TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

鬼に纏わる物語[和風/戦闘/BML/指定]/212


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
101: 鈴懸 [×]
2015-09-08 21:44:52

>金鬼
――は、殺すという割には随分嘗めたことをしてくれる。私は君の同情する"弱者"になるつもりはないぞ?
(相手の言葉なんてすぐに逆手にとってその怒りの燃料に出来るくらい自分にとっては稚拙なものなのに、だからこそというべきが自分にはない言葉の熱を感じ。淡々と述べられる意見ではない、未熟で稚拙な言葉でも強い意志とそこに込められた想いの暖かさが自分には何だか眩しくて、いくら相手が無防備な自分を襲えるほど卑劣でないと確信しているにしても敵に命を預けるような真似をしてしまうくらいには感化されてしまっていて。相手の反応を見て弄んでいたはずの自分が、結局相手の想いに段々引き摺られるようになってしまっている現状に苦笑を漏らせども、同情以外の何物でもない頭に触れる相手の手を払うことすら出来なくて。胸に押し当てたままの相手の片手を握ったまま、先程までの冷たく嘲笑するような言葉とは違う、どこか頼りない弱さを滲ませたような声で呟くように言うとそっと視線を上げて。)
…それほどまでに人間に傾倒するなら、ひとつ賭けをしてはみないか?

>樹雨の小童
――なるほど、腐っても陰陽師一族の当主ということか。中々、楽しませてくれそうで大いに結構。
(自分の口から漏れた言葉はあくまで本心、相手の反応を計ろうという意図もなければそれで精神的に揺さぶるような意味もなかったが、相手から返った声によりその言葉が図らずとも相手の性格を垣間見る要素となり。一見ちゃらんぽらんでいい加減、そもそも本当に陰陽師かどうかも危ぶまれるような言動を取る癖にその言葉はあくまでも同情など微塵も感じさせないもの、それまでの言動との落差に思わず呆けている間に相手が自分の車椅子を見つけて戻ってきて。上から見下ろすように此方を窺うその表情は冷たく硬質な印象、相手の表層だけを切り取って見くびっていた自身からすれば先程までのそんな考えを一掃するには十分な変化で。困ったように、しかしそれでいて何故だか躍ってしまう心の内を反映したかのような笑みを浮かべながら呟くと相手の方に両手を掲げ、その存在を相手にかんじさせるため指先だけ自分の頬を突いた相手の手に触れさせるとにい、と口角をつり上げながら返答を口にし。)
その願い聞き入れてやろう。ああ、此方も君に免じて終わるまでは一時休戦としておこうか。仮に途中で君を殺しても、車椅子に乗れないんじゃあ私も移動に困ってしまうからねぇ。

>高嶺の小童
…中々楽しい時間が過ごせたからねぇ、今日のところはその礼代わりに"見逃されて"やろう。次に会うまでに煙管の楽しみ方位覚えてきてくれよ、高嶺のご当主様。
(陰陽師の当主ということは自分がばら撒いた毒煙の影響は勿論、妖怪である自分に生気を吸われ今以上の抵抗は出来ないのだろう。だとすれば鬼なしで弱った当主など他の人間と同じくらい容易いもの、それなのにどうしてか目の前の彼を殺してしまう気にはなれず。哀れなほどその身に沢山のものを抱えこんだ姿は人間だというのに穢れを感じさせず、稀にみるその強い意志はもっと泳がせてその行く末を見ていたいとさえ思わせる魅力があり。それは自分が知識欲に飢えた妖怪だからか、それとも自分の中のもっと個人的な感情が動かされた結果なのか、それは分からないものの今はこうして相手のような存在がこの広い江戸で見つけることが出来たという事実だけで今は満足で。自分の目前で座り込み、恐らく唯一の武器だろう担当すらも握れない様子の相手にふと笑みを漏らしてからわざとらしくも見逃されてやるなどと口にすると懐から煙管を一本取り出し。次会いまみえることの確約とばかりにそれを相手の傍に転がしてやると相手に背を向け、その場から立ち去って。)

>翠月
は、色男が。可愛い配下に嫉妬されて嬉しかろう?…まあ、その配下を"ひとり"と数えていいかは微妙なところだがな。
(自分の苦言に肩を揺らして笑う相手は少しだけ不快感を煽るものがあるがそうは言っても自分を配下に置くような男、何だかんだで此方の要求を汲み取ってくれる辺りがどうにも憎めず。女達が去っていく中、残った火種で自分の分の煙管に火をつけてからそれを咥え相手の隣へと並ぶと勿論毒など煙に混ぜる事もなくただ純粋に煙草の味を楽しんで。正直誰かをからかう事は得意でも逆を自分にしかける者自体少ないためからかわれるのにはあまり慣れておらず、まるで自分が女々しく女共に嫉妬したかのような指摘にかちりと咥えた煙管に歯を当てながら少しだけ頬に薄紅を灯し。しかしそうして相手の好きに翻弄されるつもりは毛頭なく、ふうと煙を吐いてから嘲笑するように息を零すと応酬のような言葉を口にし。ただからかいの一種だっただろう"二人きり"にはやや別に思うものがあったのか今はさらりと流れる髪ながら陰陽師と対峙した際には無数の蛇にもなる自身の髪を摘まみながら言葉を続けるとちらりと相手を見上げて。)

>風鬼
やれやれ、勝手に結果を焦って突っ走るのは若者の悪い癖だ。…ああ、それとも君の場合は歳故の早とちりという線も有りかな?
(見た目こそ自分よりも幼くとも中身は比べ物にならないほど歳のいった鬼、自分が若作りなどとからかった癖にうっかりその見た目に流されてしまったか案外思慮の深さを見せる相手に困ったように息をつき。とは言えここからが自分の言葉の技量が試されるところ、まだまだ相手を揺さぶることをあきらめたわけではなくその笑みを徐々に危うさを孕んだものへと変えていく相手を落ち着かせるようにひらひらと片手を翳しながら言葉を口にした後、一度煙管を吸い気持ちを落ち着けて。「考えてもみろ、君は人間ほど脆くはない。一度私が人間の血を吸い体に取り込めばそれはもう毒に侵され戻すことは不可能だ。…しかし君は違うだろう?鬼、私と同じ強い生命力を持つ妖怪であれば不可能なことじゃない。」毒交じりの息を煙と共に吐いた後、再び相手に視線を向けると片手を自分の胸に添え。毒を操るこの身は勿論血液に至るまでその全てを毒で満たしている、だからこそ言える尤もらしい言葉で相手を惑わそうとし。)

>不知火
…君、今ものすごく失礼なことを考えなかったかい?言っておくが蛇というものは変温動物と言ってだな、外気に体温を左右される非常に繊細な生き物なのだよ。私個人が厄介なんじゃない、蛇という種そのものが繊細なだけだ!間違っても、間違っても私が貧弱だとかそういう事ではないからな!
(あまりの身体の火照りに体を冷やし過ぎた結果くしゃみなどというやや不格好な動作をしてしまったのは自分の失態だろうが、身体を冷やしたことなどこれまでにも何度かあったこと、少し体が動きにくくはなるものの暫くじっとしていればおのずと回復するだろうと考えていた矢先、不意に温かな何かが自分の方に近づいてきて。橙色の火を灯す小さな鳥は深く考えずとも傍に居る相手の出したものだと窺えその小さな体が放出する熱に思わず息が漏れ。しかしはたと気付いた相手のこの気遣いの裏に多少なりともあっただろう考えに対する疑念、過去に手を組んだ同胞にも言われたその考えを相手も抱いたとしたらどうにもこの気遣いを素直に受け取る訳にはいかず。きっと面倒だとか、繊細だとかそういったニュアンスの感想を抱いただろう相手を疑うようなじとりとした視線で見つめるとびしりと相手を指さしながらいつもより数割増し嫌味っぽさが増したような言い方で勝手に弁解をし始めて。先ほどから相手の男らしい体を見せつけられていた分ここで万が一にでも貧弱などと思われていたらそれこそ自分の中の男が廃る、そんな個人的な想いが走ってしまったのか最後には妙に熱の籠った否定で締めくくり。)

最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle