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奇妙な友情[F系/NL/シリアス]/9


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■: 名無しさん [×]
2016-10-01 04:41:09 


人類の希望、魔を討つ者、神々の使者。
人々の期待を一身に受け、邪悪なる敵を打ち滅ぼす使命を背負う勇者。

魔族の長、魔族の繁栄を約束する者、魔界の王。
魔物の頂点に立ち、魔物のために全てを捨てる使命を背負う魔王。

敵対する二人の間に出来た、奇妙な友情。

>1ルール・PF
>2世界観・あらすじ・ロル


1: 名無しさん [×]
2016-10-01 13:40:32


>ルール
・ロルは50文字以上必須。
・恋愛はNL。
・勇者の性別は男。魔王の性別は女。
・募集は魔王。
・返信のペースは自由。ただし1ヶ月以上何の音沙汰もない場合はキャラリセ。

>PF
名前
年齢
性格
容姿
備考

>勇者のPF
名前/クードエル=アヴァンシア
通称/クード
年齢/19歳
性格/穏和で冷静沈着、不必要な争いを極力避ける平和主義。元々は人を疑わない純粋な性格だったが、度重なる苦難、そして魔族だけでなく人間からも浴びせられたら苦汁により、純粋だった心は濁ってしまい、現在は性格そのものは変わらないものの、殆ど誰にも心を許すことはなくなった。
容姿/手入れが滞り、少しくすんだ色になった金髪。眼は二重瞼の垂れ眼、疲れからか淀んだ光を宿す青色の瞳。眉は三日月眉で髪の色と同じ金色、此方は多少手入れもしているのかキリッと揃えてある、他の人より若干濃くはっきりとしている。見た目は凛々しい顔立ちだが、25歳くらいに見える。年齢より老けて見え、旅の疲れと心の疲れが顔にも表れている。身長は175cm。体重は59kg。聖なる加護で守られている「はず」の軽装の鎧と剣。国を出る際に貰った魔法の威力を軽減するマントを羽織っているが、その見た目はかなりボロボロで、一目見てもそれが本当にそんな効果を宿しているとは思えないほど。
備考/世のため人のため、と今まで自分を言い聞かせ今だけを考えて戦ってきたが、魔王の城に近づく事につれ心が荒み、この戦いが終わった後のことを考えるようになった。魔王と戦いを終え、そして次に待つものは…。魔王が勝とうとも、勇者が勝とうとも、戦いは終わらないのでは、と。

2: 名無しさん [×]
2016-10-01 14:29:36


>世界観
魔法、魔物、魔界と人間界が存在する世界。人間界には4つの大国が存在し、その周りに小さな国が存在している。魔界には魔王が頂点に君臨し、その下に四天王が存在し、更にその下には階級別に魔物が存在している。魔族と呼ばれるのは一定以上の階級に属する魔物からで、さらに上級魔族、中級魔族、下級魔族と細かく分けられている。

>あらすじ
ある日、人間界の空が割れ、その割れ目から魔物が降ってきた。降りてきた魔物は、人間界を征服すると宣言し、人間界に攻撃を仕掛けた。人間側もそれを黙ってみているわけにはいかず、4つの大国を中心にして、世界の国々は、協定を結び、連合軍となって魔物との戦いを始めた。
戦いは一進一退を繰り返した。そして、この状況を打開するため、人間側は、魔物、ひいては魔物の長である魔王討伐のために勇者を送り出したのであった。

>ロル
(長かった。此処にくるまでかかった年月は、4年と半年。そんな年月を掛けてここまで来た理由は、目の前にいる魔王を倒すためだ。側近も、四天王も居ない、勇者と魔王だけの空間になった魔王の城の屋上で、一歩、また一歩と魔王へと近づいていく)
…これで終わるか、続けるか…どうする、魔王。
(剣を首筋に突きつけて、問いかける勇者。勝敗はほぼ決した。跪く魔王に対し、上から見下ろすのは勇者、激しい戦闘の末、追い詰められたのは魔王の方であった。ジッと、その淀んだ光を宿した眼で魔王を見据えながら、抵抗するか否か、魔王に選択を委ねる。どの道この勝負、ここから魔王に勝ち目等はないのだから)

(/レス解禁です。)

3: 名無しさん [×]
2016-10-02 18:53:40


(/上げます)

4: 匿名さん [×]
ID:88de23113 2016-10-06 21:28:50

(/とても素敵なストーリーに心惹かれました…!
良ければ参加よろしいでしょうか?)

5: 名無しさん [×]
2016-10-06 21:35:03

>>匿名さん
(/まさか参加希望の方が来てくださるとは…!参加ありがとうございます!
PFとロルを書いて貰ってもよろしいでしょうか?)

6: 匿名さん [×]
ID:88de23113 2016-10-06 22:24:18

名前/アーチェ=ディヴァイリー
通称/アーチェ
年齢/20歳
性格/気弱で依存的な性格だが周りから魔王らしくない、と言われ本人も自覚を持ち前魔王の性格を自らに投影している部分がある。幼い頃に行われた英才教育は深い傷跡を残しており前魔王が存命時は自分の意思で行動することは殆ど無かった。簡単に他人を信用しないが一度大丈夫、と思い込むと持ち前の依存性でずっと相手を思い続ける。
容姿/黒色の若干パーマのかかった長い髪。全てを見透かしそうな赤色のつり目には幼い頃の英才教育等の疲れが陰となり僅かに覗いている。比較的長身(166cm)だが女性的な体つきで体重は46㎏。少しでも魔王らしいものを、という本人の希望で黒と赤を基調とした露出が多目の服。
備考:生まれる前から能力を見込まれ徹底的な英才教育を受ける。気弱で依存的だったので苛烈な『教育』を反発する事なく受け入れた。『教育』はどんどん過酷さを増し、最終的に拷問の域まで達する事になった。しかし、持ち前の依存性を発揮して、精神を少しずつ歪ませながらもその全てを運命として受け入れてしまった。それでも絶え間なく与えられた苦痛は精神を少しずつ歪ませており、どこか諦観、無気力、不安定な状態にある。

>ロル
(ようやくやって来た、その思いで目の前に堂々と立つ勇者を見つめる。もう、仲間も国もない。自らを運命に、使命に縛り付けるものは何もないのだ。この四年と半年、ずっと戦ってきたのは自分を倒してもらうため。そう考えれば今までの苦労も悪くない。そう思うとまるで愛しい恋人を待つような視線を近づいてくる勇者へと向ける)
…全て、終わらせて。でもね、勇者さん。1つだけ教えてあげる。私なんかを倒したところで、悪の因果はまだ終わらない。
(…結局、自分は最後の最期まで運命に縛られたままだった。手を抜いて負ける、と言うことは出来なかった。跪きながら上を見上げ仕上げだ、と言わんばかりににっこりと微笑む。さあ、これで全てを終わらせよう。)


(/遅くなり申し訳ありません。此方でお願いします)

7: クードエル [×]
2016-10-07 14:20:07


……
(剣を持つ手の力が──抜けていく。考えないようにしていた、この戦いの無意味さを、最後になって敵の魔王の口から聞かされる。それはつまり、魔王自身もこの戦いの虚しさに気づいていたということだ)
分かるんだな…君にも。俺達が、いくら殺し合ったところで…戦いは終わらないってことを
(虚しさが胸一杯に広がっていく。先程まで向けていた殺気も失せ、剣を床に放り投げるとドサッと地面に座り込み、魔王と視線の高さを合わせて)
分かってる、例え今君を殺さなくても何も変わらない。殺しても変わらない。それに、争いのない平和な世界が来ることはないってことも。そして、その世界を目指して、俺が人間のために、君が魔族のために戦う無意味さ、虚しさも…

8: クードエル [×]
2016-10-08 19:30:08

(/一応上げておきます)

9: アーチェ [×]
ID:88de23113 2016-10-09 20:04:01


(自分が感じていた意味のない戦いへの虚しさや絶望に勇者も気がついていた、その事実と共に様々な感情が胸に広がり)
ごめんなさい…貴方を、巻き込んでしまって。私…魔界が、貴方の世界に攻めこまなければ貴方をこんな思いにさせることは無かった。それに、私は貴方みたいな他人の為に戦える訳でもなかった…結局、自分本意の戦い方しか出来なかったの
(小さく首を振ると僅かに息を吐き、しっかりと勇者と目を合わせ)
…本当に、ごめんなさい。貴方を巻き込んでしまって

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