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32:
狐死神 [×]
2015-07-09 21:21:12
-せんせー、何故…-
ヒナ「きゃっ!」
ザーーと上から水をかけられ小さな悲鳴をあげた。
ヒナ「わぁっ!」
ばふっと濡れ雑巾と黒板消しが頭に落ちてきた。
ヒナ「きゃぁぁあああ!」
ドンッと誰かに階段から突き飛ばされ悲鳴をあげた。
ヒナ「いったた」
足に包帯をくるぶしから太ももの半分位まで両方とた片腕と頭にぐるぐると巻かれた。
ヒナ「せんせーに相談しよっかな」
僕のいじめにもう気付いていると思うけど、改めて今日せんせーに相談することにした。
放課後、教室
先生「どうしたのです?ヒナさん」
ヒナ「せんせー…助けて下さい。僕、いじめにあってて……苦しいんです!」
先生「……ほぉ。……ちっ、俺の負けか……ったく。」
ヒナ「へ?」
穏やかだったせんせーの表情が一瞬で怒りの表情に変わった。
先生「お前、馬鹿か?そんなもん知ってるし。ていうか今日突き飛ばしたの俺。良い悲鳴だったなぁ…なぁ?」
ヒナ「せん…せー?どう…したの?ねぇ?」
バシッ。乾いた音が高らかになる。
ヒナ「いったぁぁああ」
先生「いいねーその表情だよー可愛いねーハハハ。」
ヒナ「嘘…。せんせー…何故…こんな事をするの?」
先生「楽しいからに決まってるだろ。さーてヒナ、たぁ~っぷりいじめてやろうかー」
ヒナ「し…失礼します!」
怖くなって走って逃げ出した。後ろからせんせーが「逃げ出してま無駄だーハハハハ!」
と、言っていた
ヒナ「ハァハァ…僕だけ…何で……。……皆さんさようならせんせーお元気で……。」
息を整え学校を走って出た。
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