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パラレルメルヘンワールド【bml/指命】/49


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自分のトピックを作る
21: 屋代 祐 [×]
2016-03-22 00:06:08

>青鬼

断る!
(やはり、青鬼は本気で自分の事を殺 そうと思っている訳で無いのでは?相手の動揺したような態度や、殺 ろうと思えばチャンスはいくらでもある筈なのに頑なに帰れという内容しか話さない様子から、そんな確信にも似た考えが浮かんで。ならば尚更あっさり引き下がる訳にはいかない。彼が自分の予想通り本当は悪者では無いのだとしたら、尚更このまま放って置くことなんて出来ないじゃないか。再び出ていけと言われれば、キッパリ上記を言い切り。未だ青鬼の瞳から目を離さずに自ら脇差を鞘ごと抜くとそこらへポンと放り投げ、その場に胡座をかいて座り込み持ってきたおむすびを広げ一つ、頬張り始め。自分でも頑固で身勝手で訳の分からない行動だと自覚しているが、いくら普段物分りのいい方だとしても今回ばかりは譲れないのだ。だってあの悲しげな背中を見てしまったから、今こうして目の前に立ち威嚇を続ける相手が真に悪い鬼だとはどうしても思えないから。だからこの場で休息を取り始める事で、黙って帰る気は微塵も無いとはっきり態度で示しなんと言われようとも相手が折れるのを待つことにして。)

22: 風花 牡丹 [×]
2016-03-22 00:32:51

>神無月

(村にこんな風貌の男性は居ただろうか、いや、自分が気付いていないだけで居たのかもしれない。そもそも、深いフードでは顔を良く覗く事が出来ない現状で馴れ馴れしくあたるのは良いとは言えない。見覚えの無い青年に対し思うその内容は幾つも浮かび、然し彼は自分の事を確かに"赤頭巾"と呼んだのだから村の人間と思うのが安心だろうと考えを落ち着かせるまで時間は掛からずにその表情には優しく穏やかである事を示すような人当たりの良いそんな笑みを浮かばせて「――」彼についての質問を向けよう、そう唇を浅く開いたそのタイミングでなんとも大げさな口振り、まるで舞台でも見ているかのようなそんなわかりやすい立ち振る舞いを目の当たりにして考えは一転、その内容は彼が"狼"である事を知らしめる十分すぎる情報で。ヒュと詰まる様に喉に酸素が詰まる噎せ返るような息苦しさに目尻を細め「――そんな素敵な場所が有るのか、君はとても森に詳しいようだ。喜ぶお婆さまを見れるに越したことは無いな、嗚呼――その優しさが嬉しいよ、名も知らぬ貴方に感謝を」痛い程に伝わる彼の挙動不審なその様、敢えてそれに乗るのは自分が本当の意味で赤頭巾になる為の物語の幕開けの為でありそんな歪み切る私情を隠せばその隣に並び「優しい狼さん、道案内を宜しく頼むよ」隣に並べば笑みを一層と強めてから、その言葉に合わせ彼が被るそのフードを剥いで現れる耳に自分の予想が正解だったことを知り心の臓を掴まれる血潮が湧きたつそんな心境に動悸が自然と激しくなり、浮かべる笑みのお陰で目元は少し細丸もこれからの舞台を共にする彼の姿を確り確認したいと言う欲のせいで真直ぐにその容姿を捉えて)


23: 図書院生 [×]
2016-03-22 06:45:20

▼青霧 静寂


>屋代
断る!?
(もう訳が分からない。頭の中に浮かぶのはただその言葉しかなく。いまだかつてこんな変な人間に会ったことがない。勝手に家の前に座り込み挙げ句のはてには休憩までとりはじめている目の前の彼を何か得体の知れないものを見るような視線で見て。やはり出なければよかったのだろうか、なんて後悔して。何か企んでいるようには見えないが油断は禁物。が、全く敵意がないように見える相手に警戒心剥き出しで刀を向けている自分が阿呆らしく思い。このまま放置していって好きに歩き回られても困る。辺りに人間の気配はなく、森にも静けさがただよっている。その事を再度確認すると彼から視線は外さずに少し離れすぐ立ち上がれる姿勢で座り。「もう一度問おう……お前は一体何なンだ、俺に危害を加える気はなさそうにして……そういう人間こそ腹の奥では何を考えているか分かりゃしない」なんて呆れて疲労しているように呟いて。さて、これからどうしよう。少し混乱がおさまり冷静に考えようと努めて。まず彼の目的を知らなければどうしようもできない。こうやって誰かと共にいること自体久しぶりなのだからここからどうすればいいのかなんて分かるはずもなく。どうやったら帰ってくれるのか。その問題ばかりが己を悩ませる。その事実に少し、困惑して。)



▼神無月 狼牙


>風花

エっ!?………あ、赤ずきんは気が強いんだね……
(前言撤回。彼は人の良い好青年ではないだろう。好青年は出会ってすぐの人間のフードをいきなり剥いだりしない。そのあまりに突然すぎる彼の動きに全く対応できずにフードは完璧に剥がれて。驚きのせいでなすすべなどなく彼に姿をさらしてしまい。大きく目を見開き、現状を理解しようとするも混乱しているせいで何も思い付かなく。必死に絞り出した言葉が上記で。そして一つ、完璧にわかったことがあり。相手の強気な笑みを見て、彼と目があってこれは駄目だ、と確信する。こんなの勝ち目がないではないか。そんなことを考えこれから自分がどうなるのか考え息をのんで。赤ずきんに完璧に狼だとばれてしまっている事実に元々赤ずきんに会う前から緊張で青白かった顔がストレスでもっと顔色が悪くなり。もう涙目で泣きそうになる。そんな状態で無理矢理つくった歪な笑みを浮かべる。「さぁ、行こうか……大丈夫、すぐつくからさ…お婆さんは君が遅くなると心配するだろう?」と先程よりもかなり覇気と覚悟が消え去った力のない言葉で上記を言い。カタカタ、と小さな震えがおさまらない。これは、今回は赤ずきんに殺 されるのかもしれないなんて嫌なことを考えてはその想像を取り払うように綺麗な森の風景を眺めて。まだ、諦めるには早い。このまま筋書き通りに進めていこう。先程のフードの一件のせいで覚悟やら何やらがいろいろと吹っ飛んでしまい怪しい狼の演技が少しできなくなるかと思ったがその考えは何とか持ち続け、こうして案内を続けて。「もう少しだよ………ここのお花は本当に綺麗なんだ、沢山積んでおいき?それでは俺は君のお婆さんに君が花を積んで遅くなるということを知らせてくるよ!」いつもの場所についた。こんな状況だというのにここは全く代わりがなく。そのことに安心しながら上記を少し早めにいう。とにかく彼から逃げ出したい気持ちでいっぱいで。相手の返事も聞かず、まるで逃げるように走りだそうとして。)

24: 清水 真琴 [×]
2016-03-22 08:58:07

>>花崎

あぁ、お可哀想に林檎様…俺に命じてくださればあの娘の命など…。(しん、と物音一つない鏡の中は己一人だけ。ここでならいくらでも自分の心のうちを誰にも知られず吐き出すことが出来る。主の前では口にできないような自分の敵に対する口汚い罵りや、人の前ではのどに張り付いてしまうお世辞など数限りなく。今日も今日とて心酔する王のお世辞や褒め言葉をお気に入りの本から抜粋して読み上げており、途中で響いた大きな音を耳にすると上記を呟きながら鏡の表面上へ浮かび上がり中から外を伺うように鏡の縁へ指を這わせ。少ししてこちらへ足音が向かってくるのを聞き取れば一旦鏡の奥へ戻り、自分が呼ばれると、内心喜び勇んで鏡から出てきて林檎の前に跪き。「この国で今必要とされているのは貴方様でございます。」確かに白雪姫の存在はあれど、必要とされているのは林檎様にほかならない。しかしそれは今現在のこと。このまま白雪姫が成長してしまうとどうなるかは分からず、それを言うべきか迷った後、その言葉を飲み込み。「どうしたのですか林檎様。顔色が芳しくありませんが…。」と緊張した面持ちを指摘し。)

(/参加許可ありがとうございます!素敵な林檎さんと絡めて光栄です…!これからよろしくお願いします!)

25: 屋代 祐 [×]
2016-03-22 11:58:33

>青鬼

俺は、真実を確かめに来た。
(おむすびを一つ食べ終えたくあんをボリボリと一枚摘んでいると、呆れたようにも見えなくない青鬼が頑固な自分の態度についに折れたのか刀を下ろし距離をあけて地面に腰を下ろして。完全に警戒心を解いた訳では無さそうだが、それでも先程までの張り詰めた空気に比べれば幾分か柔らかくなったこの場の空気に少しの安堵を覚え。座った青鬼が疲れたとでもいう様に呟いた言葉が耳に届くと、いつもの柔らかな口調に戻して自分が此処へ来た理由を述べ。「あの日の戦いは演技だったんじゃないか、そんな気がしたから確かめに来たんだよ」言葉を付け足しもう一度本当の理由を言い。村の誰にも、家族にすら告げていなかった本当の理由を此処へ来て初めて口に出すと、自分の中での予想が確かなものに変わっていくのが分かって。皆には青鬼がもう近くには居ないという事を確かめに行くだけだと伝えた。此処に住処がある事は勿論誰にも言うつもりは無い、ただ本当の事が知りたいだけで危害を加えるつもりも無いんだというような内容の事を話し。まだ二つ残っているおむすびを笹の葉で包みながら青鬼から返事が返ってくるのを静かに待ち)

26: 図書院生 [×]
2016-03-22 20:44:52

▼花崎 林檎

>清水

そうか………馬鹿な事を聞いたな、すまない
(真実しか言わない鏡。その彼が言うことは全て正しい。その事を知っているからこそ先程から抜けきらなかった苛立ちという感情がようやく収まって。極度の緊張状態から抜け出したせいか腰がぬけ壁に寄りかかって。髪をくしゃ、とかきみだすと気が抜けたように微笑む。思わずハァ、とため息をつき。つい感情を面に出してしまったがこれ以上あからさまに安堵した様子を見せるのはプライドが許さずすぐにいつもの表情に戻り。まだ、己は必要とされている。その事を知れれば充分だ。が、それがいつまでも続くとは考えにくい。人は良くも悪くも変わる生き物だから。そんなことを考えていると突然言われた彼の言葉に少し驚く。己はそんなに酷い顔をしていたのか、と少し反省して。民にも家臣にも余計な心配をかけてはいけない。それが昔から注意していることで。「何でもない、それにお前が気にすることではないよ…」と彼の心配の内容を否定して。実際、具合が悪いわけではないのだから嘘は言っていない。そう自分自身に言い訳をしながら鏡に両手をつき。「お前はこの、俺の鏡だ……白雪には渡さない」もしかしたら本当疲れているのかもしれない。普段は言わないような子供みたいな我が儘を言いもう一度ため息をついて。)



▼青霧 静寂


>屋代
ハッ!演技?そンな訳がないだろ、嗚呼思い出しても腹がたつ!あの忌々しい赤鬼め……鬼の癖に人間の味方なンてしやがって
(真実。その言葉はとても重く重要な物で、それと同時に軽く軽薄な物でもある。人の噂は数刻もすれば真のこととなる。それを信じない者は強者で愚か者だ。人に流されておけばいいものを。わざと生きにくくしてなにがしたいのだろう。そんなことを彼の言葉を聞きながら延々と考える。が、理解できないものをそうやって考えても仕方がない。自分はどうせ弱者なのだ。それならせめて、心優しい友人のため一肌ぬぎ、精一杯村を脅かす悪役を演じきってやろう。相手の真実を話すその言の葉は鋭く虚偽で出来た自分の像を突き刺して。いけない、彼は勘が鋭いのだろう。段々自分の全てが暴かれるような気分になってきて。彼をこれ以上喋らせないように相手を馬鹿にした雰囲気で鼻で笑い嘲笑の表情を浮かべながら上記。自分の誇りともいえる友の赤鬼の話をするときつい顔が緩みそうになるが憎い相手の事を話すように顔をしかめて。そのままダン、と地面を殴り。その激情を表すような行動とは正反対な冷静な視線で相手を見る。「話したいことはソレだけか、ならば残念だったな……お前が言ったことは全て外れだ、分かったらとっとと帰れ……暗くなるとココらへんには獣が出る、喰われるのは嫌だろう」それだけ言うともう話すことはない、と。その言葉を行動に表すように短刀を持ち立ち上がり彼の方は見ずに家の中へ入ろうとして。)

27: 清水 真琴 [×]
2016-03-22 22:26:33

>>花崎

どうして謝るのですか?俺は林檎様の質問にお答えするのが最高の喜びです。ですからどんなことであろうと俺にもっと林檎様のことを沢山聞かせてください。(林檎様が、林檎様の苛立ちが自分の一言で落ち着かれる!なんて優越感だろう!と内心では歪んだ執着心を高鳴らしつつも、事実を述べ。誰も知らない貴方様のことを俺にだけ…と心の中でのみそう上記に付け足して。もしそうなるならば自分はいくらでも嘘をつくのに、お世辞だって媚だって…と同時に自分の性格もやっかんでおり。すぐに戻ってしまった表情に王様の威厳を感じ、流石だなと尊敬する一方、もっと俺には甘えてください、なんて言えるはずのない言葉を胸の奥深くで噛み砕き。「いえ、俺は林檎様をお慕い申しあげております。そして好いております。なので気にしますよ。」ふふ、と軽く微笑みながらそう呟き、櫛を手に取ると「林檎様、よろしければお髪をとかしましょうか。」と言いつつ軽く髪のリボンに触れ。その手には林檎様はいつも綺麗でいて欲しいということと、あわよくばその美しい髪に触れてしまいたいという意思があり。「林檎様、俺も同じでございます…!たとえ国中が敵になったとしても俺だけは一生貴方の側に居つづける所存です。」普段聞けない言葉を耳にすると嬉しさのあまり目を見開き光栄の限りとばかりに深深と頭を下げ、自分も普段使わない「たとえ」話を使い。しかしその心意気はまごうことなき本物であり。)

28: 屋代 祐 [×]
2016-03-23 14:13:06

>青鬼

わかった、そうするよ。
(やはり、間違いでは無かった。青鬼の言葉や態度、それらを黙って見続けながら頭の中には自分の予想が間違っていなかったという確信があり。表面こそ怒りや憎しみを纏ってはいるが、見逃しそうになる程うまく隠された赤鬼へ対する柔らかい感情を自分は見つけてしまって。きっと青鬼は、赤鬼の事を話す時だけ言葉とは裏腹に優しい目をしている事に気づいていないのだろう。しかし己は気づいてしまった、分かってしまったのだ、青鬼と赤鬼が互いを憎んでなどいないという事を。これで迷いなく青鬼と接する事が出来る。そう思えば今まで無意識に固くなっていた顔は普段通りの優しげなものへと戻り。最後の言葉を言い終えた青鬼が短刀を持ち此方を一切見ること無く家の中へ入ろうとすると、自分も立ち上がり上記。あまりにも帰りが遅いと村人達が此処まで来てしまう恐れがある、そうすると何もかもが無駄になってしまう。それだけは何としても避けたいが故に、今日のところはここら辺で大人しく引き下がる事にしたのだ。「おむすび、余ったから此処に捨てて行こう。ああ、それから脇差はうっかり忘れて帰ろう」此方に背を向ける青鬼に向かって独り言にしては大袈裟で棒読みな台詞を言うと、笹の葉に包まれたおむすびをそっと地面に置き脇差を拾うこと無く村へ戻る道を驚く速さで駆けて行き。追い付かれない様にと走り続けながら、おむすびを食べてくれるだろうか、明日脇差を取りにもう一度あの場所まで行かねばならないな、そんな事を考え気づけば村の入口に着いていて)

(/1日で馴染むより数日に分けた方が良いかと思い一旦帰宅させました!次の日に進めてもらって構いません、それはお任せします!尚、この背後レスへの返信はしなくて大丈夫です!)

29: 図書院生 [×]
2016-03-23 21:32:05

▼花崎 林檎


>清水
そうか……あぁ、頼む
(彼が自分のことを好いている。嗚呼、なんと甘美な言葉だろう。必要とされていることはこんなにも、心地よい。いい気分に浸る。そして彼の希望にこたえ髪を束ねているリボンをほどき。サラ、とこぼれる金色の髪。それさえもうっとおしく思う。彼女はこんな色ではなく綺麗な黒色の髪をしていた。白い肌にその黒と唇の紅がよくはえて。民衆は彼女の虜になる。その事が怖く。そうしていると深く考えることが嫌になり目をとじると彼に身を委ねて。普段は聞くことがない彼のたとえ話それを聞くとなんだか可笑しく思えて。「国が全て敵に……か、そんなことになったら、俺はどうなってしまうんだろうな……白雪を殺 してしまうかもしれない、そうなってもお前は俺を見捨てないというのか」と彼の表情が見えないよう目を閉じたまま雰囲気だけで彼の様子を探り。こんな質問をしては彼を困らせてしまうのではないか。そんなことをぼんやりと考えて。いつもの自分とは違う、弱い思考ばかり働いて。「悪い、そんなことその時にならないとわからないよな」とただ一言いい。彼は正直な鏡だ。だからこそ、自分の醜いところがよく見えて。彼から正直な答えを聞くことが怖く、話を変えようとして。)



▼青霧 静寂

>屋代
……何だったんだ……?
(先程まで帰る素振りを全く見せなかった彼が突然素直に己の言葉に応じて。かと思えばわざとらしく独り言を言いはじめ。おむすびと脇差を置いていった彼のことが理解できないと、訳がわからないというように眉をひそめ首をかしげて。疑いをかけかなりの警戒心を抱きながらそろそろと近づき笹の葉をつんつんとつつく。近くにやってきた動物に一欠片ほど喰わせても特に何も異変がない。毒は入っていないことを確認すると口に含んで。「……おいしい」そう呟いてそれを持ち帰り、脇差は家の壁に立て掛けておき。次の日、今日彼は来るのだろうかと。無意識に楽しみにしている自分に気付き反省しながらも脇差がある扉の方をちら、と見て。本当に何がしたかったのか理解できない。もしやあれはやはり嘘で今日赤鬼や村人を連れてくるのではないか。その不安が胸をよぎる。彼はいつくるかわからない。それを考えるとすぐに行動にうつして。扉から顔を出しきょろきょろと辺りを見回す。誰もいないことを確認し家を出て。すぐそばの木に登り誰にもばれないように葉で隠れ下を監視しようとして。)

30: 屋代 祐 [×]
2016-03-23 22:17:07

>青鬼

居ないのか…
(村へ到着し帰宅する道中沢山の者に話しかけられ、帰宅してから家族にもどうだったのかと問われ、すべての質問にたった一言『青鬼はいなかった。』とそう答えて。次の日、庄屋の仕事が早めに終った昼過ぎ。誰にも見られる事の無いように細心の注意を払いつつ普段誰も通ることの無い道とは到底呼べないような所を歩いて予定通り青鬼の住処を目指し。昨日の村人達からの質問攻めを思い出しうんざりしたように溜息を一つ吐き、暫く歩き続けると見えてきた青鬼の住処。股引に付いた木の葉を払いながら昨日おむすびと脇差を置いた場所を確認すると、それらは忽然と姿を消しており。おむすびは食べずに捨てたかも知れないし脇差は使えないように破壊されたかも知れない。それでも、放置されていなかったというだけで何故か少し嬉しく感じ自然と口元が緩み。さて、それでは肝心の青鬼の様子を見てみようと扉を前回同様三度叩き暫く待って見る。が、家の中からは物音一つせず。不在だろうか、はたまた居留守だろうかと考えながらももう一度扉を叩く。しかしやはり扉が開く気配はない。残念そうに上記をぽつりと呟くと、帰ってくるのを少し待ってみようかと扉の前に腰を下ろし今日も持ってきたおむすびを広げ一口頬張って)

31: 図書院生 [×]
2016-03-23 22:48:01

▼青霧 静寂


>屋代
また来たのか、人間
(やはりまた、来た。だけど今回も前回同様一人のようで。いっそのこと敵意をあらわにしてくれればやりやすいものを。彼がこんな感じだとなんだか調子が狂いどう接していいか分からずに。少し悩むが、ずっとこうしていると相手は帰ってしまうだろう、と気付き慌てて木から飛び降りて。ズザザ!と大きな音を立てながら葉の間を通り地面にうまく着地する。そうして服についた葉を手で払い上記を言って。「こンな所に来るなンて……何が目的だ、俺を脅そうというのか?それとも何かを盗ろうというのか、生憎だがここには何もないぞ」と言い。そうやって平静を装い冷静な口調で話してはいるが内心、赤鬼の事を聞きたい気持ち等でまとまっておらず少しごちゃついていて。が、その状態でも忘れることなく昨日の夜用意した物を彼に投げるように渡して。それはここらへんで採れる茸や木の実等で。昨日のおむすびの礼。彼は昨日捨てていくと言っていたがあれはあからさますぎてすぐ嘘だと分かり。それならば礼をしなくてはならない。そう思い昨日大急ぎでとってきたものたちを見ると少し達成感を感じ。「昨日の礼だ、受け取れ」とだけ言うと後は会話する気がないというように、森の木がおおいしげっている方へと歩いていき。)

32: 清水 真琴 [×]
2016-03-23 22:53:19

>>花崎

失礼します。(美しいこの髪に気兼ねなく触らせてもらえるなんて、自分は特別だと自惚れてしまう。今は十分幸せであるはずなのに更に、もっとと求めてしまう。なんて自分は図々しい。そんなに自分を乏しめながらもいざ髪に櫛を通すと貪欲な執着心が芽吹き。それは丁寧すぎるほどの櫛使いにも表れており。「そうですね。未来とは読めるものではありませんので分からないです。」正直に答えると確かに予言はできない、嘘をいうことはできない己の口をやっかみながら上記呟き。しかしすぐに「…ですが、俺が林檎様を嫌う理由を作るつもりはありません。また、嫌うつもりもありません。林檎様が俺を嫌いになっても慕い続けます。」とはっきりと告げ。自分の意思の固さをはっきりと伝えることで安心して欲しいという願いともっと自分に頼って欲しい、甘えて欲しいという歪んだ願いをその言葉に込めて)


33: 図書院生 [×]
2016-03-23 23:09:23

▼花崎 林檎


>清水
……その言葉、真実になるといいけどな……勘違いするなよ?お前の事を信用していない訳ではないんだ、ただ言葉に……約束事にしてしまうとあまりにも脆くなってしまうだろう
(彼の言葉はまるで枯れた自分の心の中に水を注いでくれる雨のようで。穏やかで、そして美しい。その言葉をゆっくりと大切にかみしめて。上記の言葉を言い。約束をしてしまうとそれはもう信じられない。一気に儚く壊れやすいものとなる。それは嫌で。だから、今はその言葉だけで充分だと考える。その言葉だけで救われる。そう思いまた彼の言葉を心の奥の宝箱にそっとしまっておき。本当にそんな時が来たら自分はきっと彼女を殺 そうとする。人を呪わば穴2つ、ともう何百年も昔からよく言われる通り、そんなことをしたら己もただではすまないだろう。その時が来たら彼には被害が行かないようにとそれを願って。今はただ、そんな時がくるまでこの心地がよい自分の大好きな物があふれたこの王国の事が大好きで大切なままでいいだろうと自分の中でとりあえずの結論を出して。「お前はいい鏡だから、きっと大丈夫だ」そう言うと目を開き彼と視線を交差させては手を伸ばし彼の頭を優しく撫でて。彼の自分とは違ったくせっけの感触を楽しみつつ彼だけでなく自分に言い聞かせるように大丈夫、といい続けて。)

34: 屋代 祐 [×]
2016-03-23 23:32:33

>青鬼

昨日も言ったけど、そういうつもりで此処へ来ているわけじゃないよ。
(青鬼の姿がないかと周辺を見回し、また一つだけしか食べずに残したおむすびを笹の葉で包む。と、大きな物音と共に近くの木から青鬼が姿を現した事であからさまに表情が明るくなりその場に立ち上がって。冷静に昨日と同じ様な事を問う相手に此方も昨日と同じ様な返事を返し、「今日は忘れ物を」取りに来たんだと最後まで言い切る前に何かを投げ渡され、突然で驚いたため少し手元がもたついたがなんとか落とさずに受け取り。渡された物の正体を確認すると次いで昨日の礼だと言われ、予想外過ぎる相手の行動に嬉しさを隠しきれず「ありがとう!」恐らくこの日一番の笑顔を向けて。昨日、あの後この茸や木の実を集めたとするなら暗い時間帯になってしまっただろうに、態々律儀に礼を用意してくれると言うことはおむすびを食べてくれたのだろうか。口では突き放すような事ばかり言う青鬼の意外な一面を知った事で、自分の心の中にある“青鬼の事を知りたい”という感情が大きく膨らんでいくのが分かり。森の奥へと進んで行くのを見ると慌ててその後を追い、数歩の間隔をあけて歩きながら「名前、聞いてもいい?」無視される事を覚悟の上で、先を行く相手の背中に言葉を投げかけて)

35: 風花 牡丹 [×]
2016-03-24 00:07:43

>神無月

(目の前の彼は何処からどう見ても正常では無い、彼が何を思っているのかは解りかねるが彼が何かに怯え恐れを持ち戦いているその事ばかりが張り詰める空気となりピリピリとした刺激を心臓に与えているようで。浮かべる表情にその緊張感は与えないが、飽く迄も平生を保つように口角をゆぅるりと上げつつ土を踏みしめ香る木々の匂いと日差しの暖かさを感じながら何処までも長く思わせるその獣道を共に歩き、到着した場所は今までの場所とは違い数々の花が愛らしくも謙虚に咲き誇る場所、目に焼き付く可愛らしい色合いは何処までも健気であり、自分が此処に居る事よりも先ほどから震えている彼が此処にたたずむその方が余程お似合いであり、現に今まではそうだったのだろうと言う事が痛い程に伝わって、今にも逃げ出しそうな彼の手首を掴めば「そんな寂しい事を言わないでおくれ。生憎と花には詳しく無いんだ、君のおすすめの花を教えて欲しい」物語通りに行けば彼はこのまま自身の祖母を殺める事だろう、そうすれば自身の物語は進行し自分は正しい意味で赤頭巾を堂々と名乗る未来が来る事だろう。――ただ、少し考えればそれが今の怯える彼には余程難しい事だと直ぐに察する事が出来てしまい。自分を此処に案内するだけでもこんなにも恐怖を感じている彼が、自身の祖母を殺める事が出来るのだろうか、それが出来ない事には自身の夢は叶わない。先ずは自分に慣れて貰うことが先決だろう、自分に対して恐怖心を無くせば今よりは確実に恐怖に打ち勝つことが出来る筈だと考えを幾つか巡らせて掴むその手はそのままに優しく微笑み、同時に申し訳ないと言う様子で少々のしおらしさを重ねつつ今一度付け加えるように「心優しき狼さん、お願いします」と言葉を添えて)

36: 清水 真琴 [×]
2016-03-24 17:48:56

>>花崎

…では、毎晩林檎様に変わらぬ忠誠を告げましょう。(彼が嘘を嫌っているのは重々承知していたはずなのに、なんて不安定な言葉を口にしてしまったのだろう。後悔と自分への怒り、嫌われてしまっただろうかという不安に一瞬櫛を使う手を止め、しかしすぐに最後の仕上げの結った髪をリボンで軽く結ぶ作業に取り掛かり。少ししてから改善策とは言えないものの、“その時”までそのことを忘れてしまわぬよう上記を述べ、いずれその時が来たのなら林檎様の敵も、白雪も、邪魔するものは消してやろう。どんな手を使っても、物語から違ったとしても、それで林檎様が笑ってくれるのなら。と今度は自分の心の内でだけ誓い。「…光栄です。」あの白く美しい手が今俺の頭の上にある、そう幸せに浸っていると聞こえてきた彼の言葉。喉が張り付くような不安が浸っていた幸せから現実に引き戻し、合った目からは美しい光沢と共に言い知れぬ悲しさを感じる。そんなまるで自分の主が変わるかのような言葉をかき消すように「林檎様、気分を落ち着かせるのならば紅茶でもどうですか。いい茶葉を貰ったんです。」と提案して。)


37: 図書院生 [×]
2016-03-24 18:22:31

▼青霧 静寂

>屋代
そんな言葉、信用できるか
(昨日と全く同じ言葉を言う彼。だったら一体何の得があるというのか。むしろ損しかないように思える。それに村ではきっと自分は完全な“悪者”だ。そんな己と関わっていると知られたら彼はただではすまないだろう。それなのに、何故。解決など出来る訳がない疑問は尽きることなく。もう、考える事すら面倒になり。相手の礼の言葉を聞きながら返答をせず、今日の分の食料確保等するつもりで道なき道を歩いき。すると、もう脇差を持ち帰るという目的は果たしたはずなのにどうしてまだ己と行動を共にしようというのか。何故かついてきた相手に疑いの眼差しを向けて。「何故、ついてくるンだ……?もう用は済んだだろう、昨日も散々言ったが……帰れ」と言うとだけ言うと彼をふりきるようにいきなり走り出して。先程の自分の家から少ししか離れていないため迷うことはないだろう。そう判断してのことで。後ろは振り向かずに走る。が、急いでいたためある場所が崖になっていることに気づかずその急斜面からうきでている岩や木に体を打ち付けながら落下して。「っあああああ!?」なんて思わず口からは悲鳴が発される。崖の下で横たわりながら意識をとりもどす。一瞬意識を失っていたようでぼんやりとした頭で状況を判断しようとして。すると青鬼の面が外れている事に気づきとろうとするが体がうまく動かずに。嫌になりため息をつきながらあきらめたようにまた目をとじて。)




▼神無月 狼牙


>風花
なっなっ……なんっ…!?
(さっさと赤ずきんのお婆さんの家に行き物語を進めるために殺めようと走り出そうとした時。手首をつかまれて。思わずなんで、と言おうとして。が、焦りからか言葉にならず。ポカーン、という顔で丁寧な言葉遣いで話す彼を見つけて。先程の挑戦的な態度はなんだったんだろうなんて疑問が頭の中に浮かんで。そのせいでしばらくフリーズしていたが少しするとハッ、として。ここで断ると不自然だろうという答えに行きつき「あ、あぁ!いいとも、この俺が教えてあげるよ!ここには綺麗な花がたくさん、あるからね!……ほら、今はこの花なんかがとても綺麗だ」と話して。いつも座っている場所にすわり彼においで、とでもいうように手をふる。そう自然を装いながら頭の中では若干パニックになり。一体どうすればいいのか。いかに自然に彼と別れられるか。それしかもう頭になく。相手から離れなければいつものように進めることができないと、そう考えて。が、一人で未だに続く緊張状態の中悶々と考え続けてもいい答えなんて浮かぶはずもない。どうすればいいのかわからなくなり目をつむりため息をついて。)

38: 図書院生 [×]
2016-03-24 18:39:20

▼花崎 林檎


>清水
その忠誠心がお前自身を滅ぼすことがないよう祈っている
(忠誠を誓う、その言葉にほんの少しだけどうしようもなく不安になる。彼が口にした忠誠というものは確かに綺麗で美しいものだが己はそれのせいで身を滅ぼすものたちをたくさん見てきた。だからこそ、その言葉を彼が使うと少々恐怖の情を感じて。いい加減、前に進み始めなければの自分で分かってはいるがそのように上手く感情制限ができるものではなく。いつも彼女と己を比較し自己嫌悪に陥ってしまう。そんな状態の自分を救ってくれるのが彼で。相手がいないと自分は疑心暗鬼のせいでとうに狂っていただろう。己の恩人ともいえる相手を慈しみの感情をこめて見つめて。そうして深い感情に沈んでいると彼の言葉に一気に現実に引き戻されて。「ん、もらいたいな……」と返答をすれば彼から離れて窓に向かい。すると窓の外にいたのは白雪。彼女の純真無垢な笑顔を見るとどれだけ自分がいやしい人間なのかを思い知らされたような気になって。カーテンを勢いよくしめ気分を落ち着かせるように深呼吸をする。が、そこで正気に戻り慌てて彼の方を見ると少しどうしようか困るが誤魔化すように微笑みかけて。)

39: 屋代 祐 [×]
2016-03-24 23:01:40

>青鬼

んー、俺は散歩してるだけだ…よ?!
(名前を尋ねても答えが返ってくる事は無く。やはりな、と思い苦笑いしていれば昨日から散々言われている言葉を言われ、それに対して白々しく返し。しかし言い終わる前に目の前を歩いていた筈の青鬼が突如走り出し語尾が裏返って。驚きながらも見失わない様にと慣れない道無き道を必死についていくと、今度は突然視界から相手が消え悲鳴が聞こえ。何事かと消えた辺りに近づくとそこは崖になっており。なるほど彼は此処から落ちてしまったのかと理解し下を除き込めば、崖の下に横たわる青鬼の姿。慌てて崖を滑り降り駆け寄ろうとすると、足元に青鬼が今の今まで着けていた面が落ちておりそれを拾って土を払い。面が落ちているということは青鬼の素顔が晒されているという事で。見てもいいものなのか、という謎の抵抗感を抱きながらも安否の確認をするには見らざるを得ない。意を決して青鬼に視線を戻すと今度こそ駆け寄り「大丈夫?おーい」傍に膝をつき心配そうに眉を下げ、初めて見る青鬼の顔が意識を失っている顔なんて…と考えながらもその綺麗な顔を除きこみ、肩を叩いて声を掛け)

40: 図書院生 [×]
2016-03-24 23:21:37

▼青霧 静寂


>屋代
………お前…本当に御人好しなンだな
(彼の声を聞き暗闇から意識が持ち上がり。先程の崖はかなりの急斜面だった。それを昨日会ったばかりの奴のために危険を冒してまでくる彼にそうかすれた声で話しかけて。身体中が痛いけれどどこか折ったりしたところはない様子で。その事に安心しつつ上半身を起こし。そうしたことで全身にはしる鈍痛にうめきながら崖の斜面によりかかって。こうして事故にあわないように山を歩く時はいつも面をはずしているのにと、そこまで考えると先程から少し感じていた違和感の正体に気付き。そう、視界が開けているのだ。彼等人間の前ではいつも面をつけてるというのに今はつけていない。先程の落下の衝撃で落ちてしまったのだろうとそこまでは冷静な判断ができ。が、その後相手の存在を思いだし素顔を見られたことで慌てはじめて。「め、面っ……!面はどこだ……!?」と彼を見るとその手にあるのは己の面。返せ、と必死の形相でそう言うと相手から奪おうと手を伸ばすも身体の痛みのせいでうまく動かずその場に崩れ落ちて。人間に顔を見られたことなどなく。そのおかげで誰にも気づかれずに町におりたりできたとに彼に見られてしまったせいでこれからはできない、と考えて血の気がひき。)

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