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滅びの森のレクイエム【3L/少しだけ特殊】/83


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61: アラン・ドラクロワ【吸血鬼:主】 [×]
2017-10-18 23:06:08



>ユリーア

(返ってきたのは、見た目に似合わずたおやかな女言葉――に見事マッチしていない、野太いとまではいかずとも十分に低い声。マドモワゼルと呼ばれて嬉しそうに振り返ったことからするに、この同性の人物は所謂アレの人種なのだ。
と、とうとう理解し内心呻きながら頭を抱え込んだものの、こちらを見上げる彼のたれ目がちな紫の瞳は申し訳なさそうな色を浮かべていることにはっと気づき、咄嗟にこちらの非礼を詫びて。ショックを受けたのは事実だが、女だと思い込んで声をかけたのはこちらなのだ。女でなかったからと立ち去るような真似はするまいと、どうにか頭を切り替え、罪滅ぼしにと提案し。)

いや、其方が謝るようなことでは……こちらこそすまない、何分あまりに後ろ姿が美しかったもので。失礼を許してくれ。……道にお迷いのようなら案内するが。それとも人探しかい?


>ラフィーナ

……驚かせて悪かった。ああ、ハンターにやられてね。この森の同志のよしみで薬草か何かをくれるか? あれだ、ほら……血なら存分に採ってもらって構わない。

(素っ頓狂な声と共にこちらに顔を向けたのは、幼いウサギを思わせる気弱そうな表情をした子どものように小柄な魔女。夜が更けていることもあってそのあどけなさに少々驚き、怪我で殺気立っていた筈が一瞬で毒気を抜かれて。ほっとしつつもずるずると背後の樹に背を預けると、怯えながらも近づく彼女をいくらか安心させるように先程よりは穏やかな声で返しながら、初対面にもかかわらず交渉を取り付けて。) 


>シュカ

(す、と草がそよぐような仕草で彼女がこちらに向けたのは、上質なワインを思わせる深い赤紫の瞳。その目つきはこちらを見つめつつもどこか遠くに向いているようだが、車椅子に坐した華奢な純白のワンピース姿と相まって、彼女のどこか超然とした雰囲気を強めるようなものでしかなく。
――この少女は何かが違う、そう心の奥底で直感し普通の女に抱くのとは違う好奇心をそそられたその時、彼女が曖昧に微笑んで名乗ったことに気が付けば、こちらも静かに笑って返し。普段ならば歯の浮くような甘い台詞を囁きながらさりげなさを装って彼女の耳飾りに触れただろう、しかし彼女にそれをするのはどうしたことか躊躇われる。故にごく普通の自己紹介を済ませながら、それでも慎重に誘ってみせて。)

それはおそらく、高嶺の花のようで近寄りがたかったのだろうな……シュカか、髪色によく合った名だ。俺はアラン・ドラクロワ、好きに呼んでくれて構わないよ。……つまならいと言っていたね? 退屈しない場所を知ってるんだ、君をエスコートしても良いかな。


>アーネスト

(軽快に声をかけてみれば、金髪の若い神官はしかし露骨に顔をしかめ、鋭い視線をさっとこちらの全身に巡らせながら訝しむような顔をしている。やはり敵相手に声をかけたのは過ちだったか、と今更警戒したものの、しかし思い直したらしい相手が発した「私有地」という言葉に目を見張り。ついで、姿勢を正し脚本を読み上げるような調子で形式的に謝罪を述べるこの男アーネストが、己がついた嘘の矛盾を一瞬で見破ったこと、しかしすぐに――自分にとっては幸運なことに――高貴な身分の者が大方息抜きの遊戯でもしていて、正体を隠したい思いから咄嗟に嘘をついたのだろう、と推理したことにも気づき、その異常に切れ味の鋭い頭脳に尚大きな警戒心と、しかし一抹の興奮のようなものを覚え。この男はそこらにいくらでもいるような、それまで神殿に籠りきりだった初々しい神官でも、老朽化した石のような脳味噌を乗せた古ぼけた神官でもない、血の巡りの激しい生きた頭脳を持つ男なのだ。
だが正体を明かすことはこちらとしても避けたいところ、彼が勘違いしてくれるならばその流れに乗ってしまわない手はないし、ここまで切れ者なのであれば警戒するべくこの機にこの男をよく知っておく必要もある。日食薬の取引関係を結んでいる魔女も守らねばならない――故に敢えて否定しないまま、頭を下げている相手に足元のシダを踏み分けながら近づいていき、是非を問うというよりも決定を確認する調子で穏やかな声を投げ。)

俺はアラン・ドラクロワだ、アランと呼んでくれて構わん。魔女狩りの命があるのだろう、だから森を歩くのは自由だ――君も実際気にしてはいまい――ただ、君に同行することをどうか許してくれないか? 領主として、尊い身分にある客人を身の危険のある場所で歩き回らせるわけにはいかなくてね。


(/全然大丈夫ですお気になさらず、むしろアーネストの素晴らしい個性である過激さにしょっぱなからひとめ惚れした後も毎度キュン↑キュン↓してるくらいなのでもっとやってくださって大丈夫だゾ!そして背後の稚拙な演出を巧みに料理してくださってありがとうございます……ああ^~たまらねぇぜそれ、是非とも激しく舌戦したいです!
そしてそちらの件もありがとうございます。そのように言っていただけること、主として非常に感謝しております。こちらこそ愚息ともども末永くお付き合いできれば何よりです!こちらこそオナシャス……!!)


>ヘンリエッタ

ああ、良いとも……君もひとりか? 変だな、君ほどの女性なら村じゅうの男たちが年中放っておかなそうなものを。

(不意にかかった声に隣の方を見向いてみれば、蜂蜜のように艶やかに煌く金髪を華奢な背中に流している美しい女がひとり。返事を聞くまでもなく座るその女性の余りに妖艶な雰囲気にさすがの己も目を張り、普段散々冒涜している天に向かって思わず感謝の言葉を心の内で捧げたほどだ――何たることだ、おお神よ、今宵の獲物を探し求めていたその矢先に、願ってもない極上の生け贄の乙女が自らこちらにやってくるとは!
だがしかしその興奮は勿論おくびにも出さず、相も変わらず歯の浮く台詞をごく自然に紡ぎだしながら、片手をあげてウェイトレスを呼び、新しくボトルとグラスを運ばせて。彼女とどう打ち解けようか、と下心一杯に画策しつつグラスに赤を注いで彼女に差し出したその瞬間、しかし初めて会った筈の彼女に妙な懐かしさを覚え、暫しその顔をじっと見つめて。)




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