TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
21:
矢二郎 [×]
2016-01-14 12:16:21
胃の中にストンと収まる位に、実にしっくりくる言葉だ。いやはや、俺はつくづく兄さんでなければ成せない事をしているものだと感心しているよ。勿論嫌味は無いんだがねえ。……あの席にしよう、カウンター席は弁天様の特等席だからね。
(思い出の中でも父は呵々大笑し、兄弟達の阿保三昧を見守っているのだろうと思えば、胸の何処かに支柱があるような気さえしてふわふわ笑い。敬意が足りないと言われると、能動的な性格の兄と鞣された毛皮並みにダラけた己の間の高い壁の存在を示唆し小さく頷いて。向けられた視線に和かな瞳を向け、一番乗り心地の良い場所へ這い。店内には驚きまなこの店主が此方を見て何かぱくぱく言っているのが見えるものの、其処は素知らぬ振りを決めテーブル席を指し。其のまま椅子の上への自ら飛び降りて。)
22:
矢一郎 [×]
2016-01-15 00:34:10
ああ、流石は我らの父上だ。…と、解った、解ったからその辺で止めてくれ、調子が狂う。…そうだな。いくら阿呆とはいえ自ら危うきに近寄ることはない。
(弟の言う事が心からの真実であるのはその声音、話し方から嫌でも分かるが、いざ真っ直ぐな言葉を掛けられるとこそばゆいというのが一番の本音で。弟達も母も訪れる店、己が顔を見せようと何ら不自然な事ではないが、如何せん外はまだ夜も開けたばかりの明るい空。店主が面食らったように表情を引き攣らせるのも尤もだと思い眉を下げて、介入不要だと言わんばかりに彼を掌で制し。下手をすると天狗よりも恐ろしい弁天と関わり合いにはなりたくないと素直に弟の向かい側の席に着けば、此方は相手程酒を嗜むのに慣れている訳ではない身、注文に始まる諸々は任せてしまおうと腹を据え視線を合わせ。)
23:
矢二郎 [×]
2016-01-15 22:39:33
おや、兄さんは弟の言葉で照れているのかい。此れ位で照れていちゃあ…世辞も本音にも耐性がつさなさそうだ。一番に良い物は後回しにする、最初は軽い一杯から。此れこそ飲み飽き無いが為の工夫と云うものだぜ。
(固ゆで卵脳が少々柔らかくなる、其れも毎度踏ん張って頑として動こうとはしない兄が照れ臭そうにする様子は珍しくもあり見ていても大層愉快であり。ケケケと蛙の声で含み笑いを零し、良い反応という名の収穫に満足して細く柔く息を吐き。目を合わせる長兄に次男坊からも視線を送り、吸盤がぽこぽこくっ付いた前脚を上げると酒人生から培った薀蓄を並べ。同じく正体は狸である店主へ「赤割り、二杯。其れと次はハイボール。」といつもの惚けたような声音で注文し。運ばれて来た赤割りを舌を伸ばしてちびりちびりと舐めて行けば行くほどに、緑の蛙の血色が巡り気分も陽気へと変化していき。)
24:
矢一郎 [×]
2016-01-17 23:02:51
(/ お返事滞ってしまって大変申し訳ございません…!
ここの所立て込んでおりまして、明日にはお返し出来るように致します…。お待たせしてしまい本当にすみません!)
25:
矢一郎 [×]
2016-01-18 23:45:39
遅くなってすまない、矢二郎。…くそ、矢張り俺はとんだ阿呆狸だ。こんな兄でも良いと言うのなら…これからも宜しく頼む。
照れるものか、余計な御世話という奴だ。ほう、伊達に経験を積んでいる訳では無いらしいな…今回ばかりは、素直にききいれると、するか。
(またこの弟は頭の中で失礼な喩えをしていそうだと勝手に想像しては口をへの字に曲げ顔を逸らし。ややあって運ばれて来た赤割りに目を落とすと浮かぶのはこの酒を愛飲しているという半天狗の女性。触らぬ何とやらに祟りなし、早々に打ち消すと一気にグラスの半分程をぐいと煽り。元来の体質か普段上の弟二人のように酒を好んで含まないせいか、頬が火照るのを感じ少々呂律の調子も悪くなったようで皮肉の歯切れも辿たどしくなり。二杯目に入る頃には既に目は座っていて、ぐらりぐらりと揺れる視界に映る蛙を見ては「む、矢二郎。お前はなぜそんなすがたなのだ」と唇尖らせ。)
26:
矢二郎 [×]
2016-01-19 00:13:04
帰って来たのかよ、兄さん。阿呆なのはお互い様だぜ?なにしろ毛玉だ…いつ何があったとしても気長に待っているよ。あんまり気にしなさんなってこった。
可愛い反応をするねえ、緑の蛙が赤くなってしまうよ。偽電気ブランを赤玉ポートワインで割った一杯、弁天様が好むのも解る気がするね。__兄さん、兄さんやい。
(つれない素振りも長兄ならではの照れ隠し、何処となく素直さに欠ける様は赤玉先生に共通しており生暖かい目で見守る事に決め。狸界の化ける礼儀云々にもとやかく煩い兄の事なので、まあ下戸だろうとは予測していたが思った以上に早速酔い潰れそうな彼を前にしてしみじみと味わい。不服を見せる兄の言葉に手を止め、とろりとアルコールが回った瞳をほんの一瞬閉じると蛙の足は次第に太く長く、こめかみからはピョンと特徴的な髪が飛び出し数年振りの人間の姿へと変化して。本人も余りにもブランクがあり過ぎてぽかんと口を開き、次第に勢いづいて「捲土重来」と呟いて。人間の腕を伸ばし、てろんと潰れそうな兄の肩を優しく揺すり。)
27:
矢一郎 [×]
2016-01-19 22:18:23
そう言ってくれると…うむ、本当に有難い。俺の方も、此処がお前の帰る場所となれる様ずっと待っている。まだやり切れていない事もある、体調には気を使うように。/蹴可
か、かか可愛いだと!?この姿の何処を見てそう思うのだ、遂に視界まで蛙になってしまったのかお前は____大体、む、俺はへいきだぞ。もんだいない、もんだいない。
(普段摂らないアルコールの回った脳では正常な思考はままならない。向かいの席からの生暖かい視線を浴びれば些か声を荒げ、グラスを持っていない方の手で握り拳を作ればテーブルをゴンと叩き。確か蛙は目が悪かった筈だが、はたと顔を上げた先にあったのは久し振りに見る人としての姿。懐かしさと照れ、そして矢張り経験の差からか気分が良さそうに呑んでいる弟に対する少しの悔しさから説教を始めようとするも、至極優しく揺らされる振動と幾年ぶりかの暖かい手に絆されただ頷くだけで。数年の間、井戸の中からとはいえ母を、下の弟達を、そして自分を気にかけていた次兄を諭すように彼の手に己のそれを添えて、ぽん、ぽんと軽く叩き。)
28:
矢二郎 [×]
2016-01-20 22:44:03
酷い言い草だ、俺は其処まで腐っちゃいないぜ。兄さんはいつも力んでばかりいる…今はあべこべにフニャフニャ。問題はあるらしい、意識を失ったら兄さんと二人の時間が夢の中に移ってしまうんじゃないかい。
(机を叩く音に「御立腹かよ」とぷつぷつ呟き、起きていても半ば眠ったままの瞳を酔いどれ長兄に向けて少しばかりムッとしたらしく。酔いに任せるとは怒りに任せるのでは無い、腹の底から暖かく、又人生を美しく歩むとは何かに気付けそうな心地と共に眼下には京都の景色が広がるようなもの。三男なら明らかに悪戯に手を出して、四男なら兄ちゃん平気かいと案じる所を目ばかり細め唯見つめに見つめ続け。安心させるような仕草は幼少時の二人を思い起こさせ、若い乍らもう狸の頭領になるべくえっちらおっちら崖を登る兄の重ねた苦労なるものが潰れた格好に表れているように見えて。触れられる手はそのままに、顔をそろりと兄の横顔へ近付け、耳朶に唇が触れそうな距離で淡々としつつも寂しげな色を含めた言葉を囁いて。)
29:
矢二郎 [×]
2016-02-07 00:15:37
兄さん、相変わらずのご多忙かい。
最近は風の神様が頑張っているらしい…兄さんが体調を崩したのかと心配しているよ。
もし俺とのやり取りが厳しいと思っているなら、一言だけ貰えれば井戸に帰るぜ。
もし俺の予測が外れていたら、また元気な姿を見せてくれれば何より。
30:
矢二郎 [×]
2016-05-21 14:31:47
上げておくぜ、まだ待っているからね。
31:
矢二郎 [×]
2017-01-24 10:33:53
懐かしくて来てしまったよ。二代目もついにアニメデビューするらしいね…兄さんの春も観れるらしいぜ。
もう見ていないとは思うけれども、俺はこうしてのんびりと兄さんを待っているさ。
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle