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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
301：
燭台切光忠 [×]
2016-06-12 10:01:20
っ、それは…。
(理由を聞かれれば口を噤み、桜の幹に背中預ける相手を見て。言うか言わぬべきか。しかし此処まで詰め寄られたら最早言った方が良いと、思わず震えそうになる声をぐっと堪えて口を開き。)
…君と一振り目が、恋人同士でもあったって聞いて…。それで、このまま同じ姿の僕が見て見ぬ振りして君と話していても良いのかと思ったら、居ても立っても居られなくて。＿だから、少しでも何でも良いから君の役に立ちたかったんだ…。
302：
へし切長谷部 [×]
2016-06-12 12:44:51
…誰に聞いた。
(震えそうな声色で紡がれた真実に思わず瞳見開き、自身は確かにあの日彼に一振り目との話はしたものの恋仲だとは告げていなかった筈だと思わず舌打ちしながら再び相手に掴みかかり)
俺が…俺のせいなのか？俺がいつあいつの真似をしろって言ったんだ！そんな事してもあいつは帰ってこないんだぞ！
303：
燭台切光忠 [×]
2016-06-12 16:42:18
…。
(誰に聞いたと問われれば、その人物の姿が脳裏に浮かんだものの何も言わずに黙って首を横に振り。掴み掛かられれば抵抗せずされるがままで、隻眼やや伏せては相手の気持ち考えずに一人で突っ走ってしまった己に対する彼の怒りはご尤もだと、罰が悪そうにぽつりぽつりと言葉零し。)
ッ…分かってる、幾ら真似をしたって僕は二振り目で一振り目にはなれない。…気休めにすらなれない。…なのに、勝手にこんな事して、ごめん。…独り善がりでごめん…。
304：
へし切長谷部 [×]
2016-06-12 19:42:54
…ッ。
(此方の突っ掛かりに瞳伏せしおらしく謝る相手の姿に漸くやり過ぎたかと頭冷静になり深い深呼吸し掴みかかった手を離して。相手も相手なりに悩み結果として無理にでも一振り目になろうとしていたのだと、最近のぎこちない振る舞いや疲れた様子をみれば一目瞭然で、自分のせいでもある為彼だけ責める事出来ず思わず舌打ちして)
謝るくらいなら最初からするな。…無理してまで自分を抑えて、俺なんか気にするな。お前はお前だろ、自分をもっと大切にして欲しい。
305：
燭台切光忠 [×]
2016-06-12 20:19:03
っ…長谷部くん。
(掴まれていた手が離され、こちらを気遣うような相手の言葉を聞けば申し訳なささで一杯な気持ちを抱えつつ、伏せていた瞳を上げて彼を見遣り。気にするなと言われると、君の事を気にしないなんて出来ない、と即座に言おうと口を開き掛けたが此れではまた困らせてしまうだけかと閉口し。自分自身の事について告げられれば何処か違和感覚えながらも小さく呟き。)
……僕は僕、か。……そうだね、もう少し自分を顧みる様にするよ。
306：
へし切長谷部 [×]
2016-06-12 22:50:37
嗚呼。気を使わせてたんだな、悪かった。
(頭がしがし掻き乍溜息吐き出し申し訳無さ気に謝罪して。しかし相手が渋々だが頷くの見えれば安堵した様に胸撫で下ろし今まで秘めていた心のうち語り始めて)
正直、たまに怖かった。お前があまりにも彼奴に似ているから…顕現した時は彼奴が帰ってきてくれたんだと。でも、そんな事は無いって分かってて、違うんだって割り切ったつもりでも、同じ様な事をされたらやっぱり期待しちゃうだろう？
307：
燭台切光忠 [×]
2016-06-12 23:20:46
＿ううん、謝らないでくれ。僕が一人で勝手にやった事だからさ。
(謝罪する相手に緩く首振ると、少々ぎこちない笑みを浮かべてそう返し。彼の表情などを見ては、己へと本心を告げてくれている事が察せられ。期待と言う単語が発せられれば何とも言えない気持ちが喉奥から迫り上がり、自身の手の平を握り込めば相手に視線を合わせ。)
…そうだよね、見た目だけは同じだから余計に。＿…あのさ、長谷部くん。変なこと言っても良いかい？
308：
へし切長谷部 [×]
2016-06-13 18:08:30
変な事？
(相手と視線かち合い、気まずさから一瞬視線彷徨わせるも、彼が語ろうとしている事から逃げてはいけないと深呼吸一つし。漸く決心したのか再び視線合わせ真剣な表情浮かべ紡がれる言葉待ち)
…いいぞ。この際何でも受け止める。
309：
燭台切光忠 [×]
2016-06-13 19:39:50
＿ありがとう。
(此方の言葉を聞いてくれる相手を見てはお礼を述べ、顕現されてから幾度となく感じている違和感と既視感を相手に教えても良いものかと悩んだものの、彼だって怖かったと胸の内を明かしてくれたのだから此方もきちんとそれらを話したいと思い口を開いて。)
…時々さ、僕は知らないはずなのに何故か知っていたり懐かしいって思ったりする事があるんだ。…例えば、前に出掛けた時に行った一本桜の場所とか。
310：
へし切長谷部 [×]
2016-06-13 20:39:07
…知らない記憶があるって事か？
(紡ぎ出された相手の言葉は此方の予想外で思わず動き止め瞳ぱちくりさせ乍その言葉の意味考え。確かにあの日に行った桜のある高台は道から離れておりあまり人には気付かれにくい場所にも関わらず、相手はすんなりあの場所見つけてしまったと思い出し強ち嘘ではないのかと視線交わせて)
311：
燭台切光忠 [×]
2016-06-13 21:00:21
…有耶無耶だから記憶ってほど明確な物ではないけど、それに近いのかもしれない。
(自身でも随分と突拍子の無い事を言っていると自覚しつつも、何処か困ったように相手と視線を合わせ。少しばかりあの妙な既視感は一振り目の影響では無いかと思いながらも、まさか憑かれている訳ではあるまいと内心で思っては眉顰め。)
312：
へし切長谷部 [×]
2016-06-14 08:47:31
それは…つまり？ひょっとして一振り目の記憶なのか？
(眉顰める相手自身もきちんと理解できている様では無く、自信なさげに呟く様子に困惑した様に額に手を当て此方の推測口にして。)
313：
燭台切光忠 [×]
2016-06-14 11:34:46
……肯定も出来ないけど否定も出来ないね。僕と一振り目は、別物なはずなんだけど……。
(同刀だからかと首傾げつつも顎下に手を当てて思考巡らせ。このように非科学的な事ゆえ、幾ら自身が考えても仕方の無い事かなと思えば眉下げて相手を見遣り。)
こう言った事って、主くんに聞いた方が良いのかな？
314：
へし切長谷部 [×]
2016-06-14 17:27:37
確かに主なら何か分かるのかもしれないが…。しかし本当にそんな事があるなんて。
(予想外の話に思考上手く纏まらず、信じられない物を見る様な目つきで相手見つめて。然し仮にこの話を主に言ってもし分からない事柄だった場合、主を混乱させてしまうのではないかと眉間に皺寄せて)
315：
燭台切光忠 [×]
2016-06-14 22:18:52
…取り敢えず、タイミングを見てから聞いてみる事にするよ。
(今直ぐにでも主くんに聞いてしまいたかったものの、こう言うのはタイミングを見た方が良いだろうと思えばそう言って。本当にあの既視感は何なのだろうかと考えつつ、小さく息つき。)
316：
へし切長谷部 [×]
2016-06-15 17:02:19
でも…お前は一振り目じゃないだろう？此れからは変な気を使わなくていい。
(多少の異変があるにしても一振り目が折れたと言う事実は変わらず、また彼が一振り目ではない別個体というのも変わらず。今迄一振り目の真似をしてきたが、その必要は全く無いと桜の幹撫でながらきっぱり告げ)
彼奴は…彼奴の亡骸は此処に眠っているんだからな。
317：
燭台切光忠 [×]
2016-06-15 20:49:10
…うん、分かったよ。
(先程の件に関しては、ああして話した事で相手の気持ちを知れたからこそしっかりと反省した為にきちんと頷いていき、ふと自身も同じく桜の木を見ればその言葉に驚きつつも反芻するかのように呟き。)
＿…亡骸が、此処に？
318：
へし切長谷部 [×]
2016-06-16 15:40:17
嗚呼。この下に砕けた刀剣たちの刀が埋まっているんだ。
(相手の言葉に小さく頷くと苦笑しながら地面見つめ。埋まっているのは一振り目の燭台切だけでは無いがこの桜の木の下はある意味彼が折れた事を自分自身に知らしめることの出来る場所で有り、特別な場所ではあるが、相手にとっては同じ刀が埋まっている場所である為気分が良く無いかと反省して)
…すまない。悪い気分になったか？
319：
燭台切光忠 [×]
2016-06-16 19:52:17
悪い…と言うより、切なくなったかな。
(じっと桜の木の地面を見つめつつ、この歴史修正主義者との戦いで一振り目を含め何振り折れてしまったのだろうかと思い、またこれからも折れてしまう者が出てしまうのかと考えれば、少々遣る瀬無い気持ちになり眉を下げて笑み。)
320：
へし切長谷部 [×]
2016-06-17 20:03:02
…そうか。俺も折れたら彼奴といられるのかもしれない。そうしたら、寂しくは無いかもな。
(何処か遠い目をしながら空眺め、死後の世界を信じているわけでは無いが、もし仮にあるとするならば一振り目にまた逢えるのかとぽつり言葉呟き)
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