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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
28:
>7 [×]
2016-07-28 09:49:53
「まるで拷問だぜ、俺の能力は」
「…何度その時間に戻ったとしても、一度過ぎた時間は取り戻せないんだ。俺が記憶しちまってるから」
【名前】葛西 啓介
【読み】かさい けいすけ
【性別】♂
【学年】高校2年生
【年齢】戸籍:17歳 / 肉体:18歳 ※後述
【血液】B型
【身長】179cm
【容姿】乱雑に切った、ややウェーブがかった黒髪。切れ長な瞳も同様に真っ黒。典型的な日本人顔。顔立ちは歳の割に険しく、どこかカタギではない雰囲気を醸し出している(葛西にも、この顔に怯える女子がまともに話してくれないことで落ち込んでいた多感な時期がかつてはあった)。不眠のために目の下にどす黒い隈が出来始めたので、ますます近寄りがたくなったのだが、それが一種の暗い魅力を演出する要素にもなりつつある。制服は規定のものをラフに着こなす。白いシャツは第二ボタンまで大胆に開け、胸元をのぞかせている。その粗野で男性的な風貌と捻くれつつもどこか魅力的な(?)性格から、女性人気は地味にある方。
【性格】
★歳の割に大人びて見える、ドライな皮肉屋。否定的な毒舌が口から飛び出すことが多く、何に関しても誰に関しても、まずは一歩引いた、冷めた傍観者的視点から接していることが多い。その非積極的な態度からわかるように非常に怠惰なスタンスの青年で、未だ厨二病が抜けていないような言動が多いが、本人は素でやっている。
★しかし根底にあるのは傍観者としての揺るがぬツッコミ気質であり、一見そうは見えないが、実はかなりの常識人。妙なところで几帳面。変人に突っ込まずにいられない苦労性持ちなのも、元はと言えば観察を常とするがゆえに、些細な変化にすら敏感に気がつくから。ゆえに彼らに翻弄されまくりである。
★好き嫌いがはっきりしており、嫌いなものには徹底的に関わろうとしない。嫌いなものをばっさりと切り捨てる一方で、親密になればなるほど、逆に親しみを込めて相手をある程度荒っぽく、冷たく、ぞんざいに扱う傾向もある。何だかんだ友人には義理堅い。自分の本意を悟られたがらず、また悟らせないようにしたがる、いわゆるツンデレ。
★……以上の性格は、あくまで平時のものである。体質の弊害を避けるため3日置きの睡眠生活をしている最近は、ま以前は集中できた学校の授業にも集中できず、それなりに優れていた頭脳や身体能力は落ち込んでいく一方である。また以前より明らかに苛立ちやすくなり、大抵不機嫌気味で、言動も荒っぽくなった。そのため、余裕を持って葛西に接せる友人以外は彼から離れて行ってしまっており、少しずつ孤独になりつつある。また同じく不眠の弊害で、疲れやすく、小食になった。だが、葛西の人格が悪化すればするほどなぜか惹かれてしまう人間が、老若男女を問わず少しずつ増えているようで、彼らは葛西のすぐそばには近寄らず、葛西に対し健全な友情や好意より、どこか退廃的な憧れや信仰心に近いものを覚えている。そのいずれの人物も、精神的に不健全な一面を秘めていることが多い。
★本来の葛西は暴力的な青年である。成長して社会性を身につけるにつれそれを(能ある鷹が爪を隠すが如く)コントロールして封じられるようになったのだが、最近は不眠のストレスで目覚めつつあるらしい。葛西にとって暴力は、唯一最大の天賦の才で、これにおいては右に出る者がいない。この際の葛西は残酷なまでに冷徹かつ合理主義で、他者を痛めつけることについて徹底的になることから、葛西の本質が実はサイコパスであることがうかがえる。他人や事象と距離を置くのも、常識人を演じるのも、友人に対し忠義を立てるのも、実はその悪魔じみた本性を隠すためのものである。
【体質】『眠ると24時間前に引き戻される』
★例え15分程度の睡眠であろうと、脳がノンレム睡眠の状態に入れば、その瞬間からきっかり24時間前へ強制的にタイムワープしてしまう。この際、通常の時間軸から外れた葛西自身が現在の世界から抜け出し過去の世界へ現れるだけなので、遡った時間の分葛西の肉体が若返ることはない。葛西は過去に干渉することができ、過去を変えればその新しい過去が対象人物にとっての唯一本物の記憶となる。つまり、他者の記憶の間接的な書き換えが可能である。
★ちなみに理論上、タイムワープ先で睡眠を繰り返すことでタイムワープを重ねれば、実験実行前の時間軸上ならばどこまでも過去へと遡れる。そのことに葛西自身も気がついているが、滅多には行わない。その理由は、単純に面倒くさいのがひとつ、そして次項に挙げる己の体質の弊害があるからである。
★東間の体質の劣位互換である葛西のそれでは、未来(本来の時間点)に戻ることはできない。彼が任意に選べる選択肢は1日遡るために睡眠をとるか否かのみに限られている。そのため一度タイムワープすれば、本来の時間点までの24時間を余分にもう一度過ごすことになり、従って常人より多くの時間を過ごす葛西は、必然的に彼らよりも老いが早くなってしまう。通常の時間軸で生きる人たちから見て、葛西は急に大人っぽくなっており、爪や髪の伸びる早さ、傷の癒える早さが異常に早い。肉体年齢(実年齢)が戸籍上の年齢より1つ上なのは、彼がタイムワープの弊害で余分な730日未満の時間を過ごしてきたことを意味する。
★7月21日の最初のタイムワープ以来、葛西はその原因が睡眠にあるとすぐには気づかず、7月21日を何度も一から経験していた。『時間の檻に閉じ込められたような』、尋常ではない精神的苦痛を何度も何度も味わった末、ようやく真相に至ったが、以来葛西は、眠ればその日1日を強制的にやり直しさせられる己の体質を酷く呪うようになる。
【原因】
葛西はふたつの過去を持つ。
★5歳の頃、眠っている間に母親に捨てられた過去を持つ。生来のサイコパス気質であろうと幼少期なら親の存在は大きいため、母親から「捨てられた」記憶は、葛西の人格の根本をさらに酷く歪めてしまうことになる。幼い葛西はこのときからしばらく、「眠ってから目が覚めた後昨日に戻っていたならば、あの母親に会えるのに」という願望を抱いていた。成長するにつれ心の中の母親の存在を抹消したが、精神的に自立してなおこの潜在願望は根を残していたため、記憶改竄実験を受けた際、この幼少期の願望が反映されることになる。母親に捨てられた後葛西は叔父に引き取られ、その後しばらくしてから東間に出会うことになる。
★幼馴染みの東間とは幼少時代に友人関係にあった。赤い瞳を狙われた彼女が研究機関にさらわれた際、葛西は秘めていた天性の残虐性、それに伴う異常な知能と身体能力を余すところなく駆使して、毒物や銃を用い、研究機関の人間たちを大量虐殺する凄惨な事件を引き起こす。この時は、東間を助けるという義理以上に、自分の天賦の才覚で状況を支配し、敵を排除・殲滅することへの興奮や確かな手応えの方が彼には大きかったようだった。サイコパス気質の葛西にとってこの事件は、「あくまで東間を助け出すための正当防衛の結果」に過ぎず、「良い経験」ではあったが、学校の友人との喧嘩と同次元の、別段異常でもなんでもないこととして記憶している(そこに葛西の異常性が見受けられる)。殺害現場は一時週刊誌に大きく取りざたされたが、火消しに回った政府によってその週刊誌の出版社はじき倒産し、犯人不明の凄惨な事件であったにもかかわらず、今では世間にも記憶されていない。その後東間と疎遠になってしまったこともあり、この記憶も葛西の中で他の些細な思い出同様に薄れてしまった。後年葛西は、街の外に真夜中にふらりと出かけて顔を知られていない場所に行き、そこで喧嘩をするようになる。最近は眠らないため、そのストレスを晴らすためという目的が生まれたが、身体能力が落ちていることをかなり危惧している。
【備考】
★一人称「俺」二人称「おまえ・あんた」。
県立高校2年生、部活は無所属。
シングルマザーだった母親に捨てられ、5歳の頃から元殺人犯の父方の叔父とともに暮らす(叔父は責任能力の認定を裁判所からもぎ取っている)。曾祖父の代から家族の面々がすでに異常で、その中で育った葛西が根本的に人と異なるように生まれ、育ったのも当然ではあるのかもしれない。同じ血縁・同じ環境の育ちである叔父と折り合いは良いようで、家族として静かな生活を営んでいる。
★妙な時期に転校してきた先輩の女子生徒・東間について、学年が違うため当初は興味がなかった(が、彼女がたちまち有名になったため、必然的に彼女に気がつき、驚愕することに)。
北條については、まだ「底無しの胃袋を持つ天然な白髪少女」の噂を耳にしたことがある程度。
南部については同級生ゆえ、直接関係していなくても多くを知っており、自分とはまさに対照的な、明るく面倒見が良く、素直で人望があるところに、ぼんやりとだが尊敬の念を持っていた。だが親しくなってからは、自分はそうなれないからか、暗い感情を抱いてしまう時もある。それでも基本的には良き知人・友人であるよう努め、同性同い年(現実上)、似た苦しみを持つ彼を、何かあればサポートする気でいる。
『脱!眠り姫同好会』については、「アホくさ」の一言で一蹴。需要が自分たち四人のみに限られる以上、名称を持つ組織をわざわざ立ち上げるのは子どものようで馬鹿らしいという考えかららしい(東間からは当然不満の声が上がる)。しかし内心、眠りに対し同じ危険な体質を持つ他の三人と交流できる場に安らぎを覚え、感謝している。
(/葛西をkeepしていた者です。いろいろたくさん書きすぎて、延長申請した時刻すら大幅に過ぎてしまいました…申し訳ございません。主様の好みに沿っていたならいいのですが…pfの不備などあれば教えてくださると嬉しいです。
また、たびたび申し訳ございませんが質問です。主様のpfでは「タイムリープでは最大18年遡れる」とありますが、後述のQ&Aでは、「記憶改竄実験以前の過去には遡れないため、葛西と幼馴染であったことは消せない」とあります。
記憶改竄実験以前に戻れたら物語が破綻してしまうため後者に倣わせていただきましたが、そちらでよろしかったでしょうか…?)
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