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帝都に死す【ML/大正/喰い合い/入り乱れ】/79


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自分のトピックを作る
21: 匿名さん [×]
2016-03-03 01:33:16

名前:祭(まつり)
年齢:28
性格:名の通り朝から晩まで賑やかな男。喧騒のなかに身を置かないと落ち着かないタチで、常に話し相手を探しているのは当然ながら独り言も激しく作品をつくっている間などは絵と世間話でもしているのかと疑うほど。かつて見世物小屋にいた名残か芝居がかった言動が多く、華やかに着飾り低く朗々とした声で笑う様は舞台に立つ喜劇役者のよう。しかし本心を偽ったりということは稀で、文句でも軽口でも思いつけばすぐ口にする胡散臭さの割には素直な性格。自分の理想と美をひたむきに追うナルシストめいた面のおかげで"自分は美しい"という一点さえ守られていれば精神が不安定になることもなく、あっけからんとした明るさと、癖の強い同居人たちを受け入れる懐の広ささえも得ることができている。逆を言えば美しさが失われれば全てを失うことと同義であり、冗談でも容姿をけなす言葉を口にすると何をしでかすかわからない危うさも持ち合わせている。そんな厄介な美意識の元生きているため同居人たちに"女装家"と茶化されるとその数倍罵ってやるほど怒るのだとか。

容姿:キネマの男優と騙っても疑われぬ華のある顔立ち。すらりと高い鼻に幅のある二重などは西洋的だが、切れ長のつり目と紅を乗せた厚めの唇が白粉で青ざめたかんばせに東洋の面影を落とす。褪せた写真のようなセピアの瞳は白目がちでほんのりと三白眼気味、その眼差しの強さもあってかいくら化粧をしても女に見紛われることはなく、体つきも細身ながら随所に男の硬さを持ち背丈も175cmほどとなかなかのもの。濡れ羽色の髪だけは女のように長く、後ろで一つに丸めて蘇芳色の繻子のリボンを巻いている。伸ばした前髪は後ろ髪と共に纏めてあるが片側だけ垂らしており、他にも数本後れ毛が顔にかかる。若い頃は洋装も嗜んでいたが今はもっぱら和装を好み、大正浪漫の流行りを追いかけたっぷりとした半襟は菱形の幾何学模様、黒地に蘇芳の縞が入った着物を巵子色の帯で締め、冷え込む日には赤いショオルや生成色に椿の花を散らした羽織を纏う、性分同様喧しく華やかな出で立ち。手足の爪はいつも真っ赤な爪紅で染められている。

備考:元は孤児であり、見世物小屋の一座に拾われ幼い頃から各地を転々としていた。「祭」というのも本名ではなく縁日に拾われたことに因む役名で、まだ性差もはっきりしない幼子だったため、髪を伸ばし白粉と紅を乗せて可愛い衣装を身に纏い"半陰陽者の少女"という触れ込みで客の前に立たされる事となる。新たな名前と華やかな美を纏った己は惨めな泥まみれの孤児だった己とは別人のように感ぜられ、その生まれ変わったような快感の虜になるといつからかもっと愛らしく、もっと美しく自分を変化させてやるのだと着飾ることへの執着を抱き常日頃から女の鮮やかな衣装を身につけるように。地味な男の装いには見向きもしなかったため年頃になるとオカマだの男娼だのと揶揄われることも増えたがあくまでも心は男性であり好い仲になった相手も女性のほうが多い。数年前近代化の煽りを食ってきな臭い見世物小屋が潰れてしまうと、以前から客として来ていた物好きの洋画家に誘われ彼の営むカフェーへと転がり込み、自分同様風変わりな芸術家や文学家に囲まれ時には作品のモデルを務めることもあったが皆が皆自分を"大正の女形""面妖な女装家"としか表さず、美しさそのものを捉えないことに不満を抱き「ならば己が描いてやる」と一念発起絵の道を志す。人物画一筋で宣言通り現代の自画像にはじまり幼き見世物小屋の演者、少女を偽る少年、紅を引く青年など己をモチイフにした倒錯的な作品を次々と仕上げていき、子供のままごとを見守るようであった周囲もその腕の良さと独特の世界に飲まれ、今では立派に商売の話まで持ち掛けられるほどの立ち位置となった。そうなるとカフェーの隅に居候し続けるわけにもいかず、思い悩みつつぶらついていたところ空蝉と名乗る奇怪な男に拾われ二つ返事でこの屋敷へとやって来た。
今では身につけたものに惑わされず自分を男として扱ってくれるお雛を可愛がり、外出の度にやれ珍しい洋菓子だのハイカラなリボンだのを買ってきては貢ぐように与えている。自身もまたハイカラで物珍しいものに弱く食事はもっぱら異国の果実やお菓子。屋敷の住人のことは皆面白可笑しい連中として好んでいるが、特におおらかな男性Fには見も知らぬ母親の姿でも被って見えるのか、彼をわざと怒らせるような幼稚なちょっかいをかけてじゃれつくことが多い。

ロルテ:
――雛、お雛ァ!さァさ早く寄っといで。今宵お目にかけますは、西洋の情緒匂い立つカナリヤの……
(群青の町を星と瓦斯灯が競い合って照らす頃、路傍の点灯夫へ気に入りの着物を見せつけるようにひらひら歩を進めながら近所の餓鬼共には鬼屋敷、お化け屋敷と後ろ指さされる我が家まで戻ってくると、紙袋から買ったばかりの絵の具を落としつつガタンゴトンと戸を開き。暗がりでもしっかりと紅い唇からよく通る声で幼女を呼び付ける、その手には手土産であろうカナリヤ色のリボンが収まっているがいつまで経ってもシンと静まったままの廊下を覗いては「――何だ何だ、何奴も此奴もお留守かね。こうも静かじゃァ耳が痛くてかなわんわ。」小屋仕込みの口上ごっこもさっさと止めて、独り言にしては随分喧しい声を上げ)


(/我が儘を聞いていただきありがとうございました、17の者です。かなりゴテゴテとしたpfになってしまいましたが、不備やイメージに反する箇所などありましたらご指摘お願い致します…!)

22: 雛鳥 [×]
2016-03-03 13:06:41

>祭
(/こちらのイメージしていた以上のとても素敵なお子様に鳥肌が立ち心臓が痛むほどです。賑やかだけではなく艶やかで不安定さが滲む素敵なお子様に不備などございません。上に出しております絡み文を拾って頂くか新規で絡み文を出して頂ければ嬉しく思います!)

23: 名無しさん [×]
2016-03-03 17:37:21

(/素敵なトピに心惹かれました!男性Fをキープして頂きたいのですが、まだ空いてますでしょうか

24: 雛鳥 [×]
2016-03-03 17:59:28

>匿名さん
ようこそアニさんいらっしゃいな、此処はアニさんが思い描く柔らかでそれはそれはあたたかい、陽だまりのような、そんな場所かそれとも否か…その両のおめめで鶯の声でも聞きながら、いっしょに確かめましょ(清らかな声で囀る鶯1匹、窓枠のその奥で見つければそれを指し示し、穏やかな暖かさを印象付ける優しく朗らかな彼を指し示すように手を下ろし)
さあさ、アニさん、アニさんの名簿をお待ちしております

25: 雛鳥 [×]
2016-03-03 18:00:27

(/申し訳ございません一つ前のレスは>名無し様宛にて御座います!)

26:  [×]
2016-03-03 18:04:26

>>お雛

おや、お雛ちゃん。何を見ているんだい?(ひゅう、と少し高い風の音に窓を開けっぱなしにしていただろうか、と外から回収してきた乾燥した葉をこんもりと入れた籠をそばに置き。ひょいと居間や台所を見て回ると物置から聞こえる拍手の音につられてお雛を見つけると側に近寄り目線を合わせるように屈み、見ているものを自分も探し。)

(/プロフィール以後顔出せなくて申し訳ありません!連絡も入れられずに本当にすみません。今度からは連絡を入れられるようにします…!)

>>ALL

げほっ…あぁ痛い…。愛の無い暴力は嫌だねぇ…。(綺麗に染め上げた布をお客さんの家に届けての帰り道。肩がぶつかりいちゃもんをつけられ始まった喧嘩に勝ったものの1対多数ならば当然無傷では済まず口の端や額から血を流し、布を届けた後でよかったな、なんてぼんやりと考えながら歩いているとあっという間に帰路は縮まり、汚れてしまった手で玄関の戸に手をかけ。)

(/新しい方も沢山おられて会話するのが楽しみでございます。痛いのが好きな変な子ですが、どうかよろしくお願いします!)

27: 刹那 [×]
2016-03-03 18:44:24

>お雛
おや、見てください…猫がいますよ、何をしているのでしょうか
(特に何もすることがなく、日にあたろうと庭を歩いているとそこには黒猫が。ス、とそこに座り込み首をかしげてはどうしたのか聞いて。猫の視線を追うとそこにはカーテンの隙間から除く彼女の姿が。それに気付きペコ、と一礼をしそちらへ向かって。「こんなところでどうしたのですか?何かあったら大変でしょう、でも大丈夫です、その時は俺が綺麗に人形にしてあげます」と真顔のまま言い切って。)
(/参加許可ありがとうございます!こちらでもよろしくお願いします)

>紅
汚い、そこから動かないでくれません?…少々待っててください
(ガラ、と開いた戸を見るとそこには血に濡れた相手が。思わず顔をしかめて。汚い、そう言うしかない。その汚れは母の事を思い出させ。その場から離れると数枚持ってきて。バサッ、と彼に投げつけると戸に血をついているのを見つけため息をつき。「どっかで落としてきてくれればよかったんですが……」なんて言い。)
(/絡みます!最初から汚いなんて言ってしまってすみません……こちらでもよろしくお願いします!)

28: 空蝉 [×]
2016-03-03 21:58:20

(/参加許可ありがとうございます!急用が入り絡み文遅れてしまいました…申し訳ありません…。allのものを書く余裕がありませんでしたので今書けたものだけ出させていただきます。始めからぐだってしまいましたが、皆様どうぞよろしくして下さると嬉しいです…!)

>お雛

(久方ぶりに机に向かってみるも中々しっくりくるものがなく、書いては消し書いては消しで紙はいつしか真っ黒けっけ。妙に虚しい気持ちになった頭に、少女の姿が過って。お雛、お雛、こんな時にはお雛がいい。気付けばぽいと原稿など放り出し、肩に羽織りをかけ部屋の一つ一つを探し歩いていて。然しこの広い邸、幾つか見て回ったが少女はおらず廊下を歩いては残りの部屋を思い浮かべていると、物置小屋の窓に揺れるカーテンを見、ハッとし近づいては中を覗き。「……なんだい、こんな処にいたのか。あんまり長居をしちゃあ身体に障るよ。」 埃やカビの匂いがツンと香る物置小屋の奥、一人佇む少女の後ろ姿をみとめると嬉しさからか顔を綻ばせ、愛しげに頬をなぞる指をツウと滑らせて。)


>紅

ああ…趣味は人の自由とはいえ、やりすぎじゃないだろうか
(先の部屋に用事があって丁度玄関戸の前を通りかかると、ガラリと戸の開く音ともに現れた相手の顔にギョッと固まって。幸いなことに流血することは産まれてからも稀の稀。そのためか日常見慣れぬ血を直視出来ず目を横に逸らすも、表情こそ変えずともすっかり動揺しており、傷口を拭うためとしてハンケチやら布巾やらの類いを出すつもりが、間違って次に考えていた作品の覚書をばらばらと床にぶちまけて。駄目な頭を押さえながら軽い自己嫌悪に陥りつつも相手を諭そうと。)

29:  [×]
2016-03-03 23:06:01

(/参加許可、そして奇人には勿体ないお言葉をありがとうございます…!この素敵な世界に似合う子をと足掻いた末に妙な男が出来上がってしまいましたがどうぞよろしくお願い致します!
早速皆様の絡み文に絡ませていただきましたので、余裕があればお相手してくださると嬉しいです…!)

>お雛

さて、鬼が出るか蛇が出るか。後ろの正面――おや猫の顔!
(欧羅巴の美と東洋の艶とが入り交じるきらびやかな流行りもこの屋敷までは訪れず、今日も庭先はささいな草花を咲かせるばかり。退屈な景色にふうとひとつ溜息を零し、絵のモチイフにと花の重みに首傾げる桃の枝をポッキリ手折ればその拍子に後ろの茂みが小さく揺れて。笑いながら振り返るとその声量にギャッと驚き黒猫が物置のほうへ駆けていく、そちらに目をやるとカーテンに紛れて愛しい少女の姿があり「ご機嫌ようモダンガアル。黒猫と隠れん坊も良いが、綺麗なお花と飴玉は如何かな?」あんな埃と蜘蛛糸の巣窟に可愛いお雛は置いておけぬと窓越しにニッコリ笑いかけては、矢羽柄の巾着と桃の一枝を掲げて手招きし)

>紅

――何だ何だ。何処の赤鬼かと思いや紅ちゃん、紅染めでもしくじったのか?
(広いお屋敷はラヂオでもなければ静けさが骨身にしみて落ちつかず。こんな時こそ例のころころよく笑う子犬めいた同居人が居てくれれば良いのだが、染物屋というのは多忙な生業なのか丁度出払っているらしく、ならばと己も町へ繰り出すべくショオル片手に下駄の吟味などしていれば突として目の前の戸が開き。途端鼻をついたのはきな臭い鉄錆の匂い。何か厄介ごとに出くわしたのは明白、しかし彼の歪みを心得ている以上要らぬ邪推が首をもたげ、空々しい言葉と共に一歩また一歩にじり寄ると「それとも何だね。好い人と逢い引きでもして、血の滲むほど良い思いでもしてきたのかねェ?そいつァ羨ましい限りだが。」彼の血で汚れぬよう、袖を押さえて耳元に手を添えるとわざとらしくコソリと、本人にしては抑えた声で囁いてみて)

>all

金襴緞子の帯締めて、姐さんごっこの花嫁人形涙で赤い紅滲む……いや、こいつは幾ら泣いたって滲みはせんなァ。
(絵の具と資生堂ラベルの化粧品とが一緒くたに並べられ、着物が畳の如く敷き詰められた部屋に響くのは自身の囁く童歌ただひとつ。表では人力車だけが去りし明治の名残をカラリカラリと響かせる、そんな静けさに耐えてようやく化粧を終える頃にはお天道様はすっかり高くのぼっていて。初めて棒口紅なるものを使ってはみたものの、唇だけが嫌に赤い気がして落ち着かず鏡を睨み、呟いたが最後気になって気になっていても立ってもいられず「――紅ちゃん、刹那ァ、空蝉の兄さん、誰かいるんだろう?ちょいと出てきておくんな、俺が今日とて美しいか否かその目で確かめておくれ!」バタンと襖を開くと手当たり次第に同居人たちの名をけたたましく呼びながら、神経質に髪を撫で付けて屋敷のなかを彷徨い始め)

30: 刹那 [×]
2016-03-03 23:18:33

>all
うん、今回もうまく行きそうですね
(たくさんの人形、人形になりかけのものに囲まれたほぼ無音といってもいい自分の部屋の中。上記の言葉を口にすればそれは思っていたよりも大きく聞こえて。人形のパーツを組み立てていたためかなり集中しており時間感覚すら失っていて。今は一体何時なんだろうかと考える。すぐそばにおいてあった母からの人形をもちスッ、と立ち上がれば少々立ちくらみをおこすがすぐにおさまり歩き出して。「本当に今はいったい何時なんでしょうか……誰かいますかね」そんなことを人形に話しかけながら床がキィキィと軋む音をたて時計がありまた、人がいそうな部屋へと向かって)

31: お雛 [×]
2016-03-03 23:36:20

>紅

――彼方此方の塵芥に紛れ塗れて、隠恋坊がおじょうずの黒猫が独法師になったわ(埃の匂いがツンと鼻に残るこの場所で不釣り合いな優しい声色がヒョイと現れるとその軽快な物腰伝わる柔らかい声の音を耳にしつつ、背丈は変わらずに懸命と足首に力を込めつつ窓の外を捉えて、かくれんぼが上手な黒猫が一人ぼっちになってしまったのだと自分が今しがた見ていたその風景を言葉にして。それから漸く足がぷるぷると震え始めるのに合わせて休ませるようにトンと踵を地面につけて振り返り「べには――?」どうして此処に、の意味を込めながらその一言をゆったりと乗せて)

(/全然大丈夫なんですよ!此処はゆったりペースのトピになりますので本当にお気に為さらず、私生活重視の次にここを思い出して頂けると嬉しいです)



>刹那

(黒猫ばかりを追いかけていたその狭い狭い世界に一人の青年が加われば白く焼けてそのまま消えてしまいそうなほど透明感を掻き鳴らす彼の佇まいをボーと虚ろな眼に反射させた後に、ようやくと言うほど遅れた反応で頭をゆらり力無く傾けて「せつな、あそびましょ」窓越しに体をだらんとさせるように寄りかかればそのまま自分を外に引っ張り出してくれと言う様に真顔で告げられたその言葉を聞かん振りして)

(/此方こそご移動などお手数お掛けしてしまい申し訳ないです><!どうぞこちらでも宜しくお願いします!)


>空蝉

(品矢かな尻尾をゆらゆら揺らめかす黒猫一匹、真白に焼け爛れたかのように喉元ばかりが白く、その白が一層と黒い部分を照らしているようだと日に当たるあの子を見てはそう思う。黒ばかりがいやと頭に焼き付いていたその頃に、お雛と自分に漬けられたその名を受けてはぼんやりとした眼を二つ、彼へと向けて。そこにいたのが思い描いていた青年の姿であり、目に残る清潔感のある黒色は先の猫を思い出させるようだと数少ない脳内フィルムがカシャンカシャンと記憶を映し「――うつせみさま、いま、雛はうつせみさまを見ていたのよ。とぉても隠れん坊がおじょうずだったわ」優しいその微笑みを受けるにしては面白味の無い仏頂面で自分が見ていたものを言葉にしつつ明るい光を灯す出入り口へ歩みを進めて)

(/いえいえ!此方のトピは私生活優先ののんびり推奨トピとなっておりますのでお気に為さらず!ゆったりのんびりと進めていければ嬉しく思います!)


>祭

鬼さんが此方と手招く其方はとぉてもおいしそうな蜜、行きはよいこと…帰りはいかが?(大凡猫とは思えぬ力強い鳴き声は小さな心臓を吃驚とさせるに十分な要素であり、その猫が突飛と逃げ出す原因はまるでそう、以前買い与えられて飽きる事も無くクルクルと繰り返し光に宛がった万華鏡の中のようにキラキラと素敵な幾重の模様の布を纏う彼の耽美なる姿。ああ、彼こそがまさに絵画のような存在だ、と、作られた美と言っても謙遜無い美しきその笑顔一つにうっとり見とれ。はた、と我に戻ればぼんやり虚ろの反応薄き二つの眼で彼に目を向けながら意地悪を一つ、紅い水玉のワンピース、ふわりと空気を纏う様にスカートを揺らめかせば物を蹴らぬように気を配りその出口から体を潜りだし「籠目籠目と謡うその先には…きょうもとぉても美しい羽衣さま」ひらひらと布が風に揺れるのを眺めつつ、ちょんとその隣に並べば今一度真っ直ぐと煌びやかで気品のあるその姿を眺めて、美の代名詞でもある天女を表すように羽衣さまと口にして)

(/妙だなんてとんでもございません。本体様の文字選びもとても憧れるものであり、参考にさせて頂いております!)

32:  [×]
2016-03-04 19:12:24

>>刹那

ごめんな刹那ー。すぐ風呂に入るからさ。(見つからなければいいな、なんて甘い考えはしかめ面した幼なじみによってばっさりと潰え、はぁ、とため息をこぼしながら謝罪して。相手の視線に気づくと戸についた汚れを甚兵衛の裾で拭い、まだ血が固まっていない箇所も軽くぬぐいながら気を付けて風呂場への道を辿り始め。)

(/いえいえ!絡んでいただけて光栄でございます!こちらこそよろしくお願いしますね!)

>>空蝉

あぁ、空蝉さん。こんな為体で申し訳ねぇ…。すぐに風呂で洗い流すから見逃してはくれねぇですかい?(まさか家主に見つかってしまうなんてなぁ、とぼんやりかすむ頭の髄で思い浮かべつつも申し訳ない、と頭を下げて。苦笑いを浮かべながらそそくさとこれ以上屋敷を汚さぬよう移動しようとするものの、動揺して作品をばらまいてしまった相手を手を伸ばすも、ぱたり、と落ちた赤い液体に触るわけに行かないなと伸ばしたてを引っ込め。)

>>祭

あぁ、祭の兄さんか。紅師の末裔にも坐せぬこの為体、どうか笑ってくださいな、と。(カラカラと春の暖かい風の温もりある笑いをする目の前の人はどんな歪みだろうと爪弾きにせず、その為今の自分が見られてもほっとため息をつく程度、染料で布を赤くするならまだしも、匂いがつき、乾くとくすむ血で赤く染めてしまったことを反省しながらも演技たっぷりに上記を語りあげ。「そうだったら良いんだがねぇ…どこの誰かもわからない痛みは悪いが俺には重過ぎる。祭の兄やんがちょいとでもつけてくれりゃそれで満足なんだがな。」と苦笑いを浮かべ。ふと相手との距離が近くなると唇に乗った作られた赤がやけに目の奥に焼き付いて「兄やん口紅変えたかい?」と問いかけ。)

>>お雛

紅はお雛が影法師に連れてかれて、夜の影に収まる前に捕まえに来たのさぁ。(猫がいた窓の外をしばらく見るも生憎自分には運がなかったらしい。残念だな、と窓から離れて扉に手をかけ佇んでいると湧いて出たのは自分がここに来た理由。言葉遊びのようにのらりくらりと口から紡ぎ、最後は驚かすかのように両手を上に、がおー、なんて間抜けな声で。「さ、お菓子を机で囲もうか。お客さんにもらったケェキというもがあるんだ。どうだい?気にはならないかい?」といいながらゆるりと手を差し出して)

(/ありがとうございます!時間に暇ができてきましたので顔出しさせていただきますね!)


33: 名無しさん [×]
2016-03-04 20:36:44

(/男性Fをキープして頂いている者です。pf作成に時間が掛かってしまいそうなため、大変申し訳ないのですが、もう少しお時間頂けないでしょうか?また、主様のご許可を頂ければFの男性を霊体愛好者でなく、身体欠損性愛者に変更したいのですが、如何でしょうか…?

34: 雛鳥 [×]
2016-03-04 20:50:37

(/キャラレスは後日返させて頂きます!申し訳ございません!)

>名無し様
(/キープ延長は最大2間ほど可能ですが、癖は霊体愛好のままでお願いしたく思います。構成するにあたり愛着をもってしまっておりますゆえ、非常に申し訳ございません!)

35: 刹那 [×]
2016-03-04 23:24:19

>31 お雛
えぇ、遊びましょうか……そうすれば貴女も嬉しいでしょう
(相手の言葉に残念、聞かなかったことにされてしまったと思うがその後の言葉にその気持ちは大分薄れて。最初はお雛に向けて言っていたが最後は人形に向けて言い。お雛が言いたいことをなんとなく理解し窓からお雛を出すとそのまま地面にストン、と下ろして。「大丈夫ですか?どこも怪我などしてませんよね?」と問いかけて。可愛らしく愛しい彼女。そんな彼女を綺麗なまま人形するまでけして傷つけてはならない。そう思い上記の言葉を投げ掛けて。)


>32 紅
ねぇ、紅……俺貴方のことも結構気に入っていると思うんです、どうです?人形になりませんか、それならこうして血に濡れることもないじゃないですか
(いつもならばそこで満足し去ろうとするのだが今日はなんとなく彼と話したい気分で風呂場へ向かう相手の後ろにつき上記を独り言の様につらつらと並べて。愛しいものを見るような瞳で人形を見てそしてそのまま相手を見る。「……どうです?人形になりませんか?今まで味わったことがないくらいの痛みを体験できると思います、多分」先程の問いと同じことをいい。さらにもうひとつ言葉をつけたして。痛いのは当たり前だ。だって死ぬのだから。ただ彼は痛いことが好きだったはず。それなら人形になってくれるのでは、と思いそう問いかけて。)

36: 名無しさん [×]
2016-03-04 23:55:10

(/承知致しました。それでは引き続きキープをお願いしたく存知ます。お手数おかけして申し訳ありません

37: お雛 [×]
2016-03-05 01:06:23

>紅

まあ、まあ、影法師のお戯れ一つ恐るることないわ。ここはたくさんの鬼っ子が住まう邸だと町の子はあの子もこの子も口を揃えて謡うのよ(言葉遊びのようにふわふわと舞う言葉の羅列に面の部品一つと動かすこと無く首傾、不思議がる風ですらあるその物腰で鬼が住まう噂を便りに来た自分にた怖がる事など一つと無いと語る傍らで埃や転がる砂等ですっかり汚れてしまった白い靴下をスポンと脱いで。遊ぶような戯れの滲む彼の動作に下唇を少し噛んでから「影法師よりも、べにがおっかないわ」まぁ怖い、なんてさして感情がある風では無いが意地悪一つと言うように口元に両手を添えながら紡ぎ「だからね、けえきをたべたら退治するの」未知の食べ物であるそれに興味をもちながら、先にその事を添えやりつつ意地悪をもう一つ)

>刹那
雛がけがをしても大丈夫よ、雛はせつなが時を巻き戻してまたきれいにしてくれるから(一瞬、ふわりと空に浮く不思議な感覚を経て自分を案ずるその言葉に平生とそれは自分を人形としてではあるが直してくれるとその言葉を向けて。「てんてんと蹴鞠をつくのも楽しそう、黒猫の隠れん坊を探すのも、東の空が真っ赤になるまでお雛はあそびたいの」彼が持つことで自分の背丈に合い目線の合うお人形さんへ話しかけるような口ぶりで言葉を並べ、撰ぶように考えて)

>名無し様
(/せっかくのご提案でしたのに申し訳ございません!キープ承りました!)

38: 名無しさん [×]
2016-03-05 11:10:27

要(かなめ)

年齢 33歳

性格 幼い頃より人ならざるものが視え、手を焼いたせいか何かに驚く事が少なく、何でも受け入れてしまう懐の深さを持つ。基本的には穏やかな気性の持ち主であり、柔和な笑みを浮かべ、他者の世話を焼くのが好きである。「しょうがないなねェ」などと呟きながら屋敷の家事をこなす姿はさながら母のよう。自身の小言を聞き流す住人らに笑顔で皮肉や暴言を吐く腹黒さも持ち合わせているが、彼なりの愛情の裏返しである。何かに集中してしまうとそれしか見えなくなる一面がある。時折1人で何やらぶつぶつと呟いている事があり、そのような時は“何か”と会話している時。お雛と会話している時も時折似たような雰囲気になり、他者の言葉には耳を傾けなくなる。極めて稀だが、怒ると普段の穏やかな口調からは想像出来ないほど乱暴な口調に変わる。

容姿 黒味の強い灰色の髪はきっちりと整えられ、前髪は長く真ん中で分けている。彫りの深い顔立ちであり、鼻筋はスッと通っている。黒い瞳は切れ長で彫りの深さと相まって目力が強く、気を抜くと睨んでいると勘違いされるため、常に笑みを絶やさない。
近代化の流れについていけず、羽織袴を好んでおり、男性Eのような煌びやかな装いは目がくらむ、とよく口にし自身は地味な色合いの着物ばかり。外出時、靴だけは独特の音を奏でる下駄や雪駄を嫌い、自身の義足の音が紛れるブーツを好み、義足だけでは心許ないのか必ず杖を持ち歩く。身長173㎝。

備考 物心ついた時から人では無いものが視え、家族から疎まれていた事もあり“それら”と過ごす事が多かった。いつしか“それら”が自身以外には視えないのだと分かると、一時距離を置こうとした時期があったが、“それら”の口車に乗せられ、山奥に入り込んでしまい足の骨を折る大怪我をした。その結果右足は義足になる。この一件で、自身の心の拠り所が“それら”であるのと同時に“それら”もまた、自身に縋るしかないのだと感じるようになり、愛情を持ち始める。“それら”が果たして霊なのか、それとも神と呼ばれる類なのか彼にも分からず、ただ“それら”や“彼”などと呼ぶ。
出生は旅館の主人が芸者との間に作った不義の子であり、父に引き取られはしたものの、跡継ぎには既に正妻との間の子が居たため父は自身に無関心であり、義母や義兄には嫌われていた。父の死をきっかけに義兄が旅館を継ぐ事になり、それを機に家を追い出される。義足のせいで自身1人で生活する事も出来ず、女の家を転々とするが“それら”との会話を不気味がられ追い出される事が多かった。行くあてもなくなり、途方に暮れている時に“それら”が街はずれの屋敷に行けと囁き、言葉に従った結果、男性Aに拾われた。
自身の右足の幻肢痛に悩まされていた時に男性Aがお雛を連れてきた。彼女を一目見た途端に幻肢痛が無くなり、お雛には不思議な力があると信じて疑わず、歪んだこの屋敷の住人らを哀れんで神が引き合わせたのだと考えている。また、お雛の身の回りの事を世話焼くのが好きであり、抱き上げたり膝に乗せたりできない代替の様にお雛を構い倒す。
男性Eを喧しい弟のように思っており、ついつい口うるさく小言を言ってしまう。

ロルテ 雛、お雛や。…どこに行っちまったのかねェ。た
(夕暮れ時、屋敷もほの赤く染まり、いつにも増して夢か現か曖昧な出で立ちになる。ぎっ、コツ、ぎっ、コツ、と不揃いの音を立てながら、お雛の名前を呼び仄暗い廊下を進むが、返事はない。せっかくおべべを繕ったに、とため息を吐き。ふと、“それ”が目に入ると「お雛を知らないかい?」と尋ねるも、つれない反応。何処かで遊んでいるのだろうかと、とりあえず庭へと歩みを進め)

(/何かとお手数おかけして大変申し訳ありませんでした。pf完成致しましたので、ご確認ください。なにか不備や不足など御座いましたらお申し付け下さい。

39: 雛鳥 [×]
2016-03-05 15:16:56

>要
(/不備などございません。こちらこそ多々申してしまい返って申し訳ございませんでした><!とても素敵なプロフに感謝いたします。上に出されております絡み文を拾って頂くか、新規で出していただけると嬉しく思います!)

40: 雛鳥 [×]
2016-03-05 15:51:27

名前 夜鷹(よかた)
年齢 28

性格 自由気ままに楽天的、自分勝手に飄々と毎日を過ごしてる。楽しければそれで良いし、辛い思いや大変な思いはしたくない。悪い方向ばかりに頭がキレる。小賢しく狡がしこい事に掛けては右に出るものが居ない程。普段は誰しもをからかい、ちょっかいを掛ける意地悪なあんちゃんと言う立場。頭はイイし要領もいいのだか、自分の事を二の次に。何よりも先ずは男性Aを優先して考えてしまう為、世渡り上手で愛想が良い。その反面で何処までも人を裏切れるし人に憎まれることや嫌われることが怖くない。悪い方向に話が進むと分かっていても敢えてその行動を取るなどと馬鹿げた真似をしてしまう。必要以上に触れ合う事を好み、人の体温と言う物に恋焦がれている。体温に焦がれ過ぎた結果、独占欲と執着心が人と比べて少々強く病ンデレを齧っている猟奇的なまで一人を求める様は今で言う束縛型のメンヘラ。先走る妄想の中では自分がこんなにも貴方を好きなんだから貴方も自分の事を好きなはずだし、だったら四六時中でも傍に居て寄り添うのが幸せだと傲慢で自己中心的な愛を盲目的に信じる身勝手を拗らせる。有る事無い事嘘っぱち、お雛に吹き込むことが好き。

容姿 黒八丈の泥染めの黒い絹織の着物を着用し、白黒ストライプの袴を合わせている。少し大き目の黒い羽織を使い黒の山高帽を被っている。全身同様の黒色の髪の毛を持ち、手入れなんて生まれてこの方たった一度とした事がないため、世辞にも綺麗とは言えない傷んだ短髪。一本一本が固く外ハネの癖があり項を覆い隠す程度の長さを持っている。前髪は今で言うM字であり、鼻の頭に軽く掛かる長さ。首には黒い紐に付けられた鈴を一つ括っている。黒色の一本下駄を使いカンらこんろと軽快な足音を鳴らす癖がある。黒色のステッキを持ち歩き手足の如く自在に扱う。胡桃のような褐色の肌を持ち、その肌は健康的で細すぎず太すぎず。細身ながら健康的な引き締まった筋肉を持っている。爪が少々長めで且つ鋭く先が尖った形状であり、その爪には黒色の塗料をマニキュアの要領で塗り込んでいる。瞳は愛嬌のある大きく吊り上がる猫のようなアーモンド形でその色は全体の黒い色味の中で目を引くような琥珀の色を持っている。下睫毛が主張的に長く多いのが特徴の一つで左目の下に泣き黒子が一つ。全体的な顔づくりは悪くないが頭出るほど端整ではなく良くも悪くも親しみやすい雰囲気がある。いつだって感情がわからない程ヘラヘラと謙る笑みを浮かべている。誰よりも愛しい母の薬指が入る小瓶が入る巾着をいつだって首からぶら下げている。褐色の肌の背には大小と幾つもの曼珠沙華の華が入れ墨として色鮮やかに残されているのが特徴一つ。

備考 妾の子として生まれる。父親と言う物が存在しない所か生まれたが為に育てられるもそこに愛情は無く、生まれ乍らに母から一番と教えられたのは愛ではなく嘘であり、弄ばれた母よりも何よりと弄ばれたのは自分である。それでも生れ付いたからとなけなしの罪悪感からか生きて行く程度の食料と住処と衣類を唯々与えられてきたと言う幼少期。渇望する愛は拗らせを拗らせ、最初は虫に始まり、次は犬猫、欲しいと思った物が自分の物にならないと解るや否やその命を奪い自分だけの物にしてきた青年期。そうして、最後は自身の母親を二十歳を迎えるその晩に奪い死体愛性として自覚をする。その後、事の重大さに浸る事も無く自分の母親を自分だけの物にしたと言う愉悦の感情ばかりを持ち、母の右手の薬指の骨を小袋に詰めて宝物として持ち歩く。一種の母親愛を拗らせたマザコン齧り。今は行き場の無い自分を拾ってくれた男性Aに全面的信頼を寄せつつ、女性特有の柔らかさを持ち仄かと母親に面影を持つお雛を愛しく思い、殺めて独り占めしたいと願望を持つ。幼い声で泡を口端から垂らし見開く眼に自分ばかりを映すのだろう、それを妄想する恍惚感で今日も生きている。また、この邸に住まう男性は皆美しく、自分の物にしたいので隙が有れば誰彼構わずその命を奪おうと隙を狙っている野蛮な節が見られている。それでいて化粧品の香りを纏う男性Eには矢張り外見的な意味合いで、男性Fには内面的意味合いで母を連想してしまうようで心酔し尊敬する世界の全てが男性Aだとするならば、雛と同様自分の世界をすべて新規とさせようとする男性E、男性Fには失言が過ぎぬよう必死。飴細工屋として時折町に下りては賑やかに実演販売を行う。街で見かけた可愛いアノ子、優しくしてくれたアノ御人、ああ、ああ、欲しくなっちゃって我慢が出来ずに殺めてしまったその宵口、月に照らされて背には曼珠沙華の入れ墨を一つ咲かせる事を決まり、規則としている。

ロルテ さぁさ、オひなチャン、どうぞご覧あれ。この小鳥の晴れ舞台を一緒に見守って下さイな、(夕暮れ差す茜色のリビングで、アップリケが繰り返し張られるソファーに腰を下ろしながら飴細工の材料を目の前の木造の机に並べて割りばしに付けた飴を言葉を纏いながら形を変化させていき、あっと言う間に小鳥を生み出すと実演は明日行う実演販売に向けての事だったようで完成したそれをリビングの裸電球にかざして煌めくそれを満足気に眺めつつにんまりと笑みを浮かばせて「はいな、ヨタカは雛が喜んでくれるなら番いの鳥でも犬ころでもなんでも作っちゃります。」とご機嫌なホラ話しまで一つ二つと口にして)

(/皆さま素敵なお子様で埋まる中、男性Bばかり埋まらずに寂しかった為、主の仕事休みの時にまとめてレスを返す形になってしまいますが男性Bもやらせて頂きたく思います。こちらも仲良くして頂ければ嬉しいです!)

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