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個人用・練習用
自分のトピックを作る
■:
こたつとパソコン [×]
2015-04-07 16:57:35
胸糞イケメンヒーロー男×ひねくれぼち充女子のお話。
小説とか始めてですので温かい目でどうぞ。
登場人物
本田 つきみ
ぼっち女子。
昔から友達は少なかったからぼっちであることに悩みはない。むしろぼっち最高
佐久間 俊
イケメン。つきみと同じクラスでリーダーっぽい。
正義感が強い。おおよその物事においてパーフェクトを誇る。
設定
二人とも高1で同じクラスである。
1:
こたつとパソコン [×]
2015-04-07 17:21:39
小学生。大半の友達たちは誰もがあの頃はよかったと、誰もがあのころに戻りたいと、そうこぼす。
中学生。それもまた然り、人は言う。もう一度やり直したい、永遠に続けばいいと。
高校生。やはりそれらは語る。確かにそこに青春はあったのだと。
・・・・まあ、友達いないから知らんのだけど。てへ。
よ、要するにアレ。高校生活は一度きりしかないんだから悔いのないようにやれってことよ。
どう、やれてるの。いえい自問自答。少なくとも私はできてますよ。なぜなら今、こうして物事を考えているから。きっとそこらへんの脳みそが八割方蒸発しちゃった系女子(多分ビッチ)なんてスイーツ(笑)のことしか考えてないんだろうから私すごい。よく世界平和について本気で考えちゃってる私すごい。
・・・うわあ。私最低なこと考えてんな。だから友達いないんだよ。
うるせえ友達だけがすべてじゃない。
2:
こたつとパソコン [×]
2015-04-07 17:25:39
あ、書くの忘れてた。話はすべてつきみサイドで進むよ。
感想、およびアドバイス待ってます!
3:
葉月 [×]
2015-04-07 19:31:47
続き見たい!!
4:
こたつとパソコン [×]
2015-04-08 20:57:09
、とまあ。いつものように固定概念をさらにセメントで強化していると、長かった一日もそろそろ終わりを告げる。入学からもう3ヶ月か。否、まだ3ヶ月。時の流れってなんで進んでほしくないときはすごい早く進むのに終わってほしいことはこんなに長いんだよ。んん?何、君も随分とひねくれてるんだな。時計くんよ。あん?
…ふっ。我ながら馬鹿らしい脳内だ。
さて、無駄に長いSTも終わったところで帰るか。なんでSTってあんな長いの?ショートタイムでSTじゃないのかよ。ま、いい。家に帰れば可愛い愛犬と漫画が待っている。うおっ、そういえば今日はジャ○プの発売日じゃないか。ふううういえええい!!これだから帰宅部員はやめられないぜい。帰宅部最高。帰宅部こそ全部活の頂点である。「本田、ちょっといいか?」
唐突に、声をかけられる。振り向くと、
声の主は爽やかなオーラを振りまき、屈託のない笑みをこちらに向ける。
…出やがったな、佐久間....
5:
こたつとパソコン [×]
2015-04-08 20:57:58
葉月さん、コメありです。
一日一つずつ投稿していこうと思うので何卒よろしくです。
6:
こたつとパソコン [×]
2015-04-09 00:27:31
この胸糞爽やかイケメン野朗の名前は佐久間俊。
クラスでは級長を務めている為か、ぼっちである私を気にかけているっぽい。
きっと今日もクラスの男女で遊ぶのだろう。で、それに私を誘おうというわけか。
どこまでもイケメン男だ。
・・・だがな、甘い。甘すぎるぞ佐久間。
そんなもので私がぼっちから脱することができるわけないだろう。大体私は人が嫌い、というか苦手なんだよ。だってアレじゃん。何考えてるかわからんじゃん。いや、推測することはできるけど。だがその推測自体に自身がなかったり、そもそも推測すること自体が間違いなのではないかと思ってしまう。
それに、きっと私は人と何かを共有したり、人に何かを求めるということを嫌っている。
それが正しいことだと、それが真理であると勝手に思い込んでしまう。
つまり、どういうことか。
要するに、
「私は人付き合いが苦手なんだよ」
・・・佐久間一瞬、驚いたような、あきれたような、落胆したような、そんな表情を見せた。
だがそれもすぐに持ち直すと、切り替えるようにして私に言う
「はは、まだ何もいってないんだけど、な。次もまた誘うから、絶対来いよ」
ははは、イケメンだな。
大衆から慕われ、信頼も置かれている所以はきっとそこにあるのだろうな、と改めて痛感した。
佐久間は、廊下で待っていた友人たちの元へ駆け寄ると、また先ほどのような笑顔で、談笑をしながら階段の曲がり角へと消えていった。
「・・・さてと、帰ろう。」
誰もいない静かな教室で、自分の、どこか自虐的な声だけが響いた。
7:
こたつとパソコン [×]
2015-04-09 00:30:18
誤字脱字が多くてごめんなさい。
どこまでもイケメン男だ→どこまでもイケメンな男だ
佐久間一瞬→佐久間は一瞬
です
8:
こたつとパソコン [×]
2015-04-10 19:15:18
帰り道。
まだ空はオレンジ色で、商店街も活気づいてざわついている。
パンチパーマのおばさんを、さっきから何人見たことか。 毎回思うけど、なんでおばさんはすぐパンチパーマにしたがるんだよ。
そこはもう気にしたら負け。しばらく進むと、佐久間グループがクレープ屋のまわりでたむろしていた。ざっと、クラスのおよそ八割の人間がそこにいた。なるほど、今日誘ってきたのはこれか。ふぅ、行かなくて良かった。ま、行く気なんてもとよりサラサラないがな。
暇つぶしがてら、信号を待つ間に彼らを少し観察していると、女子グループと一部男子が、なにやらこちらを見てひそひそやっている。ホント、そういうのやめてよ!私が傷ついちゃうじゃん!ちょっと気にしちゃうじゃん!
ま、まあ気づかれてしまったとなると面倒くさい。仕方ない、別の道で帰ろう。
そう思い、そそくさとメイン通りを少し外れた、比較的静かな道に曲がる。この道は猫がよくでるからあまり通りたくないんだけどな。なんて思いながらも、家を目指しひたすら歩く。あ、コンビ二寄っていこうかな、ジャンプ買いたいし。
近くにコンビ二がなかったか、不審者ばりにキョロキョロしていると、ふいに、やたらきれいな店のガラスに、自分の顔が写った。
・・・あいも変わらず隈ひどい。それに加えて目つきも悪い。死んだ魚のような目、とはまさにこれのことだとでも言わんばかりに。
鏡に写った私は、今日もいつもと同じだ。いつもと同じ顔で、いつもと同じ言動をとる、いつもと同じな私。
その姿は、きっと彼女たち未満の存在だ。だが、それでもいいと、それでもそれを望むのだと、もう一人の私は酷く小さな、今にも消えそうな声でぽそり、とそうつぶやくのだ。
だって、あの教室では、私は私であらなくてはならないから。イレギュラーな存在であってはいけないから。
それは、クラスメイトのためなどではない。自分の自己満足のために。きっと、どこかで、`本田つきみ´という主人公は存在していると思うから、と。
だから今日も、私は本田つきみであり続ける。
9:
さいとう [×]
2015-04-12 11:51:18
おおお!つきみちゃん可愛いです(*´ω`*)
応援してます。頑張って!
10:
こたつとパソコン [×]
2015-04-13 23:27:01
さいとうさん
ありがとうございます!
更新はもうしばらく先になりそうです・・・
11:
ののか [×]
2015-04-19 09:10:04
更新まだですかー?
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