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鬼に纏わる物語[和風/戦闘/BML/指定]/212


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100: 不知火 [×]
2015-09-08 19:57:39

>金鬼

----ふむ、よく言われるな。長く生きると纏まりがどうもなくなってなぁ……年を取るというのも良いことばかりじゃない。
(一喝されてしまえば確かにその通りで、考えすぎだと言われればそれ以上それ以下でもない。しかも相手にそれが伝わらないとなれば、余計に自分の言っていることなど理解不能だろう。そんな自分の性質は理解しているつもりだが、老いるというのはどうも難しいと軽く頭を掻き。「----だと、いいんだがな。まぁ、どうせ先はまだまだ続く。ゆっくり考えるとしよう」相手の笑顔を見たら、考えているのがアホらしくも思えてくる。だが考えてしまうのがやはり自分。答えを出さないのも自分。その気のないのがわかるような返事をして小さく笑み。「---お主、わざとじゃないだろうな?そうであればとんだ性悪だが、そうでなければただの阿呆だぞ」何を言っているんだコイツは。もはや怒りを通り越して呆れてしまい、やれやれと分かりやすくため息を吐いて思わず前記。しかし一転して自分がこの場を動こうとすれば相手はそれを拒否し、真面目な表情で訴えかける様に暫し沈黙し。「----百鬼夜行とは何か。祭りだなんだと騒ぐ奴もいるが、ほとんどは新鮮な餌を求めて集うものばかりだ。流れに乗ってやってきたとはいえ、己もまた餌は必要。事実腹も空かせている。しかしお主は餌を用意できぬのだろう?ならば、手ずから調達せねばあるまいよ」表情こそ笑顔だがその声色は至極真面目なもの。相手を諭すように、しかしはっきりと相手の言葉への拒否を示して。餌を貰えないなら取りに行くまでとはっきりと口にして)

>鈴懸

……ふむ、それもそうか。羽が濡れて考えも纏まらなくなったようだ----大人しくお主の小言を聞き届けてやろう。
(相手が自分の先ほどの表情を気にしているのは何となく理解した。理解したが触れないでいてくれるなら有難いと、あえてそれに触れることもなくその場に腰を落とし。相手とこうして腰を落ち着けてのんびりするのは何処か不思議なものだが、不思議と悪い気はしない。それどころか、こうした穏やかな雰囲気の方が心地が良い。静かに目を伏せ僅かながらに流れる風を感じていると、不意に相手から聞こえたくしゃみ。視線だけ其方に向けて様子を見ると体を冷やしたのだろう。水が一番相性が良いという割には難儀なものだ……などと考えながら、静かに手のひらを上に手を伸ばせば「……一羽くらいなら、火照るということもないだろう。これで少し体を温めるという」と言ってその上に小さな火の鳥を一羽だけ作り出し。そっと自分の掌から飛び立つと、相手を温めようとその鳥が周囲を回る。僅かだが心地の良い暖かさを放つそれ。隣の相手の様子を伺うように見遣り、これで少しは温まってくれればと目を伏せて)

>樹雨の当主

----随分と盛大な心の声だ。しかし烏の肉など食うなよ、あれは何でも食べる。お主が食えば後が恐ろしいことになる。
(手羽先、という言葉に普段こそ笑顔な自分も流石に眉を潜め、目の見えない相手には見えないだろうが声色ではっきりと取れるように苛立ちを示し。目が見えないとは恐ろしいことに、もしかしたら目前の恐怖さえも見えなくさせるのかもしれない。いくら自分が妖の中ではまだ寛容だといえど、あえて煽ってきているのではないかという発言には思わず口を開かずにはいられない。だが相手にその意図があってやっているのかは今の自分には分からない。自分の体を軸に後ろへと周り、まるで羽毛布団に触れているかのように飛び込む相手を視線だけで見やりながらどうしたものかと考える。しかし不意に相手の手が自分の羽の付け根を握り少しばかりの力が篭れば、「----やっと見つけた、とは随分と思わせぶりな。樹雨の当主などに探される理由など己にはなかったはずだがな。……で、樹雨の当主よ。戯れもそこそこにしておけ、流石の我もそこに触れられて怒らないほど懐は広くないぞ」と告げると背後を首だけ振り返り、そのまま羽の付け根を掴む相手の手首を取ると相手と向き合い体勢になって短く牽制をする。貼り付いたような笑顔が恐ろしいが、それを恐れるほど弱くもない。掴んだ細い手首に少し力を込めれば、怒りを相手に伝わるように少しばかり見せて)

>呉

----知らない、知らないか。
(振り上げた錫杖は相手の短刀を綺麗に弾き、すっかり無防備状態になってしまった相手を見下ろすように目を細める。あぁ、何とも小さい姿だろうか。分かりやすく悲痛を訴えているのにそれを受け入れられるほど、それを叫べるほどの強さを持てないでいるその様は何とも痛々しい。自我を殺し続けることで今までの全てを耐えてきたのだろう。だから自分の言葉が相手の苦しみに拍車を掛ける。でもそれさえも相手は----事実として受け入れられない。「悲しい。悲しいことだ。人生の楽しみを見つけてこそ、生きる醍醐味というもの----呉よ、お主を見ていると迷子を見ているような気持ちになる。目的もなく、周囲の"当然"に付き合わされて、己のやりたいことも見いだせないままフラフラとする迷い子----まるで、昔の己のようだ」天によって人から鴉天狗へと成り果て、人に神と崇められ飽きられれば妖へと戻る。全て本意などではない。周囲から当然のように押し付けられたものを受け入れてしまったが為の道。まるでそんな頃の自分を見ているようで同情心が沸いてしまったのだろうか。相手と戦う気もすっかり失せ、俯く相手の頭にそっと手を乗せれば「---その気が失せた。迷い子を殺すほど、我も無情ではない。此処はお主に免じて場を引くとしよう……戦いたいと言うのなら、話は別だがな?」と告げ何をするでもなく相手の横を過ぎ、そして鳥居の傍で足を止め振り返る。さて、相手はどうでるか。どこか楽しみに相手を見つめながら、その様子を眺めていて)

>翠月

----お主から物を奪おうなどという愚かな輩はそうそういまい。後が恐ろしいからな。
(自分よりも幾百か長く生きている相手のことだ。今更得たいものなどないのだろうというのは察しがつくが、そんな相手の得物を奪うということは文字通り命懸けでなければならない。加えてそんなことをするにはあまりにも相手は強すぎるし、何より奪えたとしても取り返しに来た相手に延々と追われる地獄を味わうなど到底考えたくもない。あぁ恐ろしい、とやや大げさに鼻を鳴らし上記を述べるがあくまでこれは冗談の範疇。相手もわざわざ逆毛を立てるような真似をしないだろうと分かっているからこそ出来ることで。「----して、翠月よ。そろそろ祭り事も全盛。参列者達は各々盛り上がっているようだが……お主はどうする?元より参加するよりも眺めている方が好きかもしれないが、たまには参加してみてはどうだ」そう言いながらゆっくりと地面へと降り立ち、相手が侍らせてる女達を気にすることもなく相手の傍へと近づけば自分とは違い艶やかな毛の尻尾を見つめる。相変わらず見事なものだ、とそれを見ていれば湧いてくる好奇心。そっとそれに手を伸ばせば、近くにあった一本を取り撫で回してみて)

>風鬼

----やれやれ、子供の相手も……楽ではないな。
(当たり所が悪かったらしい。致命傷こそないが肋骨は見事に何本も折れてしまっているし、目に見える怪我も少ないというには無理がある。腕や足の骨を折っていないことが救いと言えば間違いないが、そう言えるものもう長くはないだろう。現に相手は竜巻で散乱させたものを此方に狙いをつけている。はぁ、と大げさにため息を吐けば小言のように上記。逆境に立たされる気分は悪くない。錫杖を強く握り、向かってくる建物の破片や瓦礫などをひと振り違わず弾き飛ばしていく。あぁ、楽しい。まこと楽しい場所に自分はいる。こんな高揚感は久しぶりだ。まさかそれを相手に引き出されるとはまさか夢にも思わなかったが----だからこそ、今はそれが"愉しい"。「----その言葉には同意する他ない。なればこそ風鬼よ----もっと我を、愉しませるがいい!!」すっかり口元は弧を描き、一際大きく羽を広げると大きく空へと羽ばたき。相手が持ち上げた岩に対し自らも先ほどよりも多い火の鳥を作り出し。それを相手に向けて放てば、自らも次いで相手の持ち上げた岩を砕こうとして)

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