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闇斬り怪異譚 【大正浪漫風/戦闘/3L/途中参加歓迎】/121


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101: 篝 琴子 [×]
ID:4ba3acd5e 2016-12-03 10:42:01


>谷崎様

(東の冬空から温かな光の束を振りまく太陽がじわじわ昇り始めたころ。僧である義父に「朝一番に頼む」と託された隣寺への届け物をしてきた帰り、もう闇の潜める影はないものの、まだ仄かに青暗い商店街を歩いていて。まだどの店も閑散と寝静まり、通りを行くのは雀たち程度。そんな穏やかな風景の中でくっきりと異様に浮き上がる赤い血痕を目にすると、はっと立ち止まってから、そのあとを辿り狭い裏路地に入り込み。そこで壁にもたれかかって座り込んでいた青年のそばにしゃがむと、その肩にそっと手を置いて話しかけ。)
……あの、もしや、闇斬り様ですか? 良ければ、お怪我を見せてください。血を流しているのでしょう……?


>ALL
帝様が? 確かに最近はお宮に籠られていると聞くけれど……まさか、そんなこと。
うん、闇たちが増えたのは困りものだけれど、確かに最近の帝都はすっかり賑やかで明るくなったわね。八っつぁんも商売繁盛して嬉しいでしょ? もう、顔が語ってるわよ、顔が。──そうね、そろそろ帰らなきゃ。また明日ね!
(女学校での委員会活動で遅くなり、提灯に灯す火を貰うために立ち寄った馴染みの屋台。店主の親父から聞いた「帝」と「闇」に纏わる噂に不可解そうに眉を顰めたが、最後には相手をからかって明るく笑うと、挨拶をして店主と別れ。

賑やかな商店街を抜けて仕舞えば、あとに続くのは暗く静かな住宅街。提灯を手にひとり歩く自分は、闇から見たらさぞ美味しそうな蛍に見えることだろう。そう思うと身体が微かに震えるものの、これは寒さのせいなのだと自分に必死に言い聞かせ、提灯に勇気付けてもらおうとしながら、独り言をこぼしつつ寺に続く道を急ぐが。ふと気づいて歩みを止めれば、いつの間にかあたりの影の中からゆらゆらと「闇」の魚たちが湧いて出てきて、普段纏わりついてくるのとは違う、大人も丸呑みするであろう大きさのそれらが皆自分を取り囲んでいる。初めてこれほどの数に囲まれたパニックからか、袖のマッチも取り出せぬまま、後にも先にも進めずにその場で凍り付いてしまって)
……大丈夫、大丈夫よ。私にはこれがあるもの。ああ、でも遅くなってしまったから、お義父さんきっと怒、……っ!!


(/参加者の皆様、初めまして。篝琴子背後です。主様が現在トピック管理の方に尽力されるということと、おそらくall文を出されているのが谷崎様のみだったので、このようにさせていただきました。不束者の娘と背後ですが、お手柔らかに絡んでいただけたら幸いです!
all文の前半の方は、勝手ながら、>40の「噂」の語り手を屋台の店主の1人として想定させていただきました。現在は住宅街を歩いております。初回ロルということで妄想が膨らみ長引いてしまいました、すみません…!以降はもう少し短くして参りますね。)



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