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※serious、3Lあり。(小説)/3


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自分のトピックを作る
■:  [×]
2016-02-08 17:41:10 

トピ名通り。
元ネタありがメイン。


1:  [×]
2016-02-08 17:50:48

Ⅰ.笑顔のつくり方。(ハイキュー)

「消えてよ」
「お前なんて必要ねぇんだよ」
「汚れるから、触らないでくれる?」
「今すぐ出てって下さい」

暴言の数々。
殴られた時の痛み。
かけられた水の冷たさ。

全てを私は覚えている。

ずっとずっと、逃げ出したくて。
嫌だって、言いたくて。

なのに、私は...無理してた。

「大変そうだ」とか
「可哀想」って思われたくなくて、
「バレー部に入ってよかった」
「マネージャー頑張ってるよ」って
思ってもないこと言って笑って。

本当、馬鹿だなぁ...。

でも、その悪夢はもう、全て終わった。

日常が戻ってくる、はずだった。

2:  [×]
2016-02-08 17:57:21

なのに、なんで?

「おい佐倉!早く来いよ、練習始まるぞっ」

なんで..西谷が此処にいるの?

わざわざ2ー5まで迎えにくるなんて、有り得ない。

まだ、続くの?

「御免、私今日塾あるから...」
勿論、嘘。
塾なんて、通っていない。

「昨日、レシーブ見てくれるって言ってたろ?」
「......うん。」

皆が見ている前で、もうマネージャーを辞めたなんて言えない。
強がりでも、居場所が無くても..こうしてしまうのが私の悪い癖だってことは、よくわかってる。

それでも...逃げるなんてことは、どうしても出来ないんだ。

3:  [×]
2016-02-08 18:23:44

「お手柄だな、西谷」
「流石だなノヤっさん!よくもまぁあんなにスムーズに...」
「佐倉がマネージャー辞めたって言わないのが不思議だよなー」
「こいつは、昔からそうですから」

力だけは、見て見ぬふりをしてくれている。
助けてくれることはまぁ無いのだけど...見逃してくれるだけでかなり有り難い。

でも、やっぱり1番辛いのは、仁花ちゃんと潔子さん、武田先生にまで見放されたことだ。

コーチはあまり関わらないようにしてくれている...という以前に、コーチにはバレたく無いのかコーチがくると必ず苛めは止まる
水をかけられることだって無くなる。

勿論、私にとっては好都合だ。

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