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 牡丹のかほりに身を委ね。_オリジナル/ml/募. /22


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自分のトピックを作る
21: 鬼糸 [×]
2016-07-26 15:29:37

此処にいては何が事実か朧に変わる、日がな一日微分と違わなけりゃ目をつむり描いた妄想が事実に色を足すもんで(浮かべる笑みにすら表現の儘成らないもの寂しさが纏わりつく、こんな余韻を与える面を見て忘れるなんて有る事か。それでも事実、自分の生きてきた思い出の中に彼のその顔は有るような、無いような、布に隠れる数多の蜘蛛目を見ることなく自分を妖と見破るなら、悲しいが自分はこの面を記憶の奥箱の中に錠でもかけて隠している事なのだと考えを区切り正直に思い出そうとしても今の自分には記憶が遠い事を答え。金属がカチリと当たり合う音の後、いつもとは違う意味合いで扉が開くと続く申し出にからころ楽しそうな笑い声を交え、戯れに紅を彼に残すよう口元へ敬愛の口づけを「――蜘蛛に背中を預けるなんて、旦那さんは命知らずも甚だしい。大枚はたいて買ったのはこの身だけ、心に刃の一つでも隠してるかもしれないよ」口元に残る紅色を自身の親指でツウーと引き伸ばし”お揃いだねぇ”と笑いをまた一つ。自由を与えられた、これ以上の甘えは恥であると礼儀良く背筋を伸ばして凛と立ち上がり、荷物なんて何も無いがお気に入りの煙管だけを手土産と一つ手にして。彼が買ったのはその口ぶりに沿う幼子じゃない、妙ちくりんで畜生に墜ちる可愛げのない蜘蛛に他ならないと改めて送り「さぁ、旦那さんの事を一つもう一つとたくさん教えておくれ」目元を細めて笑みを浮かべるのはこれからの事を描く好奇心の為か、迎えるのが泡沫の夢とも露知らずに楽しそうな表情で隣に寄り添い)

22: 早良 伊トセ [×]
2016-08-09 01:09:58






…。…心に刃を持ってようと、それで俺を深々と突き刺そうと、 俺は何でも構わないさ。お前さんの好きなようにするが良いよ。生きるも死ぬも大歓迎だね。
( 唇に触れた柔らかな感触と、脳を真ン中からデロデロと溶かされて仕舞いそうな蠱惑的な香りに瞳を細める。お揃いだね、なんて呟くその表情を俺は_一体何と形容してやれば良いのだろう。否、笑顔で有ることには違いないのだが"笑顔"との一言で片付けて仕舞っては勿体無い様な_そんな表情だったのだ。こんな男の唇に紅等似合うものか、紅というのは御前の様な綺麗な者に似合うのさ_僅かに葉を揺らす風に持って行って仕舞われそうな程の小さな声で返した。…するり。その動作ですらも上等な色気を孕んだ立ち方にクスリと笑みを溢しては追うように自分も立ち上がる。そして手を取るよりも、腰に腕を回すよりも何よりも先に白い頬に口付けを落として_「嗚呼、教えてやる。だけど、絶対に欲張ってはいけない。腕を何本も持つ蜘蛛だからと一度に沢山何かを得ようとはするな。全部を落として仕舞うだけだからな」楽しげに花咲く片方の瞳を物憂げに見詰める。彼が己の全てを知って仕舞えば、後は世界に引き裂かれるだけだ。今度はにっこりと人当たりの良い笑みを向けると、思い出した様に付け足した。 )
嗚呼、だけどこれだけは欲張って欲しい。_俺の名前…早良伊トセ。これを覚えておく事だけは、必死に欲張っておくれよ。







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