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お嬢と二代目/非募/28


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■: 柵越 [×]
2017-07-20 23:38:48 



――ぬらりくらりと交わる境界。


募集版にてお声を掛けて下さった123番様をお待ちしております。


1: 匿名さん [×]
2017-07-21 09:01:11



( / トピ建てお疲れ様です!某板にてお声掛けした>>123です。今回は此方の無理を聞いて頂きありがとうございます。よくよく黒桐との関係性を鑑みるにお相手は三代目の方が良かったのでは、とも思いまして…二代目で大丈夫だったでしょうか?ともあれ、これからどうぞ宜しくお願い致します )




2: 柵越 [×]
2017-07-21 12:29:17


(/此方こそよろしくお願いします!
二代目でも三代目でもお好きな方で構いませんよ。最初に二代目をして、合わなければ三代目でやり直す、ということも出来ますし。
それでは二代目と両儀式の関係について考えたいのですが、こういった関係が良い、というのは何かありますでしょうか?)

3: 匿名さん [×]
2017-07-21 13:28:33


( / そうですね、二代目にしても三代目にしても「殺人考察」の内容を含んだものが良いかと考えています。浮世絵町で頻発する連続殺人事件の犯人として式の名前が挙がるが、真犯人は別の妖で最終的には誤解を解き共闘…みたいな展開でしたら胸アツです!お相手が三代目の場合,式は中学時代(又は小学時代)から昏睡状態という設定にしたいなぁと…極道の子同士、お見合い相手の設定をプラスしても良いですね。主様は何かございますか? )



4: 柵越 [×]
2017-07-21 15:25:05


(/おお!素晴らしい…そのままの設定で大丈夫です。付け加える部分がない…←
お見合い相手という設定に強く惹かれたのでまずは三代目からやっていきたいと思うのですが、リクオと両儀式は同い年の設定の方が良いでしょうか?)

5: 匿名さん [×]
2017-07-21 16:52:55


( / わわっ、お褒めに預かり光栄の至りです!同い年でも年の差でも構いませんよ。僭越ながら此処までの流れをまとめますと…リクオ、式とお見合い※中学時代→浮世絵町内で殺人事件発生→式交通事故に遭う、以後2年昏睡→殺人事件未解決のまま沈静化→最終戦後、リクオ三代目襲名→式魔眼覚醒、リクオと再会→殺人事件再発生。こんな感じで大丈夫でしょうか?殺式メインになりますが、剣式と夜若は一度会ったことがある…みたいな裏設定も乙ですね )



6: 匿名さん [×]
2017-07-21 17:22:33


( / 下げにて失礼します!前記ではお見合いは中学時代と書きましたが、それだと殺式の要素すら薄いので再会後でも可と付け加えさせて下さい。夜若と剣式の裏設定があれば、三代目と両儀式の中学時代からの接点は十分できると思うので… )



7: 柵越 [×]
2017-07-21 18:00:51


(/おお…!素晴らしい…!

リクオと式の年齢は同じの方が良いですね。それと、夜若は剣式のことを覚えているけど、昼若は剣式のことを知らず出会ったとき困惑するというのも良いかもですね。

殺人事件の犯人は、奴良家と両儀家の弱体化を目論む妖怪と人間で、そいつらが手を組んで行った計画的犯行だった…と考えてみました。しっくりこない時は遠慮なく言ってくださいね。

まずは出会いであるお見合いの場面からやっていこうと思います。試しに開始ロルを書いてみます。もし合わないなと感じられた場合は遠慮なく仰ってくださいね。)


(とある格式高い料亭の一室、場には着なれぬ袴姿で座る一人の少年と、明らかに異様な形状をした頭部を持つ老人が居た。少年の名は奴良リクオ、隣に座る老人の名は…ぬらりひょん。妖怪一家の総大将と跡取りが、何故この場に来ているのかというと…)

ね、ねぇおじいちゃん…今日来るそのお見合い相手って一体どんな人なの…
(本日何度目か分からない質問を隣にいる祖父へ喋るリクオ。そう、ここに居る理由はお見合い、弱冠13歳ながら、妖怪一家の跡取りであるリクオはお見合いをするためにこの場へ来ているのだ。お相手は、有名な退魔士一家である両義家の跡取りになる少女だそうで。退魔と妖怪、相反する二つの家がこうしてお見合いをするというのは前代未聞のこと、何故その両家が合意に至ったのか、その経緯は謎である。ただ仮にこのお見合いが上手くいき、問題なく事が進めば、双方にとって利益があると判断されたのだろう。そんな大人の事情を子供のリクオは知るはずもなく、また気付くこともなく、ただ今日来るお見合いの相手がどんな女性か、そのことを想像するばかりであった)

8: 柵越 [×]
2017-07-21 18:21:08


(/おおっと…下げの書き込みを見落としてました。すみません…
中学時代に接点を持つのは夜若と剣式だけ、ということでしょうか?)

9: 匿名さん [×]
2017-07-21 20:24:45



( / いえいえ、分かり難い説明をした此方が悪いのでお気になさらず!かく言う私も何だか良く分からなくなって来まして、確認の為もう一度流れを整理しますね…

夜若、剣式と邂逅→昼若、中学校で式を発見。夜若時の記憶の影響で「何処かで逢った様な?」と何かと式に構う※式は剣式時の記憶なし→殺人事件発生→式交通事故に遭う、以後2年昏睡→殺人事件未解決のまま沈静化→最終戦後、リクオ三代目襲名→式魔眼覚醒、お見合いにてリクオと再会→殺人事件再発生

こんな感じでしょうか?そうすると、お見合い時2人は同い年の高校生という事になりますね )




10: 柵越 [×]
2017-07-21 21:05:32


(/了解です。分かりやすく纏めてくださってありがとうござます!
ではまずは夜若と剣式の邂逅からですね。開始ロルを書こうと思うのですが、構いませんでしょうか?)

11: 匿名さん [×]
2017-07-21 21:15:48


( / では、開始は主様お願いしても宜しいでしょうか?何度も気を遣わせてしまいすみません。中学時代はまだ識が存在するので、比較的大人しいお嬢様的な両儀式になると思いますが、気長に付き合って頂ければ幸いです! )



12: 奴良リクオ [×]
2017-07-21 21:25:09


(/了解です。此方こそ気長によろしくお願いいたします。先程より短めですが開始ロルです。
ふむふむ…wikiとかで見てるんですけどやっぱり型月の作品は実際読んだりプレイしないと理解出来ませんね;)

(深夜、人気のない神社に入り水面に映る月を眺めてキセルに火をつけ吸っていて。時折吹き抜けていく風が頬を撫で、心地よさを感じさせてくれる。そんな静かで綺麗な景色を見つめていると、何やら人の気配を感じて)
へぇ?珍しい。
(興味本位でその人の気配がする方へと歩いていって)

13:  「 両儀式 」 [×]
2017-07-21 22:43:24


( / 分かります;中でもらっきょは時間軸が滅茶苦茶な作品ですし…カット出来る部分はそうした方がテンポ良く進むかもしれませんね )









── あら … 今晩は、色男さん。何か私に御用かしら?
( 月光の下、ひとり佇む貴人は草履の擦れる音の方へと嫋やかな仕草で振り返り。穏やかな笑みを湛える顔には人ならざる者への畏れは無く、今宵此の時彼が訪れる事を知っていたかの様に落ち着き払って居て )




14: 奴良リクオ [×]
2017-07-21 23:59:07


(/らっきょ…一瞬何のことかと思いました(笑)
そうですね、飛ばせるとこは飛ばしましょう。)


…用って程のことは無いが、こんな夜中にどうしたんだろうと思ってな。
(「明鏡止水」。自身の畏である認識を断つその技をあっさり見破られ、少女がただの人ではないことを察する。しかし、感じない敵意に此方も警戒心を解き、ふっと笑みを浮かべながら返事をして)

15:  「 両儀式 」  [×]
2017-07-22 01:00:47


有体に言うなら散歩、かしら。寂しさを紛らわせたくて。夜は皆眠ってしまうから、私はいつも独りぼっち … 嗚呼、でも今夜は違うわね ── あなたが居るもの。
( ちらり、眼下の灯の消えた町を見遣り長い睫を伏せたのも束の間。再び柔らかに微笑み「立ち通しって疲れない?着物なら尚の事…」そう徐に投掛けては参道の石段に座る様促し )



16: 奴良リクオ [×]
2017-07-23 07:45:15


本来夜は人間ではなく俺「達」の時間だ。今はあんまり関係ないが…
(さらりと自分が単なる人間ではないことを告げる。なぜそう無防備に告げたのか、それは両儀式に感じる常人ならざる気配がそうさせたのだろう。そして、人と異なる人同士は出会ったのだ。「じゃ、隣失礼するぜ…それで、嬢ちゃんは何もんだ?」石段に同じく座り眠る街を眺めながら、式に質問して)

17:  「 両儀式 」   [×]
2017-07-23 20:08:13

私?私は何者にもなれない空の一部よ。陰陽を形作る外郭、誰かの見る泡沫の夢。それが 「 両儀式 」
という第三の人格 ── でも、そうね。式と呼んで貰えたら嬉しいわ。
( 生まれても意味の無い存在である己に興味を持たれるというのは、例えそれが些細な問い掛けだとしても嬉しいもの。心が踊るのを隠し切れず、ついつい何時もより饒舌に語って仕舞い。然しそれに理解のし易さが伴うかは、又別の話。はた、と起る筈の無かった過ちに漸く気付けば一呼吸置いた後 「 … 少し、固い身の上話になり過ぎたかしら?あなた達風に言うなら “ 雪の日に現れる都市伝説” といった所ね。 」 と換言し。すると、まるで呼応するかの様に季節外れの白粒が貴方の肩を撫で )

18: 奴良リクオ [×]
2017-07-23 21:44:39


………
(式の話は常なる人にも、常ならざる人にも理解はし難いだろう。その証拠にリクオはポカンと、それでいて頭に?を浮かべている。換言も、やはりどこか掴みづらいものだったのか耳から耳へと抜けていく。「……難しい話はわからねえな。俺は、今俺の目の前に式が居るってことしか分からねえ」肩に落ちる雪も、目の前に居る式も、例え夢だとしても、今この場に居る自分にとってそれは事実であり現実である。)
何もんなんて質問して悪かった。式は式、俺の目の前に居る可愛いお嬢ちゃん…それだけで十分だったな。

19:  「 両儀式 」     [×]
2017-07-24 00:19:41


ふふ … お上手ですこと。それに引き換え私はなんて口下手。此方こそ、ごめんなさいね。
( 虚無を起源に持つ者が虚を突かれるのも又一興。思わぬ讃詞にきょとりと瞳を丸めると、軈て年相応の少女らしく含羞み。薄らと紅の差す頬を袖口で隠し、淡い恥じらいを見せ。意味のある事は話さず、思い出は残さない。そんな彼女にこれ以上己について語る可き事は無く、代わりにと── )
あなたのことを教えてはくれないの?その声で聞きたいわ。あなたの名前、あなたの中で朝を待つ “ 彼 ” のこと。



20: 奴良リクオ [×]
2017-07-24 00:55:31


おっと…名乗って貰っておいて黙りとは失礼した。当方魑魅魍魎の百鬼夜行を従える奴良組の三代目、奴良リクオと申す者、以後お見知り置きを…なんてな。俺はぬらりひょんの孫、奴良リクオだ。昼は人間、夜は妖怪、式の言う彼は昼の俺だろう…今は寝てるから呼ぶわけにはいかねえがな。
(格好をつけて挨拶した後、再びくだけた表情に戻れば自身がどの、なんの妖怪かを告げる。そして昼と夜の違いについても。「昼の俺が知りたいのなら、また昼に俺と会えば良い。ただ…」覚えているかどうか。昼と夜の記憶はお互いに持っているが、どうにも目の前の少女は不思議で──掴み所がないと言うか、何故だか覚えていられる自信が無かった)

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