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The flower which floats.* /59


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2: ヌシ [×]
2015-07-26 21:26:42





world view.*

スチームパンク的な世界観、舞台設定を軸に。



数千年前、小さな幾つかの大陸に小国が多く点在していたとある世界、リルフィリア。
それから長い時間をかけて1つの大陸へと変化したその世界は、同様に多かった国々も大国が3つに小国が2つと変化した。


数百年前、突如空中に現れた巨大な“花”
その姿は蓮や睡蓮に似ながら、まるで水晶のように輝きを放ち、それを守るかのように取り囲む葉は柊の様に荒く刺々しい。
初めこそ恐れ、不安がった人々も、長く月日を重ねる内に害もなく美しい、一定距離以上に何かしら近付けば、その葉を羽ばたかせるようにして離れるその花を“飛翔花”と名付け親しんだのであった。

そして数年に一度、飛翔花は種子を落とすかのように雫型の結晶を落としていた。
その結晶は人々に花翔石と呼ばれ、驚くことに所有者を選び落ちるという不思議なものであった。他にも、それぞれの花翔石によって効果は違うものの何かしら微弱な力を伴っていることが判明した。しかし、現在までその見目の美しさなども含め重宝されてはいたが、所有者以外には力を出さず、物理的に攻撃を与える様な力は持たないこと、力の種類にはよるが、同じ所有者にしか効果を及ばさないことから大きな争いが起こることもなかった。

しかし、数十年前新たな飛翔花が現れた後、幾つか島のようなものが空中に出現し始めた。
そしてその頃、地上では比較的力の大きな花翔石を利用した飛行船を造れるようになっていた。
結果、未だに飛翔花に近付く事はままならないものの、人々は島に辿り着くことができたのだ。
そしてその島には、所有者を選ばない花翔石を生み出す花が多く存在していた。
花の種類も多く、その分以上に石の種類も多い。しかも、最悪なことに攻撃等を与えてしまう効果のある石まで見つかってしまった。そして何よりも問題だったのは、今までの花翔石よりも力の大きな石が多くあったことであった。

それにより、石を求め島に近づく者が僅かながら現れ、何故か元より島に居る野生生物が石の力で暴走するなどが起こってしまった。
だが、当時空を飛ぶ船を見つけることは比較的簡単であったこと、暴走した生物がいることから無断で島に近寄る者は圧倒的に少なくなる。それから暫く、各国によって管理される島々から採れる安全な石を運ぶ貿易船が出来るが、それを機期にに空賊といった組織が現れる。




そして現在、9つにとどまった島、それらは一際大きな島以外を大国に二つずつ、残る二つを小国に一つずつ割り当てた上で管理され、残る一つは各国共同の飛行船停泊地であり、船員達の住居を構える場所にもなっている。

そんなリルフィリアの空には、今日も飛翔花に島、それを護る5つの国の飛行船が浮かんでいる。






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