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2017-01-23 22:52:35 





×入室禁ず




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1:  [×]
2017-01-25 04:44:44



【 アリス x ラビット 】短編

Alice side

「 ーーさあ、おいで....僕らのアリス。 」

「 え、兎が喋っ「 もちろん。君が生み出したのだから話すのは当たり前だろう? 」


突然目の前に現れた二足歩行のハーフ顔の兎人間?相手の特徴、天に向かってひょこりと動く白い耳。これは夢?だよな、そうに違いない。

「 は?俺が生み出し、、た?これは夢か、夢だな、きっと。 」

「 ふ 、 そうオモイタイノナラ、ドウゾ? 此処は不思議の国、何があっても可笑しくないからね。 」


ツンと冷たい表情をしたままの兎はそう言った。




2:  [×]
2017-01-25 16:21:20




__すると兎は、誘惑するようにふわっと木に覆われた穴へ入っていった。俺はそれに魅了されたように無我夢中で追いかけた。


「 ーちょ、待って兎...!!うわっ 」


穴から穴へと落ちて行く ー そこは暗い闇の中、俺は気づいたら気を失っていた。





「 んん、此処は。 」

「 不思議の国。アリスが創り出した国。」



兎は淡々とそれを言う。無論、俺はあんぐりと口を開けたまま。





3:  [×]
2017-01-26 14:02:47





「 だから俺が創り出したってどーゆー事だよ 」

「 それは言えない。ふふ、知ったら知ったらで楽しいかも知れないけど、聞きたい? 」

兎は不気味なくらい言葉とは異なる表情で居て、その表情はまるで聞くなとも言っているようで俺は聞きたい衝動に駆られるも聞いてはいけない気がしてそこで俺は話を閉ざした。


「 まあ良いや。つうか、兎以外にも居ないの?まともな奴。 」

「 おやアリス。僕じゃ不満かい? 」

「 ん、不満と言うか怖い 」

「 そうかい。そしたら僕はキエルヨ。後はチャシャ猫にでも聞くんだね 」


兎はにんまり顔でそれだけを言うと足からすうっと透明になっていき、どうやらほんとに消えるようだ、俺は咄嗟に肩を掴んだ。

「 嘘。ごめん、消えないで 」


ーー何でか急にその言葉が脳内を巡った。それも慣れているかのような声で。




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