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君と花鳥風月―非募―/79


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自分のトピックを作る
41: 歌仙兼定 [×]
2016-05-31 10:12:08

 
僕も、お説教をするのは楽しかったよ(くすり、)
おやおや…威勢が良くて結構だ。では、是非とも朝食は僕に任せてくれ(拳ぐ、) 朝食後はそうだなぁ…予定を詰め過ぎるのもあれだけど、着付け→内番としたいところだね。制服を汚してしまうのはいけないから、先ずは着替えてから…といった感じかな。チュートリアルについては3日目の午後から、というのはどうだろうか。この場合、午前中は戦場の情報を知ったり戦支度だったりで時間を費やすことになると思う。僕からの提案はこんなものかな。気になることがあれば指摘してほしい(にこり、)

(ちちち、と柔らかな小鳥の囀りが耳に入る。今自分が居るのは厨だ。味噌汁のふわりと漂う出汁の香りに頬を緩ませ、時間を確認。そろそろ白米と根菜の煮物が炊き上がる頃だろうか。全ての料理が時間ぴったりに出来上がるようにと素早い動作で魚を焼き、その焼き上がる僅かな間を使って胡瓜の浅漬けを適当な大きさに切って。無論この時、小さな花の飾り切りを入れるのも忘れない。全ての工程が終わると、備え付けてあった皿などへ料理を盛りそれらを膳へとまとめ。そろそろ彼女が起きる頃合いだろうか。襖の間より垣間見た主の安らかな寝顔を思い浮かべ、密かに微笑む。二つの膳を持ち中身を零さぬようゆったりと部屋の前まで来れば、障子越しに声を上げ)
おはよう、主。…起きているかい?
 

42: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-01 03:25:05


貴方のロルが上手で、朝食作りのを読んでいたら本当にお腹が減ってきたよ…(お腹ぐぅ、) 朝食後は着付け→内番で良いと思う。普段と違う歌仙の内番の時の姿とか、髪型も素敵だからわくわくしちゃう。それと、三日目の予定も把握しました(こく、) 相談に乗ってくれて有難う。いつも助かってます(深々、)
私たちの関係は審判者と刀剣という間柄で、徐々に惹かれあっていく流れで良いのかな…?それとも、家族愛とかそういった類のものを考えてた?(首傾げ、) 私は異性に慣れていないから、どちらにしても貴方を意識してしまうんだけれどね(恥ずかしそうに頬を掻き、微笑んで)


(彼が居てくれる安心感からか、いつもより深い眠りにつくことができた。質の良い睡眠の目覚めは爽やかなものであったが、少々眠り過ぎてしまったかもしれない。相手が起床しているかどうか分からないのに、寝巻き姿で声を掛けるのは気が引ける。納戸に用意されてある着物が一瞬頭に浮かぶも、早々に諦めてお決まりの制服に手を伸ばし。身支度を済ませ相手の部屋に声掛けしようとしたその時、陽射しに照らされた障子に影がひとつ、部屋の前で止まって。隣の部屋に居るとばかり思っていた相手の声があらぬ方向から聞こえたので、驚きで一拍分間を置いてから)
…歌仙?おはよう。起きてるよ。



43: 歌仙兼定 [×]
2016-06-02 00:04:08

 
僕が好きな献立にしてみたんだけど、どうやらその選択は間違いではなかったようだね(ふふ、)
今後の展開は了解したよ。内番服は兎も角として、内番時の僕の髪型…巷では“まるちーず”だとか言われているね。犬は可愛いが、どうにも解せないな(むう、)…でも、君に素敵と言っていただけて嬉しいよ。ありがとうはこちらこそ、だね(ふわり一礼)
僕は前者の流れで考えていたよ。ついでに言えば、お互い慕い合ってはいるけれど気持ちは伝えず、或いは伝えられないもどかしい期間――両片思い?…を挟みたいという希望が密かにあるんだが、君の方はどうだい?(顎に手添え、ちらりと見遣り)

 
ああ、起きていたんだね。丁度良かった。
(相手の声に返事をしつつそっとその場で膝を折れば、膳を一度廊下に下ろして「失礼するよ」と軽く一声掛けた後、障子へとゆっくり手を掛ける。そして、次の瞬間には音も立てずに開け放ち。眼前には昨日と同じ服装の彼女。布団もきちんと直し終わっているのを確認すれば、おはようをもう一度言う代わりに浅く一礼して見せ、再度膳を持ち上げて室内へと足を踏み入れて。そのまま相手と対面出来るような位置まで歩みを進めると、其処で腰を下ろして相手の膳と自身の膳を適度な距離を保って丁寧に配し。高頻度で目をそれとなく彷徨させたり自身の服を弄ったりするのは、相手の反応が不安且つ楽しみなせいだ)
さあ、朝餉にしようか。…僕の味が君の口に合うかは、分からないのだけれど。
 

44: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-02 14:20:10


こんな朝食作れるなんて素敵。メタな発言になっちゃうけど、毎朝KASEN’Sキッチンやってほしい…(ふふ、)
あの髪型とっても格好良くて好きだよ。あ、私がマルチーズ好きだからなのかな?(目逸らし、ぽそり) 何でも話し合える素敵なお相手様には中々巡り会えないから、歌仙と背後様のこと大事にしていきたいです(にこ、)
私も直ぐ恋仲になるよりも、じっくり貴方との距離を縮めていきたいなっていう気持ちがあって。だから是非、両片想いのもどかしい時期も取り入れたい(こくこく、)


(すーっと開いた障子から覗くは、昨日と変わらない雅な彼の佇まい。一礼してから敷居を跨ぐ綺麗な流れに注目してしまい、膳に気づくのが遅れてしまった。丁寧に置かれた朝食にゆっくり視線を落として。小料理店にでも出てきそうな献立を前に「…え」小さくだが確かに驚きも含んだ声色で呟くと、若干そわそわしながら片方の膳の前に正座。己がまだ夢の中にいた早朝、相手が何をしていてくれたのかは一目瞭然。嬉々とした笑顔を輝かせながら膳と相手の顔に視線を行き来させ)
すごい…。歌仙が作ってくれたの? 嬉しい。感動しちゃった。



45: 歌仙兼定 [×]
2016-06-02 23:46:03

 
ははっ、そこまで大それた物は作っていないよ? そうだねぇ…KASEN'Sキッチンでは毎朝君のためだけに料理を作ろう。てれびでは視聴出来ないが、生で見学はさせてあげられるよ。…主は、それではご不満かい?(くつり、)
……折角褒められたと思って喜んだのに、主まで僕をまるちーずと呼ぶつもりか…(じと目、口角ぷるぷる)
気兼ね無く意見を重ねてゆける相手は確かに珍しいね。いつも何処かで欲にせーぶを掛けてしまうから、こんな風に君と言葉を交わし合えるのはとても嬉しいことだ。無論僕も、君と背後殿を大切にしていく所存さ(ふ、)
うん、了解したよ(メモメモ、) ああ、そうだ。両片思いについてだが、自分が相手の気持ちに気付いているのか否か。それによっても話が随分と変わってくると思うんだ。例えば「切ない恋」をしたいなら少なくとも片方が相手の気持ちに気付いていない方が良いだろうし、「甘酸っぱくてほろ苦い大人な恋」をしたいならお互いにお互いの気持ちを知った上での両片思いが良いかと思う。僕はどれも楽しそうだと思うし、正直どれでも有りだと思ってね。…こういう恋がしたい、とか。何か希望はあるかい?(筆片手に首傾げ)

 
僕が好きでしたことなんだけどね…喜んでくれて何より、だよ。
(主が喜んでくれた。たったそれだけのことが料理の楽しさを倍増させてくれた気がして、思わずふわりと笑顔が溢れる。朝からの労働は大変ではあるが、相手の笑顔が疲れを吹き飛ばしてくれたらしい。心の内でそっと、明日も、そのまた明日も、主のために料理を振る舞うことに決める。ゆるり上げた両手を胸元で合わせると、膳の上に横たわる全ての生命達に感謝を捧げ「いただきます」と。そのままちらり相手伺い見れば味の感想を気にしているらしく、落ち着かない様子でゆっくりと箸を手に取り)
 

46: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-03 14:41:33


食パンのお手軽朝食ばかりの私からしたら、大それた朝食だよ…! こんな朝ご飯憧れちゃう。生で見学できるならそれ以上の喜びはないです(瞳きら、)
そっ、そんな事ないよ?元気出して(頭なでなで/犬扱い)
ふふ、嬉しい言葉ありがとう。(きゅん、はにかみ)
どちらかと言うと切ない恋寄りが良いかな、と思ってる。私としては歌仙の事、お兄ちゃんの様に思っていって…でも後々それが恋心だった事に気づく――みたいな心の変化にしていこうかなぁってぼんやりだけど考えてみたの。歌仙が私をどう思ってくれるかにもよるけど、恋心に気づいた私から貴方への片想い→両片想い(歌仙だけが私の気持ちに気づいてる又は、お互いの気持ちを知らない)→両想い。なんてどうですか?(首傾け、)


ありがとう。
(相手の優しい気持ちが何より嬉しい。溢れる思いは胸の中を埋め尽くしているのに、言葉として出せる精一杯は月並みな感謝だけで。異性と向かい合って食事することも、人見知りである自分にとっては緊張するきっかけとなり得るもの。しかし、今だけは温かな膳を一刻も早く食べたいという気持ちから、滑らかな動作で相手と共に箸を持てば「いただきます」と一礼。湯気の立つ味噌汁から先ずは一口。寝起きの心に染みる美味しさに笑顔を浮かべると、他の料理にも箸を運ぶ。彼らしい飾り切りは視界も楽しませてくれたのか、きゅうっと細めた瞳で彼を見詰め)
味も見た目も、お世辞抜きで満点。



47: 歌仙兼定 [×]
2016-06-04 21:52:32

 
ではまた今度、厨までおいで。主には特別に、熱々の出来立てを味見させてあげよう(ふふん/気合十分)
本当かい?……まあ、主の手に免じて、この事についてはもう何も言わないでおくけれど…(むう、目を細め手に擦り寄り)
切ない恋だね、了解。異論は無いし、是非ともそれでいこうと思う。一応僕目線で言えば、片想い→両片想い(後に君からの気持ちに気付く→暫し思い悩み、葛藤)→両想い。…といったところかな。「好きで堪らないのに、その相手は自身の主――本丸のトップだ。しかも末端とはいえ自分は付喪神で、主は人間。どうしても距離を感じられる。その上、自身は戦場に立つ身。いつ折れるかも分からぬ自分を好いては、主自身が傷付くことになる」気持ちを伝えたいのに伝えられない、伝えてはいけないと感じ葛藤している理由はこんなものにしようと思っているのだが…これで構わないかい?(目ぱちぱち、顎に手を添え)
 

ああ、良かった…!
(お褒めの言葉を相手から貰うことができればほわりと安堵のような色を纏った笑顔を見せ、素直に喜びを顕にして。そうして自身の膳へ視線を移すと、折角だから温かいうちに食べてしまおうと先ずは主と同じく味噌汁へと手を伸ばす。椀を傾けそれを口に含んでは、満足げに頷きをひとつ。良い匙加減で味の調節が出来たようだ。そのままあれもこれもと食を進めていけば、元々しっかり食べる方であったことも相俟ってか、ものの十分もかからぬ程度で全てを食べ終えてしまい)
お粗末さまでした。……さて、この後は先に食器の片付けかな。
 

48: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-05 23:14:53


…私も歌仙にカップヌードルを食べさて、反応見てみたい(そわそわ、)
ふふ、ありがとう。ついでにこれもお願いしていい…?(片手差し出し/お手)
わあ、素敵な恋になりそう…(ぽわん、) 是非、それでお願いします。最初は兄みたいに慕って、自分の気持ちに私自身が気づいたらちょっとずつでも貴方に行動で示していけたらなぁって(へへ、)


(美味しいと太鼓判を押されて安堵したのか、彼の持つ箸はそこから止まることはなく。自分もつられて箸を進めれば、自己記録を塗り替える早さで完食。しっかり味わって食べたものの、既に空になった皿を見ては、寂しさを感じずにはいられず。おかわりを強請りたくなる自分を抑えて「ご馳走様でした」両手合わせては片付けに挙手して)
すっごく美味しかった。せめて片付けは私にやらせて?



49: 歌仙兼定 [×]
2016-06-06 22:13:20

 
かっぷぬーどる…? 変わった名前の食べ物だね。どういったものなのか気になる、是非食べてみたいな(瞳きらきら、)
主……君はやっぱり僕のことを犬だと思っているね?(じと、/右手ぽふりと置き)
行動を起こされても最初は多分、僕ならやんわり避けようとするだろう。次第に距離を置こうと必死になって、気持ちを押さえ付けて…。この辺りで色々と挟みたい“いべんと”があるんだけど、その件についてはまた追って相談させてもらおうかな(ふふ、/相手の頭なでなで)
 

それはもちろん有難いけど…。
(自身の後を追うように食事を終えた主。彼女からの感想にまた頬を緩めつつも、続けられた言葉に少なからず難色を示す。理由は簡単。水仕事で彼女の柔い手が荒れてしまわないか、と心配しているのだ。それに、少しの時間だとしても主に苦労を掛けてしまうのは避けたくて。どうすればいいだろうか、と密かに頭を捻るものの、折角の主からの心遣いを無碍にするというのも流石に気が引けて。眉尻を下げ申し訳なさそうに微笑めば、こくりとひとつの頷きを)
では、片付けは君に任せようかな。困ったことがあればいつでも声を掛けてほしい、直ぐに飛んでいくからね。
 

50: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-07 13:50:24


今度食べさせてあげる。あ、でもお湯を入れるだけだから料理とは言えないし…期待はしないでね(気まずそうに頬ぽり)
…! ば、ばれたか…(へら、/手にぎにぎ)
避けられるから、私は何とも思われてないんだと思って、諦めようとしたり…。うん、切ない(涙ほろ、) イベント賛成。いつでも相談してください(こくこく、/気持ちよさそうに撫で受け)


うん。何かあったらお願いするね。よいしょ、と…行ってきます。
(許可をもらえると任せられている気がして少し嬉しくなり、想定外の事が起きたら呼びつけることを約束する。慣れない手つきで二つの膳を持てば、膳を落とさんと集中するあまり、危なっかしい足取りで部屋を出て行って。なんとか厨まで辿り着くとそこからはお手の物。家でも手伝っていた様に食器洗いをてきぱきと実行、その時水が掛かってしまったのがいつものエプロンではなく、制服だったことだけは誤算ではあったが難無く片付けを済ませ。自室へ戻って「ただいま」障子を開けると心配していたであろう彼の表情を窺いつつ)
お待たせ。ちゃんと出来ました。



51: 歌仙兼定 [×]
2016-06-08 04:49:47

 
お湯を注ぐだけとは…随分と楽な世の中になったものだね。うん、分かった。期待はしないが楽しみにはしておこう(くすり、)
ばれたか…じゃないよ、バレバレだった。もう、全く君は…。まあ、そんな所も嫌いではないけどね(はあ、/手ぎゅっぎゅ)
それで諦められるのは何だか悔しくて、それでも自身の気持ちはどうしても知られたくはなくて…侭ならぬ状況に僕は思わず歯噛みをしそうだ。恋仲でなくとも特別枠には絶対に入りたいと思っているだろうから、此処で何かしらの行動を起こすかもしれない(ううむ、) 了解した。話が恋愛方向へと進み始めた時に、また相談させてもらうとするよ(微笑、/さらり髪を梳きつつ)

追記だが、下記が長くなって申し訳ない(頬ぽり、) 生け花の話を入れるならこの辺りが丁度良いかと思って、存分に描写させてもらったよ。ろるは思いっ切り端折ってくれて構わないからね?(苦笑)

 
(膳を持って行く相手を心配そうに見つめるものの、任せると言い切った以上は手を出すのもはばかられる。彼女の背を見送った後、この時間をどう活用しようかと考えては早速花を生けることに決めて。少量とはいえ水を使用するため、素早く内番着へと衣替えをしては花を手折ろうと庭先へと下り。ツツジの花は目にも鮮やかで、見ていると心も華やぐようだ。剪定用の鋏は見当たらなかったがために自身の刃を以てぷつりと茎を斜めに切れば、十分な量になったそれらを抱えて部屋へと戻り始め。早朝に見つけたばかりの細身の花器を取りに納屋へと寄った後、井戸にて水を注げばその場で優しくツツジを生けて、満足げに笑みを浮かべる。…主は喜んでくれるだろうか。そんな時ふと、視界に淡い紫色がちらつく――紫陽花だ。主が好きな花を生けて良いと言ってくれたのを思い出す。主が戻って来る前にと急いでひとつの塊の紫陽花を切れば、片手にツツジを生けた花器、もう一方に紫陽花を持って部屋へと上がり。主の机の片隅に花器を置けば、この紫陽花はどうしたものかと頭を悩ませて。もう一度納屋へと花器を探しに行っても良いが、そろそろ主が戻ってくる頃合いだろう。この場を離れるわけにはいかず、ただ、畳の上で手元の紫陽花を愛でていることしか出来ずにおり。やがて、足音が聞こえる。障子が開く音に顔を上げれば「おかえり、主。お疲れ様」と安堵とともに優しげに声をかけるものの、濡れた制服が目に入れば一も二もなく慌てた様子で言葉を紡ぎ)
ああ、割烹着でも渡していれば良かったね…気が付かずに申し訳ない。そのまま座れば畳も痛むし布地が痛む、着替えた方が良いだろう。他の衣類はあるかい?
 

52: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-09 00:37:16


…ということで月に一回くらいは現世に戻れるってことにしても良い?カップヌードルは勿論、必要な物を少しだけ持ち込もうかなって(にこ、)
こんなに癒し効果のある歌仙が悪いんだよ?(相手の手の甲に頬寄せ、すりすり)
歯痒いね。すごくこの先が楽しみ。貴方が壊れてしまわない様に私きっと、贔屓しちゃうな。刀装や御守まで持たせて(ふふ、)

待ってました。生け花(ぱあ、) 丁度いい所に入れてくれてありがとう。


あとは寝る時に着るのしか持って来てなくて。…あ、着物があります。
(迎え入れてもらえるのは誰だって嬉しいもの。仔犬の様に人懐こい笑みを浮かべて達成感に浸っていたのも束の間、濡れた制服の指摘を受ければ、腰を降ろそうと曲げかけていた膝を真っ直ぐ伸ばし。他に衣類と呼べるのは寝巻きだけで、悩まし気に彷徨わせた視線の先、部屋の片隅に丁寧に畳まれたままの桃色の着物を見つける。それをゆっくり手にすると「着付け教えてくれる?」問い掛け、改めて相手を見詰め――そして言葉を失って。自分の着衣の事ばかりで気に留めなかったのか、机の上のツツジと彼が持つ紫陽花の存在に気づくや否や瞳は瞬く間に輝きを放ち。朝までは其処に無かった花を、彼がいつ摘んでくれたのかは明白。着物を胸に抱きしめて相手に近寄ると紫陽花の紫を貴方に見立てて、ゆっくり、優しい手つきで撫でながら)
“雅”とか“風流”――きっと私はちゃんとわかってないのかもしれないけど。こういう事してくれるの、心から嬉しいよ。…好き。



53: 歌仙兼定 [×]
2016-06-09 23:49:50

 
ああ、そうだね、そういう設定も追加しておこうか。その方が話も広がるだろうし、とても楽しそうだ(うんうん、)
うん?僕は君を癒せているのかい?(目ぱちくり、)寧ろ僕の方が、君から癒しを貰っていると思うのだけれど…(ぽつり、)
それだけ想ってくれるのは無論嬉しいけどね、あからさまに贔屓し過ぎてはいけない。他の者から不平不満が出ない程度で頼むよ?(困り顔で照笑い、)

 
――紫陽花を慈しむことの出来る君が“雅”を分かっていないとは、僕は思わないけどね。
(着物の着付けを頼まれれば、昨日の自身の発言を裏切ることなく勿論だとばかりに肯定示す頷きを見せる。濡れたまま、というのは自分自身が思っているよりも身体の体温を奪うのだ。主に風邪を引かせる、なんてことは以ての外。着物を胸に抱き近付いてきた相手の優しい手を見詰めては一度だけふるり首を横へと振った後、自分の意見をはっきりと伝えて表情を和らげ。そうしてそのままの調子で彼女へと手を伸ばせば、相手が紫陽花にしたように、今度はこちらが優しい所作で相手の頭を撫でてみて。温かな感情の光を瞳に宿しては、指の間をすり抜ける柔らかな髪をまるで割れ物を扱うかのように丁寧に梳き、そっと穏やかな調子で言葉を続ける)
君が喜んでくれるのなら、僕だってとても嬉しく思うよ。好きだと言ってくれてありがとう。……君には花が似合うから、いつかは素敵な花束を贈ろう。
 

54: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-10 20:14:22


癒しだよ。歌仙の身体からマイナスイオン出てない?(じろじろ、)
勿論。皆大事にするし、大切な仲間だと思ってる(こく、) ちょっとだけ…。ちょっとだけ、特別扱いさせてね(耳に近づき、ひそひそ声)


花束…。楽しみ。
(彼に優しい言葉を掛けられて心の揺れない人なんて居るのかな。少なくとも自分の心は揺れ動き、髪に触れられる度に脈拍は上昇の一途を辿る。彼に選ばれた花ならば、どんな花束でもきっと素敵に見えてしまう。絶妙な甘さを持つこの空気に浸っていたいのだが、相手にとって何の気無しに行われていることだとも知っていて。己ばかり浮かれていると思えば、胸がきゅうっと軋むのは何故。切なく眉を寄せちらりと這わせた視線、内番着に着替えを済ませていた何時もとは違う雰囲気に、また魅力を感じてしまいそうになり。咄嗟に持っていた着物を広げれば、着物の下に隠れていた長襦袢がはらりと落ちて。相手の手から逃れる様に、自ら長襦袢を拾い上げ「これを最初にこれを着れば良いのかな?」生地の薄さからして最初に身につけるものかと予想。もしも、それが正解なら相手に部屋に戻っててもらはなくては。下着になる事もそうだけど、この胸の鼓動を落ち着かせる為にも、一旦彼と距離を置くことは今の自分にとって必要である。逸らし続けていた視線は未だ真っ直ぐ瞳を捉えられないまま、柔く微笑む相手の口許ばかりを見詰め)



55: 歌仙兼定 [×]
2016-06-11 19:27:29

 
ええと…僕からまいなすいおん、とやらは出ていないと思うよ?(おろ、/困り顔で首傾げ)
…わかった。今だけ近侍という立場を抜きにして発言するけど…君に特別な扱いをしてもらえるのはとても光栄なことだ。平等に、とは言ったものの、勿論僕にだって一番になりたいという思いはあるからね(苦笑、/頬染め)

 
(相手の想いや考えていることなどは露知らず、己が手からするり猫のように逃れた相手の黒髪を何処か名残惜しげに目で追いかける。滑らかな質感はとても好ましかった。もしかするともう少しだけ彼女の御髪に触れていたかったのかもしれない。虚しくも空を切って下ろすことになった手をちらりと見ては、何気無しに自分を分析しひとり納得。長襦袢を手に取り疑問を口にする相手へともう一度視線正せば、こくりと肯定の頷きを見せ「ああ、最初は長襦袢だよ。それぐらいなら君一人でも着られるだろう」とにこり穏やかに笑いかけ。――となれば、いつまでもこの場に留まるわけにいかない。女性の着替えを見るなど男として言語道断。下ろしていた腰を静かに上げ立ち上がれば、紫陽花を己の腕に抱えたまま自室の方へと歩みを進め、仕切りとなる襖を隙間が出来ぬようにそっと閉じて。そのまま襖越しにもう一度口を開くと、分かりきった事であろうと思いつつも「終わったら声を掛けてくれ」と相手に告げ、自身の簡素な部屋へと身体の向きを直す。待っている間が勿体無い。気を取り直して考えるのは、手元の紫のこと。まだ元気なようだが、放っておけば枯れてしまうことは明らか。困った様に立ち尽くし。…ここは妥協すべきだろう。暫くの後にその答えへと辿り着けば、視界に入った文机へと近寄り、その上の硝子の水差しに手を伸ばす。水が入っていることを確り確認した上で紫陽花を生ければ、ひとり静かに頬を緩めており)
 

56: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-13 20:31:02


あっ、マイナスイオンっていうのは…何だろ。兎に角、癒し効果のあるものなの(説明しようとして行き詰まり、諦め顔へにゃ)
ふふ。歌仙は色白だから赤くなったのが分かりやすいよね(頬つん、)


うん、分かりました。
(彼が隣の部屋に移動した後、深く息を吐き出せば火照りと鼓動を落ち着かせ始めて。異性慣れしていないからこんな事態に陥るのだと自嘲的に笑う。どの道、自力で着れそうなのは長襦袢くらいである。終わったら声を掛けると返せば、机に飾られたツツジを近くで眺め。花を観察していると和み、次第に余裕を取り戻してきたのかやや湿ってしまった制服を脱いで。当初着物が掛けられていた衣紋掛に、今度は制服を吊す。それから長襦袢にぎこちない動きで袖を通せば、馴染みのない肌心地にそわそわ。正直この身につけ方で正解なのかすら怪しいもの。早くも着付けという壁にぶち当たり、眉尻の下がった弱々しい笑みを零し襖の向こうに声掛けて)
歌仙、お願い…できる?



57: 歌仙兼定 [×]
2016-06-14 20:52:28

 
癒し効果……植物を見て心が和むのと同じ感じ、なのかな? もっと詳しく知りたいけれど、その様子では主も分からないのか…(ううむ、/知識欲うずうず)
!…弱ったな、そんなに分かりやすいかい?(苦笑、) 血色が良いのは僕の体質なのだろうし、例え気付かれたくなくても、これではきっとどうにもならないのだろうね…(うう、/手のひらでぱたぱた扇ぎつつ)

 
(しゅるり、衣擦れの音が襖の先から響いて来る。時間の経過具合と物音からは、慣れないたどたどしい手付きで長襦袢を着ている相手の姿が目に見えるようで。しかし、次の瞬間には忙しなく頭を横へ振り。主の着替えを想像をするなど、己の何と浅ましいことか――万死に値する。自己嫌悪から瞑想でも始めそうになった時、ふと主からのお呼びに気付き。すっと軽やかな動きで立ち上がり襖の前へと立てば、すうと静かに息を吸い込んで「…では主、失礼するよ?」と。開いた襖。俯き気味であった視線をゆるり上げれば、きちんと長襦袢を纏った相手の姿が目に入り。畳の上に横たえられた桃色の着物を拾い上げ、それを空中にて軽く広げれば相手が着やすいようにとふわり肩へと羽織らせて。そのまま彼女の前で膝立ちになると、静かに彼女を見上げる。この体勢がきっと一番遣りやすい。…着付けの手伝いや指示をするのは此方なのだが、傍から見れば宛ら主からの指示を待つ犬である)
さて、先ずは袂を合わせてご覧? 長襦袢もそうだったから分かるとは思うけど、君から見て左側が上になる。袂はきつ過ぎても自分が苦しくなるだけだし、緩過ぎてもだらしが無いように見えて雅でない。だから、君の加減によって出来栄えも変わるかもしれないね。…最初は大体で良いから、綺麗に着熟す感覚を掴んでみようか。
 

58: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-15 14:03:01


そう。植物を見てる時みたいな。あとはね…、そうだ。滝を見ると不思議な力がみなぎってこない? あんな感じかな。(人差し指ぴんっ、)
歌仙は言葉に動揺が表れないから、せめて顔には出してもらわないとね。だから私としては嬉しいかな。(ふふ、/思わず抱きしめ)


(相手の姿が見えると一安心とばかりに頬を緩めて、頼りになる人が近くに居るとどうしても一任したくなるもの。着物をそっと羽織らせてもらえば、このまま着せてもらえるのだろうとたかを括っていたのが落とし穴。あくまでも自らやるからこそ意味がある。頭では理解していても中々気が進まず、膝立ちになっている彼に助けてと言わんばかりの視線を送ってみて。そんな甘えが通用する彼ではない、そもそも己が依頼したのだから駄々をこねても居られないと奮い立たせ、言われた通り両側の袖口を揺すって袂をそっと合わせてみる。緩くてもいけない、きつすぎてもいけない。――そのふたつを呪文の様に幾度も唱えては、長襦袢の袖も収まるしっくりくる位置を見つけ「これでどうですか?」不安気に問うてみて。次は、畳に擦ってしまっている丈の長さでも調整するのかなと考え及ばせるも所詮素人の思考。確信は持てず。後ろ襟にある一つ紋を除いては他に柄の無い桃色の着物、淡い桃色をしめるような濃紫の帯に目をやればそこにまだ記憶に新しい花が咲き誇っているのに気づき。あどけない少女の様にはしゃいでぱあ、と自らの表情にも花を咲かせると、畳の上で出番を待ち構えている帯を指して)
…! ねえ、見て。帯の柄は紫陽花だよ。



59: 歌仙兼定 [×]
2016-06-16 20:47:11

 
なるほど……自然から得ることが可能で、尚且つ精神状態を良くする力のことを、現代人は“まいなすいおん”と言うんだね。これで僕も、一つ賢くなったかな?(くす、/お茶目に片目ぱちり)
…気恥ずかしいから、あまり僕の顔をまじまじと見ないでくれよ?例え言葉が上手く決まっても顔色で台無しになるなんて…出来れば避けたいところだ(頬朱に染めたままそわそわ、/目線を遠くへ遣ればそっと抱き締め返し)

 
(着付けを教えるとは言ったが、此方から手を出すとは明言していない。物言いたげな視線を素知らぬ顔で受け流していれば、相手は自分から行動を起こし出したようだ。それで良いとばかりに微笑んで見せては、相手の手際を早速拝見。未経験とは言え、その丁寧な手付きはとても良い。掛けられた問いに返す答えは「うん、完璧だ」その一言に尽きて。さて、次は御端折りを作る訳だが――その為にはどうやら、先に腰紐を見つけなければならないらしい。何処だろうかと目線を彷徨わせていれば、主の明るい声が耳に入る。言葉に誘われるがまま帯へと目線移せば、あの紫がそっと其処に佇んでいて。美しさと柔く儚げな様子に、ほう…と感嘆のような吐息を零すと何処かうっとりとした表情でその帯を手に取ってみる。近くで見ればこれまた素晴らしい金糸の細かな意匠が施されている様が見て取れるのだが、其処で漸く、今度こそ「綺麗だね…」なんて声が漏れて。桃色の着物にはきっと、この帯が映えるだろう。早く彼女の着物姿が見てみたくて、自然と心は弾む。腰紐は直ぐに見つかった。帯の下に隠れていたらしい。彼女の胴に腰紐を緩く巻いて遣ればちらりと相手を伺い見た後、静かに確認を)
君は御端折り、という言葉を知っているかい?――次は丈を調節するんだが…これは形が崩れ易いし、今回は僕が実践して見せようと思うんだ。そこで、だ。…変な所は触らないから、君に触れても構わないかい?
 

60: 駒澤 すみれ [×]
2016-06-17 20:22:00


うん。そう…! 言ってる意味がちゃんと伝わって嬉しい(にぱ、)
偶には歌仙の可愛い顔を見れるの嬉しいよ。ん、…わかった。じゃあ、ちら見にするね?(顔を手で覆い、指の隙間からちらちら見て)


嬉しい。おはしょ…り?
(きっと甘く点数をつけてくれたんだろうけど、それでも完璧と言われれば浮かれてしまい。口元は褒めてもらえた嬉しさで緩んで。帯に対する気持ち、共有できた気がして取り上げられた紫を近くで見たいが為にゆるりと腰を降ろす。派手さは無いが、作り手の魂が感じられる繊細な模様にすぅと目を細め。初めて耳にする単語に首を傾げるも、後に続いた説明から考えるに丈を調整することかな…と察しをつけては立ち上がる。帯とは別物の紐が胴回りに当てられるのを、次からは一人で出来るように集中して見ていたが、ふと彼の手もとが止まって。どこまでも気遣ってくれる問い掛けに、心がほっこりとした温もりに包まれいくのを感じながら)
うん。もちろん。私頑張って覚えるからゆっくり実践してもらえたら、助かります。



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