Alice's war (3L/狂愛/戦闘/指定)/42

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自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
17： 匿名さん　[×]
2016-07-25 10:58:03

「逃げろ…お願いだ……これ以上、俺を人殺しにしないでくれ…」
「なっ…！馬鹿かお前は…そう言うモノは…その…もっと、俺以外に良い奴がいるだろう…」

名前：ジャック
伽羅：ハートのジャック
性別：♂
年齢：24歳
身長：172cm

性格：お固く無愛想。無表情を気取っているが、非常に表情に出易く、また声にも出易い。口では面倒な事は嫌いと言っているが、実際は面倒見が良く、何だかんだで引き受けてしまうお人好しな人物、かつ狂愛に満ちたこのセカイで珍しい常識人でも有る。意外と聡く、勘も良いが、自分の意見を言う事は苦手。戦い、と言うよりは幼い頃に忠誠を誓ってしまった赤の女王に忠実な騎士であり、それに関わる事……黒のアリスの為ならば殺す事も厭わない。然し、根の善人さから後悔の念に何時も苛まれており、止めを刺さなかったり、肝心な所で逃してしまう甘さが有る。

容姿：漆黒の髪は透明感が有り、癖が無く肩まで伸ばしている。前髪は長めで鼻の辺り迄伸ばし、緩く右側に分けている。瞳は真紅。右側の目にハートの形をした眼帯を付けており、その下には瞳は無く、目玉を刳り貫かれた空虚な穴が有る。くっきりとした二重を持ち、色白で中性的な顔立ち。基本は黒のシャツに紅いネクタイ。黒いズボンに、黒の大き過ぎるトレンチコートを着た黒尽くめの出で立ち。足元は黒の革靴で、首に巻かれた紅いマフラーで口元を隠している事が多い。頭には黒の浅いシルクハット。右肩から右太腿にかけて女王に付けられた印である焔の刺青が刻まれている。それ以外にも印と称して体中に傷が有る。

戦闘：幅40cm、全長140cmも有る巨大な大剣を使ったバランスタイプ。ギロチンの様に振り下ろしたり、盾の様にして使う事も出来る。攻防のバランスは良いが、持久力に欠けるのが弱点。常人には振り回す事も出来ないが、彼はそれを軽々と扱う。騎士、と言う立場上それなりに強いが、自己犠牲的な性格からか囮や盾となる事が多く、怪我が絶えない。普段は鞘にいれて背中に背負い、ベルトで止めている。

思惑：完全なる女王の下僕……としているが、実際の所は自分が必要とされなくなるのを恐れているだけ。ワンダーランドの破滅を何よりも恐れているが、罪の無い白のアリスを殺す事も躊躇う。赤の軍団の事は一応の仲間だと認識していて、それなりに大事に思っている。

備考：一人称「俺」、二人称「お前、貴様」、三人称「呼び捨て」
幼い頃に片目を刳り貫かれ、ボロボロで棄てられていた所を赤の女王に奴隷として拾われ、それ以来忠実な部下として仕えている。自分が立場に相応しくない性格で有る事は知っているが、長年植え付けられた恐怖から今更言い出せない為ノイローゼ気味。好きなモノは煙草。苦手なモノは動物全般。酒を飲むと泣き上戸になる。騙され易い為黒のアリスとチェシャ猫の格好の餌。赤の女王の処刑人としての仕事柄、「死刑執行人=ディオミス」と呼ばれる。

ロルテ：
これは…一体どう云う事だ…何故、アリスが二人いる…？女王の言っている事は間違っていたのか………？
(今日はワンダーランドの者達が待ちに待った日。そう、アリスが来る日…の筈だった。しかし、少し遅れて来てみれば周りの皆の様子が少し可笑しい。一体どういうことかと人を押しのけ前に出てみれば目に映ったのは想像もしていなかったことで。其処に居るのは確かにアリスであるのに。醸し出す雰囲気は違うモノの、顔から身体付き、声に至るまで、まるで…そう、鏡を置いたように瓜二つの少女が立っていて。何度も見間違いかと目を擦るが、何度見ても女王に言われたモノとは違っていて。しかし女王の言いなりにしか動け無い自分ではどうしようも出来ない事は否応なく察しが付く。今までに無い一波乱の予感に、取り敢えず女王に報告をしなければ……と、赤の城へ足を向けた。

(/pf完成しました。不備等あったら教えて頂きたいです)