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魔法使いの部屋/67


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自分のトピックを作る
■: アーテル [×]
2015-03-14 01:28:24 


ここは私の部屋だ。

日々の事を綴ってみようと思う。

日記のような物か。



ナリキリ、妄想、現実、病気、どう思ってくれても構わない。


コメントは禁止とさせてもらう。あくまで日記だからな。


魔法使いの日常、なんて物が気になった奴は、覗いていくと良い。
期待に沿えるかは、分からないがな。






1: アーテル [×]
2015-03-14 01:30:33


まずは、名前だろうか。
アーテル、綴りは【ater】、ラテン語で黒。

さすがに本名を出すわけにはいかんしな。
ローブを新調したんだが、これが美しい漆黒でな。
浮かれている、という事だ。自慢とでもとらえてほしい。




2: アーテル [×]
2015-03-14 01:33:53


今回ここに部屋を作った理由は、拾ってきた子供が新たな魔法を覚えた記念だ。
もしかすると、そいつの事を多く書く事になるかも、しれない。

家の事、森の事を叩き込み、家事や仕事、雑用を仕込み、合間に魔法練習。
ようやく実になってきたというわけだ。
最初は億劫だったが、実になったとなればなんともいい気分だな。
教育者もいいかもしれない。
お師匠様、なんて言われる日が来るのだろうか。想像してしまうな。



3: アーテル [×]
2015-03-14 01:37:00


書くのを忘れていたが、子供の呼び名も決めてしまおう。
私と対にして、呼び名はアルブス。綴りは【albus】、ラテン語で白。

あの子の肌、洋服の色も白、私と対照的に明るく元気なあの子にはちょうどいいと思う。
うっかり普段、アルブス、なんて呼ばないようにしなければ。
いや、ここで本名を出さない方が大事か。


4: アーテル [×]
2015-03-14 01:41:04


今日あの子が使えるようになったのは光の魔法だ。
小さく光を灯す、基礎の魔法だな。
これが無ければ暗闇での作業がままならない上に、あの子は暗闇を異常に恐れる。
仕事の面でも、そういう面でも取得できてよかったと本当に思う。

上達の速さ、技術は人並みだろうか。
好奇心と努力は人以上にあるあの子に、これからを期待するとしよう。


5: アーテル [×]
2015-03-14 01:46:46


それにしても美しいローブだ。
アルブスはローブの良さなど分からないと言う。そのあたりも教えていこうか。

誰かに見せたくて仕方が無いのだが、理解者のいない事の哀情よ。



6: アーテル [×]
2015-03-14 01:56:30


明日は何の魔法を教えようか。
アルブスは召喚術を学びたいと言っていたが、まだ光を灯す事しかできない見習いには無理だろう。
だが、あの子は好奇心が強い。
勝手に蔵書を漁り、厄介な物を召喚でもされたらたまらないな。
奇跡的な確立ではあるが、絶対にないとは言い切れないのが事実だ。
明日は一度召喚術を使って見せて、その上で危険性などを叩き込もうか。

いや、もしかすると、一度召喚術を見せられたらそれこそ好奇心に歯止めが利かなくなる恐れもある。
いっそ召喚術系の蔵書を全て封印してしまうという手もある。
だが、根本的な解決にはならないだろう。



7: アーテル [×]
2015-03-14 01:57:28


アルブスはやんちゃだが、賢い子だ。言えば分かってくれると期待しよう。



8: アーテル [×]
2015-03-14 02:16:36


コメント禁止とは書いたが、一人で綴っていくのも少し物悲しい気はするな。

魔法云々の事は勿論語れないが、私の話し相手になってくれる方がいると嬉しく思う。

いきなりの規則変更で申し訳ないが、暇で退屈な魔法使いに付き合ってくれる方がいたら、言葉を交わしてほしい。



9: 小狐 [×]
2015-03-14 02:32:24


今晩は。
それならば自分が話し相手に立候補しても?
然程長くは居られませんけれど。



10: アーテル [×]
2015-03-14 13:26:33


本当に申し訳ない、入れ違いになってしまったようだ。
しかし立候補してくれたのは本当に嬉しかった。
また次の機会、私が退屈になった時にでも来てくれるとありがたい。


今朝はアルブスを連れて森へ薬の材料を集めに行った。
先日覚えた魔法で少し奥まで進んでみたが、アルブスの好奇心は留まる所を知らないらしい。
教える側からすればとても嬉しい事だが、無茶や怪我だけが心配だ。

今日はこれから採集してきた材料の保管と、薬の配達だ。
そろそろアルブスを一人でお使いさせても良い頃だと思う。
念の為見張りをつけて、お使いにだしてみようか。



11: アーテル [×]
2015-03-14 15:34:14


アルブスが出発した。
念の為、守りの魔法をかけて一応だが見張りも飛ばしておいた。
大丈夫だとは思うが念の為だ。
無事に帰ってきてくれる事を願う。

私は私で仕事をするとしようか。
ついここに戻ってきてしまうが、仕事に支障の無いようにしなければ。
いや、ここに来る事よりもアルブスが心配で仕事が手につかないかもしれない。
過保護になりつつあるな。気を付けるとしよう。
アルブスは賢い子、大丈夫だ。



12: アーテル [×]
2015-03-14 20:11:59


アルブスも無事帰り、今日も美味しいと言って夕飯をたっぷり食べていた。
配達は問題無く済ませたらしいが、少々時間がかかったのは麓の村の子供と話し込んでいた為らしい。
こんな場所で暮らしているが、友達ができたようで何よりだ。

少年に貰ったという小さな花を幸せそうに見ているアルブスを見ていると少し心配にもなる。
アルブスは可愛らしい子だ。
今度大きな街にでも連れて行こうかと考えていたが、変な男に目をつけられないか心配で堪らない。
少年とアルブスの関係はまだ男女の関係には達していないだろうが、やはり心配してしまう。
アルブスにはまだ早い。早すぎる。
村の少年であれば危険な事も無いだろうが、一応何処の子供か確認しておこうと思う。

私は過保護だろうか。



13: アーテル [×]
2015-03-14 20:18:06


アルブスはまだ男の子より、魔法の方に興味津々らしい。
少しずつ魔法練習の時間を延ばしてもいいかもしれない。



14: アーテル [×]
2015-03-14 23:29:06


アルブスはぐっすりと眠っている。
今日は普段の仕事に加え配達もしたおかげで疲れたのだろう。
頑張ったご褒美として甘い物でも食べさせてやればよかったと多少後悔している。

今日の魔法訓練は出来が良くなかったな。疲れていたせいだろう。
普段の仕事でも重宝する物体を運ぶ魔法を練習した。
運ぶというか、浮かせる、だな。浮遊魔法という物だ。
アルブスが空を飛びたいと言った事がきっかけだが覚えておいて損は無い。
体を浮かせる、となるとさすがに時間はかかるだろうが、時間を重ねれば大丈夫だろう。
結構な時間、数年はかかるだろうがあの子の根性なら大丈夫だろう。
鴉の羽ですら浮かせられないアルブスが空を飛ぶ、その日が待ち遠しい。



15: アーテル [×]
2015-03-14 23:58:59


日が変わり少ししたら森に足りない薬の材料を取りに行こうと思う。
本当は月の出ている夜が良かったのだが、期限が迫っている為仕方無い。
アルブスはもう少し成長したら夜にも手伝いをしてもらおう。
夜の森は危険だからな。



16: アーテル [×]
2015-03-15 00:01:22


そういえば気が付いた事がある。
先日新調したこのローブだが、暗闇で灯した光の中見るととても美しい。
日中太陽の下でももちろん美しいが、更に黒が映えている。

是非月の光で見てみたい物だ。



17: アーテル [×]
2015-03-15 15:09:09


今朝は朝から冷や汗をかいてしまった。
今日もアルブスと森へ採集へ行ったのだが、途中でアルブスとはぐれてしまったのだ。
更に、アルブスはよりによってヴォジャノーイと遭遇してしまったらしい。
幸いすぐに見つかり、そのヴォジャノーイが顔見知りで無害だったからよかった物の…思い出すのも嫌になる。

良い機会だった為、近隣の水辺を任せる事にした。
アルブスがまた迷い込んでしまったら笑えない。
森の中であればまだ助けにいけるが、水中で呼吸する魔法を習得していないあの子が水中に連れて行かれたら助かる確率は低い。

今回の一番の問題は私の不注意だ。情けない。



18: アーテル [×]
2015-03-15 15:20:30


ヴォジャノーイは水辺に住む水の精だ。
よく言われるのはカエルの姿、なんて言われるが、私の知り合いのヴォジャノーイはよく美男子に化けている。
美しい物を好むようで、更にあのヴォジャノーイは美的感覚が人間に近いらしい。
人間が増えてきた影響だろうか。
昔はカエルの姿だったような気がしなくもない。大昔の事だ、よく覚えていないが。

よく知られるヴォジャノーイはルサールカという妻がいるが、あのヴォジャノーイに妻と呼べる者はいない。
それを踏まえてアルブスが気に入った、なんていう物だからきつく釘を刺しておいた。

ルサールカを召喚してやるのも手かもしれない。
というか確かあの近辺にルサールカはいたはずだ。何故妻にしないのか、精の考える事はよく分からない。



19: アーテル [×]
2015-03-15 23:55:47


今日の魔法練習も昨日に引き続き浮遊魔法にした。
そう簡単に行く物でもないが、アルブスは必至に練習していた。
きっと早く空を飛びたいのだろう。
だが焦るあまり手に力が入りすぎていた。
何度注意しても爪の痕がつく程に杖を握りしめるアルブスは、見ていてほほえましかった。
あれほど必死になってくれると教えている側も嬉しい物だ。



20: ミント [×]
2015-03-16 00:03:26

素敵な日常ですね、アルブスちゃんもアーテル様も素晴らしい方だな…って思って毎日読ませて頂いてます!
ヴォジャノーイって美男子になるのですね…素敵だろうな。調べてみたらウンディーネと同じ水の精とされていましたが、ウンディーネ等の精も拝見された事はありますか?
あ…いきなりコメントしてすみません、ご迷惑じゃなければお話したいな…等と思いまして。

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