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  愚昧の教会まで。 ──色松BL¦微憂鬱※ 、/1


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■:  紫、 [×]
2016-02-28 02:52:23 





〝 幻ノ丘を越えるまで、決して息をしてはなりませんわ 〟




…観覧どうも、こんな所覗くなんてアンタも物好きだね。( 首ゆるり、)突然だけど兄弟同士の恋愛ってどう思う?しかも六つ子…、ヒヒッ、今完全に引きましたよね?まあ当然だよ、俺が同じ立場でも気味悪がると思うし。( 遠く見つめふはり、)

男同士ならまだしも兄弟同士…ましてや同じ時を子宮の中で過ごした家族との恋愛だなんて許される筈がない。いくら燃えないゴミでもそれくらいは理解してるつもり…、だからこそこういう決断をしたワケ。( ぼそ )趣味悪い上にコイツ等どうかしてる、正解でしょ?( 目細め、含み笑い、)


──兎に角気になるならちょっと見てってよ、「俺はまだマシだ」とか「コイツ等より私は正統」とか…自分を正当化する材料にでもさ。ねえ?( 背向けマスクくい、手ひらひら )



  ♭  暫くお静かに…。 ♭





1:  紫、 [×]
2016-02-28 05:02:43





 ▷一松side


こんな事があるだろうか。いや、あるのかもしれない。少なくともくとも俺はそうだ。
そもそも兄弟にそういう感情を抱くという心理が未だに理解出来ない。家族に普通でない好意を持つだなんて考えただけで、とても複雑で独特な気色の悪さがこめかみにドロリと溜まるくらいなのだから。不愉快というやつだ。

だがアイツだけは家族であって圧倒的に家族ではない。兄弟であって圧倒的に兄弟ではない。要するに、いつからか奇妙な好意が俺の全てを占めてしまっていたのだ。汚い感情は胃と心臓の中を隅々まで蝕んで行き、偶に思い出した様に逆流して来る訳で。
 かと言って、辛うじて綺麗なままの現実を護ろうとする程、僕は真っ当な人間ではないことに気が付いてしまった。暫くの間恋心に気を取られていたが思い出してしまったらしい、…ふといつもの様に路地裏のゴミ溜めが瞼の裏に映ったのだ。

翌日の昼下がり、十四松と他愛のない話をした後、なけなしの金でのヨーロッパ行きのチケットを二枚買った。行き先はノルウェー…勿論スウェーデン語なんて喋れない。──が、確信はあった。アイツは絶対に来ると。


「…勿論だマイブラザー、孤独な旅だろう?何処までも着いて行くぜ。」

どうせなら消えてしまおうだなんて自分の事情でこんな馬鹿を巻き込んだって、正真正銘のクズだと自己嫌悪に沈むしかないのだが。





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