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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
133:
鈴懸 [×]
2015-09-10 12:38:19
>風鬼
約束などと美化するな、もうとっくに義務に成り果てているくせに。"愛さなきゃいけない"愛など、そもそも本当に愛情かどうかも怪しい。それに君は主人を愛したいんじゃない、本当は主人に"愛されたい"んだろう?
(陥落まであと少し、徐々に自分の言葉に内に秘めていた思いを吐露し始める姿に笑みを深くすると此方に伸びた手を掴み、そのまま引っ張り上げる様にして自分の方に引き寄せて。立っていることすらままならなかった体など引き寄せればすぐに上がる、そうして相手の身体をそのまま自分の胸で受け止め緩く背中に腕を回して支えてやるとその耳元に囁きかけて。恐らく相手と陰陽師の主従は相手が口にした愛することの約束により成り立つもの、そう考えれば過去に何があったのかは既におおよそ見当がついており。人間に恋慕したところで所詮同じ時は生きられないというのにそのひと時の想いが終わっても今なおその時の恋情に縛られる相手は自分の過去に似通った何かを感じさせ、落ちてくる相手に愉悦を感じていた頭に僅かな苛立ちを残して。優しく相手の身体を包み、宥める様にとんとんと軽く背中を撫でながら問いかけにて相手を揺さぶると、薄く開いた唇から牙を覗かせて。)
>不知火
…好きにしていろ、ただし報酬は後ほどきちんと貰うからな。
(普段の気丈な態度は恐らく今に至るまで自分を保つために備えた自己防衛だったのだろうか、己が言葉巧みに人間を騙す蛇だと知っているくせに自分なんかの言葉であっさりその柔らかな心の内を曝け出した姿にどうしてか人間の脆さにも似た何かを感じてしまい。一時神と崇められていた時にでも感化されたのだろうと自己完結させることでその旨を口に出すことはしなかったが、その感覚が少しだけ胸に引っかかりを残して。普段自分を爺などと宣う相手の不器用ながら甘えるような仕草は正直戸惑いを覚えるもので、そもそも誰かに甘えられるような状況に陥る事自体稀なため僅かに体を固くしてしまい。外気に体温を左右される質な上先程まで水の中にいて冷えた体の自分に寄り添って暖が取れるのか自体正直微妙なところだが、これが一夜の寵愛を強請る薄汚い女ならまだしも、ある程度懐を許した同胞をそんな文字通り冷たい理由で振り払うこともできず暫しの間考え込んだ末、困ったような溜息の後に仕方なしという態度でその要求を呑むと身体に回った相手の手に片手を添えながら、濡れてやや艶の増した相手の髪を撫でつける様に頭を撫でて。)
>樹雨の小童
――焼いても食っても、君は別に堪えないんだろう?そんなもの要求したところで私も楽しめないよ。…そうだな、本当に好きにしていいのなら今宵の諍いを止めてきてくれないかね。正直、私はそろそろ飽きてきているんだよ。大した収穫もないし、叶うなら今日のところはもう床に就きたい。…なに、焼いて食われる覚悟があったのならこの程度のことは寧ろ容易いだろう?
(暫しの別離から漸く再び腰を下ろすことが叶った車椅子にやや心地のいいようにもぞもぞと座り直した後、ゆったりとその背に体を預けながら自分の足元で明らかに此方の出方を楽しんでいる様子の相手に視線をやると此方を試しているつもりかその笑みが何となく不快感を煽り苦々しく顔を歪めて。だが実際こちらとしても先程の約束を盾に相手を食っても何の愉悦も感じられず、またそのことで相手がまだ自分の知らない顔を露呈するとも思えなくてため息交じりに首を振ると車椅子の肘掛けに頬杖をついて。それから少しだけ考え込んだ末、ふと未だにこちらに構うことなく繰り広げられている陰陽師と妖怪との争いに目を向けるとにいと僅かに口角をつり上げ、自分にとっては最早意味の感じられない戦となってしまった今宵の争いの仲裁を相手に要求するとわざとらしく欠伸の真似などはさみながら相手の出方を待って。)
>高嶺の小童
…君は馬鹿かね、そんなの欠片も楽しくないじゃないか。私はね、君には私の目の前で毒に身を蝕まれゆっくりとその命の灯を消す最後を見せてもらいたいんだよ。そんなどこで死ぬかも分からないような代物、こんななりの私が渡すとでも思うか?君が致命傷さえ負わなければ死にはしないさ、後遺症を敢えて表現するなら死なない程度に死にたくなる程の痛みが後からやってくるってところだな。
(てっきりこんな薬受け取る事すら拒否されてもおかしくないと踏んでいたのに、あっさりと受け取った上その癖事が終われば死ぬのかなどという何とも慎重なのか愚直なのか分からない問いかけを口にする相手に心底呆れたような声で罵声を浴びせると相手の胸板を指で突きながら自身が思い描いた相手の最後を語り出し。勝手に死なれては面白くないと思うくらいには相手に興味が湧いていたというのに、まるで自殺願望者のような言葉を吐く姿は先程までの高揚感を打ち消すには十分なもので、至極面倒臭そうにその後遺症まで説明をしたやると相手の横をすり抜ける様にして距離を取り。「…次にそんなつまらない言葉を吐いてみろ、興味を惹かれない人間に容赦する程私は寛大ではないよ。」人間と妖怪との間で葛藤する姿に惹かれたからこそその葛藤すら投げ出してしまいそうな相手の今の姿には関心を向ける気になれず、吐き捨てる様に言葉を掛けるとそのまま車椅子を転がしその場を去って。)
>翠月
――…私は、そういう冗談は嫌いだよ。
(重みなど欠片も感じられない相手のからかいの言葉、その言葉に動きを止めると先程まで吸っていた煙管の刻み煙草を落とすように車椅子の肘掛けに煙管を打ち付けて。相手にそんな気がないということくらい此方とて感じ取っているものの、自分にとってその言葉は冗談として吐き捨てられるほど軽いものではなく。恋情を叶えるためその命を何度も散らしたが決して自分自身に恋情を向けられることのなかった自分、だからこそ自分を利用して想いを叶えた人間への憎悪に近い妬みと他人からの執着への飢えにより妖怪にまで身を落とした。そんな自分だからこそ欲している言葉を冗談紛いに口にされたことが侮辱以外の何物にも感じられず、恨み言を囁くような低い声で呟きを漏らすと煙管を懐にしまって。「…興が削がれた、そういう冗談を言いたいなら侍らせた女共にでもくれてやれ。…私は先に戻るよ。」別に相手から真の意味を込めてその言葉を囁かれたかったわけじゃない、しかしそれでも冗談として口にされたこと自体が自分にとっては自尊心を傷つけるには十分なもので。車椅子を漕ぎ出しながら小さな声で先に現在百鬼夜行が根城にする拠点に戻ることを伝えるとそのままその場を去ろうとして。)
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