呪いと怪物【ML/1:1】/4

最新 ▼下へ

自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
3：怪物　[×]
2016-12-29 22:31:28

怪物

ベリアル
人間:183cm/見た目20代
獣:約1m半程

容姿/赤く燃えるようなスカーレット色の瞳、艶めかしい白銀の髪は獣の姿であろうと変わらず毛先に流れるにつれ青みがかった紫色へ。長年おびただしい量の呪術によって封じ込められていたために顔面含め身体の至る所、呪術の痕が焼き付いている。見た目は人間のようだが明らかに通常とは掛け離れた様。獣の姿では異様に牙が発達した狼のような姿をしている。爪は鷹のように鋭く、首元や足先は鱗がびっしりと蔓延る。基本着衣はしないが旅人と生活を共にするようになり用意されたものは最低限身に付けるようにはしている。人間時でも牙や爪、鱗などは変わらず。
性格/美を追求するあまり残虐行為に抵抗のない無自覚かつ非道な純粋さを持つ。拘りが強く手段は問わない傲慢さ強欲を持ち合わせている。また全てにおいて慎重に行動し手の内を見せる事はほぼ無い故に信頼信用などを与えるものは皆無、警戒心が唯一のご馳走と言っても良いほど。ただ自分自身は相手の全てを探る事を好み、見えなければ強要も問わない理不尽極まりない有様。孤独と長年付き添ってきた故に寧ろ支え合う関係は苦手とし余りに心身ともに距離が近ければ脅しめいた行動も。
備考/数百年前、助言を与える神とされ生まれたが強欲な人々の手へ渡る内に殺戮の味を占めやがて怪物へと成り果て湖の奥深くへ封印される。現在でも要求に答える際は生贄を求め代償を払わせる。旅人にかけた呪いは自らの心臓が毒を生み出しその毒が全身に回り切ったところで命を落とすというもの。少しずつでしか毒は出来ず鼓動の速さによって毒の回りも早くなる。毒が旅人の全身を満たす事によって甘美な味を得る、その為闇のモノの横取りや自傷行為は許さない。長年眠っていたせいで腹が減っているのも美食精神をかきあげた理由の一つ。但し、闇のモノを喰らっても満たされる事は無く神を信仰していた新鮮な者の命でしか甘美を感じられない。勿論、死期を待たずに喰らうだけでも味は落ちてしまう。故に生きている間は襲う事は無いが虎視眈々と狙っている。同時に旅人の存在を気に入りあえて少量の毒を抜くことも。