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鬼に纏わる物語[和風/戦闘/BML/指定]/212


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145: 不知火 [×]
2015-09-10 23:27:29

>鈴懸

違うッ、鈴懸。我はお主を代用品だなんて-----ッ!!
(優しさを与える代用品。友人を失わない為の代わり。そんな言葉を相手から聞けば、目を見開きはっきりと否定し。しかし続きを紡ごうとするが相手の体に鱗が見え、そのまま相手に突き飛ばされて体勢を崩す。水の中へと沈んでいった相手に慌てて水辺を覗き込み、「鈴懸、おい、鈴懸……!!」と何度も名を呼び、水底に沈んでいく相手を引き戻そうと水に手を突っ込み伸ばしていくが羽に気づいて思わず引っ込める。相手の体はみるみる内に底に沈んでいくというのに、自分は一体何をやっているのだろうか。優しさの代用品と言った相手の顔からは感情は読み取れなかった。相手が人間を嫌っているのは分かっているから、最初はそのせいかと思った。だが、彼から紡がれた言葉は違った。彼は言った、自分は優しさに飢えた弱者。そして根本は横暴な人間そのままだと。自分は相手を友人の身代わりにしか思っていない、妖怪になってもその傲慢な性根は変わっていないのだと。違うとはっきりと言っておきながら、結局沈み行く彼を助けられないのは----きっと、彼の言葉が事実だから。自分が意図していなくても、そんなつもりはなくても----自分が求めたことは、事実、彼にはあまりにも酷なこと。意図していなくても、彼に友人の身代わりを、自分は求めてしまったのだ。友人に似ている相手に自分のことを知って欲しかった。隠し通すことでもないし、何より友人に似て優しく、そして人を嫌う相手に嘘を吐いているような状態にはしたくなかった。単純に----相手に嫌われたくなかったのだ。それなのに。「----くそッ、どれだけ時間を重ねても……所詮"俺"では大切な人を幸せには出来ないのか……」友人と似ていても、彼を友人だなんて思わない。重ねてしまっている部分は勿論あるし、それは否定できないけれど。でも----それでも、相手が失いたくない存在であるのは事実で。憎まれ口を叩かれてもいい、殴られてもいい、また水につきおとされても---何をされても構わない。「----きっと性根はもう、どうにもならない。理解されなくても……お主を失うくらいなら、構わない」そう呟いた瞬間、座り込んでいた水辺で立ち上がり、上を向いて大きく息を吸い込むと盛大な音を立てて水中へと飛び込み。沈んでいった相手を引き上げようと水底へと潜っていって)

>呉

----構わん。己が好きでしたこと。礼には及ばない。
(妖怪と人間の共存なんて野望は、今までだって誰もが願ってきたもの。それは人間も、妖怪も、どの時代でも誰かが同じような思いを抱き、そして同じように疲弊して散っていった。自分は誰にも手を貸さなかった。貸してやれなかった。けれども目の前で奮闘する人間を見て、見捨てられるほど自分は冷たくなれない。相手に手を貸したのはただの自己満足に過ぎない。しかし相手に礼を言われてしまいそんな小難しいことを考えているのも馬鹿らしくなり、静かに笑みを浮かべて上記を述べ。「----そうか。なら、早く傷を癒すといい。いつまでもそうしているわけにはいかないだろうし……何より、いつ次の百鬼夜行が始まるか分からん。我も、今回のように手を貸せるとは限らないからな」そういうと少し元気を取り戻した様子の相手に満足したのか、そっと相手に背を向けるとそのまま歩き出し。相手に振り向くこともせず一度足を止めては「----まぁ、人というのは気づけば強くなっているものだ。我が手を貸さずとも、お主は直に力を得られるだろう。考えすぎず、かと言って惚けすぎず。己が目的に向かって頑張るといい。爺のちょっとした助言だ」と述べると右手をそっと上げ。そして羽を大きく羽ばたかせると徐々に晴れ間が見え始めた空に向かって飛び立って)

(/切りも良さそうですし、この辺でレス回収……ですかね? 何だか爺がひたすら呉くんにご迷惑をかけていたばかりのような気がします……。ですがこんな奴でもお付き合いいただき、本当にありがとうございます!呉くんが真っ直ぐ歩めるように爺共々、これからも応援しますね!(こら←)

>翠月

----お主が甘やかすのが苦手なように、己もまた甘えるのが苦手なんだ。自分らしくないというのは己が一番理解している。
(妙に空いてしまった空間。それは自分が相手との距離感を掴みかねて、しかし相手に近づければせっかくの"甘えられる"という行為を知るきっかけが失われてしまう。そうして生まれた絶妙な距離だったのだが、それは相手に腕を引っ張られたことによりあっさりと崩されてしまい。己は生娘か、なんて思わず自分に言ってやりたいが、よくよく考えれば生まれてこの方色恋沙汰どころか誰かと距離を近くすることなど争いの最中か治療のために薬草を塗ったり、何らかの事情で誰かを抱えて空を飛んだりする程度でこんな悠然としたタイミングでは一度もなかった。強制力のない背に添えられた腕だって、自分が言えばのけられるのだろうが不思議とそうするのも難しく。変に考え込み熱が登りそうになるのを抑えていたが、ふと、自分が飛び込んでしまった相手の胸元に鼻を寄せると不思議な香りを感じ、「----お主、いい匂いがするな。誘惑には香りを駆使するのは大事と聞いていたが……確かに、これは悪くない」いつも侍らせている娘らはいつもこのような香りを感じているのか、なんて変に感銘を受けてはさらに匂いを感じようと相手の胸元に顔を埋め。常に彼が侍らせている女達もこんな風にして相手に心を開いていくのだろうな……などと考えながら、「----ふふ、今ならお主が侍らせている女子達に自慢が出来るな」なんて楽しげに笑ってはそのまま彼に体重をあずけてみて)

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