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彼方の記憶/1707


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881: へし切長谷部 [×]
2017-05-03 21:04:31


この怪我では無かったら俺も同行したんだが…、寂しい思いをさせて済まない。
(ふとこちらの肩に頭を預けながら学校での出来事を話し始める内容に耳を傾けつつ、如何やら自身と同じ気持ちで今日一日同行せずに留守番をしたため何事にも真剣に取り組む彼は心ここに在らず状態だった様で。それを聞くと散々な一日になっただろうと思えば申し訳無く感じて彼の手を握りつつ上記を。)

882: 長船光忠 [×]
2017-05-03 21:11:49

そんな、仕方ないんだから謝らなくていいんだよ。
(申し訳なさそうに告げる彼に安静にしないといけないことは分かっているために謝る必要などないとそう告げ。しかし、彼がそばにいないだけで自分はこんなにも弱かったのかということにも気付いて。それから握られた手をそっと握り返して「それに、その分こうやって一緒にいたらいいんだしね」と微笑み)

883: へし切長谷部 [×]
2017-05-03 22:26:42


そのつもりだ。今日はあまりお前の傍に居てやる事が出来なかったしな。
(優しく手を握ったまま横目でちろりと彼の顔を見ては、互いの寂しさを埋める為にも家なら二人きりの空間に邪魔者の存在も居ないのでふっと小さく笑いつつ言葉を紡ぐと「何なら甘えても良いんだぞ?」と続けて)

884: 長船光忠 [×]
2017-05-03 22:34:49

甘えるって…僕は子供じゃないんだよ
(甘えていい、という言葉にどうしても格好を気にする自分は素直に甘える事をしないでいて。それにもう学生の自分は幼いというわけでもない、何とも言えない表情を浮かべていては「そうだ、長谷部くんが甘えなよ。君だってたまには甘えてもいいんじゃないかな?」と返してみて)

885: へし切長谷部 [×]
2017-05-04 00:49:22


そうは言っても、俺は甘えるという行為をした事が無いからな…
(彼に言っておいて何だが自分は他人に自らの意思で甘える事をするのも、今までの中で一度も無く言葉の方ならば指で数えれる程度。普段の行動からも窺える程に甘え下手ゆえ、そもそもどう甘えたらいいのかすら分からず困ったように)

886: 長船光忠 [×]
2017-05-04 01:24:00

うーん…ほら、抱き締めるだとか撫でてもらうとか何かあるでしょ?まぁ、僕もそう甘える方じゃないから思い付かないけどさ
(甘えるという行為を普段しない二人には何があるか考える事すら難しいようで。そもそも甘えるという事はどんなことなのかすら曖昧で、苦笑を浮かべつつもとりあえず今思いつくことを挙げてみて)

887: へし切長谷部 [×]
2017-05-04 19:17:01


成る程、そう言う行為が甘える事に繋がるのか。
(こちらも一応考える素振りを見せつつ思考を巡らすが何も思い付くはずも無く、ふと彼の言葉を聞けば抱擁や頭を撫でてもらう行為が所謂人に甘えるという事の様で。その発言をされるまでいまいちよく分からずだったが理解しつつも、参考にするべく試しに彼に甘えようにも何故か躊躇って)

888: 長船光忠 [×]
2017-05-04 19:31:17

ほら、おいで?
(分かる程度のことを教えると、聞くよりも実際にした方が分かるだろうと思うものの何故か彼は躊躇っているようで。まあ無理もないか、と苦笑を浮かべるもたまにはこうして甘やかすことも彼には必要だろうと彼の頭へと手を伸ばせばそのまま撫でてやり)

889: へし切長谷部 [×]
2017-05-04 21:56:50


…何だか新鮮だな、お前に撫でられるのは。
(おいで、と優しげな声色でこちらの事を呼ぶ彼の言葉に躊躇って中々動く気配を見せずに居ると、髪を触られた感覚に今までで誰かにされた経験も無かった為か新鮮な感じがして口元に笑みを浮かべ)

890: 長船光忠 [×]
2017-05-04 22:15:31

ふふ、いつもは逆だもんね
(彼が自身の頭を撫でることはもはや日常的になっているが、こうして彼の頭を撫でることはしないため新鮮なようで。たまにはこんなことをするのも悪くない、彼の普段とは違う表情も見れるのは自分だけの特権だろうと思い。暫く撫でていたものの手を離すと「よし、今日は長谷部くんを甘やかす日にしよっか!聞けることなら何でも聞いちゃうよ」と不意に思いついたことを述べてみて)

891: へし切長谷部 [×]
2017-05-04 23:34:13


唐突な事を言い出すな。…然しそう言われても、何も思い付かないんだが。
(暫くの間何も言わずただ頭を撫でられているが、ふと髪から手を離したかと思えば何故かこちらを甘やかす気でそう口走る彼へ突然の事で少しばかり驚いた表情を見せ。人の身を得てからというもの、誰かに甘えた経験が無い上に急な発言でもあるためそう返して)

892: 長船光忠 [×]
2017-05-04 23:53:47

僕にして欲しい事とか…何かない?ご飯とか何でも作れるものは作っちゃうよ!
(自分でも突然思いついた事を口走ってしまったため、あまり思い付かないようで。しかし今日は何故か彼を甘やかしたい気分なのだ、何でもいいから一つくらい案はないかと訪ねてみて)

893: へし切長谷部 [×]
2017-05-05 00:56:32


…なら、菓子を作ってくれないか。お前が作れるものなら何でもいい
(どうやら本当に自身を甘やかしたいのか尋ねつつ色々と思い付く限り意見を出してくれるも、本音は彼の傍に居れるだけで満足しているためそれほど貪欲というわけでも無い。じっと彼を見つつ考えるとして欲しい代わりに、料理の他に菓子作りも得意だった事を思い出せば久々に食べたいのか頼んでみて)

894: 長船光忠 [×]
2017-05-05 01:08:46

任せてくれ、美味しいの作ってあげるね!
(暫し考えた後に口を開いたと思えばお菓子を食べたいようで。今ある材料で作れるとしたら洋菓子になるが、たまにはそういうものもいいかもしれないと思うと立ち上がりキッチンへと向かって。材料を準備すると早速調理に入っていき)

895: へし切長谷部 [×]
2017-05-05 01:38:30


(自身を要望に応えるべく早速とばかりに立ち上がるとそのままキッチンへと向かって準備を始める背を眺めつつ、彼の作る料理や菓子はどれも絶品で久々に甘味を口に出来るとあらば尚更楽しみで。菓子が完成するのをただじっと待っており)

896: 長船光忠 [×]
2017-05-05 02:56:04

はい、お待たせしました。光忠特製愛情のこもったパンケーキだよ
(暫くしてふんわりと焼けたパンケーキにいちごのジャムやいちごを盛り付け華やかな見た目にすると完成したようで。それを載せた皿と同時進行で煎れていた珈琲を手に机へと運んでは笑みを浮かべつつそう言って)

897: へし切長谷部 [×]
2017-05-05 21:22:39


これは初めて食べるな。
(どんな甘味が出てくるのか分からず待ちながら完成したようで机の方に運ばれる様子を視界に捉え、立ち上がり自身へとそちらに移動すれば椅子に座って。机の上に並んだパンケーキを目にすると本丸では見た事の無い初めての洋菓子にどのような味がするのか、まず一口食べるために普段持たないフォークとナイフを不慣れながら両手で持とうとして)

898: 長船光忠 [×]
2017-05-05 21:28:48

あ、せっかくだし切ってあげようか?
(椅子に座り、物珍しそうにパンケーキを眺めている彼を見て笑みを浮かべていたもののそう言えばあまりフォークとナイフを使ったことが無かったなと思うと食べやすいようにこちらで切ろうかと提案して)

899: へし切長谷部 [×]
2017-05-05 22:24:16


ああ、頼む。
(使い方の分からない二つの飲食用の器具を前に少々困った様子でどうしたものかと思えば、その提案に持ち掛けた手を引っ込め膝の上に一度置くと彼の厚意に甘えてこくりと頷き)

900: 長船光忠 [×]
2017-05-05 22:41:12

フォークとナイフはね、こうやって使うんだよ
(一度自身の方へと皿を引き寄せ、実際に食べやすいように切りながら使い方を教えてみて。切り終えるとまた彼の方へと皿を戻し「はい、これで食べれるね」と笑み浮かべ)

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