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ある日、森の中(〆)/1130


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自分のトピックを作る
964: 皐月 夜 [×]
2020-04-28 13:00:59



──ジュリーがそう言ってくれるなら、これは私の功績にしちゃおうじゃないか。でもねでもね、もっともーっと頑張るよ!
( 自らの頬擦りを一心に受けた相手が肩へと移動すれば、何か気恥しい気持ちがあるのか今度は人差し指で小さな頭を撫で回し。ややして自身の魔力で浮かんでいた花弁達も地面へ降り立った頃、花数の減った木と地面にたくさんに敷き詰められた敷物の如くなった花を見比べて「ねぇジュリーの魔法見たいな。よくよく考えたらさ、私あんまりジュリーの魔法見た事ないんじゃないかなぁって」突拍子もないお願いを一つ。それは好奇心が半分と、褒められ、優しく頭を撫でられ、その全てになんだか甘えたくなってしまったからで )




965: 妖精 [×]
2020-04-29 18:27:18


私の魔法?
(相手の照れ隠しなのか、さらに頭を撫で回されその動きに引っ張られる形で頭部を揺らしつつ「応援してるわ」と返し。細い指先が頭上から離れてゆけば、旋毛から毛先に掛けて、乱れた癖のある緩い紫髪を左手で束ね、右手は手櫛にして整え始め。唐突な願いが発せられては動かしていた手を止めパチリ、と翡翠の瞳を瞬かせた。自分が扱える手札を脳内で思い返し、自身の髪に絡めていた指先をするりと引き抜き。「披露出来るもの、ねぇ……前にも言ったように、私が得意とするのはほんの少し風を操る術と誰かを惑わせる魔法よ。例えば方向感覚を混乱させたり、目を見えなくしたり、恐怖を呼び起こしたり。またはその逆で、乱れた心を沈静化させたり。そこに有るはずの無い物を魅せる魔法。……それでも、見てみたいって思う?」話しながら考えを纏めるように紡ぐのは、他者の精神や肉体に干渉する魔法。いつだったか、相手から狼を遠ざけた際、獣は何かに怯えるように逃げ出していった姿を思い出させるように静かな声で語り。肩に座ったまま身体を前に倒せば、彼女の顔を間近で見詰め。手を加えようと思えば生物を一時的に己の虜にさせる術をも知る魔性の笑みを湛えては、彼女を試すような口振りで問いを投げ掛け)


966: 皐月 夜 [×]
2020-05-02 09:26:03



それってばとっても魅力的。私ちゃーんと覚えてるよ。前に狼に使ったのもジュリーの言う“無いものを見せる”魔法でしょ?
( 口元に蓄えた笑みは普段のキュートなものではなく、妖艶にも見える魔性の笑み。それを間近で見る事で何か特別なものが流れ込んで来るような、そんな感覚に背中を揺らして。もし自分相手に魔法を使うとしたら、彼女はどんなものをチョイスするのだろうか。今度は100%の好奇心で以て大きく頷き。「私にかけてよ、魔法。ほら、お花見の楽しみの一つって事でさ」瞳を今か今かと輝かせる。適当な理由を付けてお願い )




967: 妖精 [×]
2020-05-04 23:52:23



もう少し、ヨルは危機感を持つべきね
(妖精としては脅したつもりが、少女の瞳の奥に輝く虹彩は喜色一色のみが返ってくる。はぁ、と顎を引き重たいため息を地面に吐けば、浮かべていた笑みを霧散させ。本当にもう少し痛い目に合わせた方が良いのでは、と考えが過るが、今は友を傷付ける方法を取りたくは無く。少女の肩からパタパタと虫の如き薄い翅を震わせ飛び立てば、頭よりも高い位置で留まり。「じゃあ魅せてあげる。これが私達の魔法よ」体内に流れる魔力を意図的に背後へと注げば、うすらぼんやりと発光する一対の翅。十分に力が満ちればくるり、くるり、と渦を巻くように。空中で踊るように飛行すれば、淡い光の粉が少女に降り注がれるだろうか。息を吸い鼻腔に、瞼を開いた網膜に、衣類から晒された肌に。少しでも取り込んでしまえば、幻惑の魔法は発動してしまう。そして、有るはずの無い景色が見えてくる筈だ。上を見れば、大きな曲線を描き青空に幾重にも重なって掛けられた虹の橋を。目の前に意識を注げば、記憶を元に再現された、久しく家に帰っていないであろう彼女の父が、桜の木の下で両手を広げ自分達の元に歩いて来る様が)

968: 皐月 夜 [×]
2020-05-06 14:18:33



あー、それよーく言われるやつ。
( みるみるうちに膨れ上がる好奇心が圧倒的勝利を得る中で、毎度毎度“危機感”が負けてしまえばそれこそ耳にタコが出来る程聞かされた言葉。だからこそまたさらりと流してしまい。ふわりと浮かび、まるで美しい蝶か何かの如く空中を舞い踊る姿は薄ピンクの桜の花弁と相まって美しさを何倍にも膨れ上げると言うもの。それに続いて光り輝く粉が自らを包めば、反射的にぎゅ、と目を閉じて。深く深く呼吸をする事で吸い込んだ光の粉は余す事なく体内へ。そろり、と目を開けて一番最初に見たものは色鮮やかで、くっきり、はっきりと浮かび上がる幾重にも重なる虹。「わぁ!これさ、虹の橋を歩いて渡った先にジュリーの住む妖精の世界があるーとかだったら──」興奮に声を弾ませて頭の位置を戻した先、次はここ何ヶ月も姿を見ていなかった父親が蜃気楼なんかじゃなくはっきりと佇んでいるではないか。「え!?おとーさん!?…あれ?おとーさんもこの場所知ってたの?」ぎょっと目を丸くさせ驚きを表情に。すっかり魔法にかかっている事など忘れ久し振りの再会に、にんまりと笑みを浮かべて距離を詰めようか )




969: 妖精 [×]
2020-05-08 16:20:48


虹の橋?そう、ヨルにはそんな夢が見えているのね
(危機管理云々についてはそれ以上はもう何も言うまい、と肩を竦め閉口し。目を瞑る彼女を優しく包むように、妖精の翅から零れる光の粒子はその周囲で仄かな輝きを放つ。次に瞼が開かれた時、ダークブラウンの瞳の奥に幾多の星が煌めいて見えた。彼女に優しい夢を。そう念じて編んだ魔法。術者が万が一、魔法を掛けた本人の感情を軸に具現化した幻惑に身を呑まれぬよう、その光景は彼女本人の眼にしか映らない。話振りから想像を広げつつ、その傍らを妖精は飛び回り。──父を迎えようと普段と変わらぬ態度で歩む娘に対し、父親の幻影はどこか涙を堪えるような、そして嬉しさを滲ませ、彼女によく似た笑みを口許に湛え同じく歩み寄る。彼は声を発する事は無く、しかし何かを告げるように口を動かす。それは愛の言葉か、日頃の謝罪か。記憶を源に動く其れの反応は、本人により近い潜在意識の行動を鏡写しの如く反映しているのかもしれない。互いの距離がすぐそこまで縮まれば、大切な娘を両腕に抱き締めようと揺れ動き、けれどその手は体に触れる事は叶わず透過し、一陣の強い風が吹く。桜の花弁に拐われるようにして父親の姿や頭上の虹は掻き消え、彼女の周囲で魅せていた光源たる粉も力を失い。ほんの一瞬だけ夢を見ていたように、そこで魔法の効力は切れ、彼女の眼には元の景色だけが映っている事だろう)



970: 皐月 夜 [×]
2020-05-09 14:47:59



( 久しく会っていない父親との再会、その腕にすっぽりと収まるべく飛び込むはずだったのに太く逞しい男性の腕は自身の体を包み込む事はなく、透けた事を認識した直後には吹き付けた風により舞い上がった花弁によって、父親も、そうして鮮やかに弧を描いていた虹までもが跡形もなく消え去り。「──あー…、これはあれだ。ジュリーってば天才」残された大きな大木を双眸に映して漸く妖精に頼んだ魔法による所謂幻覚だった事に気が付けば、胸に巣食う少しばかりの切なさや寂しさを閉じ込めつつ、くるりと振り返り感心するようにぽつりと言葉落として。それから普段と変わらぬ笑みを口元に蓄えては、「私はさ、虹とか父親だったけどジュリーはどんなのが見えるんだろ。…魔法使いさんにもかけてみたいなぁ」他の人達が見る夢に興味を向けて )




971: 妖精 [×]
2020-05-12 00:18:10



(少女の瞳が開かれ、呼び掛けられた単語に彼女の見ている景色を妖精は何となく察する。抱擁しようと虚空に向けられた両腕が空気を包み込み、物悲しな色を瞳の奥にも感じ。感想はと水を注ぐよりも前に口を開かれ、今体験した新鮮な感情の込められた言葉には、三日月のように唇の両端を釣り上げ。「あら、そんなに良かった?けど、上にはもっと凄いのも居るのよ」今回は試しにと軽く施し、持続時間も短いものを選んだのだが。魔法に特化した性質では無い為に、謙遜と形容するよりは事実を述べているような口振りで。「自分自身には掛けられないから分からないけど、白馬の王子様か、もしくはヨルが出てくるんじゃないかしら。ちなみにあのエルフに私くらいの魔法は効かないわ。昔は騙せたんだけど、すぐに耐性を付けてきちゃったのよね」夢見る少女に自分の予想と、最初こそ慌てまだ可愛げのあったエルフの仕事や適応の早さを明かし。彼女の側を漂っていた体を空中で留め、空を見る。昼時から一切天候や気温に変化の無い、下界から切り離され停滞した穏やかな世界。しかし結界の外では、今も時間が経過している。自分にはそれが障害とも成らないが、人の間にある本のように、現実に戻った際に何年も経過してしまったら大変だ。「さてと、此処と外は時間にズレがあるから、そろそろ帰さなくちゃね。ヨルの魔法や成長が見れて満足したし、美味しいお菓子もありがとね!」と、帰路を促しつつ、明るく弾んだ声を桜に包まれたこの空間に響かせ)

972: 皐月 夜 [×]
2020-05-12 15:50:13



白馬の王子様!?ジュリーったら乙女!「さァさァ、ジュリー姫お手を此方へ」──って感じ?
( 己が出て来るとの言葉は先に紡がれた夢の話で完全スルー。いいお話を聞いたと双眸キラッキラと輝かせれば、脳内お花畑、辺りにはハートが飛び散らんばかりに…また、ウネウネと怪しく体を揺らしながら今出来る精一杯の低い声でクオリティの低すぎる“王子様”の真似をして。「魔法使いさんってもうなんか…魔法使いってより魔王みたくなってるね…」勝ち道の見えない話には肩を落とす。いい加減諦める、と言う選択肢は相変わらず無く。この素敵な空間でのお開きが近付いた事を知らせる呼び掛けには少し残念そうに眉を下げるも、すぐにまた笑顔を。「お婆さんになるのが早まる訳にはいかないねぇ。またさ、何度だってお花見しようね!魔法だってたくさんお披露目するんだから」こくり、と頷いてから一歩、友の方へと歩み寄り )


(/ いつもお世話になっております!背後です。この辺りでお開きになりますかね?久々に魔法が使えて、更には素敵な夢をも見させ頂いて、夜はさぞかし楽しかった事と思います!! )




973: 妖精 [×]
2020-05-14 10:07:49


ふふ、そうそうそんな感じよ。で、お城には可愛い男女の召し使いが居て、甘いご馳走と綺麗なドレスでお洒落を楽しんで、庭園で薔薇とかの手入れをするの。まぁ、ヨルは王子様じゃなくってお姫様って感じだけどね。それから、その動きは止めなさい。ちょっと気持ち悪いわよ?
(可笑しな冗談にもしも話をさらに上塗りする。現実では起こり得ない想像だからこそ、考えるのが少し楽しくなってきたのか。声を低く落としても少女の色が抜けきらない真似を耳に入れては、ぼんやりとしたイメージが美化され具体的さを増し、幾つもの思い付きが口から溢れ。いつぞや贈られた花の動きのように身を捩る彼女を見下ろせば、笑顔のままナチュラルな口調でストレートに指摘し。「魔王なら早く勇者様に倒されて欲しいところだわ。アイツはエルフじゃなくって、本当は悪魔だったって言われても驚きはしないしね。むしろ納得するくらいだわ」肩を落とす彼女の目の前に留まり、胸の前に両腕を組んでは、肯定するような返事を。エルフに対する不満なら次々と産み出せるのだろう。妖精は、頭に山羊の角と背中に蝙蝠に似た翼を生やした非道な悪魔の姿を思い描きつつ、饒舌に語り。「そうよ、ヨルには長生きしてもらわなきゃ私も退屈で困るもの。えぇ、お花見も魔法もこれからも何度だって付き合ってあげるわ。それじゃ戻りましょうか。此方よ、私とはぐれないよう気を付けてね?」名残惜しむ声に同意と、軽口に本音を一欠片交ぜる。一度美味を知って肥えた口は他の味を受け付けづらくなると聞くが、彼女がこの世を去った後も自分の目に映る世界は今のように輝いて見えるのか。それ以上深く考えないよう、次の話題に思考を切り替え。今一度同じ言葉と思いで返せば、パタパタと翅を震わせ彼女を導くように前へ。普段隠されている筈のこの場所も幻惑を得意とする己の前では一本道となるが、互いの距離が離れすぎてしまえば、その力を発揮してしまう事だろう。チラチラと後ろを確認しつつ桜並木を戻れば、夕暮れ時の鬱蒼とした暗い森に景色は早変わり。そうして森の入口まで彼女を送ってから、妖精は帰路につくのであった)

(/此方こそいつもありがとうございます!そうですね、切りが良さそうなのでこの辺りで締めとさせて頂きますね。お花見楽しかったです!この二人の仲の良いやり取りはほんと、心の癒しです。ありがとうございます!
深くはまだ語られて夜ちゃんのお父さんの姿、勝手に出してイメージと違ってないか心配だったのですが、折角なら話に絡めたくて、幻と言う事でぼんやり曖昧に登場させてしまいましたが、好意的な意見で安心致しました。いつも妖精にも構って下さりありがとうございます!
それから反応が遅れてしまいましたが、向こうでの夜ちゃんの魔法についての考えとか、リストとか拝見しました!どれもいつか叶えていきたいですねっ

さて、長々と語ってしまいましたが、次の場面はどうしましょうか?またお時間ありました時にご希望を聞かせて頂けると嬉しいです…!宜しくお願い致します!)

974: 皐月 夜 [×]
2020-05-15 08:24:36



(/ ひとまず本体会話のみで失礼しますー!普通では見られないような大きく鮮やかな桜の木の下で、夜とジュリーがニコニコしながらお花見してる姿、想像したらホッコリしつつも何かちょっと切なくなっておりました。こちらこそありがとうございます!!
夜の父親の件も、まさかこんな所で登場出来るなんて…!今度は家族のあれこれもやってみたくなりました…!
夜の魔法の進み具合等、これからも時間を見付けていろいろ載せたいと思います!

次の場面ですが、久しぶりに魔法使いさんかラナさんと絡んでみたいなと思いました!占いとか、ユニコーン捜索を進めるとか、前に言ってた本の中に閉じ込められるイベントも気にはなるけどちょっと早すぎますかね?主様がこんなのやりたい!と言うのがあれば、ぜひー! )




975: 妖精 [×]
2020-05-15 09:46:56


(/嬉しい感想を幾つもありがとうございますー!
此方もニコニコ、ちょっぴり切ない気分を楽しませて頂きました!夜ちゃんのご家族についての話も、今後焦点が当たるような流れを作って深堀していきたいです!

此方も久しぶりに魔法使いと占い師を動かしたいと考えていました!どちらを先に登場させましょうか?本のイベントは流れ等詳細を話し合う時間を頂く必要がありますが、その他は向こうにリストアップした物を含めすぐに始められるかと!

妖精の里に行く為に必要な品や、ユニコーン情報を手に入れる為の占いの交換材料に既にお考えがあるなら占い師との交渉はスムーズに行くでしょうし
交換材料集めに妖精、魔法使いに協力を仰ぐのも
手伝いはお休みにして使い魔を通しての状態でこれまで登場した場所へ魔法使いと散歩に訪れる事も、通常通り手伝いを行うのでも、体調不良イベントでも

やりたい事は恥ずかしながら山ほど、もしくは星の数程ありますので、決めきれず…。背後様の気になるものを教えて頂けたら幸いです!)

976: 皐月 夜 [×]
2020-05-15 11:14:23



(/ やりたい事が盛りだくさんですね!夜の魔法の修行等に焦点が置かれる進みが多かったので、いつか魔法使いさんやジュリーが主役?みたいな話もやってみたいです!+

確かに本イベントは少し詳しく決めなきゃいけない事がありますもんね、取り敢えずこれは置いておいて、先に魔法使いさんをお願いしたく思います!たまにはお手伝いは休憩と言う事で、散歩と体調不良を織り交ぜた感じでも面白いかな、と。散歩中に瘴気にまみれた場所に偶然着いてしまい、そこの気にあてられて体調不良…みたいな…
ラナさんとの交渉はせっかくだから何か特別なものを材料にしたいなと思うのですが、まだ何も思い付かず… )




977: ラウル [×]
2020-05-15 12:45:19



──チッ、もうそんな時間か
(森の奥、何重にも用心深く結界の張られた古びた洋館の一室にて魔法使いは鋭い舌打ちを一つ響かせた。月に数度訪れる、避けようのない人間の少女との邂逅の日。硝子瓶を満たす実験途中の魔法薬を両手に、眉を寄せどうした物かと思案。そして以前少女が口に出していた言葉を珍しくも思い出し、不機嫌そうに曲がった唇から呪文の言葉を紡ぐ。周囲の魔素が一点に集い、やがて一羽の小鳥の姿へと変貌を遂げる。それを青の瞳で見下ろし「行け」と端的に命令を告げれば、光の鳥は硝子窓をすり抜け空へ。──そして、己を呼びつける待ち合わせ場所と半ば化している切り株の上へ使い魔の鳥を待機させては、己はまた実験を再開してゆき)

(/魔法使いや妖精が主体となるとイマイチ内容が思い付かないので、こんな話が聞きたい等ありましたら、その時は教えて下さいませー
諸々了解致しました!使い魔を通じてですと、体調不良は流れによっては魔法使い本体は登場せずに気遣うだけになってしまう場合もある事をご了承下さい。占い師との交渉材料はどんな物を用意されるか楽しみです!相談等はいつでものりますので、遠慮なさらず声を掛けて下さいね。久しぶりに魔法使いを動かすので、少し違和感を与えてしまうかもしれませんが、改めて宜しくお願い致します!)


978: 皐月 夜 [×]
2020-05-15 15:23:43



( 待ちに待ったこの日、相手は全く興味が無いであろうが友である妖精とお花見をした話、魔石を少し使えた話、可愛らしいモンスターに出会えた話、今日と言う日が訪れるまでにあったたくさんの出来事を話そうと意気揚々に待ち合わせの場所になりつつある切り株が目印のそこまで向かい。相手の姿は無い。やはり自身が一番のりかと大声を張り上げようとした矢先、切り株の上にちょこんと座る小鳥を見つければ、じぃ、と凝視した後に「魔法使いさん?」と声を掛けて )


(/ はい!その時はよろしくお願いします!

了解です!魔法使いさん本体が出てこれるようになんとか…と思いつつもなかなか難しいかもしれないのでそこは話の流れと言う事ですね!ラナさんとの占いのお話もとても楽しみです!!お言葉に甘えて相談の為背後が度々出てくるかもですが、どうぞよろしくお願いします!そして魔法使いさんですが、今の主様が動かしやすいようにぜひお願いします!月日が経てば皆少しずつ性格も変わるという事で!+
では、背後はひとまずここで失礼します!改めてよろしくお願いしますー!! )




979: ラウル [×]
2020-05-17 17:43:23



……ほぅ、珍しく察しが良いな。少しはその空っぽな脳みそに、漸く一匙分の知恵が伴ってきた頃か
(切り株の上に陣取っていた小鳥は、木の葉を踏みしめ接近してくる彼女に反応を示し、くるりと半回転するように体の向きを修正する。生き物ならば温かみのある呼吸を繰り返す筈の体は、魔素を粘土のように捏ねた作り物。館にて、手元に集中し口を動かすのは二の次な魔法使いが操るからか、一つひとつの動作は何処か無機質な機械を連想させるだろうか。この使い魔を飛ばしたのはただの一度きり。しかし、普通の鳥だと見間違わなかった事には、ふてぶてしい物言いの中に、本人からすればこれでもほんの一欠片程は混ぜたつもりだ。相変わらずの憎まれ口を叩きつつ、本日の用件を述べる。拒絶一辺倒は通じないのは嫌でも学習してしまった。それを踏まえ綴るのは、子供に玩具を無造作に与えるような口振り。暇潰しと称する内容をはっきり言葉に表さないのは、彼女がもし以前の発言を忘れていれば、それを理由に立ち去る算段を立てているからで)
俺は生憎と忙しい。貴様に付き合う子守りの時間が惜しい程に、な。故に本日の雑用は無しだ。帰れ……と言っても、大人しくは従わんのだろう。だから、コレが今日の暇潰しだ。有り難く思え




980: 皐月 夜 [×]
2020-05-18 11:10:14



どうしよ、まっっったく褒められてる気がしない。
( 遠くから見ていれば普通の鳥と大差ない小鳥ではあるが、近付きまじまじと見遣れば何処と無く違和感は感じる。それを無事に言い当てられた事で小鳥は魔法使いの声を発し、一応ながらこの件に関してだけ認められた気もするが、言い方が言い方。むむ、と眉間に皺を寄せ。小鳥と同じ位の目線になるようにしゃがみこんだ後、次なる文句を口にしようとするもそれよりも早く“暇潰し”に付き合ってくれると言われれば現金な事、表情はすぐ様キラキラと輝き勢い良く膝をのばし直立へ。「散歩!!ねね、肩乗って!それで、あっちの方に行ってみようではないか」自身の右肩をちょいちょいと指し示しつつ、森に来てからあまり選んではいない西の方に体を向け「レッツゴー!」なんて意気揚々と声を上げて )




981: ラウル [×]
2020-05-18 21:07:06



そうだろうな。俺はありのままの事実を只述べただけだけに過ぎん
(認めた部分はほんの微々たるもの。これで喜ばれたら相手の頭を心配していた事だろう。黒い瞳に備わるレンズを調節するように瞳孔が収縮し、小鳥はその場で置物のように静止する。彼女が小鳥に目線を合わせるべく距離を詰められては、視覚の一部を共有している魔法使いには、その花のかんばせが片目にドアップで映り込み。続けて示された位置にも不愉快そうに眉間に皺を寄せては、声音に生えた棘は冷えた鋭さを増し。「何故俺が貴様に見下されんとならんのだ。却下する」そう返事をすれば、閉じていた翼を左右に広げ、小鳥の体は宙へ。彼女の肩を通りすぎ、強引にもその頭部に腰を落ち着かせてしまう。しかしその体重はまさしく、羽のような軽さで。威勢の良い掛け声には、使い魔が周囲の音を拾う聴覚の音量を調節しつつ。彼女の行動可能な範囲は驚く程に広がっている現状を知らない魔法使いは、どうせ行き当たりばったりなのだろうと、少し小馬鹿にした風に問い)
それで、何処に行くつもりなんだ?迷子になったとしても助けてやらんぞ

982: 皐月 夜 [×]
2020-05-19 07:47:51



む…、でもさ魔法使いさん。私最後に魔法使いさんに会った時からいろいろ出来るようになったんだよ。例えば──素敵な秘密基地を見付けたり、魔石の欠片だって手に入れた。そりゃあまだまだではあるけどさぁ。
( いつまで経っても褒められる事が無いのは寂しいもの。見下されるのが嫌だと言う理由で肩ではなく頭に降り立った相手──小鳥の重みは最初髪と毛が擦れるぽす、と言う音だけ。それについては何も言わずにそのまま歩みを進めては、最後に相手に会った日から今日までにあった出来事を簡単に伝え。魔石の話を出して思い出した事が一つ。小馬鹿にしたような声色の相手にふふんと鼻を鳴らせば「ちゃーんと一人で帰れますよー。今日はさ、本当はこっちの奥の方に行ってみたかったんだけど、先にこっち。魔法使いさんに見せたいのがあるんだ」向かっていた方向から体の向きを少し変え、向かうは妖精と魔石の欠片を採掘した洞窟がある方角。るんるんと鼻歌混じりに軽快な足取りで落ち葉を踏み締めて )




983: ラウル [×]
2020-05-20 08:39:12



秘密基地に……魔石、だと?何だそれは。また可笑しな暗躍を始めるつもりか
(彼女の口から紡がれる単語に気になるワードが含まれては、小鳥の体は相手の頭で飾り物に近い嘴も微動だにせず、居座ったまま。警戒し疑うような魔法使いの低い声を彼女に届けるスピーカーの役割を果たし。「俺に見せたい物……?──此処か。よくこんな目立たぬ場所を目敏く見つけたものだな。しかし見ず簿らしいな。この中に一体何が……いや、秘密基地とはもしやこの事か?」歩みが始まれば、詳細は明かされない行き先に疑問符を浮かべるが、身を任せるようにその後は口を閉じ。館にて成分の分析を紙に纏めつつ、目的地に到着した頃。木々に囲まれ、地表に浮き出た木の根に隠されるような形で存在する洞窟の入り口。微弱な魔素の気配も漂ってくる。ふと、先の発言を振り返った予想が頭に浮かび、館にいる本体は眉間にまたシワを寄せ)



984: 皐月 夜 [×]
2020-05-20 11:19:55



せいかーい。魔法使いさんに教えたから秘密基地って感じにはならなくなったかもだけど。ささ、ご案内しまーす!
( 小鳥を頭から落とさないように、最初こそはそんな気遣いでゆっくりバランスを取りつつ歩いていたが、流石は魔法使いの鳥。そんな気遣いは無用な程にまるで頭に貼り付いたかのように揺れ一つ起こさなければ、それに気が付くと同時に再び足取りはスキップでもおこしそうな位に軽くなり。ややして森の奥、木々に囲まれ少しばかり肌寒さも感じるその場所に目的の秘密基地が顔を出せば、入口の前で一度立ち止まりガイドの真似を。そうやってほぼほぼ一人で楽しんでから薄暗い洞窟内へと歩みを進めて。──そこであの日は妖精の羽が美しい光を放っていたからこその明るさだった事に気が付くと、奥に進む度に視界を奪う暗闇に「…魔法使いさん。大変ご迷惑をお掛けするのですが、何か灯り的な魔法は使えないでしょうか」と機嫌を損ねないようやたら下手に出たお願いをしつつその答えを待って )




985: ラウル [×]
2020-05-22 13:08:54



案内すると言っておきながら何だ、その無計画な体たらくさは。貴様の鞄には明かりの一つも持ち歩いていないのか
(軽やかな足取りに揺れ、上下し、闇に呑まれる片側の視界。普段の手伝いから、唐突な魔法使いの都合による予定変更に万全に用意を整える方が無茶な話なのだが。そんな事は関係無いと言わんばかりに、小鳥は首を傾げ彼女の荷物が入った鞄を一瞥し、傲慢な声にため息が交ざる。乞われた願いを叶えるのは癪だが、かと言って断った場合、そんな事も出来ないのかと評価されてはプライドが傷付く。自らの考えや葛藤を纏めるべく数秒の間を置き、小鳥は首の位置を垂直に正し「……只で叶えるのは今回だけだ。次もあるとは思うなよ」遠距離からの魔法の行使に然したる労力は必要無いが。無償で提供し、この出来事をいつか引き合いに出され、再び甘えられでもしたら堪ったものではない。そう釘を刺しつつ、感覚を一部共有する小鳥の体に魔力を込める。すると彼女の頭上の掛けられる重みが僅かに増し、小鳥の体は蛍光灯に設置された昼光色の電球の如く、青白く冷めた色を纏い、発光し。周囲に立ち込める薄暗い闇を払い、足元に転がる魔石の欠片や、洞窟の岩肌、細かな景色を照らし出して行き。その明かりに目覚めたのか、壁際に積まれた小石に擬態した半透明なスライムが数体、ぷるんと体を震わせ動き出し)


986: 皐月 夜 [×]
2020-05-24 20:09:12



はーいっ!魔法使いさんありがとーございます!
( グチグチとねちっこく紡がれる嫌味には慣れたもの。下手に歯向かう事もなくお礼だけに留めれば、頭の上を陣取る小鳥は少しばかりの重さを増し。それからすぐに妖精のそれとは違う冷たい光が闇に包まれていた洞窟内をじんわりと照らしていく。光の範囲が広がる毎に、壁、地面に埋め込まれた魔石の欠片が反応し反射するようにキラキラと輝き。何度見たって美しさの変わらない独特な世界の中、もっと奥まで行けば本当に見せたい景色があるのだが、右足を前に踏み出したその時、動かなければわからなかったモンスター…友達がのっぺりとした移動を見せれば、待ってましたとばかりに大股でスライムの横にしゃがみこみ。「魔法使いさん見て!見える?このスライム君私の友達なんだよ!名前はもちゃ。──あ!ほら!此方にもいた!」小鳥を通して相手にも見えているだろうか。頭をなるべく下げ見やすい形を取りつつ、一匹だけではない“もちゃ”を次から次へと指差し。その途中で岩壁の亀裂から生えている小さく光る植物を見付けては、「これも見せたかったやつ!この前の時、胞子少しだけ貰って今クローゼットで育ててるんだけどさ、なかなか大きくならないんだよねぇ」興奮冷めやらぬ様子で矢継ぎ早に言葉連ねていき )




987: ラウル [×]
2020-05-26 16:33:19



スライムが友達?もちゃ、とは……コイツらの名称か。呼び掛けた所で反応を返す知恵さえ無かろうに、それでも友と呼ぶのか。ご苦労な事だな
(魔法使いの視点からすれば眩しさは無く、ありふれた洞窟の光景が広がり始めれば少し見易くなった程度に考えていて。暗闇に陽光の如く魔石が、鳥を通じて産み出した光に反射し輝くその純度は低く。興味引かれる物は無いとの印象を受けた。彼女が何かを発見し屈めば、其処に存在するのは低級の掃除屋。目につく物を食らい、眠り、また食らいを
繰り返すだけ。そんな彼等を親しみを込め呼び掛ける彼女を、不可解に思う。続けざまに次は光苔に対してはしゃぐ声が洞窟内に響けば、その内容を鼻で笑ってみせた。「苔を持ち帰ったのか。ハッ、土だか石だか知らんが、植え付けてそうすぐ大きくなんぞ成るものか。こんな環境に生息する植物が、どの程度の頻度で水を欲していると貴様は考えているんだ?」クローゼットと言うからには光源の少ない場にて保管しているのか。ならばその湿度に問題があるのか、或いは別の要因か。魔法使い自身はそのつもりは無いが、聞き方によっては相手の助けとなり得そうな内容を。どこか見下したような態度が滲む声で、小鳥の体は動きを止めたまま問いを投げ掛けていて)


988: 皐月 夜 [×]
2020-05-27 15:35:01



本当は魔法使いさんみたく使い魔的な相棒にしたかったんだけど、ジュリーにとめられちゃったんだよねぇ。
( 名前の通りもちゃもちゃとスローペースで苔を食べる小さな頭を人差し指でぷにぷにと突つきながら、残念さの滲み出る声色でぽつりと呟くも、続けて紡がれた本人に自覚は無いであろう助言にはふむ、と一つ頷き。「足りなかったのかも…。私一週間に一回とかしかあげてなかった」もちゃから指を離しつつ申し訳なさそうに。それからよっこいしょ、の掛け声と共に立ち上がれば、「このもう少し奥に本当に見せたい場所があるんだ」ともちゃに別れを告げまた奥へと歩みを進めて。それから歩く事暫く、空気がひんやりとしたものに変わり、魔素の流れが少し強くなった頃、一際開けた場所が視界に飛び込んで来れば無事に辿り着けた事に安堵すると共に、大きく力強く、それでいて美しく佇む青々とした地底湖と、大きく育った水晶や魔法石の柱に今一度の興奮を見せ。「見てよ魔法使いさん!ここがね、見せたかった場所なの!あの湖なんてすんごい冷たいし、透き通ってるし、中もキラキラなんだよ!」矢継ぎ早に言葉連ね、パタパタと湖まで駆け寄り。さぁ覗くのだ!とばかりに屈んで )




989: ラウル [×]
2020-06-02 21:36:26


掃除屋を使い魔にか?ハ、その点については貴様には似合いだと思うがな
(無色透明、知性の低い生命。そして妖精の名が出れば、その逆を向かいたくなる天の邪鬼な魔法使いは。嘲笑うかのような口調で、鳥の目を通じて彼女の黒髪の頭部を見下ろし。「馬鹿者、逆だ。降り掛かる雨水の無い、大気中のじめじめとした空気と魔素で補い、生きているのだ。構いすぎれば逆に息苦しくもなろう」育成への反省点には、思わず本人の感情に作り物の使い魔の動きが連動したのか。小鳥は嘴で一度彼女の額側の頭皮をコツン、と小突き。やがてスライムとの交流が終えたようで、再び進行の歩みが再開されては無言にて返事をするように答え、館に居る魔法使いは何か変化があるまで使い魔と共有する感覚を薄め、自らの作業に励み。そうして彼女の声が、何かに反響してやけに大きく聞こえたならば、使い魔とのチャンネルを調節し、彼女と同じ景色を片目に宿し。「……、……は?あ?何だ、此処は。こんな場所、俺は知らんぞ……」そこに広がるは別世界。濃厚な、けれど色素の澄んだ魔素が空間に溢れ、それを吸収しここまで肥大化し、増殖していったのであろう。純度の高い魔石。それは美しい装飾品としての価値以上に、魔法に有用な贄となる対価や、複数の属性を注ぐ強固な器、杖等の媒体、補助魔法具。流用出来る用途は多彩なそれが、ほとんど手付かずで、天然の洞窟に満ち溢れている。それがどれだけ異常で、偉大な事か。暢気に湖を覗けと促し、低くなる視界の先。天へと手を伸ばすように底から突き上がる鉱石の群れ。くらりと頭が混乱するような錯覚を覚えれば、さしもの魔法使いも調子を崩し、言葉を見失ったかのように呆然と呟く声を、静寂なる洞窟にポツリ、と落とし)

)

990: 皐月 夜 [×]
2020-06-03 11:13:33



あ、確かに一日何回も何回も様子見たし、音楽とか聞かせたりしてたもんな。──一ヶ月位そっとしておこ。
( 朝昼晩、もしくはそれ以上に何度も何度もクローゼットを開け閉めして、話し掛け、挙句スマホでモーツアルトを聴かせる、なんて強行を繰り返していれば植物じゃなくたって嫌気がさすだろう。言われて初めて構い過ぎていた事がわかれば反省の言葉を落としつつ、小突かれた頭をさすさすと摩って。そこに水が張られているなんて思わない位に透き通る湖、その奥底から今にも水面を突き上げ地上へと伸び出て来そうな鉱石の群れは、小鳥を伝い確かに魔法使いの視界にも届いたようだ。珍しく落とされた唖然とした呟きを拾い、ふふん、とばかりに勝ち誇った表情を浮かべては「此処はジュリーと一緒に見付けた秘密の場所だからねぇ」と自慢げに胸を張り。それから立ち上がり、湖から少し離れた岩壁側辺りに移動し「この辺りにね、野菜とか植えてみようかなって思ってるんだ。こんだけ魔素がいっぱいで空気のいい所ならさ、突然変異で不思議な作物出来たりしそうじゃない?」両手をいっぱいに広げつつ、この先の楽しみを語り )




991: ラウル [×]
2020-06-05 01:23:04



何故音楽なんぞ植物に聞かせる。赤子でもあるまいに、そこにどんな意味があると言うのだ
(水以外にも加えられていた世話遣りに、そんな事までしていたのか、と。本体の魔法使いは眉間に皺を寄せ、呆れ顔を浮かべていた。妊婦が腹部に宿る我が子と、コミュニケーションを計る手法の一つとの知識は有していても、実行しようとは欠片も思い付かず。彼女の柔軟で自由な発想を不可解そうな思いを言葉にありありと漏らし。湖から視線を上向かせれば、天井から突き出た氷柱のような岩には、八面体の透明な、或いは紫を帯びた水晶が入り交じっている。使い魔の灯りが無くとも周囲の光景が明瞭なのは、ダイヤモンドダストの如き魔素の輝きのあるお陰か。己の知らぬ秘境の地を彼女に案内されてしまえば、鈍いと罵っていた亀に先を越され屈辱を苦々しく感じる兎のように。カチン、と負けず嫌いが顔を出しては、楽しげなその表情を歪めようとの対抗心を持って口を開き「人の世についてでは無く、この森の中に在るもので、貴様に何かを教えられる日が来ようとはな……しかしその秘密の場所を俺に教えてしまって良かったのか?これから根こそぎ奪われるとは考え無かったのか」彼女が考える以上に、己にとっては利用価値の高い鉱石の宝庫。既に幾つか用途の算段を巡らせ、採取方法も理解し確立してもいれば。人が森の自然を、人工物によって切り開くのは妨害する癖に、己は奪う側に躊躇しない意志を淡々と告げようか。「野菜?耕せる柔らかな土の無いこの場にか?……いや、鉢植えか。──そうだな、これだけ豊富な魔素があるのだ。人の食えない毒や狂暴な食虫植物に変異しても可笑しくは無い。実に面白い試みだ」語られる菜園には、子供の豊かな夢を現実を突きつけ、台無しにしようとする意地の悪い大人じみた。しかし、その可能性もゼロでは無い考えを魔法使いは発しては、くつくつと喉の奥を震わせ、陰鬱な笑いを彼女の耳に届けさせることだろう)


992: 皐月 夜 [×]
2020-06-05 13:04:22



植物に音楽聞かせたり、話し掛けたりしたらいい感じに成長するって誰かが言ってた。だってね、実際に音楽聞かせた植物と、聞かせてない植物だったら、色の鮮度とかに違いが出たって。…実際に見た訳じゃないけどさ。
( その表情を見れている訳では無いが、心底呆れた顔をしている事はありありとわかる。だからこそテレビで観た情報なれど一つの例を上げ。──はて、今相手は何と言ったか。透き通る湖の深くに聳える鉱石も、気持ちよさそうに泳ぐ骨魚の群れも、地面から天井までびっしりと埋め尽くされキラキラと輝く魔石も、その何もかもを根こそぎ奪うと。珍しくキッと表情鋭いものに変え、頭上で動かぬ小鳥をむんず、と鷲掴みにしては自身の顔の前まで移動させ「駄目!絶対駄目!絶対そんな事しないで!…そりゃあ、少しだけ貰うのは私もやったけどさ、何もかもは駄目!」至近距離にて抗議の声を上げ。そのまま小鳥は手の中へ。ピーピーと囀る声ではない、鳥から発せられるとは思えぬ意地の悪い笑い声は洞窟にも響き渡っただろうか。「…魔法使いさん意地悪ばっかり言う。私はハート型とか、光るトマトとかになるかもって話してるんだからね。まったく、」ムスッと不貞腐れた表情でやれやれと溜め息をついた後は、掴んでいた小鳥をまた頭の上へと戻し「これ以上此処に居たら魔法使いさんに全部持ってかれそうだから、もう次の所出発ね」今一度双眸に輝きを映し出口へと歩みを進めて )




993: ラウル [×]
2020-06-08 15:17:20



他人からの伝え聞きか。真偽が不明だからこその実験は、苔如きに劇的な変化が望めるとは思えんがな……
(彼女の話には半信半疑ながら、口には出さないが花の世話をする小虫達は活性化を促す呪文のような歌を紡ぐとの話を思い出していた。洞窟内の暗闇を仄かに照らす弱々しい光を放つ苔の群れを、使い魔の目を通し確認し。しかし急激に視界が揺れては、無言のまま事の成り行きを眺める。小鳥の体を掴み、眼前に迫る彼女の怒りを宿した瞳と、感情の籠った声が洞窟内に反響する。キンキン高い声で喚くものだ、と感想を抱きつつ静観したまま、小鳥の体も特に抵抗はせず。話に区切りが付いた所で魔法使いは口を開き「何故貴様が俺の動きに制限を掛ける。自然の恵みは貴様の物か?自分で育てた所有物でも無かろうに。貴様は盗って、俺はその数より多く盗ってはいけない理由は何だ?」一気には消費しないだろうが、少しずつ採取し利用すればやがて底がつくだろう。語られる感情論だけではその抗議には納得が行かないと、淡々とした冷えた声で根拠を、理屈を、彼女へと求めようか。「ハッ、俺は貴様と同じ可能性に言及したまでだが?互いに見える範囲が違うのは当然だろう。必ずしも同意が得られると思うな。それに、その程度の変化はさして珍しくも無いだろうが」拗ねたような口振りを面倒臭がるように魔法使いは、鳥を通じて彼女の瞳を睨み。例に出された形の変化や発光する植物にも、自分の世界にはありふれた一つであれば、嫌味は続き。そうして再び鳥の体が頭に座らされれば、好きにしろとばかりに反論は述べず。彼女の歩みに身を任せ暗闇と宝石に満ちた洞窟から、日の当たる外へと出る事だろう)

994: 皐月 夜 [×]
2020-06-09 13:20:25



理由は──ない、けど。私の物でもないけど…でも!……全部無くなっちゃうのは嫌だよ…。
( 小鳥を頭の上に携え正論でしかないその言葉に的確な理由も何もかもを述べる事は出来ずに、ただただ同じく感情論だけをしょんぼりと紡ぐ羽目になり。それは続けられた言葉にもまた同じ事。キラキラと輝く野菜、摩訶不思議な姿へと形を変える野菜、それらは相手には決して珍しいものではないのだ。共に共感し喜ぶ事が出来るとは思っていなかったが、先の事もあり気分はドンドンと急下降して。「…もちゃだけは絶対殺さないでね…」野菜とは関係の無い、再び話の持ち出しを行えばそのスライムがのそのそと歩く横を通り過ぎ洞窟の外へと出て。後はもう行き当たりばったり。特別見せたい場所がある訳でもなければ、本日の主役となる散歩を行おう。葉っぱが青々と茂る木々の隙間を縫って歩き、清々しい日差しと風を受けながら進む事、ふ、と空気の変わったような気がした。それに僅かに疑問を抱いてすぐにやめてしまえば、それから数分も経たずして見た事のない景色──ずっしりと重く肺に落ちてくるような空気と、葉が枯れ果て幹だけになってしまった木々達が広がる開けた場所へと到達し。「…うわ、何か毒々しいよ此処!魔法使いさん、此処、来た事ある?」目には見えない無色透明の瘴気が充満している事には気付けない。空気をたくさん取り込みつつ頭上にいる小鳥へと問い掛けを行って )




995: ラウル [×]
2020-06-14 13:05:50



それでは話にならんな。もしどうしても守りたいと言うのであれば、俺を寄せ付けないような結界でも張ってみせろ、馬鹿者が
(勢いを失い、途切れ途切れにさらなる反論をしようとして、明確な解を見つけられなかった様子の彼女。しおらしい姿を使い魔の瞳越しに見据えては、魔法使いの気分は右肩上がりに持ち上がる。森を己の庭だとばかりに、侵入者は追い払う傲慢なその姿勢でもって、似た手法で対抗してみせろと。挑発じみた言葉を彼女はさて、どう受け止めるだろうか。続くスライムについては、口許に浮かべていた笑みをまた不機嫌そうなへの字に曲げ「何故生殺与奪な話になる。掃除屋の死骸何ぞに、そこまで高い価値がある筈無いだろうが」無闇矢鱈に見境のない略奪者として判断されたならば、不愉快だと全面的に言葉に滲ませ。無益で、得の無い無駄な殺生は己の好む在り方でも無ければ、不服そうな舌打ちをその後に鋭く打ち鳴らし。そうして彼女の引率の元に行われる森の観光。目を惹くような景色が無ければ、興味の削がれた魔法使いは使い魔との目の接続を切り、聴覚だけは保持したまま、館の自室にてソファーに腰を下ろし、読書を嗜む態勢へと移行し。それ故に、人の身には害を成す地点に彼女が侵入してしまった事に反応が遅れてしまう。違和感を伴う声に反応し、沈黙していた使い魔から声が響き、瞳には微かな光が戻り「何事だ?……ハッ、さてな。覚えがあるような気もするが……確かなのは、貴様にとってこの地の淀んだ魔素は毒である事くらいか。早々に立ち去るのが懸命だ。ついでにそのまま家にまで帰ってしまえば良い」此処に至るまでの道中の景色を見逃していれば、似通った森の景色に一致するこの場へは、真実はどちらにしろ曖昧な返事を。使い魔はそもそも生命では無く、機械仕掛けじみた作り物であれば、影響を受ける範疇外の位置でもあり。そうして魔素の濁りを確認すれば、空気を既に多く取り込んでしまった彼女へは遅すぎるかもしれない助言を告げ。事態を甘く見積もっている魔法使いは、普段と変わらぬ口調で帰れと呼び掛けようか)


996: 皐月 夜 [×]
2020-06-15 08:02:43



結界──それだ!私には心強い味方がいるんだからね!
( その手があったか。とばかりに、一筋の光に縋る。相手は妖精の事を言っていると思うだろうが実はもう一人、偶然の出会いを果たした女性がいるのだ。そこには敢えて触れずに、勝手に友にしたスライムに対する価値について安心したように一つ深い深い息を落とし。「だって根こそぎ、なんて言うからさ。洞窟内の全部持ってかれるかと思うじゃんか」それもこれも結界さえ出来れば心配は杞憂に終わるのだが。不服そうな苛立ちを乗せた舌打ちに「ごめんね魔法使いさん」なんて形ばかりの謝罪を続けて。そうして茶色のような、紫のような、怪しげに色をつけながらその命を落とした落ち葉を拾い上げつつ、忠告に素直に従うべく来た道を戻ろうと向きを変えた瞬間、ぐにゃりと視界が歪むと同時に酷い頭痛と息苦しさを感じ。「、ッ」これは不味い。頭痛の隙間で早急に立ち去れと警戒音が鳴るのだが、息苦しさも目眩も何もかもがそれを阻むのだから為す術がない。「ま、ほ使いさん…!息、出来ない…っ、」片手で胸元を握り締め膝を着けば、この状況を打破すべく反対の手で鞄をまさぐり杖を取り出すも、治癒魔法も、風力を操る魔法も、この状態ではろくに操れなければ結果的に相手へピンチを伝えるだけとなり )




997: ラウル [×]
2020-06-15 18:36:38



ほぅ。もしそんな奴が本当に存在するなら見物だな
(他人の力を傘に着ている発言ながら、明朗快活な力を取り戻した彼女は、今度はどこか確信めいた根拠がありそうだと察し。その人物がどれ程の力を持つ存在か。然程期待してはいない様子でそんな返事を述べ。「拡大解釈のし過ぎだ。取捨選択はし、不要なゴミまでは持ち帰らん」フン、と鼻を鳴らし──相手には知り得ない、細かい整理整頓までは気が回らず、物に溢れた館の現状は棚に上げ。向けられた謝罪には言葉を特別返しはせず黙して受け止め、そうして再開された歩み。落ち葉一つとて不用意に触るのは感心しないと冷めた眼差しを使い魔越しに送れば、彼女の身に起きた異変。ガクン、と力が抜けるように膝を地に付けたならば、当然己の視界も比例して下がる。使い魔の鳥は重力の方程式に逆らい、まるで磁石でくっついているかのように彼女の頭部から離れもせず、座った状態をキープし続けてはいるが。苦し気な吐息と、体の動きもままならぬような有り様にはくくっ、と愉快そうな笑い声がつい漏れだし「おや、既に遅かったか。しかし貴様にとっては良き薬となろう。存分に味わえ。……あぁ、だが、貸し一つで助けてやらん事も無いが?」死に至る程では無いだろうが、日頃の鬱憤もあるのか。藁にもすがる思いにも似た彼女を、鳥は冷静に見下ろし。気紛れで底意地の悪い魔法使いは、そんな問いを悠長にも彼女に投げ掛けていて)


998: 皐月 夜 [×]
2020-06-16 07:43:49



わかった…っ!貸し、作る、から!
( 牙も爪も素晴らしいモンスターに襲われた時も、崖から落ちて動けなくなった時も、ここまで真剣に命の危険を感じた事はなかった。が、今はどうであろうか。為す術がないとはまさにこの事。瘴気に塗れた落ち葉がぐにゃぐにゃと歪み、頭がガンガンと痛み、気を抜けば嘔吐してもおかしくはない状況で強がるなど得策ではなく。「助け、て…!」切羽詰まったように何度も何度も頷く。このままこれ以上、一秒でもこの場にいたくはないとばかりにあっさりと“貸し”を承諾しては、歪む地面を見ないよう瞳を閉じる事で少しでも目眩を緩和させようとして )




999: ラウル [×]
2020-06-16 16:21:22



従順だな。いつもそうであれば、多少は煩わしさも拭えるものだ
(彼女の身体に今、何が起きているのか。観察するように視覚情報と思考を働かせ、考えを統合させる。平衡感覚を司る三半規管の異常により視界が回り、揺れ、歪み。地面や周辺の状態は実際には動いてはいないにも関わらず、誤情報を脳内の信号が伝達し、正常であったバランスが崩れ。それに伴い乗り物酔いにも似た吐き気。頭部を締め付ける痛み。下手をすれば、このままだと手足の痺れや耳鳴り、幻覚も現れてくるかもしれない。どんな言葉を投げ掛けても気丈な振る舞いを覆さない彼女の弱った姿に、いっそ穏やかな程の声音で感想を溢し。常であれば煌めく星の如く、好奇心の光を宿す瞳も瞼の奥に隠されてしまえば。症状を和らげる対処法として間違っていないのも合わさり、満足そうに魔法使いは頷き。「貴様にしては賢い選択だ。そのまま暗闇の中で蹲り、身動きは一切取るな。助かりたければな」下手に動かれ新たな面倒が巻き起こされては、堪ったものでは無い。そんな思いを込めた指示を告げては、遠方から魔法を行使するべく、低い声で短く、淡々と。彼女の耳には意味を成さない言語にてスペルを紡ぐ。すると魔力の注がれた使い魔が彼女の頭から立ち上がり、翼を広げれば。肉眼での視認は不可能な球体状の結界が展開され、周囲の穢れから彼女の身を守るように、空間が隔離されてゆく。次に、翼を前後に羽ばたけば。涼やかな風が吹き、結界内に取り残された魔素を外側へと押し出されたならば。彼女にとっては少し息がしやすくなったであろう環境を整え。そして最後の仕上げに、使い魔自身に己の魔力をさらに注入すれば。電球のような明かり代わりとなった時と同様に、体全身から、今度は清浄な輝きを放ち始め。その光が、彼女の頭部から染み込むようにゆっくりと足先にかけ、じんわりと温かく、伝播していく。使い魔越しに伝わる魔力はやがて治癒の効果を発揮し、暗闇を照らすように乱れた気を正し、血の巡りを向上させ、緩やかに全身を包み込み、彼女の身と心を癒す手助けとなろうか)



1000: 皐月 夜 [×]
2020-06-16 22:07:12



( 滅多に聞く事の出来ない穏やかな程の声色で紡がれた言葉も今は耳に届かない。泥だらけになるのも構わず地面に額をくっつけ蹲る体勢で、ひたすらに襲い来る目眩や頭痛に耐え。ふ、と頬を掠めた涼やかで柔らかな風。それを認識すると同時に酷い息苦しさは幾分かマシに。動くなと言われたものの、暗闇の中でふつふつと小さな不安が湧き上がれば「──まほ、使いさん…?」恐る恐る、と言ったふうに、どこか縋るようにもとれる声色でその名を呼びつつゆっくりと顔を上げて。己を、周りを蝕んでいた瘴気は円を描くように消えている。それに加えて自身の頭のてっぺんから爪先までもを包む優しく暖かな光。血管を流れる血すらも癒される感覚。ピリピリと乱れていた気も、頭痛も、吐き気も、息苦しさも、その何もかもがなくなれば、ほぅ、と一つ息をつき。「…ありがとう魔法使いさん」よいしょ、と立ち上がりお礼を口にする。これが“本物”の魔法なのかもしれない、なんて柄にもなくしんみりと思えば続けて「今度魔法使いさんに会った時、このお礼するね。…あ、貸しもか」小さく笑みを零して )




1001: ラウル [×]
2020-06-16 23:35:41



物での礼何ぞいらん。いつぞやのように、役に立たん物を押し付けられても迷惑なだけだ
(行使した魔法の結果を、彼女の身体機能が正常な値まで回復したのを見届ければ。結界内に吹いていた風は止み、使い魔経由で、足りなくなった栄養を別の力で補わせるように届けさせていた、己の魔力とも繋がりを打ち切る。すると全身を抱擁するように包み込んでいた、魔力のベールも周囲に溶け込むようにして霧散していく感覚が彼女にも感じさせただろうか。告げられた礼に宿る声音こそ物静かながら、彼女に元の活力が戻ってしまったことに比例するように、みるみる不機嫌さをまた募らせ、相も変わらず魔法使いは無愛想な返事を。そして過去に贈られ、受け取りを拒否した、風変わりな鉢植え等の姿を頭には思い浮かべていて。立ち上がられたことにより視界の高さが持ち上がれば、使い魔の鳥は立位から、省エネモードに移行するように再び座位へと体勢を変化させ。「それで、この後はどうする」と、短く問い掛けようか。無色透明な結界は今も展開され続けている。瘴気に満ちたこの地域をもう少し探索したいのであれば、それも可能かもしれず)

【背後から失礼致します。此方は申し訳ないくらい不定期ペースながら、いつもスピーディーにお返事を下さってありがとう御座います!いつもお返事楽しみに日々頑張らせて頂いてます。あまりに久し振り過ぎて、妖精とのやり取りとのギャップが天と地程差のある嫌味な魔法使いでごめんなさい。動かしていて改めて、ロル内で弁解とかフォローが難しいくらいコイツ性格悪いなと思いながらも、そんな意地の悪い継母じみた魔法使いにも負けない、シンデレラのような、元気で明るい夜ちゃんがすごくすごく私は好きだなぁとやり取りしていて染々実感しております!!
それからそれから、記念すべき1000回目のレスを、背後様が踏んでくれて嬉しくなってしまって、つい出てきてしまいました笑 テンションが高くなってしまい、勢いのままに今文章を打ち込んでます。ほんと、ごめんなさい。こんな背後と魔法使いや妖精や占い師等では御座いますが、これからも、たくさん色んな物語を背後様と作り上げて行けたらもっと幸せだなと思っております!これからも宜しくお願い致しますね!ではでは、背後から失礼致しました…!】

1002: 皐月 夜 [×]
2020-06-17 07:59:26



あれ、まだちゃーんとクローゼットの中でスクスク育ってるからね。ちょっと大きくもなったんだから。
( 体の不調はすっかり消え失せてしまえば、いつもの煩いくらいの元気を取り戻し。あの日、魔法使いの事を思い育てた花咲く植木鉢は光の届かないクローゼットの中で眠っている。わざわざまだ枯れていない事を伝えてはこの先の予定に小さく間をあけ。「…もう少し、此処に居てもいい?30分だけ!30分経ったらちゃんとお家帰るからさ」一歩、歩みを前に出した所で先程のような息苦しさ等は襲って来ない。ならば、と願いを一つ。この瘴気に満ち溢れた場所等一秒たりとも居たくなかったのに、全てが楽になった今、どうしても此処に残らなければならない一つの理由を見つけてしまったのだ。「ねぇ魔法使いさん。これ──瘴気はさ、何で出て来るの?魔法使いさんも結界とかそういうのがないと、此処にはいられない?」それをひた隠しに、一歩、また一歩、と周りをウロウロ歩き回りながら二つの質問を投げ掛けて )


(/ 何をおっしゃいますか!それは此方も同じです!仕事の疲れの癒しとなるやりとりを毎度毎度本当にありがとうございます!!
ジュリーと魔法使いさん、真逆すぎる性格のそのどちらとも交流する事が出来て幸せなのです…!私は嫌味すぎる魔法使いさんも大好きですので+
そして夜をそんなに好いてくれて有難い限りです…!煩いし、しつこいし、たまに小さい子供みたく不貞腐れて号泣したりもしてとても迷惑をかけているはずなのに…。
き、記念すべき1000回目!!!私が踏んでしまいましたー!!な、なんかお恥ずかしいです!でもこんなにも長くお話を続けさせてもらえている事、本当に本当に嬉しいです!ありがとうございます!まだまだやりたい事がたくさんたくさんあります!どうぞこれからも素敵なお話をたくさんたくさん紡いでいけたら嬉しいです++これからもよろしくお願いします!!では、私も失礼します! )




1003: ラウル [×]
2020-06-20 17:50:19



まだ枯れてなかったのか。ますます要らんな
(かつて一度目にした植物は、今も記憶に残っている灰色。アレがさらに一回り大きく質量を増した姿を想像しては、館に居る魔法使いは思いっきりしかめっ面を浮かべ、ばっさりと無情にも言い切り。この後の予定への返答を受ければ「30分、か。好きにしろ。だが一分一秒も引き伸ばさん。延長は無しだ」子守りに割く時間に制限が設けられ、後少しで解放されると、ほんのり気分が上を向き。淡々とした声音ながら、却下はせずに了承の意を返し。魔法使いの言葉に呼応してか、使い魔の体がぶるり、と一度震える。それはまるで、タイマーをセットする為に時計の螺を回された機械のように思えたかもしれない。何処へ向かうつもりか、それとも宛は無いのか。行き先は彼女に任せ、残りの時間が早く過ぎないかと考えながらソファーの背凭れに体重を預け足を組めば、投げられた問い。暇潰しには丁度良いと頭を働かせては、口を開き。「無様だった貴様と違って俺には耐性がある。が、毒性は有している。……瘴気の源は魔素だ。魔法により酷使され、消耗し、保有していた力と輝きを失った脱け殻が、全てでは無いにしろ穢れに変換される事がある。或いは、黒魔術系統の呪術の余波が土地に負担を強い、周辺の正常な空気を黒く染める場合もあれば、生物の死骸や、生者の内側にも秘められている妬みや嫉妬等。大雑把に分ければ、悪意や負の感情に分類されるモノから淀みとして生まれ、時にこの世に影響を及ぼしもする。他にも一定の法則に添って発生する現象の一つだな。──この周辺に溜まっている理由は……それ等が集まりやすい窪地になっているのか、瘴気が生まれるまでに至った根強い要因が過去にあったのかは、一概には説明し切れんがな」彼女にとって身近で例えるなら、酸素が二酸化炭素に変換されるように、又は一人の嘆きや憎しみの感情が周囲に伝播し、同調し、連鎖し、恐慌状態に陥ると考えれば、分かりやすいだろうか。目には見えない力が、濁流のように彼女の人体を呑み込み、動きに支障を来す程の流れがこの近辺には渦を巻いている。説明口調ながら、魔の深淵を覗き込み探求する道を好む研究者たる魔法使いは。どこか興味深そうに長々と語り終われば、使い魔の視線を動かし、周辺の景色に目を凝らし)



1004: 皐月 夜 [×]
2020-06-23 07:43:15



あれは私にとって特別な花なんだから。──こんな場所じゃ、動物とかも近付けないよね。
( 枯らしてなるものか!と言う強い意思は胸の奥深くに閉じ込めたまま表には出さないでおこう。自ら作った30分の期限を無駄にしない為、秘めたもう一つの思いから来た質問に対しての答えに「当たり前だけどさ、魔素って魔法が使える素晴らしいものー。っていうだけじゃないんだね。…もし私がすんごいすんごーい憎しみとか、そういう負の感情を抱いて、それが制御できなくなって、気が付いたら此処の土地みたく沢山の瘴気を生み出しちゃうかもなんだね」ぽつ、ぽつ、と少しの寂しさを抱きぐるりと当たりを見回し。それからは紫の泡がぷくりぷくりと湧き出る池、葉が全て枯れ果て幹から瘴気を出す大木、暗い空、その他様々な所を見て周りいつしかあっという間に30分は経過。そろそろタイマーの様に震えた小鳥がまたその体を震わす頃だろう。「魔法使いさんそろそろだよね。満足致しました」ぴたりと足を止め、頭上の小鳥に話し掛ける。様々な感謝を込めてにぃ、と笑みを浮かべて )


(/ わりと早い背後の登場失礼します!
そろそろキリがいいかな?と思い声を掛けさせてもらったのですがどうでしょうか?今まで行った所を次は魔法使いさんと巡れた事、光ではない闇の部分の土地で怖さとか、瘴気についての深い所を知れたのはとってもとっても楽しくて新鮮でした!+ )




1005: ラウル [×]
2020-06-23 08:42:05



どんな生物でも例外は居る。この空気が心地好いと魅入られ変質した魔や、俺のように対処法を知る者、終わりを望む人間共と、このような世界だからこそ産み出された調停役も、また含まれているだろうな
(動物、その括りで語るなら人も人外も、命を宿している時点で大きな枠組みの中に存在しているだろう。輝く光を好む一方で、正反対の性質にも引き寄せられる者も存在する。此処とは別の土地で発生し、退けた面倒な過去が記憶に呼び起こされては、重たい息を吐き出し。「魔素に限らず、全ての力は使い方次第でどうとでも転ぶ。……あぁ、貴様が原因となる日もいつか訪れる。或いは、もう既に一部として変換されているかもしれん」返答には、そんな事は無いと告げる筈も無く、人であれば当然持ち合わせている感情の一つだと肯定で返す。そうして、瘴気によって元々はどんな景色だったのか。今は隠され、変異してしまった大地にのみ咲く花や薬草に自分は焦点を置きながら時を過ごし。「時間通り、だな。少しはまだ力を残しておいてやるが、次は助けん。そのつもりで貴様も早く立ち去れ、人間」設定通りの反応を鳥が告げれば、彼女の笑みは位置的に見えないまま。己の魔力を今一度、現在展開している結界に注げば、役目は御免とばかりに終わりを告げる。彼女を守る盾は後どれ程の時間持続するのか。教えもせず、今も尚、名を呼ぶ事も無い不親切な魔法使いが作り出した使い魔は。主人の声を届けた後、仮初めの体から元の集合体へ。魔素たる、光の粒子へと徐々に体が分解されてゆけば、空気に溶け込むように跡形もなく。彼女一人をこの場に残し、消え去って行く事だろう──)

(/声掛けありがとうございます!こちらも問題ありませんので、魔法使いは先に退場させますね。今までとは違った絡み方や、妖精のように仲良く、とは言えないまでもやりたかったお散歩が叶って嬉しかったり、思い出を振り返ったり、夜ちゃんに引っ張られる形で展開されていくお話も、全部とても楽しかったです、改めてありがとうございました!瘴気の設定も考えるの楽しかったです!

次は誰でどんな場面にしていきましょうか?魔法使いが連続しても構いませんし、占い師との交流に向けて妖精と探索や、他にやりたい事があればそちらでも、時期的には雨降りな一日のシチュエーションも、本の内容決めでも、此方はどれもやりたい事ばかりでして。背後様のご希望は何か御座いますでしょうか?
お時間ありました時にまた返信頂けましたら幸いです…!宜しくお願い致します)


1006: 皐月 夜 [×]
2020-06-25 07:46:56



(/ ひとまず本体会話のみで失礼します。
私も凄く楽しかったです!瘴気の話はこれからも何回か出来たら楽しそうだなーと個人的に思いました!

そして次の場面なのですが、散歩中の会話の中であった洞窟内に結界を張る道具?かなんかを対価と引き換えにラナさんに頼むとか、魔法使いさんが薬の実験してる所に遭遇とか、ジュリーと森で雨宿りからの洞窟内で野菜育てる準備とか……一人一人やりたい事をちょっとあげてみたのですが、いかがでしょうか!?やりたい事が相変わらずたくさんありまする+ )




1007: ラウル [×]
2020-06-25 15:57:15



(/此方も背後から失礼致します!
ありがとうございます!そうですね、瘴気もまた登場させたり、発生源を解決みたいな流れも、またピンチになっても面白いかもしれませんね!
どれもやりたい事ばかりで迷ってしまいますね…!
占い師なら、対価を既に用意して交渉チャレンジorどんな対価が必要か下見がてらに邂逅し、町中や身近で入手出来そうな物を別場面で探るったり、妖精と捜索してその後菜園
妖精と魔法使いは、どちらでもすぐに可能ですが、サブキャラだった筈の妖精とばかりなやり取りになってしまいがちなので、占い師か魔法使いの二択から、最終判断は背後様にお選び頂いても宜しいでしょうか…!ご検討の程、宜しくお願い致します!)



1008: 皐月 夜 [×]
2020-06-26 07:24:41



(/ あ!発生源を解決するの面白そうです!魔法使いさんには何にでも首を突っ込んでって怒られそうですが。

そして確かにジュリーとの絡みが多くなっているのかもしれません…!!ジュリー可愛くて可愛くてつい…ですね!ここは連続となってしまいますが魔法使いさんにお願いしたく思います。ラナさんとは次の時にでも、対価として何が必要になりそうか、何処かで探せそうか、を踏まえて絡ませてもらえたらと思います!!
先レスはこちらからの方がいいですかね?森の散歩してたら偶然魔法使いさんを見つけ……とか?偶然見つけられる所で薬の実験していたらいいのですが+ )




1009: ラウル [×]
2020-06-26 11:55:19



(/昔、人に狩られて無念な悪霊的な動物(原因)に襲われちゃうのを撃退か、説得か、聖水的な物を利用するか、夜ちゃんじゃ難しい所を魔法使いか妖精が助けるか、目の前で夜ちゃんか妖精が怪我してしまう所を目撃したり、色々展開出来そうでわくわく致しますね!

此方こそ妖精の方が楽しくキャッキャ出来たり、色々話が膨らんでしまって、すみません! メインヒーローの筈の魔法使いの出番が、見返していて、あれ?少なくないか…?とふと思いまして。でも、女の子キャラ同士とのやり取りもそうやって楽しんで下さる背後様が、私は大好きです…!
占い師についても了解致しました。では、魔法使いで!展開的には、魔法使い側からの先レスで、夜ちゃんがそれに気付いて向かってくる、の方が進めやすいかと思いまして、宜しいでしょうか?
ロル作成はまた少々お時間頂いてしまうかもですが…!)

1010: 皐月 夜 [×]
2020-06-26 17:55:32



(/ いいですねいいですね!せっかくなら助けてあげたい所です!ジュリーの怪我も、可哀想な気持ちもある中でやっぱり見たい…!

ジュリーとは、お茶したり、一緒に遊んだり、妹のような姉のようななんとも言えない可愛さと魅力に溢れておりとても楽しいのです!私も主様が大好きですーーー!!+
はい、魔法使いさんの先レスでよろしくお願いします!主様がゆっくり時間を取れる時で構いません!+ )




1011: ラウル [×]
2020-06-26 19:49:04



お前は周囲を見張っていてくれ
(時刻は昼時。本日は一定の周期で訪れる約束の日では無いからと、魔法使いは森の中腹。一輪の花も無く、鬱蒼とした木々に囲まれてはいる以外は特徴が無いようで、目を凝らせば、魔素の薄い大地に足を運んでいて。格好は着慣れたよれよれのローブ姿にフードを目深に被り、しかし普段と違い杖は携えず、右手には、透明な液体で満たされた硝子の三角小瓶が握られていて。コルクの蓋を抜きながら、安全確保の為、傍らの木の枝に留まる梟へ警戒と護衛の指示を出せば、使い魔は音も無く翼を広げ飛び立って行く。それを見届けた後、魔法使いは自作の薬の実験を開始させ。瓶の口から一滴、地面に垂らせば、途端に果実の香りが立ち上がり、近辺の空気に伝播してゆく。自分基準で不快に感じさせぬ案配で配合したそれを、もし生物が嗅いだならば。先ずは瑞々しく新鮮なピーチ、次に甘酸っぱいアプリコット、そして爽やかで若々しいアップルへと漂う色が変化して行くのが分かるだろうか。独立した三種が調和した、フルーティな甘さが嗅覚と脳を侵食せんと刺激し、発生源へと足を運ばせるよう誘いかけるのが己の狙いで。やがて効果を発揮した薬は、蜜を求める金細工のような蝶やマリンブルーの鮮やかな揚羽がヒラヒラと宙を舞い、遠くから引き寄せられ。食欲を擽られた栗鼠や兎といった小動物達も、次々と魔法使いの周囲に集まってくる。しかし、さらに三滴追加で落とし、数分間経過しても本命の姿が現れなければ。鋭く舌を打ち、苦々しい顔と声で、小瓶の蓋を戻してゆき)
チッ、やはりこの程度では羽虫は釣れんか……

(/おぉ!妖精が助けられるヒロイン役になってしまって良いんですか?では、夜ちゃんと一緒にそういった場所を探索中、妖精が被害を受ける形で考えて行きましょうか。その場合は、妖精は手助けできず、魔法の習得度合いや事前準備により難易度は変化しそうですが、夜ちゃん一人で頑張って退けて貰う事になりそうですね。ピンチ過ぎたら、助け役になれる可能性は……いつぞやと違い、だいぶ低めですが。魔法使いを登場させるのも視野に入れておきましょうか。

ついでに、これは単なる思い付きなので、希望される展開の候補か参考の一つ程度に留めて頂けたらと思うのですが…

占い師の話しに絡めるなら、交渉材料に夜ちゃんか、もしくは占い師側が提示する形で、瘴気の漂う地でのみ生成される魔石や薬草を複数種or呪いの品(原因の獣討伐か浄化後に、怨念の籠った弾丸等を発見)の入手を頑張る、なんて理由もあったりしたら、スムーズに話を繋げられそうだなと。魔法使いを頼るルートだと、場合によっては採取した品は略奪され努力は水の泡に、なんて結果も無くはありませんが…!

妖精もそうやって交流を重ねてゆく中で気に入って頂けて、素敵なお相手様に恵まれたと染々感じられて、背後としてもすごく、とっても幸せで御座います!!

先レス、説明が簡単に纏められずにこんな量ですみません!長さは普段通りの範囲で大丈夫ですので。
それから、此方の会話も同様でごめんなさい。背後様もゆっくりと、余裕のある時にお返事は構いませんので…!宜しくお願い致します)


1012: 皐月 夜 [×]
2020-06-28 18:41:07



( 本日は魔法使いであるその人との約束の日では無い。が、秘密基地に出来そうな場所の下見、薬草探し、ユニコーンの追跡等森の中で出来る事はたくさんあるのだ。そんなたくさんを引っ提げて嬉々とした表情でいつもの鞄に道具をパンパンに詰め森へ。いつしか待ち合わせ場所として認定されつつある切り株を通り過ぎ、陽の光が葉っぱと葉っぱの間を抜いて差し込む木々の隙間を通り抜け少し進んだ頃。ふ、と風に乗って甘酸っぱい柑橘類の香りがしてくれば一度ピタリと足を止め。ゆうるりと当たりを見回してから、再び歩みを進める。何かに導かれるようにして、これといった確信もなく葉を踏み締める事数分、鬱蒼のした木々の隙間から相手の姿を見付けるとまるで飼い主を見付けた犬、父親に駆け寄る幼子の如くパァァッと表情輝かせ。「魔法使いさんっ!こんな所で会うなんて奇遇だねぇ!」パタパタとその元へと駆け寄りつつ、相手の顔が嫌そうに歪むであろう事もお構い無しにニコニコと話し掛けて )


(/ 勿論です!それまでに何とか夜の治癒魔法も少しレベルアップ!といきたい所ですがなかなかに難しそう…。何にせよジュリーを救えるナイトになれるのは喜ばしい事であります!!+

瘴気の話をラナさんとの絡みに繋げるの賛成です!魔法使いさんに頼んで略奪されるのは不味い!洞窟の中の魔石類も早く結界を張らないと持っていかれてしまいますもんね!瘴気の中でしか生息できない薬草等の採取の場合、後はどうやってそこで息をするか…ですね!

ジュリーも、魔法使いさんも、ラナさんも、みんなみんな大好きですー!+
そして最後に言うのもおかしな話ですが先レスありがとうございました!これにて背後は一度失礼します+ )




1013: ラウル [×]
2020-06-28 19:33:02



嫌な顔を見た。何故貴様が此処に居る。──いや、一角獣探しか……?
(実験が望んだ結果を残さなければ、元より低い機嫌はさらに地の底に近付くように低下し。右手を軽く上下に振れば、握っていた小瓶は用済みとばかりに虚空の中に消して。そんな最中、見たくも聞きたくも無い少女の甲高い声が響き渡れば眉間に深い皺を刻み、音のする方角へと、フードに覆われた顔を向け毒づく。徐々に互いの距離を詰められれば、ボディーガードの如く。遠くを見回っていた梟が己との間に最小限の音で颯爽と割って入り、中空にて翼を左右に大きく広げ。彼女を主人に近付けさせないよう、壁の役割を果たす事だろう。また、目を凝らせば使い魔にはチカチカと明滅する魔素に身を包まれており、もし触れようものなら、接触した対象者に対して、バチリと鋭い電撃が走る仕様となっていて。魔法使いは、冷えた瞳で彼女の姿を影の奥から見下ろす。森に立ち入るのを咎めようとし、ある程度は出歩くのも仕方ない理由を自らが与えていた事実に思い至ってしまえば。苦々しげに、自問自答気味な独り言にも似た声を落とし。なお、その間も香りの虜となってしまった生物達は。周囲に飛び交う幾多の蝶は逃げずその数を増し、小動物の姿も音にさして反応を示さず、この場に留まっている有り様が、彼女の瞳にも映る筈で)

(/此方の会話はなるべく手短に失礼致しますね…!
夜ちゃんのパワーアップ期待しております!それから賛成有難う御座います。瘴気対策は占い師経由で必要経費として一部道具の提供は、求められれば可能かなぁと今の所考えております。流れによっては別の対価を要求してしまうかもしれませんが。また、味方よりも悪役とか敵役がピッタリな魔法使いでご迷惑をお掛けしてしまいすみません…!
三名への有り難い、そして嬉しいお言葉もありがとうございます!後、夜ちゃんのお母さん視点の話、端から見たらこんな感じなんだと読んでいて楽しかったですし、他のお話があればまた期待しております…!と感想を呟かせて下さいませ。
いえいえ、先レスは普段お願いする事も多いのであまりお気になさらず。では背後も失礼致しますね。改めて宜しくお願い致します!)



1014: 皐月 夜 [×]
2020-06-30 20:28:35



うん、まーね。ユニコーンの手掛かりでも落ちてないかなぁと──ちょ、そんなに威嚇しないでもいいじゃんかー。
( 小さく小さく縮まる距離の中で仰る通りです、とばかりに大きく頷くも、刹那。何処からやってきたのか相手の相棒・使い魔である梟が間に割って入れば自然と歩みは止まり。大きく翼を広げてこれ以上の侵入を阻止しようとばかりの行動に浮かべる表情は苦笑い。手を出そうものならばその鋭利な嘴で突つかれるか、はたまたうっすらと感じ取れる身に纏う魔素にやられるか。視線を梟から魔法使いへと移動させ、フードの奥から光る不機嫌さ全開の瞳を覗き見る。「魔法使いさんは何してるの?もしかして動物達との交流会だったり!」ゆうるりと首を傾けてまずは相手の目的を、次に周りを取り囲むようにして飛ぶ輝かしい蝶、可愛らしい小動物達にぐるりと視線を向け直しつつ、有り得ないであろう事をわかりきっていながら問い掛けて )




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