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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
113:
鈴懸 [×]
2015-09-09 11:56:50
>高嶺の小童
――おいおい、見逃してやるって言ったのは君の方だろう?それともあれかな、油断させておいて敵を討つみたいなちゃちな心理戦でもしているつもりかい?
(暫くは頭上に輝く月でもぼんやり眺めながらゆっくり同胞たちの待つ拠点にでも戻ろうかと考えていた最中、背後大分遠くはあるものの聞き覚えのある足音と気配を感じ車椅子の車輪を止め。確かに半ば相手を挑発するように去ってきたのは自分の方だがそんなものは癖のようなもの、元々見逃すと言ってきた本人が追いかけてきている状況に困ったような呆れたような声を漏らすと車椅子を回し後ろを振り返って。その足取りは足音だけで回復などしていないことが窺えるほど重く引きずるような音で、陰陽師という責務に突き動かされる様は見ていて面白いがここまで来ると少々面倒だとさえ感じてしまい。)
>風鬼
――その主様にも打ち明けられないから、今の君があるんじゃないのかね?主と言っても所詮は人間、君がいくら忠誠を誓おうと向こうに君の想いなんて分かりはしない。君を理解できるのは、同じ妖怪の私だけ…そうは思わんかね。
(相手の様子を見れば既に自分の言葉に流されかけていることくらいすぐに分かり、そんな様子で揺れ動く様こそ自分にとっては心躍る瞬間で。武器である槌すら手に取れず地面に座り込む相手、その傍へと車椅子を転がしていき上体を伏せることで相手のもっと傍へと体を寄せると、その耳元に囁きかけて。人間と妖怪、たとえどれだけ信頼し合っていようとその体に流れる血も過ごす時間も決して同じではない。だからこそ理解できるのは同じ血と時間を共有する妖怪、延いては自分だとその脳内に吹き込むようにして言葉を掛けると体勢を一度直し、相手の目前に移動して。立ち上がらせるだけの目的ではなく、陥落の証を欲するように相手に手を差し伸べると緩く首を傾げながら答えを待ち。)
>不知火
ッ君の!その無駄な程太い筋組織が!私を馬鹿にしているようで不愉快なのだよ!大体、歳のいった爺がそんな風に脱いではしたないとは思わんかね!
(此方にしてみれば真剣に自身の意見を口にしたというのにそれを笑いながら聞く相手の態度は元々劣等感を着火剤に燻っていた苛立ちを燃やさせるには十分なもので。幼子でも宥める様に頭に置かれた手さえ不服で、ぐっと奥歯を噛み締めたまま相手を睨んだ後荒い手つきで相手の手を払うと強めた語尾に合わせて相手の身体に拳を叩きこんで。とはいえ実際貧弱で肉弾戦などした経験すらない者の拳など大した威力もなく、傍に寄ることで一層差がはっきりと感じられる相手の憎たらしい筋肉にぺち、という情けない音を立てながら精いっぱいの反撃と苛立ちの原因を向け。とはいえこの苛立ちも結局は相手より自分が劣っていると認めてしまったからこそ募るもの、それに気付けないほど愚かにもなれないのをこの時ばかりは悔やみながらふいと相手から顔を逸らすと忌々しげに自分の身体を見つめながら薄い胸板に手を置いて。)
>翠月
…ふふ、君がそういうなら私は一人でいなければならないね。なんたって大将様のお言葉だ、配下としては受け入れる他道はないのだから。
(言葉で繕い、大量の嘘と本当の混じり合った情報を流すことで対象を惑わす自分、そんな自分だからこそ相手のような横暴なくせに素直に自分の意志を貫く言葉が心地よくて。計算も策略もないからこそその言葉はすとんと自分の中に落ちてきて、受け入れないなどという道を残してはくれないからこそ深く考えずに済む気楽さがあり。そんな相手の言葉に思わず嬉しくなってしまい羽織の袖で口元を隠しながら小さく笑みを浮かべると言葉の限りではまるで仕方なしとばかりの態度でその言葉を受け入れて。相手が自分をどういう意図で引き入れたかは分からないが、それでも自分そのものをこうして求めてもらえることは深く傷ついた自尊心を埋めてくれるもので、満ち足りたような胸の内に息をついてから安心したような表情を浮かべ。胸に片手を置きながら視線を足元に落とすと再び口を開き。)
君になら殺されてもいい、なんて。我ながら熱烈な告白過ぎたかな?まあ、実際私が不要になった時は君の手で逝かせてもらえると有難い。
>樹雨の小童
――私がこの不自由極まりない姿に固執する理由さ。深くは聞かないでくれ、語りたくないことくらい私にだってある。
(目が見えていないわりに何だかんだで器用に事をこなす相手にやや感心しながらこの時ばかりは素直に相手の首にしがみつくとふっと浮いた体に少しばかりもやりとしたものが胸に残って。骨ばった体などそれなりに成熟した男にしてみれば軽いものなのだろうが、それを理解した上でも男としては不服な部分がありそんなことを悶々と考えている間に車椅子へと順調に近づいていき。そのまますぐに下ろされるとばかり思っていた最中、不意に触れられた項に僅かに体を揺らしながら目を見開くと暫しの沈黙を挟んだ後ゆっくりとその問いかけに応えて。怪我でもなんでもないその首の包帯、むしろ自らの意思でそこにつけた傷はきっと盲目の相手には知れることのないことなのだろうが自分の過去とのつながりが深いそこに触れられたことで僅かに声のトーンを落とすと相手の首に回した手で僅かにその着物の襟元を握りしめて。)
>金鬼
――君の血に、私の毒をやろう。毒は本体である私自身に反応して私が人を食えば熱を持ち、本体の私が死 ねば無害なものとなって血液に溶け込んでいく。
(頭を他人に撫でさせるなどいつ振りか、遠い記憶に遡る前にどうにかそんな意味のない思考を終わらせ視線を上げると相手を指さしながら語り出し。内容はと言えば自分の毒を使った言わば相手の正義を推し量るもの、受け入れるも拒むも相手の自由。そんな賭けを淡々と語れば不意に自分の手首を口元に寄せ、生白いその皮膚を歯で破りそこから赤黒い血を出させて。)
毒は持っているだけでは君に害を与えはしない。ただし、仮に君が人間を襲ったり私たちの側に落ちた時は…君の血を介して、全身に猛毒が回り死に至る。どうかね、人間に傾倒する君にとっては悪い話ではないだろう?
>all
(/遅ればせながら100レス突破のお祝いを述べさせて頂きます!楽しいやり取りはあっという間で、正直自分が101レスを打っておきながら三桁突破に気付かずお祝いが遅れてしまった次第です;;これからもこのトピックの繁栄に微力ながら尽くさせて頂きますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!)
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