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大学生・社会人・主婦・大人チャット
自分のトピックを作る
141:
風人 [×]
2016-01-12 05:23:26
『極北ラプソディ』でドクターヘリの運用の難しさもある。
ヘリパイロットの育成、熟練した整備士、天気天候による飛行不可の状況。
一見、簡単に物事をおこなってるように見えながら社会的状況大人の事情もある。
社会の事情が見えてくると安易にモノが言いにくいのもある。
医療に関係なく社会が“目に見えない善意”で支えられてるのも事実。
医療も含めておそらく人間は答えが出ないものと思う。
具体的な正解や正しさはなくてもそれに近い答えを導くことで満たそうとするものではないだろうか。
『桜宮サーガ』シリーズで白鳥さんはこれ!と決めたら有言実行型。実行した上でそこから思考し悩みまた答えを出してゆくタイプ。
白鳥さんは官僚のマイナス面もわかってるからなおさら。
田口先生は白鳥さんや東城医大を通して経験することから医療の問題や欠点から答えを出してゆく。組織の改善や患者にどう接するか。
高階病院長が田口先生をリスクマネジメント委員にしたのは彼が病院を見る目や思考があったと判断したからでしょうか。
142:
風人 [×]
2016-01-20 07:19:24
癌の数年後の生存率が上がってるのは治療技術の向上などでしょうか。
桜宮サーガのシリーズ内でも癌はたびたび取り上げられてる。
時代の変遷が見える。
だけど、まだまだ人類は癌を克服するには至らないか……。
143:
風人 [×]
2016-01-20 14:56:19
癌の生存率下がってたんだ。今朝のニュースを誤解して見てた。
癌は継続的な検査や治療は必要ということ。転位するのは誰もがあること。
まだまだ人類は癌を克服できないんだ。
144:
風人 [×]
2016-01-21 13:52:01
久しぶりに『イノセント・ゲリラの祝祭』を読むと官僚の悪癖が如実にあらわれてる。
白鳥さんと彦根くんの暗躍、八神がほんとふたりの企みに気づいてないのがお気の毒。
官僚社会の悪癖はいつの世もなくならないともいえる。
彦根くんは虚実両方の存在として自らをとらえてるんだろうか。
成功も失敗も表裏一体ともとれる生き方。
ある意味、桜宮サーガ内においてとんでもない大ボラ吹きなわけで。
彦根くんについてはまだまだわからないところある。
145:
風人 [×]
2016-01-22 07:13:22
あらためて『イノセント・ゲリラの祝祭』を読むとバチスタ事件の被害者遺族の在り方がむずかしく思われる。
『桜宮サーガ』自体が医療サスペンスの一面あるシリーズだから一冊の本、あるいはひとつのシリーズごとで“命”や“医療の在り方”がたびたび問われる。
海堂尊先生の立場からしたら本当書きにくいかもしれないけど一歩も二歩も前へ踏み込んだ表現してる。
実際の心境や葛藤からしたら悩むと思いますけどあらためて読むとむずかしい問題。
海堂尊先生が本を通して伝えたいこと伝えてるべきことは大事かつ重たいもの。
146:
風人 [×]
2016-01-23 05:56:44
他の『桜宮サーガ』のシリーズもだけど『イノセント・ゲリラの祝祭』は医療と官僚の駆け引き。
これに監察医などが関わるからあらためて医療と現実の解離が如実に見える。
どこかで既得権益を考えるのが官僚、社会の悪癖とわかっててもなかなか打破できない。
作中においては白鳥さんだけが官僚においての“毒を以て毒を制す”という感じ。
本来はそういう気持ちがすべての分野の人たちにあれば社会はよくなるかもしれないけど。
白鳥さんは霞ヶ関と桜宮市、あるいは他から官僚社会をぶち壊そうとしてる。
147:
風人 [×]
2016-01-24 05:52:15
『イノセント・ゲリラの祝祭』がある種、社会派ぽい一面なのは作品中で新聞記事や別宮葉子の活躍などがあることで田口先生の動向とは別に書かれてること。
反面、彦根くんは虚実両方な感じする。
わざとそんな態度を取ってるのか、あるいは別に秘めた思いがあるのか。『イノセント・ゲリラの祝祭』では謎のまま。だけど、白鳥さんとの接触や『極北ラプソディ』で名前が出てくることから見え隠れはする。
148:
風人 [×]
2016-01-26 07:46:25
海堂尊先生、またそこまで委員会に出演されないでしょうか。
まだまだ『桜宮サーガ』はパズルのピースが埋まらない。
いまの時期は『極北ラプソディ』で書かれてたようにドクターヘリでも出動が困難な時あるようですね。
149:
風人 [×]
2016-04-03 17:12:35
『極北ラプソディ』は地域医療の問題を取り上げてたけど、つい最近読んだ『モルフェウスの領域』は冷凍睡眠を取り上げてた。
だけど国民を守る法律が時に国民を苦しめることにもなる問題提議。なんとも難しい問題と思う。
ただ『モルフェウスの領域』の物語自体は私が読んだなかでもロマンチックな本。
ヒロイン日比野涼子、主人公西野昌孝、そして『ナイチンゲールの沈黙』からの登場の如月翔子そして冷凍睡眠されてた佐々木アツシ少年(本来の主人公と思う)。田口先生、佐藤先生、高階病院長という懐かしき面々。
物語の根幹を成してるのは日比野涼子、西野昌孝、そして佐々木アツシ少年。
癌治療のために五年間、冷凍睡眠(コールドスリープ)されてた物語はほんと衝撃ある。
けどラスト近くの涼子の上司が実は八神だったのが笑えた。
けど冷凍睡眠については作品内で記されてたこと以外にもいろいろと問題ありそうに思えた。
150:
風人 [×]
2016-04-04 05:28:56
『モルフェウスの領域』はいままで海堂尊先生の桜宮サーガのなかでいちばんロマンチックな感じした。
もちろん医療問題にも書かれてるけどそれ以上に日比野涼子と西野昌孝のロマンス、佐々木アツシ少年の成長。みごとにトライアングルを紡いでるように見えるのは気のせいだろうか△。
涼子がさびしい女性として書かれ西野は優秀な男性として、アツシ少年は家庭を喪ったけど代わりに得るモノはあった。
またもうひとりのヒロインといえるオレンジのプリンセス村田佳菜。
病棟のなかでは年上であっても子どもっぽさは抜けずアツシ少年を傷つけてしまうのはやむを得ないともいえる。
東城医大の現状が『モルフェウスの領域』ではけっして明るくない一面もあって少々、考えさせられる。『螺鈿迷宮』での負の遺産を背負ったのも影響してるように思える。
151:
風人 [×]
2016-04-04 07:10:01
『モルフェウスの領域』で田口先生、如月翔子、佐藤先生、藤原看護師、猫田総師長(総師長になってた)、高階病院長などの面々はほとんどかわりなかったですね。
もちろん東城医大の現状が変わりつつあるのは伝わりましたが。
田口先生は論文ひとつ書かずにセンター長に出世し如月翔子も師長、ただし小児科病棟の勤務実態がたいへんなのはうかがえる。
佐藤先生と日比野涼子との会話に垣間見える医療研修生の実態。研修生が使えないのはどこもあるという愚痴。
『極北ラプソディ』でもドクターヘリに乗せたくない研修生の親というのもあったから研修生がいろいろな意味で育たない環境が根づいてるのではと思われる。
医療が限られた狭い環境というのもある。いかに広くクリアな透明度ある環境にしたくても官僚や古い学会、論文ありきな体質があるものと痛切に伝わる。
そこを『桜宮サーガ』というフィクションから伝えようとする海堂尊先生の姿勢もまた伝わる。
けど如月翔子のほんの少しプライベートな一面が見れたのは面白かった。白衣の天使が実はプライベートではジーンズに革ジャン。背中に金のドクロの刺繍。
彼女はいい意味で砕けた性格は『ジェネラル・ルージュの凱旋』から変わってない(笑)。
田口先生はヘタレと言われてるけど芯や幹はしっかりしてると思う。
152:
風人 [×]
2016-04-05 16:31:34
いままで読んだ『桜宮サーガ』シリーズのなかでもっとも共感したのは『極北クレイマー』と『極北ラプソディ』の『極極シリーズ』。
地域地方医療の問題点を浮き彫りにされたところはリアルに身近に感じる。
『極北クレイマー』の室町病院長は最後に逃げた人物ではあるけどどこか憎めない人柄もある。この人なりに極北市民病院を救おうとしたのもまた事実と思う。
『極北ラプソディ』の世良病院長の手腕は一方はマスコミ対策もしくはマスコミ向けアピール。これは白鳥さんによく似てるところ。
手腕としてできないことはしない。そして可能な限り人件費含めて削れるところは削り赤字をなくし黒字を生み出す。ただし利益はない。
『極北ラプソディ』ではまたドクターヘリの運用、人材育成などヘリやパイロットについても触れられてた。ここはたいへん興味深く読ませてもらった。
私の地元の医療センターにドクターヘリがあって以前、母の付き添いで通った頃にドクターヘリを何度も見かけたのがきっかけだった。
ヘリ運用またヘリパイロット医療、運用に関わることだけどドクターヘリもまた飛行距離が限られてたり夜間でも着陸できないところあったり物語を読みながらどきどきした。
153:
風人 [×]
2016-04-05 16:31:56
いままで読んだ『桜宮サーガ』シリーズのなかでもっとも共感したのは『極北クレイマー』と『極北ラプソディ』の『極極シリーズ』。
地域地方医療の問題点を浮き彫りにされたところはリアルに身近に感じる。
『極北クレイマー』の室町病院長は最後に逃げた人物ではあるけどどこか憎めない人柄もある。この人なりに極北市民病院を救おうとしたのもまた事実と思う。
『極北ラプソディ』の世良病院長の手腕は一方はマスコミ対策もしくはマスコミ向けアピール。これは白鳥さんによく似てるところ。
手腕としてできないことはしない。そして可能な限り人件費含めて削れるところは削り赤字をなくし黒字を生み出す。ただし利益はない。
『極北ラプソディ』ではまたドクターヘリの運用、人材育成などヘリやパイロットについても触れられてた。ここはたいへん興味深く読ませてもらった。
私の地元の医療センターにドクターヘリがあって以前、母の付き添いで通った頃にドクターヘリを何度も見かけたのがきっかけだった。
ヘリ運用またヘリパイロット育成、運用に関わることだけどドクターヘリもまた飛行距離が限られてたり夜間でも着陸できないところあったり物語を読みながらどきどきした。
154:
風人 [×]
2016-04-06 07:41:44
『モルフェウスの領域』は半分はSF、半分は恋愛モノという印象。
コールドスリープを監視するヒロイン日比野涼子、また彼女を見守る西野。
前半はアツシ少年が機械のなかで睡眠したままで涼子に見守られるくだりは孤独な女性の一面を垣間見る。
『ジーン・ワルツ』『マドンナ・ヴェルデ』もだけど女性の一人称で書かれてると大人のいい意味でえっち(性的な意味ではなく)。大人の女性の生活を見てる感じ。
後半になりアツシ少年を覚醒させると涼子の女性としての苦しみはさらに増す。また未来科学センターでひとりでいたことから佐藤先生や如月翔子への対応で困惑しながら現実やアツシ少年と向き合う姿勢が見えてくる。
彼女の物語として読むとまた印象が異なる。
155:
風人 [×]
2016-04-06 13:32:53
西島秀俊さん朝ドラに出演。
『桜宮サーガ』もしくはドラマ『バチスタシリーズ』から速見先生のイメージある役者さん。
速見先生の救命救急医療に伝わる熱い思い、もしくは“ジェネラル”または“将軍さま”として揺るぎない信念。
経済感覚がないところややや女心に鈍感なとこある速見先生はある意味、オレ様主人公。
だけど作品内においては田口先生や今中先生より脇役になってる。
映画『ケルベロスの肖像』でも速見先生は伊藤敦史さん演じる田口先生より格好いいのに扱いとしては救命救急医療に携わり脇役。だけど、部下を信じて任せる器もある。
156:
風人 [×]
2016-04-06 17:48:37
西島秀俊さんが朝ドラで「安心してください」と台詞あった時はドキッとした(苦笑)。
けど速見先生とイメージちがいすぎ。
伊藤淳史さんも地域発ドラマでかなりイメージちがってた。
157:
風人 [×]
2016-04-07 09:52:40
『ジェネラル・ルージュの伝説』にある『桜宮サーガ』の年表や時系列を見ると昭和から平成、そして21世紀もしくは現実世界よりほんの少し先の未来まで記されてある。
間々の作品を読めてないからミッシング・リンクがなかなか埋まらない。
現時点で私が読んだなかでの桜宮サーガの未来の時代は『モルフェウスの領域』。
『ナイチンゲールの沈黙』の佐々木アツシ少年が将来の癌治療のためにコールドスリープ(冷凍睡眠)されてたのは素直に驚きと衝撃しかなかった。
だけど、『モルフェウスの領域』でピエロだったのは八神課長。『イノセントゲリラの祝祭』で白鳥さんにハシゴ外しをされ『モルフェウスの領域』では西野昌孝にやられるという(苦笑)。
この西野昌孝は『極北ラプソディ』に少しだけ出てたと思う人物。
158:
風人 [×]
2016-04-07 11:32:54
ヘリの事故を見るとこわいと思う。
『極北ラプソディ』でドクターヘリのことが事細かなくらいに劇中描写されてるけど乗る際に“同意書をお願いします”とあった。
ヘリパイロットや整備士に命を預けてる描写と思うとリアルにこわいものある。
作品内では速見先生は一回乗って置き去りにされて以来、一度も乗ってないという。
ただし、作品内でちゃんと格好いい場面は用意されてる(^_^)v。
だけど、物語のなかで研修医の親御さんは子どもをヘリに乗せたくなくてフライトドクターをやめるともあった。
159:
風人 [×]
2016-04-09 09:02:05
『ジェネラル・ルージュの伝説』にある短篇-残照2007-では東城医大に救命救急センターは存在してたのに『モルフェウスの領域』ではなくなってる。
これに似たようなのが『極北ラプソディ』の世良先生の手腕。極北市民病院から医者がいなくなったために救急医療ができなくなり隣の雪見市と桃倉センター長に依頼することになる。
どちらも救命救急から離れることはよく似てる。医者がいなければ対応できないし予算がなければなおさらできなくなる。
けど『モルフェウスの領域』での東城医大の現状は『極北ラプソディ』にかぶるくらい相似形。
『極北ラプソディ』では極北市の他の診療所からの協力もあるけどそれでも地域医療がむずかしいの伝わる。
残照-2007-で興味深いのはマスコミの視点。ドラマだとドラマチックに演出してるところにツッコミというメスを入れる巧みな描写。ドクターヘリにフライトドクターはふたりは乗せないと指摘する佐藤先生。
佐藤先生のだじゃれは『モルフェウスの領域』でも健在だった(笑)。
160:
風人 [×]
2016-04-11 18:12:22
ドクターヘリが高速道に着陸訓練のニュース。
少しずつではあるけどドクターヘリが身近になる世の中になるんだろうか。
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