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 ( Is this family love? ) /38


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自分のトピックを作る
21:  ノーラ [×]
2017-02-01 23:11:43




( 突き放されるように放たれた言葉に言葉を詰まらせ、相手が空を見上げたのにつられるように己も空を見上げ、晴れと言えるが清々しいほどではない天気に複雑な表情で。先程の言葉を思い返せば、自分の食料は自分で採る…つまり、今回の狩りで食料が捕れなければ最悪己のご飯はないだろうと推測し、それは困ると慌て道なき道を行こうとする相手に急いで駆け寄り置いてかれぬようにと己も足を踏み入れ。道中様々な植物を物珍しそうにキョロキョロと見回し、遅れ気味になれば駆け寄り辺りを見回し。繰り返していれば先程から似た上に伸びる木に気付き、つい…と相手の裾を引き )
おじさん、あの背の高い木は、なんて名前なの。
ここにはあの木が多いみたい。




22:  ダグラス [×]
2017-02-02 23:22:05




それはモミの木だな。そっちの木には触るなよ、かぶれる。
(時折ちらりと背後を伺って相手がしっかり付いてきていることを確認しつつ木々の中を進んでいると裾を引かれ、何事かと思い束の間足を止めて少女を見下ろすと素朴な疑問が耳朶に触れ、相手の視線の先を辿って件の樹木を見遣れば針状の葉の形状から種類を断定して。恐らくこの山にもっとも多く群生しているものとは思われるが勿論それ以外にも多くの種類の木が存在しており、丁度近くに生えていたモミの木よりも幾らか背の低い漆の木を示しては安易に触れぬよう注意を促して。恐らく、もう少し歩行を進めていけば、あちこちに動物の足跡が散見されることだろう。)




23:  ノーラ [×]
2017-02-04 02:33:36




先に言ってくれないと危ないじゃない、もっと早く言ってよね!
( 木の名称を聞けば真っ先に思い浮かんだのは聖夜のことで、父と共に色とりどりの装飾品で飾り付け玄関に飾ったことを思い出せば、フラりと自然に足は木へと進んでいて、注意の声が聞こえれば我にかえり立ち止まりすんでのところで触れずにすみホッと一息。少しだけ緊張が緩んだせいか、小生意気な言葉を告げ腰に手を当て頬を膨らめ怒ってますよとアピールするも、あっと声を溢しわたわたと姿勢を正して。出会って間もない男を父と勘違いしついやってしまった行動に頬を赤らめ俯き視線を相手から外し少し離れたところを見つめ、なかったことにしたいと願えど叶わぬそれはどうしようもなくて。今すぐ帰りたいと思いながら来た方向や周りを見回していれば点々と規則正しく並んだ小さな窪みを見つけ、小首を傾げ相手を引き留め恥ずかしさが残る故吃りながら報告し。 )
お、おじさん!ここに、変なくぼみ、が…!


(/ 最近レスが遅くて申し訳ありません…!!これからもっとレス頻度が落ちるかと思われますが、お付き合い頂けましたらと思います… /これには返信不要です。突然の背後、失礼しました! )




24:  ダグラス [×]
2017-02-04 21:50:57




…喧しい、静かにしろ。
(自身の少し遅い注意喚起に反応した相手の言動と声音に驚いて僅かに目を見開き、顔を合わせてからこれまでどちらかというと大人しい印象であったため、もしかすると今のような振る舞いが相手の本来の性格なのかもしれないと思いながらもすぐに元の無表情に戻っては声量に関してのみ短く諌めて。続いて齎された報告に足を止めて己もまた地面の様子を確認し、確かに動物が移動したような痕跡を認めれば背負っていたリュックを開いて中からトラバサミを幾つか取り出し、設置している間の警戒を相手に任せ。)
鹿と……狼のようだな。
罠を張る、ちょっと見張ってろ。


(/返信不要とのことでしたので失礼かとは思いましたが、一言だけ返答したく。
レスペースについて了解致しました!当初から申し上げておりますように、ゆっくりまったり、無理のないペースでお返事を頂けたらと思います。此方も決して早い方ではありませんゆえ…これからものんびりお相手願えれば幸いです。/こちらは蹴り推奨です。)




25:  ノーラ [×]
2017-02-06 10:58:56




…オオカミ?
( 己の言葉で暫し立ち止まった相手から告げられた動物の名に驚き目を瞬かせポツリとただ呟いて。狼と云えばお伽噺では、甘い言葉を囁き少女とおばあさんを食べてしまったり、子やぎを騙して悪行を働いた動物で軽く唇を噛みキョロキョロと辺りを見回し落ち着かない様子で。なにやら怖そうな物を取り出し作業をし始めた相手に指示を出されれば小さく頷き、今度は真剣な面持ちで辺りを見回し注意深く確認。カチャカチャと罠を設置していく音以外にガサガサと葉の擦れる音が聞こえた気がして、そちらの方を向けど風で木々が揺れている為だと知ればホッと胸を撫で下ろしまた周囲に視線を移して。周りを見ているだけでは暇でチラリと相手を一瞥し。 )
ねえ、オオカミも…食べるの?


(/ありがとうございます。お言葉に甘えてゆったりいかせていただきます!それでは、背後はこれにて…失礼しました! )




26:  ダグラス [×]
2017-02-07 00:23:39



獲れればな。
……離れて様子を見るぞ、来い。
(自分自身が怪我をしてしまわぬよう細心の注意を払いつつトラバサミを二つほど設置し、途中葉風の音色に混じって耳に入ってきた相手の問いに短いながらはっきりと肯定の意を示してはリュックを背負い直して立ち上がり、相手の傍らに歩み寄ってから自身も周辺に首を巡らせ視覚と聴覚の両方で動物の気配を認知しようと試み。目には見えなかったが明らかに自分達以外の足音が聞こえてきたため、相手の細い腕を雑な動作で掴んでは少し後方にある草むらに移動しようと。)




27:  ノーラ [×]
2017-02-08 21:33:01




食べるんだ……
( 狼すらも食料になってしまうのかと驚き戸惑いの色を見せ簡素な言葉を呟けば、大きな手で腕を捕まれ誘導され何故なのかと疑問が浮かび抵抗しようも力の差は歴然で、成す術なく従うしかできず後ろに茂る草むらへと共に向かって。なぜ草むらに向かうのかと小首を傾げ考え、先程見付けた足跡が関係するのかと推測すれば名前の上がったどちらを捕らえるつもりなのだろうかと興味が沸き。注意されたこともあり少し声を抑えながら。 )
あの罠でオオカミかシカを捕まえるのでしょう?
どっちが来るのか分かるの…?




28:  ダグラス [×]
2017-02-09 08:18:26



鹿が先だろう。それを追って狼がくる筈だ。……上手く罠にかかるかどうかはまた別だがな。
(力加減を間違えはしなかったかという懸念が頭を過ったのは相手と共に二人で草むらに身を潜め腕から手を離した後のことで、つい軍人仲間にそうするように振る舞ってしまったけれども相手は友人の大切な娘であるため、次からは気を付けなくてはと頭の片隅で密かに考えていれば間近からまたしても素朴な疑問が飛んできて。顔を真正面に向け、視線はあくまで罠を張った場所に定めたまま、餌として狩られる側である鹿の方が罠に嵌まる可能性は高いだろうと推測して。両方狩れればそれが一番だがそう上手くはいかないか、などと考えているとけたたましい鳴き声が近付いてきて、狼という狩人から必死に逃げている一匹の鹿がトラバサミの設置してある付近に急速に接近し。)



29:  ノーラ [×]
2017-02-12 13:30:12



シカの次に、オオカミ…
上手く捕まえられるといいね!
( 此方を向くが視線は罠へと向けられたままの相手に罠にかかる順番を教えられ、己も罠を何気無く見つめ。彼の言うように上手くいくとは限らないが、頭に思い浮かべるのは見事二匹が罠にかかり二人で喜ぶ姿で、期待に胸を踊らせ罠を見つめていればふと、想像の中では無愛想で表情が一切動かない相手も目と口をニッコリと三日月状に歪められた表情が出てくるが、果たして本当に彼は笑うのだろうかと思い浮かべ恐る恐る相手を仰ぎ見た瞬間、甲高い鳴き声が聞こえ咄嗟に耳を塞いぎ何事かと罠に振り向けば1頭の鹿が罠へと近づいてきていて。勢い良く駆け抜けてきた鹿はあっという間に設置してあった罠の一つに足をとられ反動で倒れ込み捕まえたことによる嬉しさか、草むらから飛び出そうとして。 )



30:  ダグラス [×]
2017-02-13 03:25:20



馬鹿、引っ込んでろっ!
(罠に引っ掛かったからと言って死んだ訳ではないため油断せず草むらの中から鹿の動きを見守っていたが、獲物が捕まって嬉しくなったのか間近で確認でもしようと思ったのか、動機は分からないが立ち上がって茂みから飛び出そうとする少女の姿を見れば己も慌てて立ち上がって相手の肩を掴んで引き止め。言いたいことはまだまだあったが、罠のせいで思うように身動きが取れなくなりトラバサミから脱出せんとじたばた暴れている鹿を追いかけてやってきた狼が姿を現したため口を開く暇もなく、しかも狼は二人の人間を認めるなり此方に向かって疾駆してきて、サバイバルナイフを取り出し相手を庇うように腕の中に抱え込んでは牙を剥き出しにする獣の顔面を拳で思い切り殴り。)



31:  ノーラ [×]
2017-02-13 08:38:11



きゃっ!…なに、
( 怒声と共にガクンッ…と視界が不自然に揺れ己の動きを止められれば、何故出てはいけないのかと尋ねるより先にその意味を理解することに。視界の中には罠にかかった鹿とその後にかかると相手が予測した狼の姿があり、一気に青ざめやってしまったと後悔するも後の祭り。対策を聞く間もなく此方へ向かってきた狼に反射的に目を瞑ってしまえば相手の腕の中に抱き寄せられ、一瞬思考が止まり束の間、鈍い音と共に狼が軽く吹き飛んでいき。ポカンとだらしなく口を開いて吹き飛ぶ狼を見守り状況を分析すれば、相手が狼を殴ったのだろうと推測し目を瞬かせ驚き。健気なことによろけながらもう一度襲い掛からんと此方へ向かってきた狼を視界に捕らえれば咄嗟に出たのは己の腕と共に防御壁を築く魔術で、瞬間目の前に半透明な壁が己らを覆うように組み上がり。 )



32:  ダグラス [×]
2017-02-14 13:00:07


魔法…?お前、魔法が使えるのか?
(自身が放った殴打は狼に命中し、かの肉食獣が吹き飛んだことを確認すれば食料よりも少女の命を優先して相手をどこか安全な場所に連れて行こうと考えて。しかし狼はしぶとく起き上がり、なおも敵対心をあらわに襲ってこようとする獣を見て逃げることも思案したがどうせ脚では敵わないと判断し、ならば次こそ始末してやろうと鋭く尖ったナイフを利き手に構え。けれどその時、相手が防御壁を作り出したので愕然とし、自分達を守るかのように展開した半透明の壁に丸く見開いた目を向け今の危機的状況を一瞬忘れて間抜けな問いが口を衝き。この世界で魔法が使える人間は珍しくないが相手のような幼い少女がそうだとはまったく思っていなかったようで。)



33:  ノーラ [×]
2017-02-17 01:16:44



わたしが魔法を使えることがそんなにおかしい?
( ナイフを構えたものの魔法を使った己に対し厳つい風格と相反する間抜けな表情を見せながら問い掛ける相手を見れば、得意気に口許を緩ませ答えて。今まで質問ばかり投げてばかりいた故に相手から投げかけられればどこか嬉しそうな表情で、正面で為す術なく右往左往している狼にも自信たっぷりな笑みを浮かべるもしぶとい狼は襲いかからんと低く唸っていて。はた、と表情を戻し顔だけを相手に向け恐る恐る呟き。 )
おじさん、わたしこの防御で手がいっぱいなんだけれど……
おじさんにオオカミ退治任せてもいい…?



34:  ダグラス [×]
2017-02-17 17:33:01



ああ、任せろっ!
(相手の年相応の得意そうな顔を見ると何故かかつて己が身を置いていた戦場を思い出し、初めて彼女のことを一人前の戦力として認識すれば頼もしく感じて自然と口角が持ち上がり、依頼する声に意気揚々と応答すれば半透明の壁の向こう側で低く唸り声を上げている狼を真っ直ぐに見据えて。先程顔面に拳を受けたために獣の目は片方潰れているようで、それでも素早い動きは変わらないため油断は出来ないが勝機はあると思えば手にしているナイフを逆手に持って前に出て、防壁から手だけを外側に突き出しては狼の背中に刃を突き刺し。もうひと息だと考え防壁の外に飛び出し、痛みに悶えのたうち回る狼の腹を足で押さえもう一本のナイフを喉にお見舞いすると暫くして狼は動かなくなり。)



35:  ノーラ [×]
2017-02-20 13:20:29



やった…!
( 己の頼みに応え狼の背に刃を突き刺し、さらに防壁から外に出てのたうち回る狼を捕らえた後喉に刃を向けて刺した相手の行動をただ見守るしか出来ず、狼が動かなくなった様子にひと安心し術の解除と共に嬉しそうな表情で相手の元へ向かい。が、足元に広がっていく赤と横たわり微動だにしない狼を間近で見ればそのまま目線を剃らすことが出来ず数歩後退りし、己が飛び出したことが原因で己が頼んだことではあるのだが生を感じないその亡骸に底知れぬ恐怖や罪悪感を感じればパッと視線を外し視界に入れないように相手を見上げるも、この者があの亡骸を作ったのだと思い出せば視線を伏せにっこりと目を細め相手を再度見上げて。 )
……食料、ゲットだね!



36:  ダグラス [×]
2017-02-21 22:45:46



……逃げられたか。まあ、暫くはこれで十分だろう。
(完全に身動きしなくなるまでじっと目下の動物の様子を眺めていて、相手が駆け寄ってくればちらりと横目に見て一度軽く頷いて同意を示して見せるもトラバサミの方に目を遣ると此方が狼に気を取られている間に鹿は自力で罠から逃れており、見渡すと視認出来る距離に後ろ足を引き摺りながら遠のいていく草食動物の姿があるも深追いはしないと決め視線を外し、身を屈めては突き刺したナイフを引き抜いて。返り血を浴びるほどの出血量ではなく、片手で狼の体を仰向けに転がせば血抜きの作業に取り掛かろうとするも、未だ幼い少女には残酷な場面を見せてしまうことになると思えばぶっきらぼうながら相手に最低限配慮せんと。)
これからコイツの腹を開く。見たくなきゃどっか余所向いてろ。



37:  ノーラ [×]
2017-02-26 19:47:35



あ、…
( 相手の言葉で仕掛けた罠の方へ目線をやれば先程まで其処で横たわり罠から逃れようと暴れていた鹿の姿はなく、変わりに遠くの方で後ろ足をずって逃げていく姿を見つけ追いかけようと思うも、相手の十分だとの言葉を思い出し唯見送るのみで。亡骸からナイフを抜き何をしようと云うのか狼を仰向けにした相手に目を瞬かせ何が起こるのかと疑問符を浮かべていれば掛けられた親切にハッと我に帰り、これからここでの生活では日常になるのであろう今から行われる行為に目線を逸らさず見た方が良いかと思考を巡らせるもやはり恐怖が勝り数歩後ずさればそのまま逃げた鹿の方へ視線を向け。手持ち無沙汰になってしまった故先程よりは遠くではあるがまだ逃げ切れず視界に入る鹿をただ呆然と眺め、ポツリと質問を溢し。 )
オオカミって、美味しいの…?



38:  ダグラス [×]
2017-02-27 15:16:57


まあまあだな。シチューに入れればそこそこ美味い。
(自身がそれと促した通りこちらから視線を外した相手の様子を確認してから手元に目を落とし、作業を始めて。視界には入らないだろうが音ばかりはどうしようもなく、勿論これから少しずつ慣れさせるつもりではあるが今直ぐ対応しろと強制するつもりは更々無く、相手に対し自覚の無い罪悪感を抱きつつ投げ掛けられた質問にいつもと変わらぬ声色で控えめな回答を寄越して。暫くして血抜きの作業を終え、リュックから取り出した広くて丈夫な布に必要な処置を施した狼をくるんで背負い、立ち上がって相手を見遣れば次の方針を告げ。)
――少し遠回りして帰るぞ。途中で山菜を採る。



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