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個人用・練習用
自分のトピックを作る
■:
絢羅 [×]
2017-10-14 23:53:22 ID:145fec2df
自己満足夢小説。
チート夢主等アリ。
コメント不可。
1:
絢羅 [×]
ID:145fec2df 2017-10-15 00:11:50
《 永瀬 彩 / ナガセ アヤ 》
27歳 / ♀ / 155cm / 47kg
黒髪に鳶色の猫目をした女性。強いて何方かと言えば綺麗系。しかし特別目立つ顔立ちでも無く小綺麗程度。肩甲骨が隠れるセミロングヘア。前髪は斜め分けで眉下程度の長さ。
色白華奢だが靭やかな筋肉はアリ。高校生に化けられる程度には童顔(制服という名の魔法アリ)。
性格は一言で表せばク-ル系が強め。冷静で物事を客観的に見る事が出来る。親しくなれば面倒見が良く典型的なお姉ちゃんキャラとも言える。
知識アリの転生トリップ。前世ではゼロ所属で安室透と同じ立場であった。死因は潜入先の組織で所属がバレてしまった事による銃殺。今世で20歳を過ぎるまでは火薬の香りや独特の音がトラウマ(夏祭りの花火や運動会のスタ-ト合図等)。現在は克服している。
二度目の人生ということで様々な習い事に率先して取り組んだ努力型チ-ト。鷲と鍵を指す組織の両親が居る。高校を卒業するとアメリカに飛び、アメリカの大学をそこそこの成績で卒業。強制的にトラウマを克服することになり、銃の扱いを其所で憶える(と言うより思い出す)。
名探偵コナンの世界と知ってからはフラグを折りまくったものの、原作開始以前のキャラは救済出来なかった。黒の組織とは情報屋「黒猫」として関わりが有るが気紛れ故に加担している訳ではない。
一人称は私。好物は水飴とアイス。料理は出来るが多忙を極めると栄養補助食品に頼る傾向がある。
2:
絢羅 [×]
ID:145fec2df 2017-10-15 00:25:56
───Prolog
神様はこの世に存在しない、と云うのは“ 27年 ”と人生の約3分の1を生きて来て身を以て知った事。
5歳で前世の記憶を取り戻し、それから15年以上。花火も運動会のピストルも大嫌いだった。アメリカで過ごした5年は波乱万丈で、克服せざるを得なかったけれど。アチラさんは銃社会である為か、テロやらハイジャックやら日常茶飯事だった。勿論日本よりは多いくらいであって、毎日ある訳でも無いけど。
22歳から情報屋として動き始めて黒の組織と呼ばれる酒がコ-ドネ-ムになっている組織の存在を知り、益々頭を抱えたのは記憶に新しい。
前世で莫大な人気を博していた“ 名探偵コナン ”の世界だなんで誰が思うだろうか。そう言えば自分が通っていたのも帝丹だったわ。今更だけど。
そうして色々と思い出して、色々と覚えて27年。目の前には事件ホイホイの某少年がいらっしゃった。──誰かこのフラグを折ってはくれまいか。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※ 満年齢記載
0歳:誕生
5歳:前世の記憶が戻る
6歳:帝丹小入学
13歳:帝丹中入学
16歳:帝丹高入学
18歳:アメリカの大学に入学
20歳:アメリカで立て籠り事件に遭遇
20歳:↑にてトラウマ強制的に克服
21歳:銃の扱いを憶える(思い出す)
22歳:情報屋「黒猫」始動
25歳:アメリカから日本に帰国
27歳:原作開始時
3:
絢羅 [×]
ID:145fec2df 2017-10-15 00:37:46
「 お姉さん、有難う!! 」
目の前でニコニコと人懐っこい笑みを浮かべるのは作品の主人公である江戸川コナン君。暫くパソコンと睨めっこをしていた為か目が疲れ、気晴らしにと公園を訪れればコレだ。
“ 今迄の苦労を返してくれ糞餓鬼 ”と言いたいが此処は我慢。大人の余裕を見せなければ。公園の入口に転がって来たサッカ-ボ-ルを手に取ってしまった自分を呪いたい。
『 ──如何致しまして。 』
薄らと柔らかな笑みを貼り付けてサッカ-ボ-ルを目の前の少年へと返せば笑顔で上記を返された。いや、確かに可愛らしいのだけど。あまりにも子供らし過ぎて違和感を感じるのは、きっと自分が転生トリップを経験した者だからだろう。両親がハイスペックである為かその笑顔は完璧である。これじゃは大抵の人にはバレないだろうな。
「 お姉さん、見ない顔だけど此処の近くに住んでるの?? 」
じゃあ、と立ち去ろうとした自分に掛けられた声は眼鏡の子供の声で。───詮索するなよ!!なんて思わず頭を抱えたくなるのは不可抗力である。
『 ──まぁね、2年前くらいかな。 』
当たり障りの無い情報だけを素っ気無く伝えてみる。中身が高校生じゃこの程度めげないだろうけど。否、めげて欲しいわ。
「 そっかぁ!!サッカ-ボ-ル有難う!!またね!! 」
えへへ、と言わんばかりに破顔して伝えられた礼は悪くないけれど。また、は遠慮したいかな、少年。
パタパタと少年探偵団らしき面々の所に駆けて行く少年の背を見遣り、自分も家に帰ろうと踵を返す。
───引き籠もりになろうかな。
これが江戸川コナンとの初めての出会いである。
4:
絢羅 [×]
ID:145fec2df 2017-10-15 00:51:13
───コナン side.
元太が蹴ったサッカ-ボ-ルが公園の入口迄飛んで行き、“ 何やってんだよ ”と悪態をついてから取りに行く。目当てのサッカ-ボ-ルは小柄な女性の手の中にあり、迷わず俺は声を掛けた。
蘭よりも短い髪を風に遊ばせながら、鳶色の瞳に冷淡の色を滲ませた女性は微笑を浮かべながら自分にサッカ-ボ-ルを手渡した。
子供らしい笑顔を貼り付けて御礼を述べれば一呼吸置いて返事を返される。見た目は若いが怜悧そうな雰囲気は大人びた印象を与えており、歳は18歳から20代前半といった所に見えるがもっと歳を取っているかもしれない。
探偵の性か、そんな一呼吸の意味すら知りたくなってしまい咄嗟に出たのは唐突な問いで。案の定僅かに怪訝な顔をした女性に冷や汗が流れる。
自分でも選択をミスった自覚はあるが、一度零した言葉は取り消す事が出来ず。
『 ──まぁね、2年前くらいかな。 』
律儀に答える女性は早く立ち去りたそうで、俺はもう一度御礼を告げると足早にクラスメイトの元に戻った。
───その女性が自分の背を軽く睨む様に見ていた事に気付かず。
それが俺、江戸川コナン基工藤新一と女性の出会いだった。
5:
絢羅 [×]
ID:145fec2df 2017-10-15 01:24:09
( ※稚拙な英単語多発 )
「 Hi. Chat noir. 」
江戸川コナンとの出逢いから数日。目覚ましとなったのは艶のある女性の声音だった。携帯の初期着信音が耳に届き、宛名も見ずに出てしまったのが運の尽きだったらしい。
『 何です??──vermouth. 』
不機嫌さを顕にして問えば、声高らかに笑われる。ベルモットとは比較的長い付き合いである。黒の組織を知り、情報屋として動く様になってからコンタクトを取ってきたのがこのベルモットであった。
ベルモットは此方の情報を知らない。知っていたとしても“ 仕事用の声 ”くらいだろう。
「 あら、随分機嫌が悪いわね?? 」
クス、と電話口で吐息の様な笑みを零される。解ってるなら態々聞かないで欲しい。コッチは徹夜である組織の情報を掻き集め、先程眠ったばかりなのだから。ガリガリと頭を掻いてベッドの上に胡座をかく。
『 要件。無いなら切りますけど。 』
ふん、と鼻で笑って催促すれば“ 釣れないわね ”とのお言葉を貰った。一見、険悪な遣り取りに見えるかもしれないが、ベルモットと私の間柄故に叩ける軽口である。友人以下知人以上、それが私達の奇妙な関係だ。
「 例の組織についての情報を送ってくれるかしら。ジンが早くしろって五月蝿いのよ。 」
はぁ、と溜息混じりに呟かれた言葉に嗚呼…と返す。
ジン───長い銀髪にグリ-ンの四白眼。性格は冷酷で気が短い。獲物はベレッタM1934でポルシェ365Aに乗っている長身の男だ。組織の中でも指折りの実力者である。
1年程前にそのジンと遣り取りをした事もあるが、大変短気でいらっしゃった。取引の為にとホログラムを倉庫の壁に投影し、其所に遠隔で自分の声を充てたのだが。少しばかり弄った所即座に獲物を抜かれてしまった。──まぁ、交渉は決裂という事で情報をコピ-したUSBメモリは壊させて貰ったが。
『 電話を切ったら携帯に送ります。 』
欠伸を噛み殺しながらそう伝え、一方的に電話を切る。この携帯は細工をしている為電波を辿って居場所を特定される事も無い。ベルモットは大抵長電話になる為、こうでもしなければ2時間は愚痴に付き合わされるのだ。それだけ信用しているのかもしれないが、徹夜明けの頭には勘弁して欲しい事案である。
簡単な操作でベルモットの持つ端末へ情報を送り、御礼のメ-ルが来た所で携帯の電源を落とす。必要な情報は全て送ったし、連絡が来ることは無いだろう。来ても気紛れ黒猫が応じるかは別の話である。
携帯をサイドテ-ブルに置き、ベッドへと寝転がる。後3時間は何事もありません様に、そう願って。
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