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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
14:
宗三左文字 [×]
2015-12-23 17:20:24
ああ、すみませんねえ。貴方を揶揄いたくて態と…ですよ。(しれっ/…)頻度なんて正直どうだっていいんです、長期間続けてくださるのならば幾らでも待ちますから…、此方こそ、末永く宜しくお願いします、長谷部(ふふ、)
そうですか、良かった……いめーじに相違はない、ということですね。ならば互いに遣りやすいというもの。――設定の方も了解致しました(こく、)
そうですね…僕は、>1の様に「れあ刀に混じっての顕現」が良いです。何となくですが、其方の方が話を進めやすい気がして……あぁ、そういえば。顕現後の話の流れはその場その場で考えて、という形で宜しいですか?宜しいようでしたら、どの場面から始めるか、どちらから絡み文を出すか、といったことを決めてくだされば…と思います。
何だか僕、希望を聞くためとはいえ貴方に判断を委ねがちですね…申し訳ありません。遣り取りが始まれば此方ももっと積極的になる所存ですので、どうか安心してくださると幸いです(一礼、)
15:
へし切長谷部、 [×]
2015-12-24 01:00:19
__そうか。ならば俺も貴様を「貧弱な鳥」とでも呼ぶとするか。構わんな?貧弱な鳥。( 青筋ぴしぃ / ... )そう言って頂けると有難い。……其れと…其の、だな。俺と握手、しろ。勘違いするな、此れは主命だ。「宗三と仲睦まじく」と仰せつかったからな。( 右手ぎぎぎ差し出し、 / 不自然過ぎ )
「れあ刀に混じっての顕現」だな。了解した。__嗚呼、其の様な方式で進めるつもりだ。場面は「宗三顕現直後の初対面」からを希望する。絡み文は……出来ることならば貴様に頼みたい。_言っておくが、出来ないと言う訳ではないからな。苦手なだけだ。( 言い訳 )
其の様な事など気にするな。俺も気にしていない。( 首振り、 )貴様の口から積極的と聞ける日が来るとは思わなかったな。楽しみにしておこう。( くすり )
16:
宗三左文字 [×]
2015-12-25 00:12:42
貧弱な鳥?…否定は出来ませんけど、貴方こそたかが犬っころ分際でよく口が回ることで。――嗚呼!なるほど分かりました。弱い犬ほどよく吠える、と言いますものね。(にこぉ、更に煽る/目が笑ってない)
主命……僕達を仲良くさせて、主は一体何が楽しいんでしょうかね。まあ、握手ぐらいなら僕は別に構わないんですけど……ほら、これでご満足いただけましたか?(あからさまに目をそらしつつ相手の手ぎゅっぎゅ、/雑)
ふふっ…言い訳をなさらずとも、僕は気にしないと言うのに(くすくす、) 取り敢えず、他に決めることも今は特に思いつきませんので、早速絡み文を下に出しておきましたよ。書きたいことを詰め込み過ぎてかなり乱れた文になりましたが…如何でしょう?長さ等は気楽に回せる程度で適宜変更する…と言うかしてしまう予定ですので、貴方も気兼ねなくその様にしていただいて構いません。
そうですか?…ありがとうございます(ふ、) ええ、楽しみになさってください。とは言え、実際に貴方を喜ばせられるかどうかは分かりませんよ…?(しゅん、)
(名も無き涅槃の淵に似た場所を揺蕩う己が意識が突然、何者かに掬い取られる様な感覚を覚えた。穏やかな心地に浸っていた所を邪魔をされたようで、非常に不愉快だ。そんな時、嗅ぎなれた鉄の匂いが不意に鼻を突いた。それと同時に、凄まじい熱気を感じる。……あの時と同じ、だ。身を焦がすあれは、そっと僕の薄い皮膚を包み、撫でて、そして――喰らう。思い返した途端、えも言われぬ恐ろしさが全身を駆け巡る。辺りを確認しようにも瞼は動かなかった。それどころか身体は一片足りとも動かないようだ。逃げなければという焦燥と、もう無理だと相反する諦めが同時に思考を支配する。……しかし、どういうことだろう。幾ら待とうがこの熱は決して危害を加えてはこない。どうやら焼く為の炎でも、況してや再刃の為の炎でもないらしい。寧ろ、もっと穏やかで優しいそれは、言うなれば“始まりの炎”。再び気持ちを落ち着かせ、炎に身を委ねる。それを待っていた、とばかりに頭へと流れ込むのは大量の知識だ。これからどうすべきなのかといった大きな趣旨から、生活についての細々とした些事までを前もって全面的に教えてくれるらしい。有難いことだ。――そうこうしているうちに熱は離れ、肉体の構築が終了する。暫しの静寂の後、外界からそっと名を呼ばれた。厳かな声でおいでください、と。これが審神者、僕の主の声だろうか。呼び掛けに応じるが如くその声を辿り、そうして静かに、緩やかに目を開いた。)
……宗三左文字と言います。貴方も、天下人の象徴を侍らせたいのですか……?
17:
へし切長谷部、 [×]
2015-12-26 00:53:51
煩い、不必要に囀るな。その口_俺が直々に閉ざしてやろうか?( 顎掴みぐい、にや / 煽られ過ぎ )
_おい、主を軽んじるな。あの方にもあの方なりのお考えが有っての事だろう。( 睨み、 )_…幾ら近侍とは言え、主のお考えになられる事に一々首を突っ込んで良い訳ではない。それは現在近侍でない貴様も然りだ。…だがしかし、確かに「仲睦まじく」は……( ぎゅ、一応握り返し / ぶつぶつ )
嗚呼、感謝する。何も問題は無いぞ。是非この侭のろるで頼む。_俺も状況や展開、雰囲気によって長さは色々に変動するだろう。故にその辺りは暗黙の了解で片付けるのが妥当だな。( こく、 )
何を言う。特別な事をしようと力まなくとも、その侭の宗三で俺は十分楽し__……否、何でもない。( ハッ..、視線ふい )
__..、
( _"宗三左文字"。その名を聞いた瞬間、一気に背中がざわりと粟立つのを感じた。近侍と言う立場を取っている故から、顕現した刀剣男士を逸早くこの目に出来ると言った利点_。しかし当然利点の裏には欠点も存在している。"宗三左文字を目にした事での動揺を、彼や審神者に悟られぬ様に努める難易度が高いという事実"これが粉う事無き欠点だ。_まだ、人の姿を取る前。あの頃も確かに俺達は会話をしていた。"声"と言うものを感じる事は無かったが、会話をしていたのは事実だ。自分の名前を憂いた表情で呟く彼を見詰めては、暫しの間身体の内を駆け巡る懐かしさや何やらに翻弄されていたものの、審神者の己を呼ぶ声にハッと意識を集中させた。しかし_審神者のその口から発せられた命は目を見張るものであった。"宗三に本丸内の案内をしてあげて下さい"__何故俺に、と声を上げそうになるのを必死に飲み込み、未だ整理が付かない気持ちに困惑の表情を浮かべた。審神者は近侍の仕事は一旦休んで良いと仰られたが、どちらかと言えば今の自分にとって有難いのは宗三と関わらずに近侍の仕事を続行する事。だが、主命とあらば無下に断る理由も見付からず、「 _承知致しました。お任せ下さい。 」左胸に右手を添え深く礼をした。宜しくお願いします_そう言い残し去っていく審神者の後ろ姿を見送りながらも頭の中を制しているのは只今背後に立っている彼の事_。振り返る前に、何処か浮き上がっている気持ちを抑え込み、短く息を吐く。それから成るべく動揺を悟られぬ様にと半ば睨む形で振り返りざまに彼を見据えては些か掠れた声で呟き、逸早く彼と距離を置きたくて返事も聞かぬ侭に歩き出した。 )
…まず左文字派の部屋だ。小夜と_江雪も最近に顕現した。今の時間帯なら二振りは部屋に居るだろうから、挨拶を済ませろ。それから本丸内を案内する。
18:
宗三左文字 [×]
2015-12-27 00:14:10
ん、乱暴は嫌…ですよ?……それに、一つ言わせてもらえば籠に入れられた鳥は精々鳴くのが仕事です。なのに貴方は囀るなと仰る。ね…貴方も、僕を飼い殺しになさるのですか?(あざとく瞳うる、/引き際の心得有り)
はいはい、そうですね。あの人の言う事は絶対ですものね。(眉ひそめ、/適当)…別に、あの人の考えることなんて元より大した興味はありませんよ。……はぁ。その様子を見る限り、主の命に何か思う所があるのは貴方の方らしいですねえ。(手持無沙汰、両手で相手の手弄びつつ/…)
ええ、了解致しました(こく、)――因みに、此方の会話はどう致しましょう。僕としてはこの様な会話も存外気楽で好きなのですが、もし必要ないと思うようであれば無論切っていただいても構いませんよ?…貴方の御心の侭に従います(微笑、)
おやおや……ふふっ、何とも嬉しい言葉が聞こえましたねえ。ありがとうございます、長谷部。僕も、其の侭の貴方で十分…いえ、十二分に楽しいです。(緩り顔覗き込み/くすくす、)
(緩慢な所作で、幾度か目を瞬かせてみる。少々ぼんやりとはしているが、どうやら距離感の掴みや色彩感覚に狂いは無いようだ。目前に見えるのは今代の主となる審神者と、その隣にもう一人――この本丸に顕現した刀剣男士の一人だろう。僕が名乗りを上げる際に妙な視線を投げ掛けてきたのはその彼だ。視界から得られる情報を整理し考え事をしていたせいもあるが、彼は直ぐ様主との遣り取りを優先してしまった為、先の視線は何だったのかと問い掛ける隙も出来なかった。仕方がないからその間に、上半身から下半身、衣服や手足の確認をしてみる。これが僕、宗三左文字の肉体……如何にも貧弱で細っこい、脆そうな身体ではないか。これはきっと、焼けた後に再刃された影響なのだろう。視界に映る髪は撫子色でどうにも癖のある髪質のようだが、存外柔らかであるのは良かったと思う。――此処で突然、はたと息が詰まる様な気がした。初めて聞いた彼の声はやけに耳に馴染む様で、何故だろう、酷く懐かしい様な…。とくりとくりと訳も分からず早鐘を打つ心の臓の真上に右手を添え、そして僅かに頭を振る。駄目だ、分からない。一度忘れよう。無意味な動揺に困惑の表情を浮かべていると、不意に彼が振り向いた。…僕は彼に何かしただろうか。睨まれればやはり良い気はしなくて、咄嗟に冷えた笑みを返してしまう。彼によれば、僕の兄弟刀はどちらも先に来ているらしい。殆ど関わることのなかった二振りだ。仲良く出来るだろうかという不安が頭を過ぎるが、それも束の間。彼は僕を置いて行こうとしていた。どういうつもりだ、と声は出さずとも慌てて駆け寄れば、小さな意趣返しの心算で彼の外つ国由来の衣服を掴む。どうだ、これで置いて行かれることはない。何処か満足気な笑みを浮かべながら、掴んだそれをぐいと引っ張ってみる。此方ばかりが心を乱されっぱなしというのは些か気に入らないのだ。そうして態とらしく媚を売る様な猫撫で声で“ねえ、”と話し掛ければ、さあ、彼はどの様な反応を返してくれるのだろう。…とろり、己の目が細まるのを感じた。)
…ねえ、僕はまだ、貴方を知りません。ですから、どうか貴方のお名前を教えてはいただけませんか……?
19:
へし切長谷部、 [×]
2015-12-28 00:12:44
_籠から逃げると言う手は無いのか?飼われ、繋がれ、__唯一の手立てでさえ制限されて仕舞うのなら、新たな手立てを捜す事が妥当だろう。( 眉ぴく、 / 耐えてる )
…現在俺達がこうして人の身体を得て、馴染みや腐れ縁の刀剣と話が出来るのは、何よりあのお方のお蔭だ。_其の恩がありながら、貴様の主に対する態度には些か疑問がある。( じと、 )主の全ての言動に疑問を持っている訳ではない。…ただ、何故主はよりによって貴様と__。( 手じっ / 抵抗せず )
必要無い、_等と言うとでも思ったのか?俺にとって此方の会話は一種の癒しとなっている。貴様さえ良ければ続けたいと思うのだが。( ちらり、 )
判った、判ったから_此方を見るな。の、覗き込むなッ( 頬かかか、手で相手制し )
( 数え切れない程の年月を経てやっと巡り会えたと言うのに_情けない事に、何から話せば良いのか、何と話し掛ければ良いのか判らず、険しい表情の侭に歩みを進める。未だ感情の整理が追い付かないふわふわとした気分を何とか振り払おうとするものの、考えるなと思う程に頭に浮かんで来て仕舞うもので、些か苛付きを表情に表す。と__「…ッ!!?」不意に背後から襲ってきた小さな抵抗と、蕩ける様な優しい声音。引っ張られては止まって仕舞うのが自然の摂理と言うものだが_今は其れを悔やんでいる場合ではない。_彼は言った。俺を知らないと。俺の名前を教えてくれと。…何の冗談だ、と声を荒らげそうになるのを堪え、歯を食い縛った_些か影のある顔で振り返る。其処には俺の服の裾を掴んだ侭の彼が、何が楽しいのか緩やかに…何処か艶やかにも見える表情で立っていた。どくん、と心の臓が激しく脈打つ。_其の目で見詰められては、何故だか何も言えなくなって仕舞う。「__ッく、」無意識の内に小さく呻き声を発し、振り向いたばかりであるにも関わらず半ば彼の手を振り払う様にして再び歩き出す。そして、眉間辺りに軽く右手を添えながら口を開いた_今の俺にとって、此れが限界であった。 )
_面白くも何ともない冗談は止めろ、宗三。未だ貴様は此の本丸を知らない。貴様の最優先事項は"此の本丸を見て回る事"だ。_俺と話等、後で幾らでも出来るだろう。
20:
宗三左文字 [×]
2015-12-28 14:17:40
――逃げて、それで何処へ行けと言うのでしょう。もし仮に逃げ果せたとしても、どうせまた直ぐに捕らえられて手元に置かれるんです。…諦めもまた、一つの手立てだとは思いませんか?(儚げに目伏せ、憂い顔/魅せ方計算済み)
確かに兄上や小夜、それに薬研や…貴方に、再び会うことが出来たのはあの人のお陰ではあります。…ですが、人の依代が欲しいと此方から強請ったわけでもなし、何故主に恩を感じなくてはならないのです…(むう、/屁理屈) 良いじゃないですか…仲良き事は美しき事です。それとも何です、僕と仲良くするのは嫌だとでも?(じとり、/それでも手は離さない)
!、……もう、驚かせないでくださいよ。その様に思って下さっているなら幸いですし、勿論僕も同感です。…では、此方も続けるという方向でいきましょうか(ふふ、食指ぴんと立てつつ)
あっ、こら長谷部、止めなさいっ、見るぐらいならタダでしょう!(相手の手ばしばし、)
…、…酷いひと。
(整った顔が何処となく強張っている。少しだけとはいえ、そんな彼の動揺を見ることが出来た。其れが嬉しくて、愉しくて。もっともっとと逸る心の侭にもう一度手を伸ばそうとした時だ。僕を振り払う様に、彼はまた歩き始めてしまった。僕が思うに、彼は少々横暴で強引である。じとりとその背を睨めつける様に眺め、一言のみの素直な感想…もとい文句を零す。その直ぐ後に彼は言葉を紡いで――…僕は何も、冗談を言っているつもりは全くと言っていい程なかった。しかし、彼は冗談は止めろと言う。それに加え、不思議と親しげに聞こえる宗三、との名前呼びに、主の命を果たそうとする直向きな態度――あぁ、そうか。懐かしさを感じたのは、彼が僕の知り合いだからか。今更ながら其れに気付いてしまえば、後はなし崩しに彼の正体が分かるというもの。話等は後で幾らでも出来る、という相手の言葉に肯定を示す為こくりと頷くが、前を向いた彼にはその返答は分からないだろう。そう考え「…はぁ。…すみませんねえ、無駄口ばかり叩いて」頷きの代わりに、と口から出した言葉はやけに棘があった。相手が“あの刀”だから、無意識にそうなってしまう。ねえ、“へし切”…貴方なのでしょう?――確認を取っても良いが、其れはまた後で、だ。彼はきっとどういうことだと内心訝しんでいるだろうから、今はもう少しだけ、そんな彼の様子を見ていたい。ふわりと綻ぶ表情の侭にそっと足を踏み出せば、彼の二、三歩後ろを追い掛ける。)
見て回った後は自由でしょう?…後で、沢山お話をしましょうね。
21:
へし切長谷部、 [×]
2015-12-30 00:54:22
__諦めは手立てに入らないな。其の瞬間に全てが終わる。だから__遠くへ。羽ばたいて、羽ばたいて、遠くへ。羽根が抜けても骨が折れても、遠くへ__。( 頬に手添え、唇ちゅ )
…そうか。其れならばもう貴様の世話を焼くのは止めにしよう。屁理屈しか言えない口が変わる迄は止めるとしよう。( 半ば呆れ )嗚呼、嫌だな。貴様と馴れ合うつもりは無い。( 手ぎゅうう、 / どっかで聞いた事ある台詞 )
嗚呼、有難い。此方では、本文では語れない事も語れるからな。一種の楽しみと言うものだ。( 頷き )
_タダでは済まないからこうしているんだ。少しの間だけ大人しくしていろ。( ふう、頬冷まし )
__本当に無駄口ばかりだ。猿轡でもして塞いで遣りたい程にな。
( __酷いひと__…ぽつりと呟かれた一言に、自身でも些か理解に欠ける程に又ドクンと心の臓が現在の気持ちを主張する。ちょっと待ってくれ。駄目なんだ_そう言い聞かせでもしないと今すぐにでも彼に襲い掛かり滅茶苦茶にして仕舞いそうだ。_そんな事にならぬ様にと冷静を装って無言を貫き通していたと言うのに、不安定な情緒は彼の言葉に添えられた小さな棘に対して過剰に、且つ簡単に反応する。ピシリ、と頭の中で何か音が鳴った。まるで其れが合図だったかの様に次から次へとつらつら姿を現す己の言葉。彼の言葉に付着していた棘よりも遥かに鋭い棘が、戒める様に発言元の俺をもちくりと刺す。此の侭ではと焦る内心とは裏腹に、驚く程に表情は変化を見せていなかった。先程迄は感情に比例して表情も歪んで仕舞っていたのだが_きっと今の俺は、何も気にしてないと涼しげな顔を覗かせているのであろう。そろそろ自己嫌悪膨大して来た頃に掛けられた彼の声。耳にしたばかりであるのに自然と耳に馴染む心地よい声に、一拍空けて返答をした。 )
…今日中に済ませねばならない書類がある。其の間、貴様が共に俺の自室に居られるのであれば構わない。
22:
宗三左文字 [×]
2015-12-30 22:25:23
ん…、……無理ですよ、そんなの無茶です。無謀の一言に尽きます。僕にはきっと……。あぁ、でも――それでも。如何に情けない姿を晒そうと貴方が見ていてくださるなら、少しは頑張ってみても良いかもしれませんね…(涙ぽろ、出来損ないの笑み)
!、……僕は別に構いませんよ?貴方に世話を焼かれなくとも僕は自分で何だってしますし、それに、貴方が傍に居なくたって全く寂しくなんか、……寂しくなんか…ありません。(早口、虚勢のち俯き自己嫌悪)
…なぁんて言いつつ、ちゃんと手は握り返してくれますよね。本にお優しい事で…(くすくす、/珍しく無邪気)
確かに、此方は気兼ねなくお話が出来ますからねえ…本文に行き詰まった時の息抜きにも丁度良いです。――あ、息抜きで思い出しました。長谷部、貴方ちゃんと休んでます?(相手の頬ぺたぺた/唐突)
……はあ、詰まらないけど仕方がありませんね。本当に少しの間だけ、ですよ?それ以上は大人しく出来ませんから。(澄ました顔で目瞑り、)
(彼からの言葉は鋭い鋒を以て胸に刺さった。嗚呼、止めて――心が悲鳴を上げて被害者面をするが、酷いのは僕の方だ。たった今彼から与えられた痛みは己が身から出た錆である。猿轡如きで僕の口を塞ごうだなんて――何て烏滸がましいんでしょう。そんな不遜な返答が直ぐに頭を過ぎるが、此処で咄嗟に理性が効いて、そっと口を噤んだ。其れではまた彼を嫌な気持ちにさせてしまう。“…ならば一体、僕はどうすれば?”…とうの昔に、それこそ飽きる程に幾度も繰り返した自問がぐるぐると頭を巡り――“どうすることも出来ない”、という諦めの自答に、今回もまた漏れなく辿り着いた。何かを言いたくて、けれども言えなくて。己が悶々と悩む間に、彼はまた言葉を紡ぐ。其れは此方にとって予想外の、何とも快い返事。……嬉しい。遠回しで短い、何処か素っ気なくも思える物言いなのに、心はじわりと温かくなって。彼の一挙手一投足で悲喜憂苦を感じる己の何と安っぽいことか。そう思うのに、緩む頬は一向に直らない。情けないことだ。はらり、己の背後に舞うのは桜。感情の高ぶりに応じて出て来てしまったらしい。こんなにも喜んでいるなんて、目の前を歩く相手は知らないだろう。否、知らなくていい。…今はどうか、此方を見ないで。そんな願いを込めながら、返事をそっと風に乗せる。)
邪魔にならぬ様静かにしていますので、どうか僕を部屋に置いてください。…無論、僕に何か出来る事があるのならお手伝い致します、遠慮なく申してくださいね……?
23:
へし切長谷部、 [×]
2016-01-02 01:04:58
嗚呼、誰よりも近くで見ていてやる。羽根が抜けたら揶揄ってやるし、骨が折れたら無様だと指をさして笑ってやる。一振りでの逃避行に苦しみ続けるよりも、俺の皮肉に付き合っていた方が気が楽だろう?貴様は。( ふ、指先で涙拭い )
_自分が発した言葉で傷付いてどうするんだ、宗三。宛ら己の体内の毒に当たる蝮の様だな。( くっくっ / お気に召したご様子 )
…何を笑っている。握り返さない方が良かったのか?( ぴし / … )
何だ、突然。( ぱちくり、 )普段俺達の為に御尽力下さっている主の御手を煩わせぬ様働くのは当然の事だ。己の為にいちいち休息している暇等無い。時間を有効に使う為には睡眠や休息の時間を削るのが妥当だろう。( さらり / ワーカホリック )
嗚呼。貴様は大人しそうに見えて、実際は我慢が出来ない幼子の様な者である事は承知している。( ずば、 )…もう良いぞ。( 手退け、 )
遅くなったが、明けましておめでとう。出逢ったばかりとは言え、貴様と共に年が越せて良かった。( ぼそ )今年も宜しく頼む。
…貴様の手等借りずとも良い。大体、俺の仕事だ。貴様が手伝う義理もないだろう。
( _ちょっと待て。足は止まらずとも思考は一瞬停止する。彼は手伝いを申し出てくれたが、そう言った通りに自室での仕事は飽くまで"自分が片付けなくてはならないもの"である。仕事と言うのはいい意味で己を縛ってくれる枷だ。休みたい、遊びたい等の欲望を抑え込み全ての仕事が終了してから、やっと枷が外せる。_何故他人の仕事を手伝う必要があるんだ。そう考えて仕舞うのは己が仕事人間_仕事刀か_であるからこそ。併し当然其れを理解している筈もなく、ただただ内心首を傾げていた。「着いたぞ。此処が左文字派の部屋だ。数分時間をとってやるから、挨拶を終わらせて来い」_何だか俺の物言いは、主がてれびで御覧になられていた刑事どらまの刑事の様だ。…何て謎の共通点を発見しつつも、流石に其れを表に出す事は無く淡々と告げる。左文字派の部屋は本丸の中でも少々陽当たりが悪い場所に建っており、其れに伴い些か肌寒い。故に冬場は、人の身体と成った今では足先や指先が冷えて来るので好んで此の周辺に立ち止まって居たくはない。_併し彼の案内は己の命より大切な主命である。仕事に私情を持ち込むのは禁断事項だ。…此処迄脳内で様々な葛藤を続けてきて今更な事は否めないが、気持ちを一新し、会話が聞こえぬ様にと左文字派の部屋から少しだけ離れた場所に立っては険しい表情で腕を組んだ。 )
24:
宗三左文字 [×]
2016-01-03 00:46:12
…ええ、貴方の言う通りですよ。何方かに変に慰められるよりかは、貴方に醜く卑しい姿を嘲笑ってもらう方が余程気が楽です。皮肉を返す度に何だか、寧ろ元気になれそうで……貴方となら、本当に遠く迄行けそうだ。(くすり、嬉しげに)
ああ、もう…笑わないでくださいよ。仕方が無いじゃないですか…勝手に口が滑るんです。(はあ、)…取り敢えず、先程のは嘘ですよ。僕は貴方が居ないと何も出来ません(と言うかしません:心の声/怠惰の極み)。ですから、貴方は僕の世話を焼きなさい。(びしぃっ/…)
いいじゃないですか、少し笑うくらい。…貴方の手って存外好きなんですよ。だから握り返してくれないと嫌です。(しなだれかかり、)
あー…はいはい。聞かなきゃ良かったかな…(顔顰め) その当の主が貴方を心配していたんですよ。…曰く。長谷部にはもっと休んで欲しい、と。仕事をするのは一向に構いません。然しながら、主の為にと動くのであれば主に無駄な心労を掛けない様にすべきでは?――つまり、適度な息抜き及び睡眠を入れるべきかと…主もきっと、それで安心しますよ。然してあわよくば僕にもたくさん構って下さると嬉しいです。(真剣/最後で台無し)
は、言うに事欠いて幼子とはまた随分な事を言ってくれますねえ、へし切。……我慢ぐらい出来ます、馬鹿にしないで下さいな。(つん、)
此方こそ遅くなりましたね、あけましておめでとうございます。…僕も同じ気持ちですよ、長谷部。巡り会ってくれてありがとう。今年も何卒、よろしくお願い致します。(微笑、)
可愛げのない返事だこと。…別に、僕が手伝うのは貴方の仕事だとは言及していませんよ。貴方の部屋に暫し居座るのですから、お茶汲みの様な雑事ぐらいならしてあげても構わないと言っているんです。
(何処か上から目線な言動がしれっと口を突くが、それに対する自嘲よりも今度は少々呆れの方が勝った。長所と短所は紙一重。責任感が強いのは良いが、反面、相手は意固地な気がする。書類整理でも何でもするのだけれど…。そんな言葉は、断られる結末が見え見えでとてもじゃないが口に出すことは出来ない。あまり囂しくすれば彼は憤るかもしれないから、とこれ以上の言は此処で控えることにした。――彼と自分が今居る廊下は非常に寒い上、何とは無しに空気が張り詰めていて。居心地が悪い訳ではないが、今更怖じ気立つ。着いた、との声に心臓が跳ねた様な心地がした。兄弟刀と何から話せばいいかなんて全く頭に思い浮かばないし、そもそも彼らが左文字の銘を失った自分を歓迎してくれるのかさえ分からない。…嫌な気分へと突き進む己が頭を緩り振って、思考を止めた。彼が離れた場所に足を運んだのを確認した後、緊張を解くように幾許かの間を置いてそっと障子越しに声を掛ける。「兄上、小夜。…失礼します」次兄が来たのはお見通しだったのだろう、内からは僅かな身じろぎの音と共に「どうぞ」という許可の言葉。そっと障子へと手を掛ければ直ぐ其処に、己には左目と僅かな装飾品にしかない色を全面に纏った二振りが並んで座していた。そう、僕とは異色の、左文字の青――。途端、ちりっと心の奥底で燻ったのは、眩しくて、寂しくて、妬ましくて、羨ましい様な。複雑に混ざり合った感情だった。…僕は咄嗟に笑みを取り繕う。兄弟を悲しませる様な事はするべきでないと頭が叫ぶのだ。きっと、こんな感情は彼らに見せるべきではない。言葉少なな二振りの反応が何処か憂いと戸惑いを含んでいたのとは反対に、つらつらと勝手に挨拶の言葉を紡ぐ自身の口は不自然な弧を描いた侭で。――嗚呼、この空気には耐え切れない。早く終われとただひたすらに、時が過ぎるのを待ち望んだ。)
25:
へし切長谷部、 [×]
2016-01-06 01:09:21
嗚呼、無論行けるさ。_もし、付喪神としての役目が終わって…尽くすべき主も、果たすべき主命も掌から消え去って…身体も無くして仕舞っても、貴様と一緒ならば構わない。来世は本当の意味で貴様と一つになりたいと思う。_…其れだけだ。( かあ、ふい / 語っていたのに気付いた様子 )
随分と大きな子供だな。世話を焼かれないと何も出来んのか。…此の事を江雪や小夜が知ったらどう思うのだろうな?( にや、 )
_貴様は本当に狡い。皮肉を返したと思いきや好きだと言う。…狡い。( む、 / 乱されっぱなし )…重い!急に寄り掛かって来るな。( ふん / 拒否はしない )
…主が?( ぎょ、 )_そうか、主がそう仰られていたのか…。息抜きや睡眠時間を取り入れるとなると、あの仕事を此方に回して…。_やはり仕事の達成個数は少なくなるな。併し其れで主から御心配を頂かなくて済むのなら…、( うむむ…難しい表情 / 最後の言葉聞いてない )
其の名で呼ぶな。_我慢が出来ると証明したいのなら、見るだけならタダやら少しの間だけやら煩く囀ずらない事だ。( ふんす )
_…全く、知ったような口を聞く。
( 些か緊張した表情で左文字派の部屋へと足を踏み入れた彼を横目で見送ってから、ぼそりと短く小さな声を漏らす。手伝うと言われては俺の仕事を手伝うと言う意味だろうと真っ先に思って仕舞うのは仕様が無い事ではないか。其れなのにあんな口を__…急に身を襲う違和感に思考を止める。違和感の元となっているのであろう口許へ指先を這わせれば、俺の唇は控えめながらも嬉しそうに弧を描いていた。何故、と少しだけ目を見開く。何故、俺は笑っている?…嬉しかったとでも言うのか?幾年もの年を越え、やっと巡り合えた彼と皮肉を言い合えたのが。おおよそ俺の事は記憶に無いのだろう彼と何気無い会話を交わせた事が。_ちらり、視線を左文字派の部屋の襖へと移動させる。離れている為に会話の内容は全く理解出来ないが、ゆったりとした江雪の声、短く高い小夜の声、そして耳に馴染む彼の声が風に乗ってぼんやりとした響きを伴って届く。…もう一度、自分の唇にそっと触れた。今度は笑っていない。先程笑っていた時と、只今笑っていない場合の気持ちの違いを比較し考えてみる。笑っていた時の方が気持ちが楽で、些かリラックス出来ていた様に感ずる。_何故だろう?状況を比較し考えてみる。…彼が隣に居るか、居ないかだ。_何と言う事だ。気付いた頃にはもう遅い。例え忘れ去られて仕舞っていようとも、"其の両の目に写すのは俺だけを。其の口から出る言葉を掛けるのは俺だけに"と切に願って仕舞う程には、_俺は貴様に惹かれていた。 )
26:
宗三左文字 [×]
2016-01-07 17:20:48
…今、とっても温かい気分です。…嬉しい。(ふ、)そうですね、いつの日か人の子として生まれ落ちる事が出来たら――…僕は、ずうっと貴方のお傍に居ますよ。もう、離れたくなんてありません。離しませんから。(ちゅ、頬に口付け)
あ、貴方今“勝った”とか思いました?(じ、)…甘いですね、長谷部。告げ口しようと無駄ですよ。兄上や小夜はお優しいから、小言を漏らしつつも何だかんだで僕の世話を焼いてくれますし、手取り足取り物事を成す方法を教えてくれます。(どやぁ/兄弟自慢)
ふふっ…好きなものを好きと、言いたい事を言って何が悪いんです?(ふわり目細め、)…僕を侍らせているんですから、それくらい耐えてくださいよ。(くす、/耳元で)
――長谷部の馬鹿。やっぱり僕よりもあの人の方が大事なんですね?…この鳥頭でも十分に理解出来ました。僕はいつだって貴方の事を考えていると言うのに、貴方は何かあれば直ぐ主命だ何だと際限無く吠える。嗚呼、喧しくて敵いませんねぇ、(ぎりり、眉根寄せ/主に嫉妬全開)
……黙ればいいんでしょう、黙れば。何なら、物言わぬ雛人形の様にじっと身動き一つしないでいましょうか。それで僕が我慢できるってこと、証明出来るでしょう?(ふん、/意地を張った発言)
(恙無く順調に、とはいかなかったものの比較的穏和な関係を築けたのではないだろうか。透き通った二振りの目はまるで此方を見透かしてくる様な鋭さを内包しているが、其処には底知れぬ愛情や優しさの様な色も含んでいて。じ、と向けられた侭の其れに戸惑う事も多々あったが、やがては確りと受け止め、然して半端ながらも返す事が出来た。それ故か、兄上も小夜も少し嬉しそうに見える。…そんな中、不意に約束の時間が近付いている事に気付いた。もう少しだけ、なんて心残りに思うと同時に、彼を待たせてはいけないという思いもあって、緩りと断りの言葉を挟む。其れに兄と弟が頷くのを確認した後、一礼をして退室。タン、と後ろ手に閉めた障子の木枠が僅かに音を鳴らした。妙に早く脈打っていた心臓が途端に静まり始めると、音も無く溜め息を零す。僕が真に彼らを兄弟だと言える様になるには、これからまだまだ時間が必要らしい。気を取り直して「すみません、少々長引いてしまって…」と小さな声で長谷部に話しかける。姿が目に入ると、先の緊張は直ぐ安堵に変わった。彼と居る時はどうにも変に胸が熱くなって――併し、尚且つ誰と居るよりも落ち着くのだ。次いでそっと近寄ってみれば、彼の表情が先程よりも幾分柔らかい事に気付く。はてさて、僕が居ない間に彼は一体何を考えていたのだろう。…すらりとした彼の立ち姿は、背後の庭と相俟ってとても絵になる。其れこそ、絵なんて描いた事は無いのにどうしてもこの情景を写し取りたいと思う程には。ほんの寸分の間惚けた様に彼を見つめ――ふと、誤魔化す様に笑った。)
…本丸の案内、よろしくお願いしますね。
27:
へし切長谷部、 [×]
2016-01-09 10:30:36
…ならば"約束"をするか。乱に教わったのだが、人間はこうして約束をするらしい。( ぴ、小指出し )其の際に"指切り拳万、嘘吐いたら針千本呑ます、指切った"と歌うらしいのだが…此の歌、かなり恐ろしいな。人間は其れ程に約束を大切にする様だ。( うむ、 )
__はあ、なら薬研を派遣するか。( 溜め息 / 派遣て、 )彼奴も世話を焼いては呉れるが、甘え過ぎると厳しい態度を取るからな。貴様には少々厳しい位が合っている。( ふ )
何も悪いとは一言も言っていない。貴様は気紛れ過ぎると言いたいんだ。やれ嫌いだと言えばやれ好きだと言う。振り回される此方の身にも為って欲しいものだな。( ふん / 一種の惚気 )
__良いか、良く聞け宗三。俺が主を尊ぶ思いと貴様に対する想いは全くの別物だ。主には恩が有る。俺は恩を仇で返す真似だけは赦せないんだ。…俺は主を尊敬している。貴様に対して抱いている…所謂恋心、と言う奴とは違う…( 目伏せぽつり、 )
貴様はどうしてそう俺の言葉を肥大化して受け取るんだ。何も黙っていて欲しい訳ではない。不必要な事を不必要に囀るなと言っている。( ふう / 喋っていては欲しいと )
( 恋は盲目、なる言葉が現世には存在するらしいが、強ち間違ってはいないのだろう。現に俺は深く深く考えを巡らせなければ彼を愛している事に気付けなかった。__危険だ。此れが人の子の世界であったのらどう想いを伝えるべきか等と呑気に思うのだろうが、飽く迄今俺たちが存在する此の場所は戦場。もし彼が成長し、共に同じ戦場を駆ける事になったならば自分はどうなって仕舞うだろう。彼が危険な目に遭いそうになったら此の身を擲ってでも彼を救いに走って仕舞う自信がある。本丸の戦力を少しでも欠けさせない為に其れだけは避けたいのだが_と、彼が近付いて来た事に気付きハッと顔を上げる。襖を閉める音も、彼が何か一言喋った事にも気付かなかった。__危険だ。又自分の中の信号が激しく点滅する。「…嗚呼。…本丸の地図だ。一振りに一枚与えられる。再発行は出来ぬ故に大切に持っていろ」無愛想な口振りで四ツ折りにした地図を差し出す時も、又返事も聞かずにさっさと歩き出して仕舞った瞬間も、信号は血を垂らした様な真っ赤な色で点滅し続ける。彼と共に居るのは危険だ。戦に立つ者にとって最も危険な存在だ。言って仕舞えば、どんな異形の姿をした敵よりもよっぽど恐ろしいやも知れぬ。__嗚呼。なんと言う事だろう。人の身体と為って後悔したのは、先にも後にも此れだけだ。…併し、そんな想いを抱いている事とは裏腹に、己の口からはすらすらと饒舌に言葉が流れていた。 )
向こう側にひとつ部屋が有るだろう。彼処が主の部屋だ。そして其処から子の方角へ行けば大広間がある。今大広間には幾振りか居る筈だ。顕現の報告に向かうぞ。
28:
宗三左文字 [×]
2016-01-09 21:28:47
約束……随分と物騒な。之では、迂闊に破る事も出来ませんねえ。元より破る気は毛頭ありませんけど。…そういえば確かに、“心中立てとして指を切る”といった話を昔聞いたことがあったような…(そ、小指絡め)
なっ…薬研を遣うだなんて卑怯です!(机バァン/猛抗議、)…他件ではありましたが、それは、その…一度経験していまして……あ、あれに今度こそ冷たい目を向けられでもしたら、僕は…――っそうなる前に自立しますね。(ぽつり宣言/顔青ざめ)
ふふっ…こんな風に、嫌いも好きも…色んな感情を引き出してくれるのは貴方だけなんですよ?僕だって自分自身の感情に振り回されてばかりで…理性的にさせてくれないのは、貴方のせいです。(こつり、額合わせ)
そんなの分かってますよ…分かっては、いるんです。…其れでも、貴方に想われる主が妬ましくて堪らないんです。主だって、慕われて良い気にならないわけがない。思考を深めれば深める程に、何故だか貴方が遠く感じられて……すみません。(歪む顔袈裟で隠し)
…分かりましたよ、取り敢えず善処はします。ただ…最初のうちだけで構いませんから、多少言葉が多くなるのは見逃してくださいね。いきなり変えろと言われて変えられる程、僕は器用ではありません。(肩竦め、)
(差し出された地図を素直に受け取ると、その紙の質感を確かめる様に何度か指の腹で撫でてみた。柔らかくもそれなりに丈夫な素材である様に感じるが、之は水と火に弱いらしい。知識では知っていようが、何事も経験してみなければ分からぬ――思わず試してみたい思いに駆られるが、再発行は成されないとあってはそうそう馬鹿な真似が出来る筈もない。仕方が無いか。諦めの溜め息を零すと静かに目線を上げ、彼の背を見詰めて緩慢な足取りで歩みを始める。同時に、地図を無造作に広げた。然して、それがいけなかった。左の小指の先にちり、と走る痛み。何だろうかと疑問に思い、問題の箇所を見る。其処に見ゆるは赤く細い、一筋の線。その赤はやがて一つの珠を作り出した。…嗚呼、僕は之を知っている。「……血だ」思わず洩れた声は、僅かに掠れていた。――前を歩く相手の発する言葉はきちんと耳に入って来るし、無論理解もしていた。「またご挨拶ですか?…全く、面倒ですね」彼の言の葉が途切れたのを見計らって遠回りな了解の言を紡ぐが、其れは気持ちのこもらない何処か虚ろな声。気が付けば、自分自身其れに気付かない程度には指先の赤に夢中になっていたのだ。戦場に出れば幾らでも、嫌でも見る機会が有るのだろう。併し、肉の身を得て初めて僕が目にした赤は、いっそ美しいと言えるぐらい鮮やかに思えて。どうしても目を離せなかった。意識する程痛みは増すのに、どうしても意識が其方へ向く。然して、唇から無意識に零れた。)
…戦場に出れば、もっと沢山の血を見ることになるんだな。
29:
へし切長谷部、 [×]
2016-01-14 17:23:29
嗚呼、遊女が想いを伝える…云々の話だな。…人の子の考える事は時々理解に苦しむ。我々が思っているよりももっと複雑な世界で生きているのやも知れないな。( 絡めた小指じ、 )
ふ、効果てきめんの様だな。( くすくす、 )嗚呼、そうする事を強く勧める。あれは見た目こそは幼いが、時に驚く程の_兄貴肌、とでも言うのか?…そういったものを感じる。( うむ )
_!…全く、恥ずかしい台詞をよく涼しげに言えるものだな。( こつ、くすり )…今迄様々な事があったが…其れでも貴様に出逢えて良かったとは思えるんだ。( ぽつ )
_…知らなかったとは言え、貴様に其の様な思いを抱かせて仕舞った事については悪かった。…貴様は謝らなくとも良い。全ては俺が不甲斐ないせいだ。( 首ゆるり振り、 )だがな…"一番"は決定出来ない。主の事も大切で、勿論宗三、貴様も大切だ。順位が付けられる程に半端な想いを向けてはいない。我が儘を言っているのは重々承知している。此れだけは分かってくれ。( 腕下ろさせ彼の瞳見詰め )
…( ちらり、 / 気になる様子← )貴様が無駄口や生意気を言わなければ良いだけの話だがな。( ずば / こらこら… )
面倒か面倒でないかの問題ではない。顕現した刀にとっては義務の様なものだろう__…血?
( 彼の返答は些か虚ろな響きを伴っている様に聞こえたが、元々そういったものだったかも知れない。故にどうした、と伺いも口を出ず、面倒だという言葉に自分でも辟易するような棒読みで短く伝えた。__が、血、との単語を聞けば流石に気になって振り返る。其処には己の小指を何処かぼうっとした様子で見詰める彼の姿。此処は言う迄も無く本丸の中故に敵の侵入は全くとは言えぬが無いだろうし、触れたら怪我を負って仕舞うような_柱から飛び出した釘や床板のささくれ等は出来る限りに処理している。なら何故?…正直な所今だけは彼と距離をとっていたかったものの、気になって仕舞ったものはもう一度心に仕舞い込む事も出来ずに、何処かぎこちなく彼の近辺へと寄った。彼の目線が注がれている其の小指を見遣れば、目に写るは鮮やかな赤い珠。大方地図で切ったのだろうと予想出来る程には小さな傷だった。併し気になるのは彼が先程呟いた一連の言葉__「…血で血を洗うとは良く言ったものでな。戦場は、きっと貴様が今思っているよりももっと酷い惨状だ」心に靄を抱えた儘低い声でぼそりと告げては懐から何かあったらと常に持ち歩いている小さな白い布を取りだしては無愛想に其の傷にあてがい「押さえていろ。何時か止まる」と短く返しては残り僅かとなった目的地迄の道の歩みへと戻った。 )
30:
宗三左文字 [×]
2016-01-17 01:32:44
そう、ですねぇ……若しかすると僕なんかよりよっぽど、周りの環境に縛られて生きているのかもしれません。難解な生き物だこと。(ぽつ、)まぁ、それはそれとして――ええと…指切り拳万、嘘吐いたら針千本呑ます、指切った。…之で約束出来ました、よね?(緩り小指解き、不安げに相手ちらり)
白磁の肌で見目は儚げなのに、あの誰と並んでも遜色の無い男気――油断していると惚れそうになります。…なぁんて、冗談ですよ?(ふふ、)……ただ、兄貴肌とは言え薬研も短刀ですからね、可愛い所も結構あります。…あれは甘やかされるのが存外好きみたいで、誰も居ない時を狙って僕に“膝枕をしてくれ”なんて言ってくるんですから。(くす、柔く目細め)
僕もです。…僕も、貴方に出逢えて良かった。記憶を遡れば随分と嫌な事ばかりでしたけど、其れも貴方に出逢う為の道のりだと思えば何だか、こう……幸せだった気もして。(ふわり笑み)
止めてください。不甲斐ないだなんて、言わないで。(戸惑いつつも見詰め返せば)――先程も申しました通り、思うところがあるのは事実です。併し、貴方がそういう質であるのも…初めて会ったあの時から知っていますから。…だから、貴方の御意思を尊重致しますよ、長谷部。僕はそんな貴方だから好きなんです。(困った様に笑い)
……そうですね、仰る通りで。(引き攣る顔、口角ぷるぷる/皮肉必死に抑え←)
!――…そう、ですか。
(自身の呟きに返された言葉に、ふ、と息を呑む。考えている以上の惨状、と言われたとてどれ程の物なのか実際に目にしてみなければ分からないが、彼の声音がその酷さを明白にしていて。だからもう、他には何も言えずにいた。――あてがわれた白布で言われた通りに傷を押さえるが、じわりと滲む赤はもう見ない。其の代わり、という訳でも無いが、再び歩みを始めた無愛想な目の前の背中を追いかけ、然して見詰める。…此の背は一体どれだけのものを背負っているのだろうか。僕には群を抜いて皮肉屋だけれど、何だかんだ言ってもこの刀は世話焼きで他人には甘いところがあるからきっと、其れこそ僕の考えている以上に沢山のものを背負っているのだろうとは思う。かかる圧がどれだけ重くても、其れが普通だと言わんばかりに平然と振る舞っているであろう事は想像に難くない。とは言え其れも結局は本人のみぞ知る事に過ぎないのだが、僕から見ればそういう性質なのだ、へし切長谷部という刀は。骨張るばかりの己が身とは違う靭やかな背中にぴしりと伸びた彼の背筋は、少し遠くて眩しくて、酷く格好良く思えた。「お優しいのですね、貴方は。…ありがとう」そう発した声は、自身でも何処か気恥ずかしく思えるぐらいに柔くて。其れでも、言った事に後悔は無かった。布を貸してくれた事に対して、というのは正直ただの口実に過ぎないのだ。何故だか、其の言葉が無性に言いたくて堪らなかった。)
31:
へし切本体、 [×]
2016-01-28 16:29:10
本体失礼致します、へし切背後で御座います。
長い間お返事が出来ず本当に申し訳御座いません…。忙しかったと言うのは言い訳に過ぎませんが、どうか謝罪させて下さい。本当に申し訳御座いません。
本題に入らせて頂きます。
今回、返事が遅れた事の謝罪と共に、お相手採用の解除を申請しに参りました。素敵な宗三様と其の背後様のお相手を末長く致したかったのですが、此れから先の予定等を踏まえるととても難しく…。返事が遅れた上に自分勝手な理由と私事で大変申し訳御座いませんが、お返事が出来ず貴方様をお待たせする事だけはしたくないので解除をお願い致します…。決して貴方様とのやりとりが嫌になっただとか飽きただとかではありません。何を言っても言い訳がましくなってしまいますね…ごめんなさい。
短い間でしたが、不甲斐ない背後と長谷部共にお相手誠に有難う御座いました。言い逃げのようになってしまいましたが、此のトピックの繁栄と主様により良く新しいご縁が有ることを心から願っております。本当に有難う御座いました、そして自分勝手で申し訳御座いませんでした…。
32:
宗三左文字背後 [×]
2016-01-28 20:02:19
へし切背後様、態々ご連絡頂きありがとうございます。昨今では言葉も残すことなく去る方が多い為、このようにきちんと挨拶に来てくださるのはとてもありがたく思っています。
さて、お相手解除の件、了解致しました。折角の良い御縁が切れてしまうのは無論残念ではありますが、なりきりはリアルを優先して行うべきものだと私は認識しております故、お忙しいのであれば仕方の無いことだと思います。ですから、返事が遅れたことも、今回の解除の件も、どうかお気になさらずに。ほんの僅かな間でしたが、格好良くて素敵な長谷部様のお相手が出来たことは本当に良かったと思っております。このような場所に目を向け、然して足を踏み入れて下さった貴方様には感謝の言葉しか浮かびません。だから、謝罪は一つたりとも必要ないのです。此方こそ、背後及び悪態ばかりの宗三共々、お相手をして頂き誠にありがとうございました。これから先お忙しくなられるのでしたら、どうか体調を崩されませんようご自愛下さい。
「……お相手ありがとうございました。貴方との皮肉の応酬、僕はとっても好きだったんですよ?打てば響くような遣り取りは凄く凄く、楽しかった。――ねぇ、長谷部。僕は貴方に出逢えて幸せでした。貴方には、籠の外へ出る勇気を貰いました。温かい感情と手のひらの温もりを、貰いました。本当に嬉しかった……ありがとう、長谷部。僕は、貴方が幸せで在れるよう心より願っております」
33:
宗三左文字 [×]
2016-02-03 19:30:06
再度、お相手のへし切長谷部を募集します。質問なども受け付けているので、何か御座いましたらお気軽にどうぞ。(ゆうるり一礼、)
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