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魔法使いとあやかしちゃん【非募】/32


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13: 宮代もみじ [×]
2016-12-05 02:48:14


あ…っ。もう行ってしまわれるのか。寂しいのぅ。(足早に去る相手の背中に手を伸ばすも届かず、少し肩を落として)キュートと言われたのは初めてじゃったな…。おや、何か落としているではないか。杖?って追いかけるのじゃ!(落ちている杖を拾い、持っていた箒を近くの木に立てかけ、相手が進んだであろう道を走って)ま、待つのじゃ~!

14: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-05 12:15:43


…?…ああっ!?(さっきの、巫女姿の少女の声が聞こえてくる。振り返るとその手に握られているのは、自分の魔法の杖で。鞄にないことを確認すれば慌てて此方からも彼女の元へと走り寄って)あ、ありがとう…それがないと大変っ!?(安心したように相手から魔法の杖を受け取るが、慌てていたせいか誤って魔法で近くの壁を崩してしまって。思い切り、しまったという表情を浮かべその壁を直して)

15: 宮代もみじ [×]
2016-12-05 14:06:00

えっ、今、壁が…!崩れたのに一瞬で戻った?(壁に近寄り手を当てるが、ひびや欠片も見当たらず。相手に向き直り、息を荒くして)もしかして、その杖には不思議な力があるのかの…?ただの杖ではなさそうじゃ、わしにちと教えてくれんか?(相手と杖の間に特別な何かがあると感じて興味を隠せず、胸の前で手を組んで懇願するように)

16: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-05 21:34:28


ま、まいったな…(人伝に広まる噂ほど怖い物はない。噂が広まれば此の街に居られなくなる可能性も出てくる…忘却魔法をかけようかとも思うが、そこは不勉強だったせいか、扱える魔法の中でも一番下手くそで)…ったく、何でこんな所でバレちゃうかなぁ…(忘却魔法で失敗して、彼女の必要以上の記憶を消すわけにもいかない。しょうがないと決心して彼女に向き直り)…それじゃ、君の秘密も何か教えてくれないか?そうしたら、少し教えてあげるよ

17: 宮代もみじ [×]
2016-12-05 22:39:01

わっ、わしの秘密と交換ということじゃな。(普段隠している耳と尻尾が、興奮で少し姿が現れていることに気付き、慌てて手で撫でるように抑えて。自分の秘密と言えばこれくらいか、他人の秘密を知る対価に話しても良いじゃろう…。)うむ、良かろう。では、早速じゃがうちで茶でも飲みながら話そうじゃないか。(うんうんと頷き、くるっと振り返って神社へと歩を進め)

18: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-05 23:30:15


…まぁ、ワザワイ転じてフクとなすだ(この際考え方を変えて、このキュートな女の子と話が出来るし、ジンジャの中にも入れると前向きに考えようと思って)…僕は、フィン・リッケンバッカーっていう名前なんだ。君は?(神社へ向かいながらその途中で名前を尋ねて)

19: 宮代もみじ [×]
2016-12-06 01:23:09

わしは、宮代もみじという名じゃ。フィン、と呼ばせてもらおうかの。どうも日本人ではなさそうじゃと思っていたが…、生まれはどこなのじゃ?(日本の外はあまり深く知らず、どんな国があるのかも分からないため、単に相手がどこから来たのか気になって。)

20: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-06 01:41:25


生まれも育ちも魔法使いの国だよ。ただ…僕は魔法使いと人間のハーフだったから、15歳で出て行かないとダメで、それで20まではイギリスに居たよ(既に魔法使いであることが分かっているため、あっさり自身の身の上を話して)…さてと、それじゃ君の話はジンジャの中で聞こうかな。ところで、今更だけど僕、入っても良いの?家の人に迷惑なんじゃ…

21: 宮代もみじ [×]
2016-12-06 06:17:12

ん?家の人か。祖父母と父しかおらんが…、滅多に客人など来んから、きっと喜んで迎え入れてくれるじゃろ。(ふふっと笑いかけ、神社に着くと中に入り畳の和室へと案内して)わしは茶を淹れてくるぞ、適当に座ってての。(と言い残し、台所へ向かい。二つの湯のみにお茶を淹れ、和菓子も用意して。嬉しさゆえに、ぴょこんと耳が跳ねながら部屋へ戻り)お待たせしたのじゃ。

22: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-06 20:55:20


ありがとう…?さっきから気になってたんだけど、君のその頭のそれは一体…?(お茶を受け取りながら、相手の頭にある狐の耳を不思議そうに見て)

23: 宮代もみじ [×]
2016-12-07 00:14:17

頭…、はっ!いつの間にか出ておったか…。わしは九尾と人間のハーフで、妖怪の国にいたのじゃが15歳になったから、追い出されての。(ばれてしまったのでは隠す必要もないと思い、お茶をすすりながら話し始めてこの耳は九尾の母からの遺伝じゃな。九尾とは、九つの尻尾を持つ狐の妖怪じゃ。

24: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-07 00:41:58


…妖怪の国、そんなものがあったのか…実は僕も、魔法の国に住んでいたんだ(そう言って、自身も15歳くらいで出て行ったことを伝えて)…お互い、妙に似た境遇だね。

25: 宮代もみじ [×]
2016-12-07 01:22:32

お互いにハーフじゃしのぅ…。妖怪の国にいたころは、今いるこの国があるとも知らんかったが、魔法の国もあったんじゃな。(ふうむ、と考えるように急須を持ってお茶を注ぎ足し)さて、魔法について聞かせてもらおうかの。特殊な能力で色んなことができるのじゃろう?(壁が崩れて一瞬で元に戻ったことを思い出し、目を輝かせて身を乗り出すように尋ねて)

26: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-07 17:59:44


僕も、まさか魔法の世界とこの世界以外にももう一つ世界があるなんて知らなかったよ(ありがとう、と注ぎ足されたお茶を飲んで)まぁ…実は魔法って、こっちの世界で言われている箒で空を飛んだり、人を石にしたり…小説なんかで描かれているのと相違はないんだ。多分、ああいった魔法を題材にした小説を書く人は、僕と同じで元々魔法の世界で住んだ経験がある人なんだと思う(そう言って魔法について簡単に言って)魔法を使うには、まず親が魔法使いじゃないといけない。それと、この杖が必要なんだ。(そう言って杖を見せて)

27: 宮代もみじ [×]
2016-12-07 21:49:08

不思議な杖、じゃのぅ。杖に力を送ると、その力が作用して色んなことを起こせるんじゃろう…。(しげしげと杖を観察し、手を伸ばし触れようとして)さっきは崩れた壁を一瞬で戻していたが、他にも魔法の力を使って何かできるのかの?小説を読んだことはあるが、物を操ったり…?(昔に読んだ魔法使いの本を思い出し例を挙げ)

28: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-07 23:46:31


そんなところかな…後は瞬間移動とか、色々あるけど…見せやすいのはコレかな(そう言って紙を取り出し、飛行機の形に折って軽く飛ばす。そして魔法をかけると紙飛行機は落ちてくることなく空中を飛び続けて)

29: 宮代もみじ [×]
2016-12-08 02:20:36


ほぅ…。紙でできた飛行機が落ちずに飛んでおるのじゃ…。(飛び続ける飛行機を目で追って)わしも飛行機を飛ばしてみたいのぅ…。わしにも紙を一枚くれんかの?(紙を折るような仕草をし、飛行機を飛ばす真似をして)

30: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-08 21:58:46


良いよ、好きなだけ使って。(そう言って紙を相手に何枚か渡して。そして相手が折り、飛ばした紙飛行機にも魔法をかけて)暫くはこのまま飛んでるけど、魔法の効果が切れると落ちてくるんだ

31: 宮代もみじ [×]
2016-12-08 23:03:53


(ぽたり、と落ちた紙飛行機を手ですくうように拾い上げ)魔法ってすごいんじゃのぅ…。そういや、フィンはなぜこの街に?都会のほうは賑わっておるが、この近辺は人も少ないのじゃ。(そう言って、一切れ残していた和菓子を、ぱくっと口に放り、不思議そうに相手の顔を見つめて)



32: フィン・リッケンバッカー [×]
2016-12-25 23:37:24


都会は賑やかで便利だけど、少し居心地が悪いんだ。郷は田舎だったし…それに、人が多いとその分魔法を使ってる所が大勢にバレたら大変だから…(ははと苦笑いを浮かべる。昔、使ってる所がバレそうになって親にとても怒られたことを思い出して)バレた相手が、もみじで良かったよ。一緒に秘密も共有出来たし(まだぎこちなくだが、はにかみながらそう言って)

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