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小説 また、夜空の下で/3


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■: 青空 [×]
2015-06-04 17:44:32 

きままに小説を書いていきます。


1: 青空 [×]
2015-06-04 17:50:08

俺はこの星の守り神。
そして、こいつもこの星の守り神。
月と星。
古くから魔除けなどとして伝えられてきたもの。
月はツキとかっていうし。
俺の名前は星河 Seiga
そして、あいつの名前は月夜Tsukiyo

俺たちは同じ日に生まれた。
そして、その日はこの星の誕生日。
俺たちは、守り神になった。

2: 青空 [×]
2015-06-04 17:54:45

俺たちは大切に育てられた。
同じ年頃の子達より贅沢な食べ物を食べたし、魔法も教えてもらった。みんなに愛情を注がれた。
けれど、その一方で自分のやりたいことはできなかった。
他の子は愛されていなかった。

《月夜、今日は杯の日だったよな?》


《うん。だから、今日の夜は魔水を注ぎに行かないとね!》

月夜はこのポジションが好きそうだ。
それに加えて楽しそう。
俺には理解できないけど。

3: 青空 [×]
2015-06-09 15:55:32

俺らの村は自然がたくさん残っている。
守り神を信じているくらいだから発展はほとんどしてないと思う。
ガキが遊びで入れないように神聖な場所へは道のりがきつい。
ボトルに入れたなんの変哲もない魔水をもって山道を登っていく。


《ねぇ、星河》

月夜がなんだか寂しそうな口調で俺を呼ぶ。
俺は無言で相手を見た。
すると月夜が急に抱きついてきた。

《好き。》

そういってすぐに離れた。
俺には好きって感情がわからない。
俺の場合みんな同じように大切だから。

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