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『~人と過去の付喪~』(NL)/102


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自分のトピックを作る
61: 椿 [×]
2015-08-12 15:20:32

…!…そんな、
( 神力が思うように扱えなくなったのは一種のスランプか、ただの体調不良だと軽く考えていたために予想外な事実に思わず言葉をなくしてしまう。政府からの非情な"解刀"という恐ろしい指令、それを知っていたにも関わらず自分に伝えなかった付喪神たち。先程手入れを拒み朽ちた短刀、全てが繋がり俯いてかたかたと震える指を抑えこむように胸の位置で固く握りしめて。嫌な予感がよぎり顔を上げると「もしかして、遠征に行ったまま帰ってこない者たちは…!」そのあとの言葉を発せないでいると、何かの包みが三日月の手に手渡される。どくどく、と揺れる頭の中で鳴り響く心臓の音、困惑に眉をゆがめて見守り。 )

62: 三日月宗近 [×]
2015-08-12 15:42:49



すまんな、主。
恐らく、これを見たらご名答と言わざるをえんよ…。
(しゅるしゅると音を立てて布を取れば、大太刀・石切丸、太刀・燭台切光忠、打刀・大倶利伽羅、短刀五虎退など折れた刀が鞘に収まった形で何十と収められていて。「主よ、見覚えもあるだろう…。遠征からただいま帰還した…。皆、自ら自害して行ったが…清らかに逝けた…。隠しておってすまぬ…。」と言うと頭を下げて)


((周りの者も同じく正座をして頭を下げていて。罪悪感や色々な感情が渦巻いているのか、下げる頭がかなり深く下げられており。))

63: 椿 [×]
2015-08-12 18:52:03

ひッ…!
( あらわになった刀の数々に思わず両手で口をおさえ、声にならない悲痛な叫びをあげ。特徴的な柄の部分や飾りなどから霊体といえど皆の姿が想像でき、遠征と名打って行方をくらましていた者達と合致してしまい。自分の手で鍛刀した者、戦場から持ち帰られた者、それぞれに思い入れがあり彼らが自分の手で命を絶った事実を聞くと、胸を切り裂かれるような痛みを感じて表情を歪め。残った刀たちはその指令を知っていてなお残った者たちで、張り詰めた空気から謝罪の意は感じ取れるために責め立てることもできず唇を噛み。この場で自害でもできたなら楽だろうが、自分の不甲斐なさのせいで刀身を折った彼らを思うとそれもできずに、暴れそうになる感情を押し殺しながら「…ごめんなさい。私が、私の力が足りないばかりに。貴方たちは悪くないの。だから、謝らないで。」ぐちゃぐちゃと入り交じる感情のためか、泣くことすらもできぬ顔を伏せると、静かに言葉をならべて。 )

64: 三日月宗近 [×]
2015-08-12 19:43:20



主よ、我慢せずとも良い…。
寧ろ、ぶつけよ。人は我慢すべき時と、そうでない時がある。
今は我慢すべき時ではない…。我らにぶつけて良い…。
主が壊れれば誠にこの本丸は落ちよう。
それはあってはならぬ。
主が、元よ時代へ帰るその時まで、我らはこの場と主を守らねばならぬ。
そうこの者達と約束を交わした…。
(相手が色々な感情を我慢して押さえ込んで言っている事は容易に分かってしまった。一応でも神の一種。その神の身で人の体を与えられ初めて知った心という物、鉄の身では知る事の出来なかった感情が高ぶったのはいつだったか、それが皆がいなくなると、居なくなったと知った彼女は人の身では辛すぎると、頭では理解していた。
「皆の者、すまんが…暫し話をする。少し席を外してくれ。鶴の質問は後程答えよう。」周りに目を向けて俯き続ける主を目の前にして、そう言うと鶴丸には後程時間を作る事にして。)


鶴丸:
構わんさ、主を頼むぞ。
それも近侍の仕事だ。
(白髪を揺らして、主を一瞥すれば目を伏せて頭を下げて引き下がり。全員出たのを確認すると襖を閉めて歩きながら「看取ってやれなかったな、光忠、倶梨伽羅。悪いな…。」目を閉じて仲の良かった2人の顔を思い浮かべれば呟いて歩き出して。)

65: 椿 [×]
2015-08-12 20:29:18

私は大丈―…
( 落ち着き払った三日月の声を聞いていると心が凪いでいくように思えるが、他の刀剣たちに退室を命じる声に慌てて顔を上げ反論の声を発すも時すでに遅し。鶴丸を最後にして出て行ってしまった彼らをただ呆気にとられて見送ることしかできず、しんと静まる手入れ部屋には相手と二人きりという状況になり。観念したように小さく溜息を吐くと「…何でもお見通しね。私は貴方たちが隠していることに気付けなかったのに、悔しい。」困ったような笑みを張りつけると、再び布の上にある折れた刀たちを見てその内の一つである加州清光を両手で包むように持ち上げて。「…清光はね、私にとって初めての刀なの。見た目にうるさくて、私よりずっとお洒落で…あるじあるじ、って…」刀を膝の上におくと一人うわごとのように思い出を話し始め、ひとしきり話したところで次の刀を手に取り、また思い出を語ることを何度も繰り返して。視界が滲み鼻の奥がつんと突っ張る感覚を不思議に感じているも、鞘にぽたりぽたりと止むことなく落ちていく水滴が涙だとわかると、「っ…宗近、」 涙でぐちゃぐちゃな情けない顔を俯くことで隠しながら、布団にいる相手に近寄ると胸板に額をおしつけて。)

66: 三日月宗近 [×]
2015-08-13 00:17:03




俺もお見通しという訳ではない…。
俺も理解出来ぬ事が多いからな…。
(相手のいうお見通しに内心には違うものが少しあるのか見通すには程遠いと首を数度、横に振って。
相手の思い出話をしっかりと漏らさず聞き取るように頷き、時に相槌を打ち話をひたすらに相手と刀を見て聞き続け、主が俯き泣いていると思い、胸あたりに来たの見ると背中に手を当ててトントンと優しく撫でて「辛いな、主よ…。我ら刀剣の為に…すまん。泣いてよい、それが止むまで俺はここにいる、共に…。」自分達でも辛かった仲間の死。それが相手に如何にこたえる物か、しかもまだ自分からすれば年端もいかない娘。すまなそうに背を撫でる事を休めずに、頭を撫でて。)

67: 椿 [×]
2015-08-13 05:45:09

っ、う…
( 刀の付喪神のような高貴な存在が、脆く移り変わりやすい人間の心を真に理解できるかは不明だが、自分を思い人払いをしてまで話を聞いてくれる相手の存在が何よりもありがたいものであることには変わりなく。熱心にこちらの話を聞き、なだめるように優しく撫でてくれる彼に押し殺していた嗚咽が小さく漏れ。折角直した美しい着物が汚れてしまうのが少し申し訳ないが、今相手から離れることなどできず、腕を相手の背中に回ししがみつくようにして。相手が真に申し訳なさそうに謝罪を続けるのが痛々しく、違うと言わんばかりに首を横に振って。 )

68: 三日月宗近 [×]
2015-08-13 07:45:04



…。心とは不思議な物よ…なぁ、主。
(泣いたり、笑ったり、怒ったり、刀剣である付喪神に取って1番理解し難い、泣くという感情。悲しみや辛い事が大きすぎれば大きい程に涙は出ると話には聞いている。だが実際それが自分からは出た事がない、それは彼らが遠い昔から存在する鉄の塊だったからなのか、元の主君を失い続け転々としていたからなのかは不明なところではあるが、今の自分の目下にいる過去より小さい主君を守らねばならぬと思い、撫でる事を続け 上記を述べれば解らない事への悲しそうな笑みを浮かべて。)

69: 椿 [×]
2015-08-14 19:28:36

…ふふ、そうね。貴方たち神様からすると、わけのわからないものでしょう?
( 最近霊体として仮の姿を得た彼らには理解に困るものだろう、生粋の人間である自分でさえも自分の事がわからなくなることがあるのだから当然のことで。背中を撫でる手の温もりは優しく、ひとしきり泣いたところで少しずつ落ち着きを取り戻し、目尻の涙の余韻を指で拭い取ると顔を上げて小さく笑い。彼らを刀だと思えないのはこんなにも温かな存在であるがゆえ、「ねえ、宗近。…私、やっぱり皆を解刀なんてできないわ。」何かを決心したかのように目を据えて、微笑を浮かべて。 )

70: 三日月宗近 [×]
2015-08-15 00:41:45



うむ…、俺達はわからんな、残念だがな…。
いや、しかしだな、主よ。俺達の刀解せねば、主が…。
まぁ、そう言い出す事はなんとなくだが予想は出来たが。
(すこし相手が落ち着けば見つめて、感情がわからないと言えば困った様な笑みを浮かべて肩を竦めて。主である相手の命までが掛かっていると言うのに“刀解しない”と言えば自分達にとっては主の命の瀬戸際、簡単に認める事の出来ない内容であるが故にすこし悩むように考えて。とはいえなんとなくではあれどそう言われるような感じはあったのか予想はしていたようで。)

71: 椿 [×]
2015-08-15 06:15:58

解刀するくらいなら死んだほうがマシよ。
( ようやく相手の緩んだ表情を見ることができ、つられるように少しだけ頬を綻ばせて。自分の頑固さをよく理解している相手ならば想定内の言葉だろう、飄々とした態度で述べるも「…あ、けど簡単にくたばるつもりもないからね。私は、貴方たちと一緒に居たいの。」慌てて訂正するように本音を付け足し。今すぐに解決策が出るわけではなく、都合のいい甘い考えだろうがこればかりは譲れないようで。 )

72: 三日月宗近 [×]
2015-08-15 07:20:06



死なれては俺達が困るんだが。
まぁ、少しずつ対策を練り、出来る限り神力の消費を抑える方向で見据えてゆこうか。
(一緒に居たいという言葉はとても嬉しいが主を失えばこの世界には人間としての体を保っていられない自分達のなんと無力な事かと思いはすれど口には出さず、提案を出せば相手の頑固さは知っているのでとりあえずはそれで手を打って。)

73: 椿 [×]
2015-08-15 09:01:58

そうね。…大丈夫、貴方たちが路頭に迷うような無責任な真似はしないから。
( 鼻を啜り涙の乾いた目が少し突っ張るような感覚に、気恥ずかしそうにはにかむとゆっくりと相手から離れて。今日はもうすっかり日も暮れてしまっているため、明日にでも指令の事に関しての追及や自分の体の事に関して政府に掛け合ってみようと考えつつ、打開策とはいえないが少しでもこの場所に留まるためには必要な案に賛成して。 )

74: 三日月宗近 [×]
2015-08-15 10:12:26

では主よ、そろそろ良い時間だ。
夕餉にせぬか?俺は腹が減ったぞ。
(いつまでも暗い雰囲気でいては主にとっても自分達にとっても良くはないと思い相手の言葉に頷きを見せれば、上記を述べて安心させるために何時もの朗らかな笑みを見せて、自分のお腹を撫でると空腹を示す合図をすれば、後で他の刀剣男子とも話をせねばならんなと考えており、ある程度体の傷も治ったのか痛くはなさそうで。)

75: 椿 [×]
2015-08-15 11:53:30

あ、ほんと。もうこんな時間。
(相手に指摘されるとたちまちに思い出したように襲い来る空腹感に、茶目っ気たっぷりな相手の様子を見るとおかしそうに小さく笑って。先程まで真面目な会話をしていたのが嘘のような物言いは、天下五剣の一振りである事を忘れてしまいそうになるほどに人間のように見えてしまうもので。ようやく身体も落ち着き、ゆっくりと立ち上がると「じゃあ、急いで夕餉の支度をしてくるわね。…あ、鶴丸、呼んでこようか?」手入れ部屋の出入り口のほうまで歩むも、先程鶴丸から質問を求められたいたことを思い出すと問いかけて。)

76: 三日月宗近 [×]
2015-08-16 02:18:49



鶴丸だけでなく、小狐丸達も皆呼んでくれると助かる。
あっはっは、何、あ奴らも一応怪我をしておる、寝ておいて損は無かろうよ。
鶴の質問にもそのタイミングで答えるとしよう。
(そう言えば、鶴丸の質問に返事をしていなかったと、相手に言われて思い出せば他の刀剣乱舞男子も全員呼んで欲しいと頼んで。鶴丸はほぼ無傷だから良いものの、岩融などは傷をおったからこそ、休ませたいらしく寝かせるために呼んで欲しかったようでその旨を伝えると、鶴丸の返答もそこでする事にして。)

77: 椿 [×]
2015-08-16 09:41:09

>三日月
分かったわ。じゃあ、ちゃんと待っててね。
(三日月が思うように動けないということを配慮して、異例ではあるが夕餉は皆を手入れ部屋に呼んで食事を取ろうと考えて。手早く料理が出来て手軽に食べられるものを頭の中で思い浮かべながら快く承諾するとそこから出て彼らの部屋へと向かい。)

>
(一番初めに向かった先は鶴丸の部屋、しかしそこには今本丸にあるすべての付喪神が集まっており。戸を開いて中を覗き込んでは一斉にこちらを見てくる彼らとそれぞれ目を合わせ「ごめんね、取り乱して。…貴方たちも身体を休めないといけないし、夕餉の支度ができるまで三日月と手入れ部屋で待っていてくれる?」まずは心配をかけてしまったことに苦笑いを浮かべて頭を下げて。自分はこのまま台所に向かうつもりで、近い位置にいた鶴丸に問いかけては確認するように目を合わせて。)

78: 鶴丸国永 [×]
2015-08-16 10:59:09



ん?あぁ、なに気にするな。
じゃあ、行くとするか、手入れ部屋に。
(主の謝罪をいつも通りの笑い顔で気にするなと伝えると手入れ部屋で待ってる事を頷いて承認し、内番服に着替えており、袴をパンっとはたくと起き上がって、皆の顔を見るとそう言って)


今剣:
りょーかいです!
(元気よく手を上げる本人は主の元に戻った様子が嬉しかったのかニッコリと笑っており「いきますよ、いわとーし!」と揺さぶって起こして)


79: 椿 [×]
2015-08-16 11:21:31

今日は手入れ部屋で夕餉にするから、皆そこにいてね。
(己の声掛けに応じて各々立ち上がっていくのを見ては、上記を伝えると主従の微笑ましい光景を横目に台所へと向かって。割烹着を着ると気合を入れるように一度ぱちりと手を打って。釜で麦ご飯を焚いている間に、人参とエンドウの入った肉じゃがとワカメと梅肉と胡瓜の酢の物、長ネギの味噌汁を作り。ご飯が炊きあがったところで、熱々のそれを一度大きい器に移しては塩水の付けた手で三角の形に握り中には梅とオカカを詰め海苔をまいて。1人に対して3つほど割り当たるように作ると、額ににじむ汗を腕で拭って、一息つき。)

80: 鶴丸国永 [×]
2015-08-16 12:09:59



入るぜ、三日月。
(一声かけると襖をスッと引いて手入れ部屋の中へと入り、相手を見つければ布団の横に腰を降ろして「俺が聞きたい事は、1つ。大倶利伽羅と燭台切光忠は堂々と逝ったか…三日月。俺はその時看取ってやれなんだ…。」腕を組みながら小さな笑みを浮かべて聞いて。)


三日月:
あっはっは、やはりその事か。
問題ない、あやつら最後まで2人で戦って逝ったぞ。
あれは流石に驚いたなぁ。
(小さくいつもの笑いを浮かべれば、思っていた質問が当たっていたのか数度頷いて、その時の状況を伝えながら思い出すと、最後まであの2人はお互いで戦い折れた様で、流石に少し驚いたと苦笑を浮かべ。)

鶴丸:
そうか。最後まで…驚きな奴らだな。
(足を崩して片方の足を伸ばせば上を向いて、聞けた事に満足そうな笑みを浮かべては「なかなか、驚きな死に方だ。」と本人にとっては褒めている言葉を呟いて。)

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