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最強の武勇伝を語った者、優勝/33


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自分のトピックを作る
11: がんたんく [×]
2015-02-18 15:39:31

>9

面白そうですか、では書きましょう

>10

人の性根を勝手に腐ってると決めつけるのは悪です。
それこそ性根が腐っていると言わざるを得ない。
未遂だから許されるなら強盗未遂も殺人未遂も放火未遂も許されますよ。
結果を出そうとしているなら過程でも許されない。当たり前のことです

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それでは、

まず前提として私は勉強はできるけど運動は苦手ないわゆるがり勉君というやつで運動はからっきしな代わりに頭はそこそこ回るというテンプレもいいとこみたいなスペックです。また、記憶があいまいなところもありますので矛盾等出るかもしれません、あしからず。

ことの発端は高校2年に進学したころです。どこの学校でもあるいわゆるクラス替えというやつで私はM(仮称)という男と同じクラスになりました。当時外面だけはよかった私はクラスの中心とはいかないまでもそこそこ存在感のある地位を確立していました。思えば誰も立候補しない中クラス委員長に名乗り出たのが目をつけられる原因でしょうか。目立ちたがり屋のMは1年次在籍していたクラスの中心的人物で言動はやや幼く、私から見ると自己中心的だがあるていど自制は出来る男だったと思っています。

クラス委員長になった一週間後でしょうか、突然Mに呼び出された私はなんの疑いもなくMのもとへ向かいました。たしか普段は使わない教室だったと思います。可能な限り思い出した会話が次の通りです。

M「なんで呼ばれたかわかっとるか?」

私「しらん、バス間に合わんなるから手短に頼むわ、俺なんかしたか?」

※当時はバス通学でした

M「最近お前ちょーしこいとるやろ」

私「意味わからん、俺はいつもこんなんや」

M「やっぱちょーしこいとるわ、いっぺん痛い目見んとわからんみたいやな」

私「はいはい、それでいいよ、そんだけなら帰るわ」

当時の印象はめんどくさい、のただ一言に尽きました。私が帰ろうと振り返るとMは私の襟をつかんできました。

M「逃げんじゃねぇぞ!なめとんのか!」

私「なめてないなめてない、俺はお前の許可ないと帰れんのか?」

M「うるせぇ!」

Mは思い切り私を後ろに引っ張りました。運動神経が非常に悪い私はバランスが取れず尻餅をつきました。その後Mは私の鳩尾の当たりを蹴ってきやがりました。幸いその日は食欲がなかったか食べる時間がなかったか理由は忘れましたが昼食をとっていなかったため最悪の事態は免れました。

M「これ以上ちょーしこくなら次はこれじゃ済まさんぞ」

そういってMはその場を後にしました。私はこのままじゃめんどくさいことになりそうだと思い、行動を開始しました。

まずはじめにMの取り巻きを一人ずつ、こちらに取り込んでいきました。言い方は悪いですがほかに形容できる言葉が見つからなかったためこういう書き方になっております。よく言えば友人関係を結ぶということでしょうか。先述した通り外面だけはよかったため、思ったよりもあっさりといったと思います。ただこちらとしては興味のありそうな話題をふって語り始めたところを愛想よく相槌打ってただけなんですがこれが意外と効果があるものでした。

もともとお世辞にも素行が良いとは言えないMはほんの少しずつですが、はっきりと感じられる速度で孤立していきました。正確に言うならばMのグループが少しずつこちらのグループへ移ってきた感じですね。Mは普段も私に因縁づけるような態度だったためそれを加速させたのではないかと思っています。私が行ったのはここまで、あとはイラついたMが皆の前で私を思いっきり殴ったことが原因で学校から自宅謹慎を言い渡され、そのまま自主退学しました。

あまり面白いものでもありませんし表立って行動したことなど一つもありませんが以上がすべてですね。何か忘れていることがあるかもしれませんが、こんなもんでしょうか。

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