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 .闇 本 丸 【 NbL 】/71


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49: 匿名、 [×]
2016-08-10 00:13:35

 

「……おしえてください。ほんとうのあるじさまは、どこですか…?」
「うるさい…うるさい、うるさいうるさい…!! あるじさまにはぼくがついていないとだめなんです!! あるじさまをどこにかくしたんですか!? はやくっ…はやく、かえしてくださいよ…!!」

「……しってます。ほんとうはわかってるんですよ――あるじさまがわるいひとだったの。でも、ぼく……ぼくは…あるじさまをおまもりするのが、やくめ、で……」

 
名前/今剣
読み/いまのつるぎ
容姿/極の実装姿。衣は薄汚れ所々擦り切れたりはしているが、肉体の外傷自体はあまり無い。兜の烏天狗は今剣の心情を表すかのように常に悲しげな表情をしており、今剣自身の表情も何処か仄暗い影を纏っている。
備考/極修行で命の儚さを再認識。仲間という存在を以前よりも大切に想うようになり、彼らの怪我には目敏く反応するようになった。細かな作業は向いていなかったにも拘らず、応急手当の手際だけは着実に良くなっているとか。他の刀剣の前では流石に「あるじさま」の話は控えている模様。審神者として新しく本丸に配属された人間には基本排他的な態度を取るが、それは「ほんとうのあるじさま」が居なくなったことを眼前に突き付けられているように感じられるためである。人間自体に然程嫌悪感は無いため、慣れればきちんと意思疎通も図れる筈。

闇堕ち理由/レア度の低い短刀であるというのを理由に暴力を受けることが多かったが、極が実装されると公表されてからはそれが収まり、途端に大事にされるように。始めは戸惑いを顕にするも、次第にその状況を享受するようになった。この頃より、傷付いた仲間には一言も声を掛けなくなる。…だって、あるじさまにはかれらとことばをかわすな、といわれましたから。いうとおりにしないと、おこられるんですよ?とは彼の言。修行後、真実を知ったことにより「あるじさまだけのまもりがたな」となることを決意。……だって、ぼくのゆいいつのあるじさまがそれをのぞみましたから。とは、彼の嘆き。審神者が居なくなってからは毎日のように本丸を歩き回る日々。ぼくをおいていくなんて…と常々誰かとの別離を酷く恐れており、他の刀剣の様子を見て回るのも日課。何処で狂ったのかは定かでないものの、大凡考えられるのは真実を知って自身の存在が不安定になったことと、唯一無二の主という存在が居なくなったこと。その両方が重なったことで感じた強い衝撃や哀しみによる闇堕ちである。

 
(/夢中になってつい長々と書き込んでしまいましたが、如何でしょうか? 不適切な点や不備等御座いましたら、躊躇無く御指摘ください。確認の程、よろしくお願いします…!)
 

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