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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
41:
巻島 裕介 [×]
2016-11-06 17:45:33
……。そーかよ(語られる近状は何かしら雑誌やらテレビやらのインタビューを介して聞いたことのある話、別段特別扱いが有る訳じゃ無い。特別不覚を追及する訳じゃないが本音を言うなら学生時代は何処までもストイックだった彼の恋愛事情、今は己も彼ももう良い年齢なのだ。こんな時にフランクにそれを問いかけられない口下手さに悔やんでしまうと口を閉ざし、そんなモゴつく感情も続く発言によりピタリと時間を止められて。せり上がる様な花弁に喉が塞がれる息苦しさに言葉に詰まってからゴクリと喉音を鳴らす様に込み上がる花を飲み込んでから気の無いようなそれこそ当たり障りのない返事を返して。「――もっかい走りてぇショ」世界には二人だけという風に我武者羅に走れるだけで良かったのに、隣を走る何処までも真直ぐのこの男までもが欲しいと欲深く思ってしまったことが罪なのだ、多くを望んだから一つも手に入らない、童話の教訓ですら有った筈なのにそれに気づけなかった愚かさが今と踏まえても諦めきれない。あぁ、くそ。とやり場のない感情に顎を引き何もない床を見ては「一人で走ったって意味ねぇショ。隣にお前がいねーと」そんな彼についていけない事実が胸を掻き毟りたくなる歯痒さを与えて投げ槍のように吐き出して)
42:
東堂尽八 [×]
2016-11-12 10:26:38
……あの頃も、それくらい素直だったらな(彼の口から聞かされるだろうとは思ってもみなかった、きっとずっとひとりで抱えてきたのだろう言葉にそれでも軽々しく根拠の無いまた走れるだなんてことを言えないのは視界にうつる男が、あの夏よりも弱々しくやせ細り随分と儚い存在になってしまったからか。自分だって肩を並べ己の全てを出し切り走った山頂までの道を知っているからこそプロとして活躍している今それこそ競い合う相手はいるものの、初めて自分と競った相手が隣にいないことを時々酷く寂しく感じることがある。どこか1点を見つめる横顔を、薄い肩を、今にも掻き抱いて俺もだと言ってしまえればどれだけ楽なのだろう。だが彼の心情を考えればそんな事が出来るはずもなく掛けてやりたい言葉は幾らでも湧いてでるのに結局上がりきらない口角を無理に上げ緊張に少し枯れた声で、まるで茶化すようにそう返してみせ。暗くなってしまった雰囲気を何とか明るくさせなくてはと珍しく上手く回らない頭で考えれば〝そういや総北の田所くん。もうすぐ2人目が産まれるらしい〟こちらへ来る前にかつてのチームメイト経由で知らされた、きっと知らせてやれば喜ぶだろうと用意していた話題を持ち出し。)
43:
巻島 裕介 [×]
2016-11-18 04:54:47
(茶化すような言葉は実際に口を突く言葉の意味合いを何倍も軽くしてくれるようで気が楽になる、結局冗談に変えると言う優しさに甘えてしまえば"ショ"と素気なく、それでいて相槌のように一言だけ返して。続く話題には案の定と表情を明るい物に変えると「…!、田所っち、そっか。__へー、二人目」教えられた情報は明るく目出度い話題、自然と瞳は輝き表情はニヤつく様に上手じゃ無い笑顔を浮かべて言葉を反復し実感を深める。"久しぶりに連絡でも、"なんて連絡不精の癖に浮つく考えが出てくる程に効果覿面の後、当の昔には実感していたはずの結婚して子供がいても当たり前と言う事実を改めて思い知り、腹部の当たりで手を握る様に重ね"あ゛ー"と濁すような前置きを一つ作った後に目は決して合わせないまま「…… お前は?」短く、簡潔に、何よりも先程の質問でインタビュアーだって聞けないそれを自分は聞きたかったのだ。と質問を一つ。その答えは確実に己の首を絞めると知っているのだから、必要以上に傷つかない為の防衛か、どうしても一言程度の疑問の癖に言葉は詰まり。それでも答えを欲するのだから、好奇心とは性質が悪いと握る手に力が入り覚悟をするように口をへの字に固めて黙り込み。)
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