TOP > 1対1のなりきりチャット

命の火【非募】/341


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
61: 東堂菜々 [×]
2014-12-26 02:04:02


…っ!……
(何かついてるか?と問われ、漸く己が相手を見つめ過ぎていたことに気付く。「ううん、そうじゃないの。ごめん、気にしないで?」思わずそんな自分に苦笑いしつつ首を横に振り簡単に謝罪して。声を掛けるのが遅かったことといい、謝罪してばかり。気を付けなきゃ…と改めて気持ちを入れ替え内心一人頷く。少々大袈裟なのは自分の性格のせいだと自負しているが、なにより笑って許してくれる彼に申し訳なくもあって。それでもそうして笑ってくれることが嬉しくもあり、「ありがとう」と柔らかい微笑浮かべる。…が、不意にその表情が強張り俯き加減になり。戻したはずの手も再び相手の手首へと戻れば、先程とは違い遠慮気味にきゅ、と握る。原因は己の太腿付近で蠢く手のせい。これだけ満員なのだ、気のせいだと自身に言い聞かせながら、それでも払拭しきれない不快感に堪えるため俯いたまま瞳を閉じ。エースの手首を握ってしまったのも、そんな不快感と闘ううちの無意識の行動で。)

62: エース [×]
2014-12-26 02:38:43


おう。
(相手が謝罪する姿はもう見飽きた。己としてはずっと優しい笑顔のままでいてほしいのに、彼女は苦笑いばかりを浮かべるのだ。内心面白くないと不貞腐れるが、ならば自分が謝る事を忘れさせる程に笑わせればいい。丁度そんなことを考えた時、何か心持ちが入れ替わったかのように相手の雰囲気が僅かに変わるのを感じた。“ありがとう”。そう言って笑う相手の姿に、顔に熱が集まり不思議と胸が高鳴る。そう、これが見たかったのだ。嬉しさのあまりニヤけそうになるのを必死で堪えていれば、また曇る相手の顔と、再度己の手首を握るという行動。どうしたのだろう。そんな風に相手の姿を眺めては、相手のすぐ後ろで一見普通に見えるが怪しげな行動を取る一人の中年男性の姿が目に入る。辺りを警戒するように彼の目が頻りに動いているのが、長年の戦闘故の目敏い状況判断能力で容易に分かった。巫山戯るなと怒鳴り手を出したい衝動に駆られるが、取り敢えず本当に菜々に手を出しているのかという証拠を確かめねばならない。それも、出来るだけ早く。眉間に皺を寄せつつ「菜々、一瞬だけでいい、自然な様子で身を捩れ」と目線を相手の腰辺りに落としてそう他には聞こえぬよう声を掛けては、証拠となる魔の手を見逃すまいと瞬きを最小限に控え)
 

63: 東堂菜々 [×]
2014-12-26 07:45:18


え?……うん…
(全神経が太腿付近で蠢く手に集中していたためか、一種小声で囁くエースの意図を汲み取れなかった。閉じていた瞳を開き相手を見上げれば、相手の視線は己の腰付近にあり。漸くそこで察する。エースは気づいてくれている、と。それだけでもかなりの安心感を得られたはずなのに思うように言葉が出ない。未だ恐怖が勝っているからだろう、そう感じつつも言われた通り不自然でない程度に身を捩る。幸いこの混み具合故、居心地が悪くて身を捩る人など他に幾らでも居た、目立つことはない。しかしそんな彼らと唯一違うのは、ついてくる手。それも太腿付近から徐々に上がってきている気さえして。やっぱり、気のせいじゃない…、それを確認してしまった瞬間もやはり声は出せなくて、ただエースの手首を握る強さを強くし、半ば無意識のうちにその腕に擦り寄るようにして助けを求め。)

64: エース [×]
2014-12-26 23:37:14


ッ…───────!!
(相手が身を捩ったその瞬間、僅かに出来た隙間から魔が姿を覗かせた。好都合な事に、中年男性は見られていることなど気付きもしなかった。むしろ此方とは反対方向を向いている。菜々からの強い無言の助けに、これは目立っても仕方が無いか、と覚悟を決めた。こんな人混みの中で使ってはいけないことは分かっていたがどうしようにも怒りが込み上げ、思わず一瞬足元に炎を纏ってしまえばそこから火花がふわりと舞い、幽かな蛍火のようなそれは犯人のズボンを掠めた。着火はしなかったものの周りの者は驚いて途端に身動ぎをする。それと同時に流れに身を任せる犯人の手首を強引に掴んでは、何の躊躇も無く一気に捻り上げて。無論周りは恐れおののき、騒めきと共に身を引いてゆく。犯人は『いきなり何だ、巫山戯るなッ』と声を荒らげるがそれで引くような玉ではない。此方も負けじと「巫山戯るなはこっちの台詞だ、おっさん。よくもおれの彼女に手を出したな」なんて低い声で脅す様に言葉を吐き掛けては、ナイフの様に鋭い視線を彼に向けていて)
 

65: 東堂菜々 [×]
2014-12-27 01:58:48


っ!?……エー…ス…?
(怖くて俯いていたからこそ一瞬のそれも見逃さなかった…エースの足が燃えた、その一瞬を。見間違い、じゃないよね…?そう自身にもまして相手にも確認する間もないまま、恐れおののく人々とその中でエースに手首を捻り上げられる一人の中年の男。こいつか…、無論自分で犯人を確かめる余裕なんてその時はなかったものの、エースの行動を見れば一目瞭然。「…ッこ、この人痴漢です!」漸く振り絞った声で叫ぶ。ちょうどその時着いた次の駅。エースを、というか火を恐れた人々は一目散に降りていき、また男も己がまずい状況に立たされている、と自覚したのかエースの腕を無理矢理振り切って飛び降りるように電車を降りていく。ただ幸い、駅から駅への移動中の駅員もこの車両に乗り合わせていたようで、降りた男はすぐに職質を受けているようだった。本来なら己もそこに同席するところなのだろうが、生憎扉が閉まって発車してしまったためそれは叶わず。車両内には己ら二人だけ。異様にも思えるそんな状況下であっても自身は心から安堵しているのもまた事実。その安堵からか、大きく息を一つつくと同時に震え出した膝を押さえる術など持ち合わせておらず、崩れるようにその場にへたりと座り込んで。)

66: エース [×]
2014-12-28 15:42:20


……だいじょうぶ、か?
(逃げられた事にも腹を立てるが、降りた先で捕まってしまった男の末路を見ると安心したように気を緩め、人混みの中に居て変に凝り固まった筋肉を伸びで解しては、特に意味も無く前髪を掻き上げ。己の能力を見て逃げる者はそう少なくなく、我先にと降りていった他の乗客には見向きもしない。この世界に悪魔の実の能力者が居ないことを知らないからか、能力の露出についても対して気にしていないようで「ったく…」と疲れた様に声を漏らして。…膝が笑うとはこのことだろうか。足から崩れ落ち力の抜けた菜々を見ては、上記を述べつつ内心そんな事を呟く。それほどの震えであったのだ。迂闊に声も出せず相当怖かったに違いない。そんな風に思えば無理に立ち上がれと言う訳にもいかず、目線の高さを合わせるようにしゃがみ込んでは「変なとこ、触られてねぇか? …ごめん、もっと気をつけてりゃ良かったな」と申し訳なさそうに眉尻下げ、立ち上がるのを支えるように手を差し伸べて)
 

67: 東堂菜々 [×]
2014-12-28 17:41:39


っ、エース…!
(申し訳なさそうな表情で手を差し伸べてくれる相手。エースが悪いんじゃない、そう言いたくても胸がいっぱいで言葉にできない。ただ何か糸が切れたかのように差し出された手に縋ったかと思えばそのまま飛び付いて。抱き付いたりしたら更に迷惑がかかるだけ…頭では分かっていても今はどうしても縋り付きたくて、今はただ泣きそうなのを堪えて涙を押し込めることしかできなくて_暫くそうしていると漸く落ち着き始めたのか「…ごめん。ありがとう。なんか、さっきと真逆ね?」なんて出会った直後の自分たちと比較して力無いまでも微笑浮かべてふ、と離れる。ふぅ、と大きく息を吐けば漸く切り替えられたのか「彼女なんて、咄嗟にしては素敵な嘘ついて守ってくれるんだもん。ちょっとトキめいちゃった」と冗談交じりに告げ。…半ば本気だった。でもそんなこと告げる勇気はなくて、あくまで冗談ぽく話すことでエースだけでなく自身も誤魔化して。)

(/能力のことを突っ込みたいのに前置きが長く…!←
次辺りで突っ込みます、すみません…(/力不足)
あ、この返事は無くても大丈夫です^^)

68: エース [×]
2014-12-29 13:53:25


…そうだな。
(飛び付かれれば目を見開いて驚くものの、それも直ぐに収まる。泣くのを堪える相手の姿はひどく痛々しく己の目に映り、思わずもう片方の手を出しては相手の背を優しく優しくあやす様にポンポンと一定のリズムで撫で続けて。さっきと真逆だと淡く笑う相手を見ては、柔らかい笑顔へと表情を変え小さく笑い声を漏らしつつ上記のように答え。…相手は涙を押し込めたが、己は我慢が出来ずに泣きじゃくった。自分が比較した点はこれ。本来ならば反対になるべきであろうと思えば自然と苦笑いへと変わってゆき、かっこわりぃなと思う。そんな事を思っていれば冗談混じりな相手の言葉が耳に入り。相手が考えていることなど露知らず、また笑顔へと表情を変えては「そうか? おれ、あんなこと言ったのは初めてだ」と何とはなしに嬉しそうな返答をし、静かに笑って)
 

69: 東堂菜々 [×]
2014-12-29 15:33:50


ふふ…折角空いたことだし、座ろっか?
(エースの表情が一瞬苦笑いになった。何を考えているんだろう?と少し心配になるも、己の冗談交じりの言葉に再び笑顔を取り戻したらしい相手を見ればその心配も消え去って。いつもの笑顔浮かべながら、車両内には折角自分たち2人だけになったんだから、とガラガラの椅子を指し座ろうと促しつつ自身もドアに近い端の席へと腰掛けて。…ばたばたしていて聞けなかったが、ずっと気になっていたこと。今の自分なら漸く聞ける、となんとなく一度深呼吸して「ねぇ?変な事聞くけど、笑わないでね?…さっきエースの足、燃えた?」と一応確認のためそう問い掛ける。気のせいなわけはない、それでもあの時火の気なんてどこにもなかった、それも疑いようのない事実。何より燃えたと思ったエースの足は焦げ跡一つなくて。恐怖のあまり幻を見たのではないか?もしそうならエースには笑い飛ばされるだろう、そう思った故の恥じらいがあり、それが作用しての深呼吸だったわけで。)

70: エース [×]
2014-12-31 02:46:28


おう、
(指し示された椅子。肯定の返事を一言述べては促されるがままにそこへ深く腰掛け、軽く辺りへと目線を投げて。人混みの中だとあんなにも狭く感じたこの車両が、他の乗客が居なくなった途端、当たり前の事だろうがやけに広く感じた。座ってりゃ案外居心地は良いもんだな、眠っちまいそう、なんて腕を組みながら一人考える。恐らく帰りも利用するであろう電車に、良くも悪くも気を付けなければ、と密かに意気込んだ。────…恐る恐る、といった風だろうか。ゆっくりとした相手からの問い掛けに、組んでいた腕を外して聞き耳を立てる。内容は、己にとって大したものではなかった。しかし、何やら考えての今の発言なのは分かっていた。言おうか、言わまいか、その選択に迷う。言ってしまって怖がられないだろうか。面倒を見きれない、と己は放り出されないだろうか。菜々は、己から逃げないだろうか。…そんな風に考えてみればキリがなかった。他の者が己に対して何を思おうが微塵も興味は無かったのに、菜々のこととなれば不安で不安で、仕方が無かった。だが、口を開けば「おう。それがどうかしたか?」なんて軽い口調で返事をしてしまい、くっと奥歯を噛み締めつつ拳を強く握り締めては、心の惑いを悟られぬようにとただ静かに俯いていて)
 

71: 東堂菜々 [×]
2014-12-31 11:16:52


へ…?……ど、どうやったの?
(まるで大したことない、と言わんばかりの軽い口調での肯定に、笑われると思っていた此方は拍子抜けしてしまい。思わず間抜けな声洩らしつつ、次に頭に浮かんだのはその方法。火傷していないってことは疑似炎?いや、疑似炎なら蛍火なんて上がらない…、じゃあやっぱり本物?でもマッチもライターもエースは持ってないはずだし、そもそも持ってたとしても火を点けるタイミングなんか無かったし…、と想像力を目一杯働かせる姿は、まるで子どもが授業で出された課題を必死に考えているようで。不思議と他の乗客のような恐怖心は一切なく、少しの間頭を捻る。仮説はいくらか立てられるのにどれもしっくりこなくて、終いには何かのマジックかとさえ考えるも肝心のタネが分からなければ分かったことにはならない。結局降参とばかりにエース自身に視線戻して問い掛けて。)

72: エース [×]
2015-01-01 00:00:17


え、どうって…そりゃあ……
(あれ程まで恐れられることに不安を感じて覚悟をしていたのに、相手は一向に恐れを抱かないようだ。それどころか無垢な子供が答えをせびっているようにも聞こえ、怖がる素振りも見せないそれに安堵を感じた。どうやったか、なんてこれしかないだろう。そんな風に上記を紡いだ時にふと、何かに勘づく。当たり前だと思っていることが、この世界では本当に当たり前なのか、と。どう説明しようかと悩むが、それも少しの間。伏せていた目線を相手の方へと向ければ「……菜々。悪魔の実って…知ってるか?」と問い掛ける。知らないのであれば話はそこからだろうと思いながらも、結論を「おれ、能力者なんだ」とだけ先に述べて。先程の相手を見ている限りではきっと怖がるようなことはないだろうという予測は簡単に出来、強ばっていた表情はいつの間にか和らいでいて)

(/あけましておめでとうございます!!
今年も宜しくお願い致しますね´`*)
 

73: 東堂菜々 [×]
2015-01-01 00:28:53


悪魔の、実…?
(相手の様子から察するに相手にとってはよく知った木の実か何かなのだろう。それでも己にとっては初めて聞く単語。きょとん、という言葉がよく似合うという程に目を丸くして首を傾げては、とりあえず自分の耳で聞いた実の名称が本当にそれで合っているのかと確認する。続けて傾げた首を小さく横に振れば「何?それ?何かの木の実?」と問い掛けて。その様子は先程からと同様、どちらかというと興味津々で恐れなど見受けられなくて。不安な表情がある程度払拭された様子のエースの顔を覗き込み、話の続きを待ち侘びていて。)

(/あけましておめでとうございます!
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします^^
こんな菜々ですが引き続き相手してやってくださいね、エースくん!(/←))

74: 東堂菜々 [×]
2015-01-01 00:37:59


エース、あけましておめでとう。
それと…ハッピーバースデー!(クラッカーぱーん、と鳴らし)
…やり取りの中じゃ言うタイミング無いまま過ぎちゃいそうだったんだけど、それでも背後に言わせるんじゃなくて直接言いたくて。
ただの私の我儘よ?(くす)
これからもよろしくね?エース。(にこ)

75: エース [×]
2015-01-01 03:24:35


あー…やっぱ知らねぇか。ま、一言で言えば確かに木の実か何かだな。味は…この世の何よりも不味いが。
(悪魔の実について興味あり気な相手の様子に、子供かと思わず突っ込みそうになりつつ話の骨を折るのを何とか堪える。あの時の味を思い出したのか何処か遠い目をしながら一人何度も頷けば「…食えば、何らかの力を得る代わり、カナヅチになっちまうんだ。二度と…海に抱かれることが出来なくなっちまう」と語るのを続け、他に何か言う事があったかと考えれば「世界には一つとして同じモノは存在しねェんだよな。食っちまえば死ぬまで自分の能力として使えるが、死んじまったらまた悪魔の実として復活する。菜々が見てた通り、おれの能力は炎だ」と饒舌に。無意識にペラペラと喋り続けてしまっていたが、相手は混乱していないだろうか。心配になりながらももう一度見てもらった方がいいかと思い直せば、すっと目を細めて幽かな、本当に幽かな蛍火を幾つか辺りに散らしてみて)


ちょ、本体様…! それは世間知らずなおれの方が言わなきゃなんねェ台詞だし! ……あ、あー…その…こんな不束者のおれですが、どうか引き続き宜しくお願いします(ぺこり)


うわっ!…と……マジか。え、マジかよ(目ぱちくり) お前に祝ってもらえるなんて、思ってもみなかった。…ほんと突然何やってくれてんだよ、くそッ…嬉しいじゃねぇか、この馬鹿。(ただの照れ隠し) …菜々、あけましておめでとう。それから、ありがとう。今年も宜しくな!(満面笑顔でドーンと言い放ち)
 

76: 東堂菜々 [×]
2015-01-01 11:10:03


……、
(思わずぽかん、と口を薄ら開けて話を聞いてしまった。エースから見たら間抜けな表情だったろう、そう自覚しては漸く開いた口を閉じて頭の中を整理して。まさに異世界の話。えっと…味は不味くて、じゃなくて!そこじゃなくて…食べたらカナヅチになる代わりに力を得る木の実…エースのは炎で、同じのが2つ無いってことは炎の能力はエースだけってことで…、あ、他にはどんなのがあるんだろ?いや、そこはこの際置いといて…エースは熱くないのかな?いろんな情報が頭の中を錯綜しながらもどうにか整理をつけ始めた頃、ふとそんな疑問を抱く。試しに目の前を揺らめく蛍火に手を伸ばし近付けて触れる直前で止めてみる、熱い。やっぱり本物の炎なんだ、と実感しつつ、「ねぇ?エースは熱くないの?」と隣の相手に顔を向けて問い掛けて。)


ふふっ、びっくりした?(にぃ、と悪戯に笑み)
馬鹿で結構よ、喜んでくれたみたいだし。(くす)
こちらこそよろしく、エース!(にこ、と満面の笑み/蹴っていただいて大丈夫です^^)

77: エース [×]
2015-01-03 15:56:41

 
(蛍火に集中したのは一瞬だけだった。目線を上げて見た相手の反応に、自分の説明は下手だったか、と心配に思う。相手がそっと火に触れようとしているのを見ては、あぶねェぞと声をかけようとするが、翳しただけだと分かれば何も言わずにいて。そうした後に問いかけられれば、相手の目を見つめながらも「いや、全く熱くねぇよ」と笑いながら答え、一つの蛍火を掌で包むと小さな音を立てて消しつつ「まァ、おれの炎よりも温度が高い場合はチィとばかし熱いかもな」と言葉を続けて。─────相手の後ろの窓からは、高い建物の姿が多く見えた。狭い土地に詰め込むように立てられた建物の姿は、己には何だか面白く感じられる。やっぱり旅は楽しい。己の眼に映るもの全てが兎に角新鮮で、朝日に煌めく景色をただ静かに見つめて)
 

78: 東堂菜々 [×]
2015-01-03 16:44:24


……すごい。
(己の問いに熱くないと答えながら実際に蛍火を掌で包み込み消して見せた相手。その手に視線は釘付けになる。己は手を近づけただけでも熱かった、触れれば間違いなく火傷を負うはずだったろう、それを思えばエースが今目の前で披露したそれは紛れもなく悪魔の実とやらの能力のせいなのは明白で。普通ならこんな話、信じる方がどうかしてると笑われるのかもしれない。それでも今目の前で起きていることは紛れも無い事実なわけで。それを改めて実感しては思わず上記が口から溢れ出た。実に淡白な感想。でも凄すぎて逆に言葉を見つけられなかったのだ、仕方ない。掌から視線上げ今度は目の前のエースの顔をしっかりと見上げて、「すごいわ、エース!」と改めて瞳輝かせ。こんなに不思議な能力を見せられたのに己は不思議と恐怖を全く感じない。それはきっと相手がエースだからなんだろう、となんとなく暖かい気持ちにもなって。そうするうち、相手の視線が窓の外に遣られていることに気付き、自然と自身もその先を追う。どうやら都心に近付いてきたようだ。ということは自分たちの目的地ももうすぐ、ということを示していて。そのことに漸くはっとして「…あ、やば。乗り過ごすとこだった!次の駅で降りるよ?エース」と微笑して。)

79: エース [×]
2015-01-05 19:50:37


ははッ、かっこいいだろ。
(何処か自信ありげな言葉をしっかりとした声音で紡いだ。凄い、なんて言われれば誰だって気分良くなるだろうと思う。実際己もそうだった。いつの間にか笑顔を浮かべている。相手の言葉一つで一喜一憂するその姿は、周りから見ればまるで大きく人懐っこい犬の様であるが、生憎周りには菜々一人であり、自身はその様に全く気が付いていなかった。己が外を見ていたのに気付いたらしい相手に、次の駅で降りる、と声を掛けられれば思わず“また人混みか”と拗ねた様に唇を尖らせ。嫌そう、というよりは若干不安そうに指で指を弄りながらも「…はぐれないように手、繋いでくれよ?」と言葉を漏らしては、その是非を問うかの様に相手の方を見つめる。今度こそ変な事が起こらないようにしなくては、と内心強く思うが、己の直感は“もう何も起こるまい”と示していた。自分の直感は大抵当たる、外れる方が珍しい程だ。それについてはきっと大丈夫だろうと思った丁度その時、二人の乗っている電車がゆっくりと速度を落として目的のホームへと入っていき)

(/返信のペースが遅れていて申し訳ない…! 諸事情により更に遅くなる可能性だって無きにしも非ずなので、誠に勝手ながら気長に返信を待ってくれると嬉しいです)
 

80: 東堂菜々 [×]
2015-01-05 23:20:58


ふふっ、勿論。
(降りると告げた己の言葉に対し不安げな表情を浮かべる相手。続いて告げられた手を繋いでほしい、という言葉が可愛くて嬉しくて、思わず表情が綻ぶのが自分でも分かった。たった今かっこいいと話していたところなのに可愛い、なんて言葉にしてしまえば、目の前のエースは拗ねてしまうだろうか?そう予想してはその言葉を飲み込んで、代わりに椅子から立ち上がって手を差し出し、来た時のようにエースの手を握る。ちょうど開いた扉。自分たちと入れ替わりにこの電車に乗ろうとしていたであろう人混みは、自分たち二人しか乗っていなかったこの車両を異様に思ったのだろう、此方を訝しげに見ていて。その集まる視線は言うまでもなくあまり気分のいいものではないが、状況を考えれば仕方ないだろう、と気にしないようにして彼らの間をエースの手を引いてすり抜ける。エースも人混みにあまり慣れていないようだし、ひとまず改札と直結してるショッピングモールに行こう、と行き先の検討をだいたいつけつつ。)

(/いえいえ^^お忙しいんだろうなと思ってましたので…!
嫌われていないのでしたらいつまででもお待ちいたします!
忠犬ハチ公のように!←←)

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle