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 花と恋 /31


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自分のトピックを作る
12: 月城 唯 [×]
2017-02-27 22:17:26



変な奴がいるな…
( 今ほど元気よく挨拶していたかと思えば恥ずかしそうに顔を朱に染めている生徒を呆れたように見ていれば放送が流れそそくさと廊下へ向かい整列して。体育館につけばこれから先輩になる生徒達が拍手をしながら出迎え自身を見つけた先輩女生徒達がスマホのカメラを構えながら甲高い声を発して。大きく周りを見渡せばテレビ局のカメラマンらしき人物も見えて、大方マネージャーかなんかが呼んだんだろうと察しこれも仕事の一環と割り切り愛想良く笑いかけて。ほぼ入学式のような雰囲気ではなく、苛々が更に積もりながら新入生用のパイプ椅子に座って、


(/ですね…!集中治療頑張って下さいませ!ではではそろそろ背後は引っ込みますねッ!また相談事があれば出てきますので、何か質問や今後の展開などの案などがあればいつでもよんでくださいませ…!)




13: 栗原菜花 [×]
2017-02-27 22:41:22




うわお…
( 熱の籠った頬にパタパタと手で風を送り、然し其れを機に既に女子と打ち解けあえたのか整列してる最中楽しげに会話しており。体育館に入ると自分達を迎え入れてくれる教員や先輩たち、多くの人々の姿に瞳を爛々と輝かせこれから始まるであろう入学式に期待で胸を膨らませ。然し順調に進む筈だった入学式は甲高い声によって阻まれ、何事かと周囲を見渡すとテレビ局のカメラマンらしき人達、その視線が集まる所へ自然と目で追っていくと其処には確か同じクラスだった相手の姿が。端正な顔立ちをとしているとは思ったが本物の芸能人だったとは、一部始終を唖然と見詰めながらパイプ椅子に腰を下ろし。 )



( / 畏まりました!主様も何かありましたらお気軽に声を掛けて下さいませ!それではドロンしますねッ。 )

                             

14: 月城 唯 [×]
2017-02-27 23:06:51




じゃあ、そこの可愛い君にお願いしようかな
( 四方八方から視線を感じるも仕事のせいかおかげか特に気にすることも無く校長らしき人物の長々とした新入生祝辞に耳を傾けていたが隣に座っていた同じクラスの男子生徒に小声で話しかけられたと思えば今話している校長はカツラだと言いだし思わず吹き出し。祝辞をのべていた校長は此方の吹き出した声に気づいたのか、不意と此方を向き自身の名前を呼んだと思えば一曲歌ってくれと言い出して。はぁっと思わず言えば周りからは拍手喝采、後には引けなくなり渋々ながらも素早くにこやかな表情に切り替えステージに上がり手短に終えようとマイクを握るも校長が場を盛り上げようとしたのか誰か女子生徒の1人に歌ってあげてと言ってきて周りの主に女生徒は先程よりも高い歓声で此方を見上げ面倒くさい事になったとバレないよう静かに溜め息を吐いて。とりあえず選ぼうと思いじいっと新入生席を見れば先程元気良く入ってきたあの変人女生徒がおり適当に言葉を並べ指名して、




15: 栗原菜花 [×]
2017-02-27 23:24:49




…え、ええッ!?
( 丁度此方も隣に座る女子と校長先生の頭髪について談義を繰り広げていたのだが何とか笑いは堪えて。男子の列から笑い声が聞こえてくるや否や舞台に立つ校長が一人の男子生徒の名を呼び歌えと頼んでいるのを見て。一瞬にして誰だか理解すると又も周囲から鼓膜が破れんばかりの歓声や拍手が聴こえ思わず耳を塞ぎ。ステージに立ったのは案の定相手であり、どれだけ顔が端正であろうと此処までされると大変だろうな、何て同情していれば校長は更に面倒臭い方向に話を進めて往き、選ばれた女子はさぞ幸せだろうと他人事として考えていたが指名されたのは自分だと気付くと素っ頓狂な声を上げ。女子達からは落胆の表情が垣間見える、金魚の如く口をパクパクと開閉し乍驚きのあまり動けずに居て。 )

                           

16: 月城 唯 [×]
2017-02-27 23:50:49



じっとしてて。
( 自身が指名した相手を見れば素っ頓狂な声をあげたが驚きのあまり立つような雰囲気はなく。カメラをちらりと見て視聴率向上に貢献でもしてやるかとステージからおり相手の前まで行きぐいっと腕を引っ張って立ち上がらせ所謂お姫様抱っことやらをして。流石アイドル、日々ダンスの為に体を鍛えているためか軽々と抱きかかえながらまたステージに戻り相手を優しく下ろしてマイクを持ち直せば一呼吸。近頃発売されるアルバムに収録される新曲を歌い始め、




17: 栗原菜花 [×]
2017-02-28 15:55:46




え、いや、その、あの…!
( 全く以て状況が理解出来ない。此方に近付いてくる端正な顔立ちを前に言葉になっていない言葉の羅列を洩らし胸元の手前で小さく両手を振り遠回しに否定の念を示したが、それも虚しくぐいっと力強く手を掴まれると次の瞬間には身体は浮いていて。最初こそ何をされているのか解らなかったにしろすぐさまお姫様抱っこをされているのだと理解すると赤みが引いた頬を又桃色に染めあからさまに狼狽え。何も出来ずステージまで抱えられた侭身体を硬直させゆっくりと下ろされると余りの驚きから放心状態で。耳に入ってくる曲は何処かで聴いた事がある。そうすると脳裏に浮かび上がって来るのは一つの名前、ぽつりと其れを呟いて。 )
――月城、唯…


                                 

18: 月城 唯 [×]
2017-02-28 17:33:13




_…ッありがとうございました!
( 歌い終わりゆっくりと息をはき、チラリと目の前に立つ彼女の顔を見れば放心状態と言うのが一番しっくりくる表情で。くるりと全生徒の方へ向き爽やかな笑顔で感謝の言葉を言い片手をあげて歓声に答えて。満足そうに此方を見つめる校長とこれをしなくてはならなくなった現況とも言える男子生徒には後で事務所に呼び出して貰おうと心の中で誓い。彼女の方に向き直せば顔を近づけ耳元で囁き最後は軽く息を吹きかけ一瞬意地悪い笑みを浮かべて、 
運が良かったね、…一年間宜しく。




19: 栗原菜花 [×]
2017-02-28 19:21:09




…!?
( 何故自分までステージに立っているのか、何ていう疑問がふつふつと湧き始めた頃に彼は歌い終わり、矢張り耳が割れんばかりの歓声を受けて尚爽やかな笑顔を崩さずそれに応えていて。やっと安心できる、とホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、此方へと近付いてくる彼に戸惑いと疑問を露にし取り敢えずその場から動かず。耳元まで来たのを視界に捉えると何を言われるのかと身構えていたが、囁かれた言葉よりも軽く息を吹きかけられた事にびくりと肩を震わしやや赤面気味に彼を凝視。その時一瞬見せた意地悪い笑みを見逃さず、自分の中で彼は爽やかなアイドルから少し意地悪なアイドルへと変わり。そして時間が押しているのかその後入学式は早送りで進められ、予定時間より大分早い終わりとなって。 )

                                

20: 月城 唯 [×]
2017-02-28 20:43:00




ったく、熱狂的過ぎるよな最近のファンはッ…!
( 相手の放心状態な表情から赤面になったことに満足し意地悪い笑みを素早く爽やかな笑顔に戻し自身の席に戻って。校長の無茶ぶりで時間を喰いすぎたのか入学式は早送りで終わりまたも教室へ戻ってくれば担任教師も此方を少し気にしつつ早めに話は終わり解散して。早く帰らなければ、新曲のレコーディングの仕事が入っていたのを思い出しいち早く教室から出ようとするもクラスの女子グループが自身の周りを囲み話し掛けて来て。これは流石に苛々が頂点に達したか笑顔をキープしていたものの段々と歪んだ表情になり思わず女子生徒の間をすり抜け走り出して。後ろを振り返れば執拗に追いかけてくる女生徒がおり、それを見ていた周りの生徒達は何を勘違いしたか握手やサインを求めてくる生徒達も一緒に追いかけてきて。新入生の階の廊下を勢いよく曲がって、





21: 栗原菜花 [×]
2017-02-28 21:23:41




はあ…
( 担任教師の粋な計らいで幸いにも今日はこれで終わりとなり皆解散となって。未だ半日も経っていないのに身体にはどっと疲れと酷い倦怠感が襲い。思わず溜息が口をついて出て仕舞い、いけないと慌てて口を噤むともう帰るだけだと己を鼓舞し懸命に足を進めて。丁度新入生の階の廊下を曲がろうとした矢先、甲高い女子達の歓声と途轍もない足音が耳に入りまさかと思った時にはもう時既に遅しという奴で。曲がり角から飛び出した彼と衝突してしまい「 うぉッ! 」と変な声を洩らし乍床に尻餅をついて。 )

 
                                 

22: 月城 唯 [×]
2017-02-28 21:43:58



チッ、これだから女は嫌いなんだよ。
( 勢いよく角を曲がれば誰かと衝突してしまいそのまま倒れ込み相手の体に覆い被さるようになって、顔をあげれば至近距離に相手の顔があり。今日何度顔を見たことかと頭を抱えるほど見知った相手に向かって不満と苛々で舌打ちをして思わず本音をこぼし後ろから聞こえてくる生徒達の足音が段々と近付いてくるのに気づき、自身の体を起こして立ち上がって「…悪いけど巻き込むぞ」そう一言言い相手を二度目の姫抱っこで抱えて近くの教室に飛び込んで息を潜めて、




23: 栗原菜花 [×]
2017-02-28 22:05:21




え、えっとごめんなさい…
( 誰かが自分に覆い被さっている、反射的に瞑っていた目を恐る恐る開くと直ぐ目の前、至近距離に今日何回も間近で見た相手の顔が。今は羞恥よりも驚きの方が勝ったのか茶色の瞳を見開き、何回かぱちぱちと瞬かせて。如何やら機嫌の悪そうな様子の彼は舌打ちと共に不満を零し、其れを確りと耳が捉えると彼女の性格故か咄嗟に何故か謝罪の言葉を口にして。然し次の瞬間には又先刻と同様に抱えられており近くの教室へと連れて行かれ、雰囲気から察するに今は声を出さないのが賢明だろうと理解すると相手と同じく息を潜めて。 )


                                  

24: 月城 唯 [×]
2017-02-28 22:31:16



はぁ、巻き込んで悪かったな。…それと、俺のこういう所誰かに話すなよ?話した場合どうなるか分かってるよな。
( 何故か意味もなく相手から謝られた事に少しむっとし乱雑に相手を抱えていた腕を落とすように離して。自身を探している声と足音が遠のけば安堵したように長く息をはいて、隣にいる相手から少し距離を置き嫌悪感を抱いた目を向けつつも一応、素直に謝り。そう言えば素の自分を見られた事に気がつき自分で開いた距離をまた縮め釘を指すように、脅すように口止めをして名前を呼ぼうとすれば相手の名前を知らなかったと気づき無愛想に名前を問いただして、
そう言えばお前名前は?





25: 栗原菜花 [×]
2017-02-28 22:57:36




ううん、全然大丈夫だよ。
( 入学式の時の出来事とは打って変わって乱雑に話されると多少よろめきつつも着地し、特に怒る様子も無く完璧に騒音が遠のく迄その場でじっとしており。軈て辺りを静寂が包むと横から視線を感じ、相手の方を向くと嫌悪感を包み隠さず露にし乍も謝られ、パッと笑顔を見せては返事をし。多分女子が苦手か若しくは嫌いなんだろうと頭の中で推測していると、ずいっと距離を縮められ半ば強引に脅しのような言い方で口止めをされ、その威圧からか僅かに身体を仰け反らしてはブンブンと勢いよく首を縦に振り。名を聞かれると淡々と答え、此方も今一度確認するかのように控えめに問い掛けて。 )
えっと、栗原菜花です。好きに呼んでね。――…ええっと、そっちは月城君、で合ってるよね…?


                               

26: 月城 唯 [×]
2017-02-28 23:30:55




ふーん、まあ、別にどうでもいいけど。 
( 相手の平気そうな表情とよろめきつつも綺麗に着地したのを見てつまらなさそうに答えて抱えていた両腕を塵をはらうようにぱんぱんと叩いて。自身の威圧的な態度からか素直に首を縦に振る相手に機嫌を良くし「分かれば宜しい」そういい縮めた距離を一歩後ずさりしてまた遠のき。相手が名前を淡々と答えるのを聞き仕事での癖なのか名前を復唱して。相手の控えめな態度と自身の事を余り知らなさそうな態度にあからさまに不機嫌になり自身のことを知っているかと問いただして、 )
はあ?…そうだけど。つかお前俺の事知らねぇだろ、他の女達と違ってあんま騒がねえし。




27: 栗原菜花 [×]
2017-03-01 15:32:00




( 如何やら機嫌を良くし至近距離にあった彼の端正な顔が一歩後ろへと遠のくと、強張っていた身体が一気に解放されていくのを感じ込み上げる安堵からかホッと胸を撫で下ろし。矢張り名前は合っていた、と安心したのも束の間、何か気に障ったのか彼の顔が徐々に又不機嫌なものへと変化していくとやや焦りの色を見せ。問い質された内容に一瞬の間を空けてしまい、けれど直ぐに弁解するように思っている事を伝えて。自分でも上手く纏める事が出来ず、それでも必死に告げる其の内容は彼女の性格が顕著に表れているもので。 )
し、知ってるよ!騒がないのは、ほら…
いくらアイドルだからってアイドルっていう以前に一人の人間だから、あんなに騒がれたら大変だし迷惑かな、って…

 
                                    

28: 月城 唯 [×]
2017-03-01 23:09:21




へー…分かってんじゃん。お前みたいに気を使えるファンがもうちょっと増えて欲しいんだけどな。
( 彼女の必死に訴えている姿を不機嫌そうに見つめているも素直に話は聞いて。だが最後まで上手く纏められず可笑しな文の羅列のようにしどろもどろになっており呆れつつも少し吹き出してしまい、先程の熱狂的過ぎるファン達の姿を思い出し目の前にいる彼女の誠実そうな性格と比べては一つ溜め息をはいて。時計を見れば担任教師から解散を言われてから軽く数10分過ぎておりこの後にあるレコーディングの仕事は完璧に遅刻するだろうと察したが、もう良いかと思い手に持っている荷物を掴み直して相手の方に向き直し無愛想に家の方角を聞いて遠回しに一緒に帰ろうと言い、 )
お前帰りどこ?帰りにファンが寄ってくると面倒くさいからな、何時もと違う道で帰んなきゃだし…送ってやる。






29: 栗原菜花 [×]
2017-03-02 19:18:04




えへへ…まあ騒いじゃう子達の気持ちも分かるけどね…
( 無愛想で不機嫌そうに顰められた顔は己が必死に弁解している内に呆れたものに変わっていき、終いには吹き出す彼を見やや恥ずかしげな表情を浮かべるも、意味無く髪の毛を弄り笑みを零して。続け様に彼を追いかける熱烈なファンの人達もフォローするように共感の言葉を口にして。何時の間に時間が経過したらしく、そろそろ帰ろうかと是からの予定を思案していた所彼から遠回し乍にも共に帰路につこうとの提案を受けると僅かに驚きの色を見せ、然し直ぐに返答して。 )
えっと…結構近くだよ。歩いて15分くらいかな。…でもなんか申し訳ないね…

                  
                                  

30: 月城 唯 [×]
2017-03-02 21:23:51




まぁ、煩いファンもいるけど全部ひっくるめて大切なファンだからな、俺も人気アイドルの広い心で流してやろう
( 控えめに言いつつも自身のファンをフォローするように話す彼女に先程まで持っていた嫌悪感が消えていき悪い奴ではないと認識すればアイドル仲間と話すように少々肩の力が抜けたように話し。彼女の驚いた表情と申し訳無さそうな態度にも気にせず鞄に入っていたスマホで再度時間を確認し緑のアプリを起動させれば手短にスタッフに謝罪の文を送りつけ画面を暗くさせ鞄に入れ直し彼女の方へむき直して、 )
別に、そんな申し訳無さそうにしなくていい。ほらさっさと行くぞ。




31: 栗原菜花 [×]
2017-03-02 22:28:09




う、うん!
( 矢張り多少無愛想なだけで根は優しい彼の口から、ファンを大切にしようという趣旨の話を聞くと何故か満足そうに微笑んで。送ってもらうというのも勿論だが、人気アイドルと帰るとなると偶然発見したファンから凄く恨まれそうだという事もあり如何しても気が引けて仕舞い。然しもう決定事項らしく帰ろうと促されると反射的に返事をし、何処かそわそわと落ち着きのない様子を見せて。 )


                               

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