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波瀾万丈恋火【大正/悲恋/人数制限有/3L】/66


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39: 朝倉 明 [×]
2017-02-13 21:46:19

(/参加許可ありがとうございます!当方文章を短くまとめるのが苦手でして、ロルも長くなってしまいがちなのですが読みづらければ遠慮なくおっしゃってくださいませ。)


>榊先生

あの――あぁやっぱり、榊先生だわ!ほら、写真とそっくり……いえ、白黒より色のついているほうがずっとお綺麗ですけれど。こんな所でお会いできるなんて光栄ですわ。
(仏語塾の帰り道、下校時間の女学生に紛れて往来を行くこの時だけは小煩い両親や教師を気にせず俗な婦人雑誌を読み耽ることができる。ちくちく刺すような如月の冷気に赤らむ指でめくるページには"新しき女たち""職業婦人"としてバスガールにキネマ女優、そして作家の榊七瀬の写真が載っており。その如何にもシャープな白黒の眼差しに見惚れ、ほぅと白い溜め息を吐いて余韻を胸に雑誌を閉じれば再び見慣れた商店街に視線を戻すが、その中に今し方眺めたばかりの横顔を見つけるともしやと息を呑んで近づきそろりと顔を覗き込み。そうして紛う事なき本人と気付けば無邪気に感嘆の声を上げ、開いた雑誌を掲げてみたりひとしきりはしゃいで「先生もお買い物にいらしたんですか?それともルポルタージュ、と言うんだったかしら……どこかへ取材へ行かれるんですか?」と憧れの上級生に尋ねるように言葉を弾ませて)

>一之瀬様

――ご機嫌よう、これくらい寒いほうがお茶も美味しく頂けますわね。
(一之瀬家の彼がよく通っているという喫茶店を父からそれとなく聞き出し、精一杯めかし込んで向かってみればそこには噂通りの長身を質の良い洋装で固めた男性が表の席に腰掛けていて。険しい表情もわざわざ選んだであろう木枯らしの当たる席も如何にも周囲の人間を拒んでいるようで、ほんの一瞬躊躇するが彼の他に容易く近づける貴族などいない。カツカツとヒールを響かせ、無遠慮に相手の向かいに座れば相席の文句を言われる前にニコリと微笑んで大人びた挨拶を。女給に注文を頼んだ後は下手にあれこれ話しかけることはせず、本を読むふりをしながら相手の顔や投げ出された文書を盗み見て。珈琲と菓子が運ばれてきてようやく顔を上げては「よろしければお一ついかがですか?甘い物は疲れによく効くそうですよ……ほら、何だか辛そうなお顔をなさってますから」満を持して口を開き、トントンと自分の眉間をつつきながらマドレーヌの皿を差し出して)

(/ご確認ありがとうございました!こちらこそ密様本来の優しさに触れさせていただける日が楽しみで仕方がありません。初対面から図々しい娘ですが、何卒よろしくお願い致します。)


>瀬良様

お言葉ですけど、意地を張って後々困るのはあなたがたですからね。殿方が異国へ戦争に行ってしまったらお国を守るのは私たち女の役目になります。その女が未熟であれば国など容易く崩れるでしょう?あなただってろくに経済学も知らない娘に店を任せられますか――ねぇ、そう思いません?
(商店街の一角に軒を構える書店の店先にて。この店は西洋の学問書や英字新聞等も海外から取り寄せており、先進的な知識を求める自分にぴったりな店だが店主は少々頑固者で。貴重な哲学書を売ってほしいと頼んだところ、やれそれは軍人や貴族といった高名な方々の為の書物だの、小娘には持て余すだけだのと散々渋られ気がつけばいつしか互いに引き際を失った口論のようになって。堂々巡りにうんざりしてそっぽを向けばちょうど凛と張り詰めた雰囲気の男性がこちらへやって来ることに気づき、こういう相手には第三者の介入が一番。そう考えては通り過ぎる相手の着物の裾を掴み、強引に話に巻き込んで「この本屋さん、軍人や貴族の皆様にしか本を売ってくださらないんですって。酷い話でしょう?」まさか相手がその軍人とは知らず、険しい表情で同意を求め)

(/早速絡ませていただきました。軍人さん相手に自分勝手な絡みを展開してしまい申し訳ありません…こちらも遅レスが多いかと思われますが、どうぞよろしくお願い致します。)

>高槻さん

――い、いくら女一人の身の上だって、大正の御世に堂々と狼藉を働けるなんて思わないで!
(今宵もまたいい加減結婚するのしないのと、家に帰ってくるなり縁談を持ち出す父と揉めに揉めた挙げ句家を飛び出したのが既に月も高く昇る夜更け頃。これが昼間のことであれば胸を火照らせる苛立ちが失せるまで洒落た喫茶店や古書店にゆったり入り浸るのがセオリーではあるものの、こんな時間に開いている店など不健全なカフェを除いて一つも無く、あてどなくさまよい歩く内に気付けば町からも離れてしまい。この辺りには女学生の間でもお化けが出ると悪名高い墓地があるのではなかったか。いや、それよりこういった人気のない場所には宿無しの浮浪者や悪漢が潜むのではないか。一応周囲はぶら下げた手提げ洋燈が照らしているが、それがかえって闇に潜む誰かに己の存在を知らしめているようで心もとなく、そんな中突然木陰から男性が現れると仰天するあまり咄嗟に寝巻やら何やらが詰まった大きな鞄を振り上げて)

(/初絡みから不躾な態度で申し訳ありません…!絡ませていただきました。身分差もないお相手ということで馴れ馴れしく、もとい仲良くさせていただけると幸いです。よろしくお願い致します!)

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