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ソロー・オブ・アリス/119


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自分のトピックを作る
61: ライ [×]
2015-05-17 20:52:17

>>クロウ

「…あぁ、なんだ。君か」

ふと下から声が聞こえた。僕を全否定する様な、大嫌いな声が。なのに何故、笑ってる?どうして僕笑っているんだろう

ーー分からないーー

もう、本当に分からない。答えのない問い掛け。頭が割れそうに痛い

「酷いね、カッコいいよ。」

そいつは同士じゃない。そう言い聞かせた、でも同じに見えてしまう。その笑顔を僕向けないで。

ーー君だって全部隠してる癖にーー

「僕は、この顔大好きだよ」

ほら、傷が増えていく

62: 天玉 三風 [×]
2015-05-17 20:59:45

>ライさん

もう、結局手を取るんでしょう?
素直じゃないというか、何と言うか……。
何を考えているのかわからないお顔をしますね。

「おはようございます、【ナイトメア】さん。もう覚醒のお時間ですか?」

やはり、『アリス』の気配を感じ取ったのでしょうね。

どこか楽しそうにするその姿を、私はずっと見ていた。


>クロウさん

―なんだか様子が変。
どうしたの?
でもすぐに元に戻る。

「子供っぽい、か。そういう一面も確かにありますよ」

そういえばこの人、体ばかり大きくなるけど精神年齢は成長しているのかしら。
あ、いけない、こんなこと思ったら怒られちゃう。

63: ライ [×]
2015-05-17 21:06:04

>>天玉

「さぁ、一体どういう意図で僕にそれを聞くのか。聞かせてくれないかな」

相変わらずだけど、なんか一言一言にイライラする。全部見透かしてるみたいな、そんな感覚。嫌い

「覚醒なんてしない、いつも遊んでるだけさ」

ずっと笑ってる僕は、一体何を考えていて何が本心なのか

本当に分からない

64: クロウ [×]
2015-05-17 21:06:16

>ライ

「かっこよくなんて無い。何も分かってないのにーーその顔は…」

ーーだって君は笑っているはずなのに泣いているように見えるからーー

「………僕は『分かってる』から、好きでこの役をやってるから良いんだよ。でも、君は……」

君は…僕とは『違う』から。だからーー

「その顔はしちゃダメなんだ」

相手を真っ直ぐ見て………笑うのをやめた。


65: クロウ [×]
2015-05-17 21:15:26

>天玉 三風

……変に思われてる…かな?…でも、僕は笑う。ずっと、いつまでもーー

「……子供…っぽい、の…?」

おかしいな。『外見』はあまり変わってなくても『中身』は成長してるはず………ちょっとショック…かもしれない。

ーーでも、[僕]は笑い続ける。ーー


66: 天玉 三風 [×]
2015-05-17 21:16:58

>ライさん

反発的な言葉が森に木霊する。

「意図、ですか。そうですねぇ、言うなれば、"これから先起こる物語の先駆けを作るため"、でしょうか」

手を後ろに組んで、ゆっくりとライさんの周りを歩く。
このわざとらしさ、あなたはもっと嫌がるでしょうね。

「いつも遊んでいるだけ、ですか。それは良い響きですね」

ライさんの頭に葉が一枚。それをとって、私はやんわりと微笑んだ。

67: ライ [×]
2015-05-17 21:21:48

>>
クロウ

どうして君はそんな顔をするの?
わからない
どうして僕は笑ってるの?
わからない
何もかもが分からない

「ならさぁ、教えてよ」

教えてよ、それは本心さ。
心の底から、こう思っているんだ

「どうしたら、笑うのをやめられるんだい?」

それでもずっと、僕は笑い続けていた

68: 天玉 三風 [×]
2015-05-17 21:24:32

>クロウさん

―明らかに様子がおかしい。
私は後ろに回って両肩にそっと手を置く。

「それは人によるでしょうね、けれど私はほとんどそう感じたことはありませんよ」

あぁ、なんて敏感で、感受性の強い子。
人の思いを感じ取りやすいのね。

「安心して、私にはあなたが必要なんですから。辛くなる必要はありませんよ」

夕日が差し込んできた。私たちがオレンジ色に染まった。

69: ライ [×]
2015-05-17 21:33:16

>>
天玉

…イライラする、見透かした様な態度。本当に気分が悪い、今すぐこの辛さを訴えたい

ーーでも、どうやって?ーー

「邪魔、僕が動けない」

それでも笑う、笑い続ける。誰かに助けて欲しかった本当は君みたいに…

「都合いい、響きでしょ」

ーー誰か、助けてよーー

70: 天玉 三風 [×]
2015-05-17 21:41:48

>ライさん

「あぁ、これは失礼しました」

さっと横によける。
んー、お顔は笑顔だけれど、怒っているのが伝わってくる。

「ええ、とっても素敵な響き。でもあなたが無理をすればするほど、その響きは小さくなっていきますよ?」

もう素直になってはどうですか?疲れるでしょう?

目を、じっと見つめた。

71: クロウ [×]
2015-05-17 21:53:01

>ライ

「……教えて…か。本当に分からない?何も覚えてないの?」

ーー君が笑うのをやめられないのはこの世界と君の心のせい。

「………君は…強いよ?。だから泣くのはもうやめて。僕は君が泣いているようにしか見えないのだから……」

僕は笑って相手が欲しがりそうな言葉をかけるーーそれが僕。……本当に嫌な奴だね。誰にも気付かせないけど。

>天玉 三風

「ーーっ……何を勘違いしているの?」

バレた?バレた?バレた?ーーいや、落ち着けて、まだバレたと決まってない。
大丈夫。大丈夫。……まず、何に気付かれたか……。いつも通り大胆不敵に笑ってーー

「僕は子供じゃないし。そんなことで傷付かないよ?」

ーーあぁ。そう言う事か良かった。ーー


振り向き三風に優しく笑いかけて僕は言う。

「三風。僕の[友達]。大丈夫僕は元気だよ…?」

ーーもうすぐ[夜]が来る。…何しに来たんだっけ?……あぁ。そうだ。[アリス]に会いに来たんだったーー


72: 本堂 有栖 [×]
2015-05-17 22:53:25

>48 天玉 三風

天玉が口を尖らせて言う。
気分を損ねさせたみたいだ。

「ああ~、ごめん、俺にとっては死活問題なんだ。アンタならアリスがなんで焦るのかも分かるだろ?」

紅茶を飲みほして手荒にカップソーサーにカップを置いた。

「今すぐ帰れない……。まぁ、トラウマを克服するっていうんなら……そうだろうけど。参ったな……」

思わず頭をガシガシと掻いた。

>49 クロウ

「日本じゃない?ワンダーランド?」

今度は愛想笑いじゃない、心底楽しそうな笑顔で歓迎された。

「俺のいた世界とは違う?ああ、ちょっと待って、頭がついていけない」

理解できない情報が次々とチェシャ猫と名乗る少年から出てきた。
訳が分からず、こめかみを押さえた。

>56 ライ

草原で暫くぼうっとしていると、目の前の森の木の枝に女の子が座っているのが見えた。

全身黒づくめの女の子……バンギャってやつかな?
とにもかくにも人だ!何か分かるかもしれない。

藁にもすがる気持ちで小走りで女の子の傍まで駆け寄る。

「ちょ、ちょっとそこの人!もしもーし!」

73: クロウ [×]
2015-05-17 23:11:50

>本堂 有栖

「…大丈夫?分からない?………でも今の状態はとっても簡単だよ」

あぁ。楽しいな♪楽しみだ!
君の選択を楽しみにしているよ[アリス]

「1つ目。君はこの世界<ワンダーランド>に来たと言う事。2つ目。君が[アリス]だと言う事。3つ目。君は[トラウマ]を持っている。4つ目。君は元の世界に帰りたいかい?」

指を立てながら数え笑いながらーー楽しそうに笑いながら聞く。


74: 本堂 有栖 [×]
2015-05-17 23:41:57

>73 クロウ

「今すぐ帰りたい!……けど……」

今まで焦っていた気持ちがスゥッと消えていった。
何故なら目の前の少年の態度。こりゃあまともに相手してくれそうにない感じだ。
むしろこっちが困ってるのを楽しんでる様子。

もしかしなくても相手にするだけ無駄なんじゃないか……?
さっきまでパニックで熱かった頭の中が妙に冷めていった。

「あーうーん……、あ、そう。俺の名前、アリス。本堂有栖って言うんだ。23歳、中小企業のサラリーマンやってる」

とりあえず様子を見る為に、当たり障りの無い自己紹介をしてみた。

75: 天玉 三風 [×]
2015-05-18 05:33:57

>クロウさん
……。

「そうですか、それは失礼しました」

今の私はちゃんと微笑んでいるだろうか。
ううん、きっと、悲しい顔。

わかりましたよ、あなたがそうしたいなら、これ以上はあなたの心に気付かないようにします。
けれどね? 
一緒にいた時間というものは、相手の心をなお明らかにするんです。
―ごめんね。私はきっとわかってしまう。


>本堂 有栖さん

「……ええ、わかります。あなたにはあなたの生活がある、それが一変……どころじゃありませんし」

"死活問題"、と言うことはバイトかお仕事をなさっていたということかしら。
……確かに死活問題ね。

それに、私にはわからないことがありますし。
元の世界に帰ったとします、その日付は……こちらに飛ばされた日orこちらで過ごした日数も換算された日……?

「はぁ、困りましたね」

私も思わずこめかみをおさえた。

76: ライ [×]
2015-05-18 08:04:25

>>
天玉

「皆が、この世界が無くなれば…」

駄目、言うな

「この、世界が…壊れたら」

これ以上言ったら、駄目だ

「僕は、きっと…ずっと、笑わなくて済むのにね」

壊れる

自分の作り出してきた幻想、自らの表情、全てが崩れていく

それは、自分という存在を否定した。笑うのを止めたい、なんていう悲しい否定

ーー消えちゃえ、あんな記憶ーー

「なんてね、此処に居られれば。今みたいに凄く楽しいのに」

笑った。心の底から、笑った。

涙が、頬を伝った

77: ライ [×]
2015-05-18 08:12:56

>>
クロウ

「うん、分からない。何もかも、理解が出来ない」

どうしてそんな顔をするんだい?
それさえも分かれない、分かってあげられない。

でも何となく分かること、それは

ーー君は、自分を否定してるーー

それは僕にも言えること、だね

「泣いている様に?僕が?…何言ってるの?」

どうして泣いている、なんて言うんだ。
分からない

「こんなに」

自分の意思とは間逆なのに、体が勝手に動く

「笑っているでしょう?」

…嘘つき



>>
本堂

「っ…ーーーキタ…」

アリスの気配、来たんだ
やっと会えた、アリス

「どうしたの、もしかして道に迷ったとか?」

さぁ隠せ、自分の本心を。さぁ笑え、嘘つきな僕

78: クロウ [×]
2015-05-18 10:42:22

>本堂 有栖

…あれ?冷静になっちゃった……
まぁ、いいや。

「宜しく。『本堂 有栖』僕の事のはクロウって呼んで。年は……忘れちゃった」

軽く笑って少しつまんなそうに…僕は自己紹介する。

>天玉 三風

…………ごめんね。

「も~。ホントだよ?」

ごめんね。そんな顔をしないで。
ーー僕は[チェシャ猫]だから……
だから、僕はこんな心要らないんだ。………あったら駄目なんだ。…ごめんね。
ーー僕の[友達]。

>ライ

ーー君と僕は[似ている]でも、[違う)から………僕が

「僕が[肯定]してあげる……君はもう素直になって良いんだよ…?」

君を見つめる。……真っ直ぐ。優しくーー
出来るだけ優しく笑う。


79: ライ [×]
2015-05-18 11:17:08

>>
クロウ

「肯定なんか要らないよ、否定してる訳じゃない」

君の肯定は嘘

だから、信じないよ

「僕は、年中素直だよ」

笑ってみてる、嘘の笑顔を君に向ける

80: クロウ [×]
2015-05-18 12:44:02

>ライ

ーー僕は[チェシャ猫]。本当の事は言わないよ。……でも、僕は[情報屋]。対価に見合う物なら売るよ。

………だから。
ーー君は…

「嘘つき。自分でも気付いてるくせに」

君は素直じゃない。楽しくないのにいつも笑う。………心を偽って。


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