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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
4037：
名のない執事 [×]
2019-09-12 07:56:19
"背徳に散れ美しく"
社交界で一際美麗な男が居た。恐ろしい程に整った顔には微笑む笑顔すらなく、ただただ陶器の様に無表情であった。タキシードに身を包み、やや長めの前髪を後ろへと撫で付け、襟足から伸びる髪は下の方で一纏め。近くに居た年老いた主人に使える"執事"。金色の目と口を開いた時に見えた鋭い犬歯が印象に残った。
金と私欲に満ちた箱の中に小さな宝石が居た。齢は十と少しばかりか、人形のように整った綺麗な顔立ちが目立つ。フリルをも纏わせた服に身を包み、大きな瞳にはやや少しばかりの憂いを宿していた。睫毛に隠れそうな紺碧色の瞳と、小鳥のように小さく啼く唇が印象に残った。
｢ 嗚呼…その瞳はまだ憎悪を知らない ｣
｢ お前は"人"を憎みすぎている… ｣
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仮想19世紀、イギリスのロンドンより少し離れた森林の奥深くにある立派な豪邸。
メイドに料理長や庭師、沢山の使用人の中にそれらを全て統括する執事が居た。
天蓋付きベッドに眠る小さな少年。此処の時期当主にて執事の主人。
仮初の主従関係の2人には誰にも話していない秘密を共有していた。
それは、
"執事が吸血鬼である事"
月夜の晩、庭の薔薇園の蔦に横たわるか弱い人間。何時しか蔦に絡み、身動きをすれば棘が身体にチクリと刺さり血を流す。
靄の中から、音もなく近付く音がひとり。黒い手袋を外し無駄に邪魔をする蔦を払い除け、眠るそれを抱き寄せた。
嘘と美徳と背徳と、私怨をも絡むこの時代を生きていこうか。
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吸血鬼×少年
メアリーバッドエンド恋愛ファンタジー
■募集
豪邸に住む貴族の少年(13～15歳の間)
■提供
世話人兼執事(吸血鬼)
■他
・セイチャ、ネットマナー重視
・誹謗中傷等禁止
・BLの為女性伽羅募集×
・展開等について相談出来る方
・サブキャラ等をモブとして動かせる方(多少の台詞や描写程度)
・長文推奨(台詞抜き描写最低150～上限無し(モブ使用時はそれらの描写含可))
・受け受けしい募集伽羅禁止
・置きレス対応のんびり
・メアリーバッドエンドに理解ある方
他、詳しい内容等は御相手様が決まり次第トピックを立ててそちらでお話し致します。
お声掛け頂く際はキャラ口調(描写含/この場合は中文程度で可)(描写表現を見たいため)にてお声かけを。
場面は上記薔薇園での様子で構いません。
それでは素敵なご縁がありますよう。
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