TOP >
個人用・練習用
自分のトピックを作る
■:
苗菜 [×]
2014-12-20 22:59:06
二次創作とか何か色々。適当に書いてこうと思う。
ヘタリア、カゲプロ、マギとかが主な
夢は書かないです。腐っているので閲覧注意
一切の責任は負えません
腐ってます、苦手な方は逃げてください
1:
苗菜 [×]
2014-12-20 23:10:36
クリスマス近いから
<アルアサ>
今日はクリスマスイブ。
待ちに待ったクリスマスだ。
そして、
恋人アーサーとの初デートの日である。
「あれ、アル~今日は仕事するの速いじゃないか」
昼頃、いつもは避けていたデスクワークをこなしていると、上司は驚いた様で声を掛けてきた。
「今日はクリスマスイブだからね!ヒーローには予定があるんだ!」
「彼女とデートかい?いいねぇ、最近の若いモンは…」
なんて愚痴をこぼし出したので「あー!もう仕事しないと!」と打ち切ると、「いつもそのくらいやってくれりぁいいのに…」と吐き出して何処かへ去った。
全く、時間を無駄にしたではないかなんて文句をたらしながら、アルフレッドは仕事を片付けた。
2:
苗菜 [×]
2014-12-20 23:21:45
午後四時頃
「今の経済についてですが、我が国の財政は…」
アルフレッドは溜め息を吐いた。
毎日同じ様な会議をして飽きないのかなんて思う。国自身、こんなことを言うとかなり怒られるのだが、経済など良く解らないし、この会議に意味はあるのかと思う。若さ故なのだろうが、アルフレッドは会議が嫌いだ。軍事についてなら喜んで参加するのだが。
(つまんないんだぞ…)
この会議はアルフレッドが仕切る訳では無い。それにアルフレッドが発言する意味さえ無い。お飾りなのだ。だからこそ、つまらないと思う。
(これも大事なことなんだぞ…)
そう言い聞かせてみるも効果は無く、眠気を感じる。
早く終わってしまえば、アーサーとデートだ。我慢我慢。
アルフレッドはまた溜め息を吐いた。
3:
苗菜 [×]
2014-12-20 23:34:40
「えっ?」
やっと仕事が終わり、帰ろうとした時だった。
「書類、三枚程打ち間違えてます。お気の毒ですが、全部直してください」
「何とかならないかい?」
「大事な書類なので…」
「そうかい…」
肩を落とした。
あぁ、俺ってばやる気が空回りして、カッコ悪いぞ。
「すぐに直すよ」
「お願いします」
自分のデスクに座り、PCを起動する。その間に端末を取り出し、メール制作画面を開いた。
ごめんね、
仕事でミスして遅れるかも
本当にごめん。
それだけ打ち、送信した。
ギュッと端末を握りしめる。
アーサーとせっかく会えるのにな、自分は何をやっているのだろう。
駄目だ、自分を責めたら涙が流れそうになった。
そんな時、
端末が震えた。
アーサーからの返信だ。
4:
苗菜 [×]
2014-12-20 23:49:25
本当、タイミングが良いんだか悪いんだか…。
そうなのか
適当に時間潰してるから心配すんな、
仕事、頑張れよ
思わず口元が綻ぶ。
可愛いなぁなんて思いながら「ありがとう」と返した。と同時にメールが来たので焦った。
相手はアーサーではなく、フランシスだった。何だこの髭、楽しい時を邪魔しやがって。
本文Fa*kまみれにしてやろうかなんて考えていたが、内容に驚いてそれどころでは無かった。
アル坊ー眉毛のTL荒れてるよ(笑)
「ばかばか!アルのばかぁ!」
「寂しい…」
だってーmg(^点^)プゥクスクス
何…だって!?
この髭は後で血祭りにあげるてして、ツイッターかな?慌ててツイッターの画面を開く。
TLでは
「寒い…アルはやく来いよばかぁ」
の文字が。
5:
苗菜 [×]
2014-12-20 23:52:16
「あああああああああああああああああ!!?」
思わず声を上げて叫んでしまった。
可愛い!可愛い!ねぇ、菊!これが前言ってたモエってやつなのかい!?
眠たいからまた明日…
6:
苗菜 [×]
2014-12-21 13:55:44
わ、誤字見つけた…
7:
苗菜 [×]
2014-12-21 14:09:12
って、そんなこと考えてる場合じゃない。
既に起動しているPCに向き直り仕事を始めた。
「遅い…」
待ち続けて、一時間は経った。
先程から荒れていたツイートも、髭の消失により、すっかり収まった。
腐ってもあのフランシスだ。彼女でも居るのだろう。
帰ろうかな…
ふと、そんな考えがよぎった。
いや、駄目だ。初めてデートをするんだし、半日までかけてアメリカに来たんだ。帰る訳にはいかない。
はぁ、と溜め息を吐いた。
周りには楽しそうな人、カップルや家族。
一人寂しく佇む自分は、酷く場違いに思えた。
何だか惨めにさえ思えてくる。
じわり、
鼻がツンと痛む。視界が揺らぐ。
泣くな、こんな大勢人が居る前で、
そんな思いなど通じず、溢れんばかりに涙がこぼれる。
しゃくりあげるのを抑えられず、「うぅ…」と声を漏らして泣いた。
8:
苗菜 [×]
2014-12-21 14:39:18
ポン、と肩に手を置かれた。
やっと来たのかと思い、目元を拭ってから振り返った。
「どうしたの~クリスマスなのに泣いちゃって!約束でもすっぽかされた?」
誰だ、こいつ?
「そんな酷いやつほっといてさ、俺と遊ぼうよ!」
あぁ、これはいわゆるナンパってやつか。
アルに話したらなんて言うだろうか。
笑みがこぼれそうになるのを抑え、手を弾き相手を睨み付けた。
「気安く触ってんじゃねぇよクズ。お前なんかお呼びじゃねぇ、失せろ」
男の顔が引きつった。
こんな挑発に乗るなんて、単純な奴だな。
「大人しく黙って言うこと聞いてくれたら痛いことしないからさ、ねぇお兄さんと一緒に遊ぼうか」
「俺は此処で人を待ってんだ。とっとと消えろ」
「いい加減にしろよクソガキ」
9:
苗菜 [×]
2014-12-21 15:30:05
恐ろしいくらい低い声だった。
思わず肩が跳ねる。
「いい気になりやがって。黙って大人の言うこときいてりゃいいんだよ!」
殴られる…!
そう思い、とっさに目を瞑り、後悔した。
しかし、
肝心の痛みはやって来ない。
おそるおそる目を開ける。
「ヒーローは遅れて来るもんなんだぞ!」
男の拳を片手で抑える、アルフレッドの姿があった。
「遅すぎだ!ばかぁ!!」
「ごめんごめん、でもちゃんと来たじゃないか!さて…」
「ヒッ…!」
「悪者はヒーローが倒す!反対意見は認めないんだぞ!」
「やっやめ!」
哀れな男の断末魔が響いた。
10:
苗菜 [×]
2014-12-21 15:34:31
「あそこまでやる必要はなかったんじゃねぇか?」
「何言ってるんだい!アーサーに手を出したんだから、あれぐらい当然だよ!」
「なっ!ばかぁあ!!」
終われ\(^q^)/←
11:
苗菜 [×]
2014-12-21 15:38:43
反省会
眠たすぎて何書いてるか解らなくなって書き方変わってた←
というよりネタがありきたりだな、うん
ハッピーエンドだよ、良かったねアーサー(=_=)
お兄さん書くの楽しかったな
Q.メリカの上司、どんな口調?
A.知らん
12:
苗菜 [×]
2014-12-21 15:39:39
下げてた\(^o^)/
まぁいいか
13:
苗菜 [×]
2014-12-21 20:16:56
猿美書きたいな
14:
苗菜 [×]
2014-12-22 21:09:38
最近流行ってますよね…
インフルエンザ。
だから、熱ある猿美のお話し
<猿美>
「…38.4℃…え?」
季節はもう12月中旬。
余計寒くなり、体調を崩しやすかった。
たかが風邪だと思っていたのでなんの予防も対策もしなかった。
それが原因だとでも言うのだろうか、
これはさすがに、風邪が悪化し熱が出たとしか言いようがない。
おいおい、マジかよ?
八田はゆっくりと体を起こした。
だるい。
とにかくだるい。
もう一度体温計を見る。
38.4℃
見間違いではないなら、計り間違えたのではないだろうか?
試しに、もう一度計ってみる。
結果は変わらない。
それどころか、少し上がっている。
「マジか…」
思わず顔を手で覆う。
じんわり汗ばんでいた。
熱があるのを決定つけている様に思える。
とりあえず、草薙に連絡をしなくては。
あの人のことだ、来なかったら何かあったんだ、ちゃんと連絡しろだの言うに違いない。
もぞもぞとベッドから這い出て、端末を探り当てる。
15:
匿名 [×]
2014-12-23 18:49:43
あげ
16:
苗菜 [×]
2015-01-12 00:24:44
わ、何か上げてもらえてた
ありがとうございます、嬉しいです
さすがに間を開けすぎて何書こうとしてたか忘れたけれど(←自業自得)頑張ります
誰も見てないと思うけれど、自己満足だし…ね←←
17:
苗菜 [×]
2015-01-12 00:40:41
「もしもーし、八田ちゃん?どないしたん?」
「あー…何か熱出たみたいでー」
「熱ぅ!!?馬鹿は風邪引かんとちゃうんか?」
何だこの人、
真っ先に出たのは悪口か。
あ、そういえば
昨日草薙と喧嘩した気がする。
きっとまだ怒っているんだ。
ただ、八田には謝る気力も言い返す気力も無かった。
「とりあえず、それだけッス。じゃ、」
そうして、会話を終了させようとした時、「ちょい待ち」と草薙が遮った。
「…何スか」
やや不機嫌そうに言った。
草薙は、「はぁ…」と溜め息を吐いた。
「すまんな、さすがに…大人気悪かったわ…」
「いや…俺も、」
「看病な、暇そうな奴に声掛けてみるわ」
「あっ、すんません。助かります」
「えーよ、それじゃお大事にな」
「はい、それじゃ」
端末の電源を切り、その辺に投げ出すと、八田は眠りについた。
18:
苗菜 [×]
2015-01-12 00:54:56
助けを呼んで30分…
玄関から鍵の開く音が聞こえ、目が覚める。
「……え?」
何で、鍵開いてんだ…?
頭の中は?でいっぱいになった。
ガチャリ、
扉が開いた。
ま、まさか泥棒!?
そう思い、起きあがろうにも、体に力が入らない。
どうしよう…
嫌な汗が額を伝う。
ぎしり、
床がきしむ音。
泥棒が入ってきたんだろう。
八田は覚悟を決めた。
「こんちくしょうがぁああああああああ!!!!」
「いきなり叫んでんじゃねぇ馬鹿!!!」
「……へ?」
19:
苗菜 [×]
2015-01-12 01:10:06
何と、
そこに居たのは恋人である伏見だった。
「さ、る?」
「ったく、熱なんか出しやがって。馬鹿は風邪引かねぇんじゃねぇのか?」
「うるせぇ!風邪引いたんなら俺は馬鹿じゃねぇってことだろ!」
「ハッ!どうだかなぁ?」
しばらく睨み合いが続き、互いにそっぽを向いた。
沈黙が二人を包んだ。
何だか先に喋ったら負けた様な気がして、八田は口を固く閉ざした。
折れたのは伏見だった。
呆れた様に、わざとらしい溜め息を吐き、
「熱、あんだろ。大人しく寝とけ」
とぶっきらぼうに言った。
喧嘩をふっかけてきたのはそっちだろ、という言葉を飲み込んで、やや荒れた寝具を整えた。
八田がきちんと布団に入るのを見てから、伏見は立ち上がり、台所へ向かった。
「ッチ、空っぽじゃねぇか…」
どうやら冷蔵庫の中を見たのだろう。
八田は基本、バーで食事をとるか、カプメンで生活しているので、常にと言っていい程冷蔵庫は空だ。
20:
苗菜 [×]
2015-01-12 01:21:31
「買い物行ってくるけど、何か欲しいモンあるか?」
八田の側に座り、おでこに濡れタオルを置き、伏見が八田に尋ねた。
「じゃあ…アイス食いたい」
「何味がいい?」
考えることなく、八田は直感的に答えた。
「バニラ」
伏見はくくっと笑った。
不思議そうに八田が首を傾げると、「あー、悪ぃ」と伏見は言った。
「いや…ずっと前に俺が熱出した時も同じモン頼んでたなって」
やたー、やたー
やっばりか!今度は何だよ!
あと、アイス。なんか、うっすいバニラのやつ
そんなんあるか!普通ので我慢しろ!
「そういや、そうだな…」
どこか遠い目をして、八田は微笑んだ。
end
という名の強制終了(笑)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]個人用・練習用
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle