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自分のトピックを作る
9:
匿名さん(須山 雅弘) [×]
2015-06-27 23:00:06
いらっしゃいませ、片桐様。
( 午前中はからっと元気よく晴れていたと言うのに午後からは急な大雨となり随分と急に期限を損ねた空にため息をつきながらも、虫の知らせのような決して悪い知らせでは無いのだが自らの人生を左右してしまうような事件が起こる、とそんな気がした自分に苦笑いを浮かべながらいつも通りに店の掃除を始めて。常連客は大体この時間には一人も来ないのだが一応傘立てを用意しないといけないと考え一旦店の中に戻り傘立てを持ってくると、ふと視界に入った腕時計の短針は午後六時を示しており、そろそろ彼女が訪れるそんな気がした自分の感の鋭さにやはり何時もとは違う何かを確かに感じて。傘立てを外に置き暫くは店の外を丁寧に掃除していたのだが、更に機嫌を悪くした雨にまくっていた袖やズボンの裾が冷たく重くなってしまえば仕方なく外の掃除を中断して店の中に入って。取り敢えず替えの制服に着替えると濡れた制服を家の中に干してきてから中の掃除を始め、この頃冗談を言えば笑ってくれるのだが日に日に笑顔の持続時間が短くなり、更には無表情は勿論のこと無言で塞ぎ込むことも多くなった彼女の事が頭から離れず彼女の口調や言葉遣い等を鮮明にゆっくりと思い出しながら彼女を楽しませるための会話をイメージしながら黙々とテーブルの掃除や白く清潔なデーブルクロスを整えている間中ずっと彼女の事を考えていて。先程の豪雨が弱まりリズム良く窓を打ち鳴らす大きな雨音の中にも微かに聞こえる不確かなリズムを刻む足音に気がつけば、身なりを整え彼女が座るであろう席にはシルバーを用意して入ってくるのを今かと待ち構えていたが、外から聞こえる足音は不意に店のすぐ近くで止まり聞こえなくなって。初めはただの聞き間違えかと思い、暫く耳をすませて辛抱強く待ちながらやっと入ってきた彼女を歓迎するように笑顔を向ければ、何時もの彼女には似つかない大きなキャリーバックを何故か持っていおり、その顔に意志の強さを瞳には意思の喪失のようなものが同時に現れていると感じられたが、好奇心に任せ女性にあれこれ聞き出すという野暮な事はマナー違反であると考えれば、もう何度も開店当時から繰り返し体が覚えた動きで彼女を迎え入れる為にゆっくりと優雅にお辞儀をして。席へと案内するために彼女に近づくと、雨上がりの虹のように気が付かなければ消えてしまいそうなか細い声が鼓膜を振るわせ、その言葉を理解した時にはその顔に驚きを浮かべ彼女の数歩前に立ち止まって。何かを訴えながらその場にしゃがみ込んでしまった彼女を支えるように近づいては、慰めるようにその肩をだき抱えては背中をさすり落ち着かせるように何度か声をかけて)
(/遅くなりましたがロルテになります。
急いで書いたため短いのですが、普段はもう少し長めになると思います。)
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