ロルテ /
①
あれ? みんな、何処に……っ、(天気も良いのでみんなと外でおやつの時間にしようかと考え、はちみつたっぷりの甘いものから控えめなコーヒー味のものなど沢山のガレットを焼き、大皿にそれらを乗せて皆を探していると突然の爆音に息を飲み。また誰かが人間と揉め事を起こしたであろうことは簡単に予測でき、大きな溜息をして皿を側にあったテーブルの上に置くと、爆音のしたほうへ走り出して。)
②
う、ぇ……苦い……(ふと意識が戻ってくると口の中が苦味のある液体でどろどろになっており眉を顰めて。稀にこういうことが起きるが、御伽噺としての自分の記憶を掘り起こすにこれはワインの味ではないかと思っており、しかし何故自分はワインを口にしているのだろうという疑問も湧くが毎回答えが出ることはなく今回も真相を知ることは諦めて。口元に付いたワインを袖口で拭いながら歩き出そうとすると、ぐちょりと粘着質な音と共に何かを踏んだ感覚に、視線を下へ向け。見ると赤黒い固形物や液体が落ちており、「ああ、また狼を駆除したんだっけ……」と溜息を吐きながら呟くと、慣れた手つきでパンツのポケットからゴミ袋を取り出し、赤黒い何かを手で掴み袋へ入れていき。)
(/赤頭巾をキープさせていただいていた者です!
考えれば考えるほど癖のあるキャラになり、ロルテを2つ提出するという事態に……
また、能力について「殺傷能力のある」というものの解釈がトピ主様と異なる可能性がございます。赤頭巾の能力は2つとも共通で、相手の精神を操るということに関連しています。『galette des rois』は「自傷しろと命令する」ことも殺傷と解釈した結果作ったものです。
問題がございましたら、遠慮なくおっしゃってくださいませ…!