら仲よくしてあげてね」普段一緒にいる事が多いが、確かに彼女の出会う際には片割れがいなかった。今更過ぎる片割れの紹介を行ってから「じゃぁ、此処のぬいぐるみは俺がプレゼントするから可愛がってあげて」少し大きめのサイズの子犬と黒猫を一匹ずつ手に取ればそれは決定と腕に抱いて「他にはどの子がいい?」ゆるりと頭を傾けてから尋ねかける様に問いかけて)



390: レオナルド [×]
2017-11-21 16:52:38


>侯爵夫人

不思議の、国……そうか、そうだな。(出会ってから幾度となく彼が口にした単語をぽつりと唱える。先程までは戯れ言で済ませてしまおうとしたそれは、もはや直視するしかない。現在地は依然として分からない。恐らく、イタリア国内ですらない。彼の言葉を信じるなら不思議の国だがはてさて。周囲を覆う薔薇の生垣と、前方に聳え立つ城、そして傍らの小柄な男性の姿を順繰りに見やった後、心の中で小さくカウントダウンを始める。一秒、二秒、三秒。親と家を失った幼少期から変わらない悪癖とも呼べる体に染み着いた習性は、生きていく上で手放せない動物染みた直感。きっかり十秒数えたところで、タイミングよく此方に差し出された掌に、唇に緩やかな弧を描かせながら快く握手に応じて、自らの名を名乗り。現状と目の前の相手を受け入れてしまえば些細な疑惑はたちどころに成りを潜め、堂々たる立ち振舞いに先程までの動揺は一切見受けられず。まだまだ疑問は尽きないが、城とやらに案内する道すがら、お喋りが嫌いではないらしい彼に追々問い掛けるとして、ひとまずはこの不思議な出会いに感謝を)オレはレオナルド。よろしく、侯爵さん。……ふ、あなたに会えて良かった。


391: 公爵夫人 [×]
2017-11-21 17:07:29



>レオナルド

(差し向けた手に同じような動作を戻されると相手が同性だからこそ遠慮をするつもりは無いようで力強く確りと握り。握った手を自由にする際、本来ならば教えられた彼の名前を呼び掛けるのがこの場には相応しいことなのかもしれないが出来ず。その名前を飲み込み音に変えることなく「悪く思うな、個人の名前とはこの国にて霞ほどの意味も持たん。お前の事はアリスとしか呼ぶことが出来ない」語る言葉の中には僅かな嘘を忍ばせる、本来そんな規則は無い。ただ、名前を呼ばない事で彼がその響きを忘れてしまえば愈々この国に縛られてどこに行くことも出来なくなると言う事実を望むだけの為に呼び名を続けることを決め。「さあ行こう。行きは良い良い帰りは怖い、暗くなれば家に帰るのが難しくなってしまうのだ」暗い森を進む事など己にとっては死活問題である、急かすように声を掛けてから再び歩みを進ませて。時折邪魔を仕掛ける薔薇の花を払いながら「それにしても、キモの座ったアリスだ。前に拾った童のアリスは帰りたい帰りたいと喉をガラガラにするまで泣き喚いたと言うのに」大げさに述べては見たが、彼からは不思議と動揺が余り感じられない。時折ちらりと姿を盗み見ながらその度胸を気に入ったと瞳を細め)



392: レオナルド [×]
2017-11-21 17:37:59


>侯爵夫人

ふふ、アリスって柄じゃあないんだがなあ。(名を呼ばれずとも然して気にすることはなく、規則だと告げられてしまえばそういうものなのだろうと納得して彼の隣を悠々と歩み。意思を持った動物のように悪戯に蔓を伸ばす薔薇の生垣を視界の片隅に捉えながら低く喉奥を鳴らして「オレが鳴くならベッドの中だけさ。まあどちらかと言えば鳴かせる方が好きなんだが」等と冗談混じりに。この国についての説明を受けるより先に超上現象を目にしていたのなら、多少なりとも混乱しただろうが、今となっては何もかもを"そういうもの"と認識しているが故に特に問い質そうともせず、払い除けられてすごすごと引き下がる薔薇の動きを物珍しげに眺め。柔らかな土を靴底で踏み締めながら「この国は暗くなると獣が出たりするのか?」と、ふと会話の中で気になった点を問う。日が暮れると家路を辿るのが難しいのであれば、何か障害物足り得るものが出現するのではと推測。いつもなら携帯している愛銃は、安っぽいアパートメントで留守番中。今は丸腰の状態。もしも、彼が頷くようであれば、武器になりそうなものの譲渡を請う心算で、左右を見渡して)


393: ルチア [×]
2017-11-21 17:43:58

>トゥイードルディー

天秤に掛けたら……へぇ、そんな感じなんだ。教えてくれてありがとう!
(天秤を表すように自分の両手を肩の辺りまで持ってきては手のひらを広げた後、相手の言葉をなぞるように右手を下に僅かに落とし。毎日遊んでばかりの日常が、やがて相手のように大人になり仕事をするようになった時自分はどう思うのだろうか。未来に思いを馳せながら、悩みながらも返答をくれた相手にニコリと笑いかけては感謝の言葉を。続いて相手が自分の提案を受けてくれれば「やったぁ!ディー大好き!」思わず真上にぴょんと飛び上がっては心の奥から込み上げる嬉しさのまま、相手に一度ガバッと抱きついては親愛のハグを送り。パッと離れてはコクコクと頷き「ディーも忙しくなるね。あぁ、私美味しいお菓子とか持って行けるようにお手伝いも頑張るね」せっかく遊ぶのだ。家に行くにもブラブラ散歩するにも甘い菓子を持って、または今日のように買い物を楽しめるようにと、手伝いに向けたやる気を一層増してはそんな決意を露にし。今度は何がきっかけだったのだろうか。相手の考えている事は分からないが褒められるのは何であれ嬉しくあり「へへ、そうかな?」頭に触れる優しい指先を心地よさそうに受けてはだらしなく頬を緩めて、照れ臭そうにはにかみ。「え、ディーって双子だったの!ビックリだよ!」ぬいぐるみへの感想をどうだっただろうかと待ち構えていれば不意に告げられた兄弟の存在に、ギョッと目を開いては驚きを声に乗せ。「うん分かった、仲良くするね!でも良いなぁ兄弟が居て、私一人っ子なんだよね。だからディーが羨ましいよ。一人で留守番しなくていいし、遊ぼうって言ったら遊んでくれる人が直ぐ側に居てさ」その後向けられた言葉に勿論だと頷いては、紹介する声から仲が良さそうだと感じ。兄弟が居る感覚はどんなものなのだろう、自分には無い境遇に憧憬の色を宿してはその眼差しを向けたまま、素直に羨ましいと感想を溢し。「──え、良いの?太っ腹だねディー、素敵!宝物にする!じゃあもう一匹猫と……あっこの子も欲しい!」思わぬ提案には瞬きを繰り返した後は歓喜の声を上げ、相手を持ち上げるように調子の良い言葉を紡ぎ。その腕に仲良く抱えられた二匹を目にしては微笑ましさからつい目尻を下げるも、じゃあ遠慮無くと図々しさが顔を出してはまた視線を店内に戻し。兄弟の存在を聞いたからかもう一匹同じ黒猫を、そして紫と言うよりはピンク色の子猫を手に取っては相手に差し出し「ディーと遊んだ記念って感じで選んでみたよ。他も見て回りたいし、これで此処での買い物は終わり。あ、お会計お願いしまーす!」満足と言いたげな満面の笑みを咲かせては理由を添えて答え、欲しいものは以上であると告げ。片手をピンと真っ直ぐ上げては店員へと声を掛け)

394: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 18:13:10


>レオナルド

阿婆擦れめ、遊園地の敷地内でそんな戯言述べてみろ。言い終えるより先に鳥に喰われるぞ(冗句の一つとして戻された言葉を鼻で笑えば身近に存在する色狂いを頭に浮かべ肩竦ませやや呆れる様に頭を揺らし「奴は年齢も性別も関係無く貪り喰うのだ、知らぬ存ぜぬの常識など通用せん。……お前は端正な面構えだから奴の好物だろうに」扇子の先を使いパッパと払うような動きを行いながら、彼の言葉がただの冗談じゃ無くなることを指摘して。獣と聞けば遠からず近からず、森の中であれば出くわす事も有るかもしれない、そんな事を思うからこそ曖昧な反応で「___獣なら昼夜問わずに森に出るぞ。危害は加えられないが悪戯は有るやもしれんね……嗚呼。俺の目は暗くなると使い物に為らん、だから帰るのが困難になってしまう」唐突にも取れたその質問の意味を遅れながら理解すると眼球を動かすようにグルリと周囲を見渡し、「獣が襲ってくることは無いが、木々は悪戯が過ぎる。道を塞いで迷わせて狼狽えるのを愉しんでゲラゲラ笑う。__だから好かん」今も尚ちょっかいを掛ける薔薇もそれに含まされる、そう言いたげに眉間に皴を寄せて)



395: レオナルド [×]
2017-11-21 18:57:16


>侯爵夫人

はは、そこは愛に奔放だとでも言ってくれ。(悪びれなく肩をすくめて彼の語る言葉に耳を傾け。鶏肉は安価で手に入る為に頻繁に口にする食材の一つだ。煮ても良し、焼いても良し、炒めても良し。そういえば病院で診察を終えてから食事はまだだったなあ等と見当違いも甚だしい思考の元、器用に片目を瞑ってウインクを一つ。それなりの死線を掻い潜って来た身、筋力、体力共に申し分ない。精神力の面に置いては一抹の不安定さは否めないが「チキンは好きだが、流石に鳥に負けるような柔な鍛え方はしていないぜ」なんて、動物相手に引けを取る筈がないとおかしそうに笑って。どうやら彼の語る"鳥"が人物を指した単語だと思わなかったようだが、かけ違えたボタンの間違いを指摘出来る者はこの場に一人のみ。生命を脅かすような脅威がないのであれば問題ない。問いかけに対する答えにしたり顔で頷き、家路を困難にさせる最たる理由に目淵を柔く細めてみせ。とは言うものの、彼と出会った当初よりも目指す城は大きく、目的地までの道のりが残り僅かであることを示しており)…ふうん、なるほど。じゃあもし城に辿り着くより先に日が暮れてしまった時はオレがあなたの眼になろう。



396: トゥイードルディー [×]
2017-11-21 19:17:54



>ルチア

――俺も、(無邪気なハグを受ければ先ずはその体を確りと支えて背中をトントン、親愛の言葉に微笑ましさを持ちつつ己もまた同じなのだと言う事を言い忘れてしまわない内に確りと伝え。片手の人差し指の先を使い己の頬をぽり、と軽く掻けば暫しの迷いを浮かべてから「そうだね、――うん、……。俺も少しくらいは仕事を頑張ろうかな」彼女のやる気に感化されれば"ふ。"と息を漏らすように小さく笑ってから"頑張ろうね"と前向きな言葉を付け加えて。「鏡、__自分の姿を見る鏡が有るでしょ。ダムはそんな感じ、自分と同じだから腹が立つ事も多いし。」兄妹がいる事を羨ましがられるとは、同じ質問を片割れにしたとしても同じ返答が戻ってくることが想像出来る中で述べるのは仲が良いとか悪いとかを既に超えた関係であるもう一人の自分のような存在についてで。一拍分の間を作ればぴし。相手の事を指さして「でも、俺はアリスみたいな妹が欲しかったな。一緒に遊んで楽しいし、」向けた指先を下ろして冗談の様な軽さを含ませつつけらりと笑い飛ばして。ぬいぐるみを思っていた以上に喜ばれれば何だか少し照れくさく、決まった縫い包みを店主にラッピングして貰うようにお願いして支払いを。暫くしてから透明な風船の中にぬいぐるみを閉じ込めて空に浮かべた物として戻されれば風船がそのまま空に行ってしまわないようにリードのように括られたひもを受け取ってから彼女の手首に付けて「木にぶつからないように気を付けてね」と注意を一つ添え)



397: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 19:31:52


>レオナルド

__確かに、お前の身体は基盤が出来てる。だが、ドードー鳥とて負けてはおらん。(何処か自信の垣間見えるその発言を耳にすると"ほお、"と感心する感嘆符を一つ。納得するのは彼の体格が良い事が何よりの答え、扇子を使いペシンと叩くように二の腕の辺りを小突けば意地糞悪くほくそ笑み「色に狂った鳥はそう簡単に組み敷けない。増して、地の利は奴にある。__だが、俺が拾った俺のアリスだ。奴の玩具にされるのは良い気がせんね」すう、と瞳を細めながら誰彼構わず手を出す鳥を頭に浮かべ、滅多に拾う事が出来ないアリスを取られるのは気に入らんと彼の姿を捉え、勝手な動きをする影を踏みつけてから「いざと言う時は俺がお前を守り進ぜよう」自信に満ちる様に口角を持ち上げ、綴る言葉は今し方彼から受けた言葉を捩るもの。「そら、ついた。此処がお前の暮す場となる赤の城、道に迷うたその時は彼方此方のメイドを捕まえれば良い」重たい扉を開き、先に前を進みながら語る最中から通り過ぎ挨拶を紡ぐメイドを示して。)

(/素敵な交流を有難う御座います!女王との歓談は飛ばす事が出来るのですが如何なさいましょう…!飛ばした際には国案内、無いし城内案内に向かわせるつもりです…!)



398: レオナルド [×]
2017-11-21 20:11:58


>侯爵夫人

……。はは、余計なお世話だったかな。(耳に馴染みのない"守る"という単語には妙なむず痒さを覚え、決まり悪気に利き手の人差し指で頬を掻いて視線を逸らして。今は遠い温もりに満ちた幼き日々。ある日を境に一転した奪い奪われ、騙し騙されの人生。一人の人間として成熟するまでの間、何度となく交わされた口約束と同じだというのに、出会ったばかりの素性も知らない彼の語る言葉がどうしてこうも甘く響くのだろうか。軽口を叩きながら歩む表情こそ常と同じであれど、目敏い者であれば、両耳の端がほんの少し赤く色付いていることに気付くだろう。城に辿り着く頃にはその微かな変化も消え失せ、重厚な扉が開かれる様を眺める。道案内を買って出た住人に続くように踏み入れた城内、慎ましくも豪奢な内装に思わずといった様子で感嘆の声を漏らして。道すがら此方に頭を垂れる愛らしいメイド達に片手を振るのは忘れず、先を行く相手の後を追って、その隣に並んで)


(/お世話になっております!女王様とお話させていただきたい気持ちと、探検したい気持ちで揺れ動いておりまして…丸投げになってしまい、大変恐縮なのですが、主様が展開しやすい方をお任せしてしまっても大丈夫でしょうか?)



399: ルチア [×]
2017-11-21 20:40:48

>トゥイードルディー

ディーも?ふふ、一緒だね。すっごく嬉しい!
(ぽかぽかと日だまりのように温かく優しい。相手の体温を身近に感じ、もし瞳を閉じれば眠ってしまえそうな感覚を抱くと背中に触れる手つきには擽ったそうな笑い声を上げ。ぽつりと相手の口から零れ落ちた言葉を鼓膜に響けば、その意味を繰り返すように言葉を重ね。相手も自分も同じ気持ちであればこれ程幸せな事はないと、嬉しさを滲ませてははしゃいだ声を上げ。相手にしては珍しく歯切れの悪い様子にはどうしたのだろうかと不思議そうな目付きを向けるも、途切れ途切れに言葉が紡がれ最後には頑張ろうと告げられれば、みるみる口角をこれでもかと持ち上げ「ディーお仕事頑張るの?じゃあさ、その時は気が向いたら誘ってよ!私も一緒にやりたい!」それはいつだろうか。その時は自分も自分もと挙手をしては、相手の仕事の助けになるかは分からないが一緒にやればきっと楽しいと、胸をワクワクと高鳴らせては声高に手伝いたいと主張し。鏡に例えられたその関係が語られれば静かに耳を傾け「それは……不思議な感覚だねぇ」頭に思い浮かべる。自分の動きに合わせ鏡の向こうの自分も動き、じっと見つめれば見つめ返される。一心同体、影のようにぴったりとそこに居るような存在。うまく言葉に表現出来ない事にモヤモヤとしつつも、それ以上の感想が浮かばず、呟くように述べ。しかし指先を向けられ告げられた言葉に途端に表情を崩しては破顔し「あ、私も!お兄ちゃんとか欲しいなって思ってたよ。だからなんだか夢が叶っちゃったような気分。これからもたっくさん遊ぼうね!」この国に来て目を覚ました当初、最初に抱いた夢のようだと思った感覚。それを思い出しつつ瞳を細め、一緒に遊んで楽しいと言われれば自分にとってそれは何よりの褒め言葉であり、それに答えるように上機嫌でもっともっと遊ぼうと笑い掛け。相手が会計を済ませぬいぐるみを今か今かと待ち望んでいれば、箱や袋では無く風船の中に包まれた姿に思わず目を丸く見張り「え、え。こんなの初めて見た!すごいね、素敵なプレゼントをありがとうディー!」自分の手首に紐が括りつけられるのを大人しくしながらも、そわそわと己の真上に浮かび地面に影を落とすそれにチラチラと視線を向け。初めて見るこの光景は自分の記憶の中に、今後ぬいぐるみと共に大切な思い出として刻まれるであろう。改めて感謝を伝えては注意の言葉には"はーい!"とお行儀の良い返事を返し。「次は……他の事にお金を使っちゃわないうちに、お菓子かな。それからブラブラしながらキノコのカフェでお茶したい!良いかな?」さて次はと考えを巡らせては、他に目移りしない内に目的の物を、そしてその後の予定に軽く触れて相手の意見を伺うようにその顔を覗き込むように見上げ)

400: 侯爵夫人 [×]
2017-11-21 20:41:51



>レオナルド

___。(見つけたアリスを女王陛下の元へ引率する、顔見せが終われば本来ならば彼の部屋まで連れて行くべきなのだと頭では分かっている。壁に掛けられる大きな時計を眺めては日が暮れる時間を逆算する。部屋まで案内していると戻る事が出来ないかもしれない、そんな焦りを持てば口角を結び何よりも先ずは彼が戻ってくることを待つばかり。彼はこの国の規則や事柄を把握したのだろうか。浮かぶ不安が無いと言えばうそになる。が、途中、己が来ている事を聞いたライオンが数種類のサンドウィッチと小分けされた数種類のクッキー、缶に入る珈琲を籠に入れて持って来てくれると有難く受け取って。最近有った事ことなんかを雑談として話していれば扉越しに歓談が終わった空気を感じ、挨拶を交えていなくなるライオンを見送り。再び扉が開くと戻って来た相手へ顔を向け「お帰り、アリス。……お前を部屋まで案内してやりたいが、そうすると戻る時間が無くなってしまう。お前を遊園地まで案内する事ならば俺に出来るが、もし部屋に向かうのならメイドに託すこととなる。」"何方が良い"と尋ねかける様に選択肢を与えながら頭を傾け)

(/それでは折角なので探検の方にさせて頂きますね…!お返事ありがとうございます…!/蹴り可)



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