TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
141:
織田 信長 [×]
2016-03-27 03:03:40
!……。嗚呼、成る程。お前は、へし切長谷部は、その様な想いを抱えていたのか。
(怜悧的な声色から一変して、感情のままに発せられた名前と本心には此方も少しばかり目を丸くし。永く燻らせていた刀の何百年の想いは、確かに己の想いとは真逆に位置しており相反するもので。自身が現世に居た頃、福岡の博物館に展示されていたへし切長谷部の刀身を見た時、其れは己が所持していた時と変わらず、何処も錆びてなどなく美しい輝きを保っていた。今では国宝だ、己の元に居ればこうはならなかっただろう。手離して良かったと、其の時の己はそう思っていた。然しこうして刀本人の想いを聞いてしまえば、誰かの為何かの為と起こす行動は所詮は其れ自体が己のエゴかと、眼差しの鋭い双眸をやや伏せて告げていき)
……朽ちる事なく在り続けて欲しいと思った事が、逆にお前をずっと悲しませていたのだな。
142:
へし切長谷部 [×]
2016-03-27 21:34:44
だってそうでしょう、慕う方が既に居ない世界で生き長らえることに何の意味がありましょうか。
(散々腹の中身をぶちまけて、それを相手が静かに納得してくれたことで長年のわだかまりがいともあっけなく消え去った気がして。嗚呼、そうだ、自分はずっと待っていたのだ。いつか迎えに来て下さると信じて、それが叶わなくなった為にその想いが歪んでしまっていただけで。自分でも気付かなかった本心がすとんと落ちてくると同時にようやく、本当にようやく目の前の"主"、つまり信長様とまた会えたのだと心の底から理解して。あまりに今更ながら湧いてきた再会の喜びに、ぽろりと一筋雫が頬を伝って)
143:
織田 信長 [×]
2016-03-27 23:33:37
……へし切。_済まなかった。
(伏せていた双眸を上げ、明瞭な声色で発するのは短くも感情の籠った謝罪の言葉で。此の騒つく胸の内を焦がす物は、罪悪感と言う物かと涙を流す相手の藤色の瞳を見てはその様な事を思い。全てがとんだ間違いだったと内心では己へと自嘲に似た何かを零し。少し間を置いて、神妙な面持ちで相手を見つめれば、まるで数百年前に拗れてしまった関係をやり直すかの様にゆっくりと慎重に言葉を紡いでいき)
再び、わしがお前の側に居る事を許してくれるか?
144:
へし切長谷部 [×]
2016-03-28 22:32:07
……っふふ、貴方に謝罪は似合いませんよ、信長様。
(かつて天下を取らんとしていた御方が自分の様な付喪神の分霊ごときに謝罪をしてくることが、恐れ多くもおかしくくすりと笑みをこぼし。主、とは呼ばなかったことが身に余る謝罪への自分なりの答えだ。二番目の問いに至ってはもっと言わずもがな、そもそも前提が違うのだと僅かに声音に呆れを滲ませて)
俺は今も昔も、誰の元へあろうとも信長様の刀ですよ。何を今更許すのですか、持ち主が自分の刀を携えるのは当然でしょう?
145:
織田 信長 [×]
2016-03-28 23:47:06
…ふ、はっはっ。そう言われては返す言葉も無いな。
(ほんの一瞬だけ目を見開いたものの、直ぐに其れを吹っ切れたかの様な豪快な笑いへと変えれば目の前に居る愛刀に笑い掛け。名付けたと言う事もあり、此の後世まで織田家の顔として在り続けた刀。故に何処に有ろうとも誰に渡ろうとも、何時でも相手は自身の刀だったと改めて気付かされ。ふと此の場合はあの言葉の方が妥当かと口を開き)
ならば、こう言おう。随分と永いこと待たせてしまったが……へし切、迎えに来た。またわしに振るわれてくれ。
146:
へし切長谷部 [×]
2016-03-31 20:34:42
ずっと、お待ちしておりました。
(長らく待ち望んでいた言葉にすっと座布団から退くと主の前にひざまずき。やはり相手には豪快な程の笑いがよく似合う、伏せた顔にひっそりとにんまりと満足げに笑みを浮かべてから顔を上げ。実際の契約の上では何一つ変化は無いが、気持ちの問題で改めて契約を結び直したいとの思いから口を開いて、相手の命にも応じる形で名乗りを上げ)
俺は貴方の刀、へし切長谷部です。貴方の命とあらば、いかなるときでも振るわれてみせましょう。
(/遅くなって申し訳ないです、お待たせ致しました!)
147:
織田 信長 [×]
2016-04-01 17:00:18
うむ、改めて存分にお前を振るおうか。
(満足気な笑みを浮かべると扇子を仕舞って、自然な流れで目の前で跪いた相手の頭を軽く片手で撫でていき。今腹を割って話した事で過去に出来た溝が埋まった為に、己へと其れを促して来た鶴丸には後で礼の一つでも述べておこうと考えて、ゆっくりと煤色の細い髪から手を離していき)
(/いえ、こちらも遅れてしまい済みません…!本編の方は丁度区切りがいい所になりましたね、お次に何かやりたい展開などが有りましたらお聞きしたい所存ですっ)
148:
へし切長谷部 [×]
2016-04-04 21:17:18
それでは、俺は今宵はこれで下がらせて頂きますね。
(離れていく手に名残惜しさは感じるが、もう夜も更けて良い時間、いい加減お互い眠らなくては明日に支障が出るだろう。そう判断してぺこりと頭を下げると、障子を開き廊下へ出て。去り際、ふと思い出した様に振り返ると「それから出陣も、なるだけ早くお命じ下さると幸いです」と言い残してから部屋を後にして)
(/そうですね、主従としては和解したので今度はお互い恋慕を自覚するターンでしょうか。信長様が現役だった頃はまず出来なかったであろうおやつタイムだったり一緒に戯れたりの、ほのぼのかつ距離の近い時間を過ごしたいです)
149:
織田 信長 [×]
2016-04-04 22:53:34
嗚呼、ゆっくり休め。_無論、早い内に組んでおこう。…では、良い夢を。
(律儀に礼をして去って行く相手を視線のみで見送っては、行灯の火に照らされる木製の壁時計を見ると確かに夜も遅い頃で。随分と話し込んでいたようだと腰を上げれば、湯浴みをして寝るかと己も部屋を出て行き)
(/一旦シリアスは終いにして恋慕を自覚するターンですね。了解しました!とってもほのぼの等させたいです。取り敢えず、次ロルは次の日または別の日に飛ばして大丈夫です。やる事としましては、長谷部の初陣か本丸外の町の案内、そちら様の仰る様におやつタイムなど本丸での日常、とかを考えていますが如何でしょう?)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle